第2回 農業クラウド研究会
「Akisaiのご紹介」
この度、「第2回農業クラウド研究会」を下記により開催いたしました。
開催目的
現在、関係各国間とTPP交渉の基本合意を受けて、政府横断的戦略としてIT総合戦略本部において「農業情報創成・流通促進戦略」を決定・推進しており、総務省においても同戦略と連携する形で、ICTによる農業情報の利活用を推進し、並行して「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」も推進しております。また、農林水産省においても「スマート農業の実現に向けた研究会」の中間報告がなされております。
このような状況下、大手ベンダーを中心に農業クラウドサービスが本格化してきており、ASPICとしても円滑な当該市場の拡大と共に、個別ガイドライン見直しへの提言や会員ビジネスの拡大支援に向けた活動を強化する必要があることから、今般「農業クラウド研究会」を立上げ、関係省庁・自治体、有識者、先駆ベンダー並びに会員等の参画を得て、農業のICT化、IoT化を進める上での問題・課題や対策・提言の検討・協議を通して、関係者の情報共有を図ることとします。
開催日程
- 日程
- 平成28年2月17日(水)
- 時間
- 16:00〜18:30(受付15:30)
開催場所
- 会場
- スタンダード会議室五反田店
東京都品川区西五反田2-21-1 五反田Kビル5階
(JR・東急池上線「五反田駅」〜徒歩1分・都営浅草線「五反田駅」〜徒歩30秒) - URL
- http://gotanda.spaceuse.net/access/
- TEL
- 03-5719-4894
講師及び講演テーマ
- 講師
- 富士通株式会社 イノベーションビジネス本部
ソーシャルイノベーションビジネス統括部
シニアディレクター 若林 毅 様 - 講演テーマ
- 「Akisaiのご紹介」
- 講演レジメ
1. 富士通のビジョン
2. 富士通の食・農分野における取組み
3. 農業分野におけるICTの役割
4. 食・農クラウドAkisai
5. データに基づく企業的経営の実現
- データを活用した企業的農業経営の実現
- PDCAサイクルによるカイゼン活動
- 事例
6. 日本型の先進施設園芸の実現
- 施設園芸の先進国―オランダ農業
- 施設園芸SaaSによる統合環境制御の実現
- 施設園芸SaaSの適用イメージ
- なぜ統合環境制御が重要か
- 環境制御の種類
- 蓄積データの活用
- 生育モニタリングによる環境制御
- 事例
7. 畜産の収益力強化
- 肉牛生産管理クラウド
- 牛・発情検知クラウド
8. 会津若松Akosaiやさい工場
- ICTを活用した先端食物工場
- 事業のコンセプト
- 「キレイヤサイ」
- 完全閉鎖型食物工場のキーテクノロジー
- ものづくり技術・ノウハウの活用
- 食物工場向け生産管理ソリューション
9. スマートアグリカルチャーという新たな産業の創出
- スマートアグリカルチャーという産業創造
- 磐田スマートアグリカルチャー事業
10. まとめ
- 食・農分野におけるテクノロジー活用の意義
- アナリティクスの威力を食・農分野に
- 課題認識
- データによる食・農エコシステムの確立へ
- 講演資料
プログラム
- 開会挨拶
- 16:00〜16:10
- 講演
- 16:10〜17:10
- 質疑応答
- 17:10〜17:30
- 名刺交換会
- 17:30〜18:30
問合せ先
ASPIC事務局(花岡、国松)
E-mail: seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591