第29回 新技術研究会
ニューノーマル・リモートDX化社会での静脈認証の期待貢献 実施報告
日時
令和5年10月26日(木) 15:00〜16:30
主催
ASPICセミナー事務局
講演内容
タイトル
ニューノーマル・リモートDX化社会での静脈認証の期待貢献
講師
株式会社モフィリア 取締役 ファウンダー 会長 天貝佐登史 様
- 講師の紹介は、ASPIC理事 山本稔が行いました。
講演概要
コロナ禍で台頭したニューマルのライフスタイル、及び、クラウドの普及により、本人確認の重要性は更に増大しております。 そんな中で今後、本人確認の主要な生体認証技術(指紋、虹彩、顔、DNA、静脈)の特徴とその現状を説明されました。
その中で、モフィリア社が取り組んでいる、本人確認の正確さや成りすましリスクの少なさで存在感を増している静脈認証の特長として、静脈は外から見えないため、メタバース関連の技術進化や生成AIによって出てきたプライバシーの問題に関しても、認証技術として優位であることを説明されました。
また、世界中で静脈認証の利用している実例、特に中東・アラブ諸国で使用されている実例も紹介されました。
質問・コメント
次のような質問がありました。
- パスワードに頼らない公的個人認証として、マイナンバーカード+生体認証を標準にすれば最強かと思いますが、国は頑なにやろうとしません。その理由についてご存じでしたら教えて下さい。
- 以前、弊社でも静脈認証装置をドアに設置していましたが、寒冷地で指が冷えて血流が悪かった人や元々血管の細い人の認識が悪かったのですが、その点如何でしょうか。
静脈認証について、iphoneやandroidなどスマホでの採用の動きはありますでしょうか? - クラウドで個人の生体情報を預かる際には、個人情報保護にとどまらない高セキュリティな対策や技術が必要かと思いますが、何か参考になる情報をご存じであれば、ご教示ください。
- 静脈認証は、国際規格の「FIDO(ファイド)」などに準拠していますか?
資料:ASPIC会員限定のHPに掲載
講演模様
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天貝様の講演の様子
本件問合せ先
ASPICクラウド研究会事務局
E-mail:seminar@aspicjapan.org
TEL:03-6662-6591