クラウド事業戦略研究会(第36回マーケティング研究会)
「〜建設業向けクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」〜成長の足跡」実施報告
特別企画「クラウド事業戦略研究会」では、クラウド事業で大きく成長している企業の経営者のお話を聞きしております。第3回目は、施工管理領域の圧倒的な効率化を実現するサービスを提供されているMCデータプラス社の冨加見様、秋山様にお話ししていただきました。
開催日時
2023年1月20日(金) 15:00〜16:40
主催
ASPICセミナー事務局
講演内容
タイトル
〜建設業向けクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」〜成長の足跡
講師
株式会社MCデータプラス 取締役 秋山光輝 様
(中部電力ミライズコネクト株式会社 代表取締役社長)
株式会社MCデータプラス ヴァイスプレジデント 富加見順 様
講演概要
MCデータプラス社は、建設現場の施工管理領域の圧倒的な効率化を実現するサービスを提供されています。サービスの中核となる「建設サイト・シリーズ」は契約企業数90,000社以上、登録企業数706,000社以上、登録作業員数1,770,000人以上という業界トップシェアとデータを事業アセットとして建設DXを牽引されています。
「建設サイト・シリーズ」は1999年に三菱商事株式会社内で立ち上げたASPサービスが始まりで、秋山取締役(元ASPIC理事)はその起業メンバのおひとりです。
講演では、起業から現在までの社会情勢と発展の状況などを説明されました。
成功の要因として
- 早期にBreakEvenを越える、キーテナントを確保する
- コアサービス/キラーアプリは自前で構築・運営し、常に磨き続ける
- 付加価値の源泉を自ら作り出す
- 値決めは自ら行う。コスト+儲けでなく、ユーザー訴求価値・競争環境で決める
- 使われている機能、改善要求が多い機能を価値訴求する
- 機能の標準化・カスタマイズの抑止
などをご説明いただきました。
質問・コメント
次のような質問がありました。
Q1:@外国人労働者管理の留意点は何ですか? A建設産廃管理上、マニフェスト管理は如何ですか? BDBの現行化のノウハウについて 以上よろしくお願いします。
Q2:今、日本に必要とされる業界レベルでの生産性向上の取組みとして感心しました。正のスパイラルの契機のひとつである、標準版作成に関する工夫や苦労について教えていただけますでしょうか。
Q:@建築構造物の工業化について、今後どのように進んでいくと思われますか?また、A作業間連絡調整会議の例が挙がりましたが、ゼネコン各社または現場ごとに異なるやり方は、今後標準化されていくと思われますか?
講演模様
冨加見様の講演模様
秋山様の講演模様
資料
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本件問合せ先
ASPICセミナー事務局
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591