第25回 マーケティング研究会兼第7回 ベンチャー研究会
「スタートアップから東証一部上場までの軌跡」
講演テーマ及び講師
講演テーマ
『スタートアップから株式上場までの軌跡』
概要
- ◎ 創業者が技術者ではなくクリエイターであったこと。
ビジネスモデルの特徴と時代のニーズのとらえ方とその訴求について - ◎ 注目してもらえる「国策」との距離感
多くのベンチャーは「国策」つまり社会課題へのニーズと無関係ではない。当社のクラウドサービスにどういった付加価値を訴えるか、「国策」との関係やその距離感をどうビジネスに繋げたか、について - ◎ ビジネスの成長期に障害となったもの
まず基本的に「何故上場を考えたか」についてお話して、その成長期に何が障害として考えられるかについて。 - ◎ 証券会社や東証から感じた違和感について
上場までにある証券会社の審査、東証の審査官より感じた違和感と対策について、実経験での違和感や戸惑いを感じたかについて。 - ◎ マザーズ上場から一部上場までの軌跡を紹介
現実的なエピソード含めて紹介。
講師
株式会社カナミックネットワーク
取締役会長 山本 稔 氏(ASPIC理事)
プログラム
- 開会挨拶
- 16:00〜16:10
- 講演
- 16:10〜17:30
- 質疑応答
- 17:30〜18:00
- 名刺交換会
- 18:00〜18:30
質問事項
- 起業から上場に至る苦労した点は何か?
- 起業する場合、目的と手段を取り違えてしまうが?
- 国策に則ってどのようにやるのか?
- 一次〜五次の産業革命における、国家、文化、宗教の視点とは何か?
- 経営者の「志」とは何か?
- 上場にあたり社内規定等の準備、コンプライアンス、リスク管理、社員の協力等が不可欠であるがどのように対応されたのか?
- なぜ大手企業は当初、介護事業に参入しなかったのか?
アンケート結果
総合評価
「大変満足・満足」合わせて約90%と大変高い評価を得ました。
評価コメント
① 国策への取り組み
- 国策に乗った事業展開
- 国策に合った共同研究、国策とのつながりの重要性
- 国策とのかかわり方、人脈作り等の貴重な話
- 国策に準ずる必要性、省庁をまたぐ障害等
- 公共分野のアプリ開発における国策の重要性
② 起業にあたっての「志」の重要性
- 志の重要性に共感
- 社会に役立つことを起点にすることの重要性
- 新規事業を進めるためのマインドセットを理解
- 企業にあたって大事にしていることが事業の維持成長につながる
③ 上場にあたっての留意点
- 東証からの指摘事項
- 上場準備等のリアルな話
④ 経営全般
- 事業運営の詳細な取り組み
- 会社経営者としての視点の在り方
- 事業運営にあたっての視点・観点
- 一次〜五次産業革命を企業として考える必要性
- その他、実体験に基づく説得力のある話
開催日程
平成30年11月14日(水) 16:00〜18:30
開催場所
スタンダード会議室 五反田ソニー通り店4階C会議室
参加者
31名
本件問合せ先
ASPIC事務局(花岡、門井)
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591