第4回 法務研究会
クラウドサービス連携における法務上の留意点
開催日程
- 日程
- 平成29年10月25日(水)
- 時間
- 16:00〜18:30
講演テーマ・講師等
講演テーマ
「クラウドサービス連携における法務上の留意点」
講演内容
クラウドサービスの相互連携や、クラウドサービスとIoT・AIサービスの連携等を含むサービスを提供する上で法務的に留意すべき基本的なポイントにつき具体的事例等を交えて紹介します。
講師
御宿・長町法律事務所 (ASPIC顧問弁護士事務所)
弁護士 松元 優季様
主な質問項目
- ①連携複合パターンの中で、A社(対ユーザ契約当事者)とB社の関係において、A社はどこまでB社の提携内容を明確にするのか?
- ②E社(ロボット・AI提供)がF社(クラウド提供)サービスを利用する場合、E社が「人」の場合も同じか?
- ③損害賠償の責任範囲はどこまでか?
- ④ユーザはA社(対ユーザ契約当事者)に、B社のバックアップがないため損害を与えたことに対して請求できるか?
- ⑤A社が販社(対ユーザ契約当事者)で、B社がベンダー(障害原因)の場合、損害責任は一義的にはA社であるが、B社の責任は問えるのか?
- ⑥A社が、B社・ユーザ間の利用契約締結を代理・代行する場合、A社とB社間の連携契約書を作るべきか?
アンケート結果
総評
大変満足、満足合わせて80%の満足度評価が寄せられ、日頃IoTビジネスに取り組むベンダーの法規制等に関する関心がの高さが窺え、個別意見も多く寄せられ、研究会の目的を十分達成することができました。
個別意見
- ①IoT、AIとの連携のケースが参考となった。(7件)
- ②契約形態ごとに損害倍仕様の基本的な考え方が理解できた。(3件)
- ③話が大変理解しやすく、事例も多く大変良かった。(3件)
- ④リスク及び責任範囲、賠償額の上限を設けるこが必要であり、予見の可能性も重要である。
- ⑤損害賠償連帯負担について理解できた。
- ⑥連携するケースが増えてくるので大変良いセミナーだった。
- ⑦事象別に具体例があればもっと理解が上がったと思うが、時間的に難しい面がある。
プログラム
- 開会挨拶
- 16:00〜16:10
- 講演
- 16:10〜17:30
- 質疑応答
- 17:30〜18:00
- 名刺交換会
- 18:00〜18:30
開催場所
- 会場
- スタンダード会議室 五反田ソニー通り店 6階D会議室
東京都品川区東五反田2-3-5 五反田中央ビル TEL:03-5719-4894
参加者
33名(ASPIC会員、一般)
会場風景
お問合せ先
ASPIC事務局(花岡、国松)
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591