会長挨拶

特定非営利活動法人 ASP・SaaS・IoT クラウド コンソーシアム 会長 河合輝欣

はじめに

平素、幣団体活動にご理解とご支援を賜り心から御礼、感謝申し上げます。

ASPICは1999年創立以来、ASP・SaaS・クラウドの「普及促進」及び「安心・安全の推進」に取り組んできました。

この間、クラウドサービス内容は業務支援系から基幹業務系に、さらには企業活動や社会活動を支える社会業界特化系へと進展拡大し、PaaS・IaaS、データセンターのクラウド基盤も充実が図られてきました。
現在はクラウド基盤を使ったIoT・AI・ビッグデータが脚光を浴びてきています。

国のIoT政策との連携・推進

国は新時代への挑戦を加速する第四次産業革命をめざし、ロボット開発、あらゆるものをインターネットにつなぐIoT、AIやビッグデータ等の活用にセキュリティを確保したうえでのICT利活用の徹底を推進しています。

一方、総務省及び経済産業省の全面協力による産官学連携の「IoT推進コンソーシアム」が一昨年設立され、我が国におけるIoT推進に関する技術開発・実証、及び、新たなビジネスモデル創出を推進する体制の構築を目指して有識者による審議が進められており、ASPICも参画し意見提言を行っております。

安心・安全の取組み推進(クラウドサービス情報開示認定機関の運営)

このような状況下、ASPICはクラウドサービスの安心・安全を念頭に、クラウド事業者・利用者向けの「ガイドライン・指針の作成」(注1)、クラウド・IoTサービスの利用促進のための「クラウドサービス情報開示認定機関」(注2)の運営・推進、並びに従来の「ASP・SaaS/IaaS・PaaS/データセンター情報開示認定制度」に、新たに2017年10月から「医療情報ASP・SaaS」と「特定個人情報ASP・SaaS」の情報開示認定制度を創設し、クラウドサービス情報開示認定制度の高度化を目指しております。

ビジネス支援活動の強化

さらには、ASPIC会員はじめクラウド事業者等に対するビジネス支援の一環として「クラウド研究会」(注3)を開催し、国・有識者等による、国のICT政策やIoT・AI、また、分野別・業務別等最新の技術・サービスの動向、事例紹介を通して、ビジネスヒント・知見・ノウハウ等の最新情報の享受やビジネス上の課題の解決とビジネスの定着拡大に貢献しております。

今後の取組み

今後、ASPICはクラウド・IoT・AIサービスを社会インフラとして定着させ、安心・安全なクラウド・IoT・AI市場の確立等を目標に「クラウドサービス情報開示認定機関」の運営を機に、社会業界特化系クラウドから業界・分野別クラウドへ、さらには社会インフラシステムの実現を目指し、一層の活動を展開してまいります。

結びに当たり、皆様の益々のご発展を祈念いたしますと共に、一層のご支援、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。

2017年11月

(注1) ガイドライン・指針の作成
クラウド化関連、オープンデータ関連 〜事業者・利用者・情報保有者向け〜 27ガイドライン

(注2) クラウド情報開示認定機関
ASP・SaaS、医療情報ASP・SaaS、特定個人情報ASP・SaaS、IaaS・PaaS、データセンター 233サービス認定(2017年10月末現在)

(注3) クラウド研究会の開催
IoT、AI、ICT政策、セキュリティ、新技術、地方創生、オープンデータ、企画提案、医療・介護、農業、マーケティング、ベンチャー、法務 等 14研究会

特定非営利活動法人
ASP・SaaS・IoT クラウド コンソーシアム(ASPIC)
会長 河合 輝欣