第8回 農業クラウド研究会及び第5回 ベンチャー研究会
「農業で起業〜ゼロから上場まで〜」
開催日程
- 日程
- 平成30年2月14日(水)
- 時間
- 16:00〜18:30
講演テーマ及び講師
講演テーマ
「農業で起業 〜ゼロから上場まで〜」
講演概要
消費者と生産者、都市部のスーパーマーケットをつなぐ新たな農産物流通の仕組み『農家の直売所』を展開するにあたり、創業から上場までの経緯、独自の物流×ITのプラットフォームの仕組み、ビジネスとして魅力ある農産物流通の実現に向けた取組みについて紹介いただきました。
講師
株式会社農業総合研究所
代表取締役社長 及川 智正氏
【講師プロフィール】
学生時代から農業への危機感を覚え、会社員を6年間経験後、農業界へ転身。自分で農業を3年、八百屋を1年実践し、その経験を活かし、2007年に現金50万円で農業総合研究所を設立。起業後9年で取扱高55億円を達成。多数のメディア出演や講演活動、農林水産省の委員、大学の講師も務める。農業界の急成長企業、そして、農業ベンチャー初の上場企業として全国から注目を浴びている。
質問事項
- 流通ルートの選択はどのようにしているのか?
- 東京の集荷場はどこか?
- 農家の後継者の育成はどうか?
- お茶の生産・販売しており、高額商品になるが取り扱ってもらえるのか?
- 上場の理由は何か?
- 生活者への情報提供はどうするのか?
- 生産者を集めるのにどのような取り組みをしているのか?
- 生産者の「収穫〜梱包〜出荷」に係る稼働の低減策はどうか?
- 生産物のトレーサビリティー対策はどうか?
- 流通にかかわる規制や制度等のガイドライン的なものはあるのか?
- 生産・流通・販売にかかわる責任分界点はどこがとるのか?
- 農家の先祖代々の土地神話や既存流通への執着に対する対応はどうか?
全体評価
全体評価
- 大変満足 67%
- 満足 33%
役に立った内容等
- ①ビジネスモデル・事業戦略・新規ビジネス
- 農業のビジネスモデルやビジネス戦略事例として大変参考となった。 3件
- 農業クラウド(流通プラットフォーム)の成功事例が大変参考となった。 2件
- 新しい事業分野への参入展開や流通ルートの価格比較が参考となった。
- 農業流通の新しい姿と内容が勉強できた。
- 新規ビジネスを考えるうえで新しい視点が得られた。
- ビジネス目標をしっかり捉え、ブレずに事業展開している点が素晴らしい。
- 農業分野への参入を目指しているので大いなる元気をもらいました。
- ②起業から上場プロセス
- 「農業」への学生時代からの思いと起業に至るプロセス。
- 起業から上場に至る発展プロセスが詳しく伺え大変有意義であった。
- 生産者を豊かにする視点、生産者と生活者をつなぐ仕組み、50万円で起業。
- 情熱と仲間づくり、まさにワンピースの世界、大切な財産であり大いに共感。
- ③今後のビジネス展開
- 農業で今何が求められているのかが理解できた。
- お茶農家にとっても明るい未来が作れるかもしれないと思えた。
- 福島県内自治体へのビジネス提案にあたり参考となった。
- 障害者雇用で自社農園(野菜の水耕栽培)を運営しており、今後販売ルートを開拓したく「生産者登録」検討したい。
プログラム
- 開会挨拶
- 16:00〜16:10
- 講演
- 16:10〜17:30
- 質疑応答
- 17:30〜18:00
- 名刺交換会
- 18:00〜18:30
参加者
30人
開催場所
スタンダード会議室 五反田ソニー通り店 8階C会議室
研究会模様
問合せ先
ASPIC事務局(花岡、国松)
E-mail: seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591