第15回 ICT政策研究会
「増大するインターネットトラヒックへの対策・対応について」実施報告
日時
令和4年3月17日(木) 15:00〜16:40
主催
ASPICセミナー事務局
講演内容
タイトル
増大するインターネットトラヒックへの対策・対応について
講師
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課 課長補佐
白壁 角崇 様
講演概要
テレワークの拡大などを背景に、近年、インターネットトラヒックが増大しています。トラヒックの地域分散に向けた取組や関係者間における情報共有の仕組みなど、総務省における最近の取組を紹介されました。
最初に、「新たな日常」におけるインターネットトラヒックがどのように変化してきたか、また、現在1週間、1日のなかでインターネットのトラフィックがどのような遷移をしているか、コロナ等による影響でどのような変化があったか、変化の兆候等についても解説されました。
このようにインターネットトラフィックが増大している状況においても、インターネットの品質を高める活動、トラフィックが発生したときでもネットワーク負荷が上がらないような対策についても説明されました。また、日本海側にも海底ケーブル網を整備する計画の進行状況についても説明されました。最後にIPv6の最新の状況についてもお話しされました。
質問・コメント
次のような質問がありました。
- Q1:災害時等のため海底ケーブルの光ファイバー網を整備するような計画が進められているが、災害対策という点では、衛星通信の方が優れていると思うが、なぜ、衛星通信網の整備ではないのか?
- Q2:総務省では、陸上特に国道に沿って光ファイバー網が出来ているが、なぜ新たに海底ケーブル網を整備するのか?
講演資料
講演模様
白壁様の講演の様子
本件問合せ先
ASPIC事務局
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591