クラウドIoT研究会

第27回クラウドIoT研究会
「リアルタイム時系列センサデータ利活用のITにおける課題とその効果」実施報告

日時

令和4年3月3日(木) 15:00〜16:40

主催

ASPICセミナー事務局

講演内容

タイトル

「リアルタイム時系列センサデータ利活用のITにおける課題とその効果」

講師

OSIsoft Japan株式会社 ソリューション戦略部長
屋代 正人 様

講演概要

多くの場合、AI/機械学習にご期待を寄せ、時系列運転データ解析やKPIのリアルタイム自動レポート出力を検討されています。しかし、PoC(Proof of Concept)は上手くいっても本番環境の導入に失敗した例も多くあります。これは、取扱いの難しいOTデータをITにて利用する為の様々な前工程(データ加工、準備時間)に起因する課題や、解析データの品質課題、また長期に渡るビジネス環境の変化に追従する対応力や拡張性の課題、また世界的な動向の情報欠如による課題である事が多くあります。今後5G、小型スマート計測機器等による更なるセンサデータ量の増大が予想されており、IT/OT融合アーキの検討はますます複雑になります。

リアルタイムセンサデータ利活用が、会社存続のための必須項目であったプロセス製造業にて、24/365の長期実稼働実績のあるお客様の最新事例を参考にしながら、ITによる高度分析の際に課題となる、OTデータの収集、長期蓄積・利活用、さらに自由なITアプリへの連携の各課題に関しご説明させて頂きます。また各種データレイクへのOTデータ連携のノウハウに関し、米大手SIの技術ブログをご案内し、鍵となるIT/OTアーキの考え方についてご案内申し上げます。

質問・コメント

次のような質問がありました。

  1. Q1:時系列のデータは大量になります。保存しておくだけでもコストがかかるので、いつまでも保存しておくことは難しいと思います。時系列データの削除するタイミングはどのように考えたらよいでしょうか?

資料:ASPIC会員限定のHPに掲載

講演模様

OSIsoft 屋代正人様

本件問合せ先

ASPICセミナー事務局
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591