ASP・SaaSの活用で、ビジネスを加速
情報処理・通信産業界に新たな流れを作りつつあるASP・SaaSは、2007年来、日本政府の普及促進の取り組みとあいまって、
急速な伸びを示し情報処理・通信産業界に新たな流れを作りつつあります。
2007年から日本政府はASP・SaaSの普及促進に本格的に取り組んでいます。
総務省とASPICの合同による「ASP・SaaS普及促進協議会」が設立され、「経済財政改革の基本方針2007」においてはASP・SaaS が政策として採り上げられ、ASP・SaaSの普及促進についての閣議決定、総務大臣によるICT生産性加速プログラムの中でASP・SaaSの普及促進が公表されました。2008 年5月のASIS2008会場では、増田総務大臣より「ASP・SaaSはICTによる生産性向上戦略の柱」というお話があり、利用者が安心してサービスを利用できる環境整備のためのASP・SaaS 安全・信頼性に係る情報開示認定制度について認定第一号が発表されました。
その後着実に認定サービスは増加し、2009 年3月には64サービス(46 社)が認定されています。
このような政府の取り組みもあり、ASP・SaaS 事業への新規参入、中小企業での利用の浸透、ASP・SaaS 事業者間の連携は着実に進んでいます。ASP・SaaS関連の市場規模は2012 年に2 兆円と予測しており、特に最近の厳しい経済情勢にはASP・SaaS が大変有効であり、今後の社会インフラを支える重要なビジネスモデルになるものと考えます。
ASPICとしましては、ASIS2009にて、企業の皆様に、日々の業務はもちろん経営の改革のためのヒントや具体的な解決策に触れていただき、ビジネスの一層の拡大にお役に立てることを願っております。 |