最終更新日:2024-09-24
紙帳票やホワイトボードなどを使ったアナログな工程管理から脱却したいと考えている、製造業(メーカー)の方へ。管理負担の軽減や生産性向上に貢献する、工程管理システムの比較ポイントや選び方、クラウドも含めたおすすめのシステムを紹介します。
工程管理システムとは、製造業における工程管理業務を効率化するシステムです。近年の生産工場では、小ロットや短納期での生産を求められることが増え、緻密な生産計画の作成が欠かせないように。工程管理システムは、これらの業務をデータとして可視化することで、リードタイムの短縮や生産性の向上を実現します。
工程管理システムの主な基本機能は、「工程管理」「実績入力」「分析」の3つです。
工程管理機能 | 工程設計を行い、その進捗状況を管理 |
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実績入力機能 | 現場で実績を入力していくことで、リアルタイムで進捗を把握 |
分析機能 | 経営に必要な指標を様々な角度から分析 |
そのほかに、生産スケジューラーや在庫管理、原価管理、受発注といった機能を搭載したシステムも。
また、建設業向けの工程管理システムもありますが、本記事では主に製造業向けの工程管理システムを紹介します。建設業向けの工程管理システムについては「工事管理システムの比較15選!クラウド型の選び方を紹介」の記事をご覧ください。
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工程管理システムを導入することで得られるメリットについて、ポイントを整理しながら見ていきます。
これまでの製造業における進捗管理は、現場担当者がホワイトボードやExcelなどに作業計画を書き、確認事項があれば管理者が電話で現場に問い合わせ、それでも不明な点があれば現場と事務所を行き来して進捗を把握するのが主流でした。
そのため、状況把握に膨大な時間がかかるほか、計画変更のたびに関係者を集めて会議を開く必要もあり、管理者の手間が増える原因に。
工程管理システムを導入し、作業実績をツール上で入力・共有することで、各スタッフがリアルタイムに進捗を把握できるように。管理者の負担や残業時間の削減が見込めます。
工程管理システムを導入すれば、作業指示書の紙帳票を探し出して記録台帳に書き込み、日報を作成するといった煩雑な書類管理がPC上で完結。書類の整理・確認がスムーズになり、安全管理や品質向上、効率化に向けた業務フローの改善など、本質的な業務への注力に貢献します。
更に、スマホやタブレット端末からの実績入力も可能に。作業の開始や中断・保留・完了といったステータスをバーコードで読み取るだけで、実績を自動で反映。管理者と作業者との連絡業務の効率化にも役立ちます。
工程管理ツールを使って、計画作成や進捗管理を行うことで、業務の効率化や精度の向上といった効果が期待できるように。タイトな納期の発注も引き受けられるようになり、顧客満足度の向上にもつなげられます。
ベテラン社員の経験や勘を頼りにしなくても、工程管理システムで作業員と設備の負荷状況を正確に把握することにより、精度の高い納期の見積もりが行えるように。適切な納期管理を行うことで、取引先との信頼関係構築にも役立ちます。
納期に間に合わない場合に、遅延理由を客観的に伝えたうえで交渉を進められる点も大きなメリットです。
製造業の現場において、生産スケジューラーは重要なツールの一つです。細かな生産日程を含めた計画を立案し、作業者や設備、時間といったリソースを適切に割り当てることで、属人化の解消や生産性の最大化に貢献。生産スケジューラーを搭載した工程管理システムでは、以下の3つのメリットが期待できます。
なお、生産スケジューラーについて詳しく知りたい方は「生産スケジューラーの比較11選。自社に合ったツールは?」をご覧ください。
突発的な依頼や計画変更が特に出やすいのが、試作品製作。飛び込みの依頼や、納期変更、優先度変更、仕様変更が頻繁に発生しがちに。その都度、計画を練り直すのが管理者にとって大きな負担となっていました。
生産スケジューラーを使えば、作業の進捗状況が管理者画面に反映され、自動で最新スケジュールを表示。工程パターンや、過去に製作したオーダー・部品をベースに、工程計画をコピーする機能を備えたシステムなら、計画の再作成にかかる手間を大幅に削減できます。
機械や作業者の稼働状況をグラフで表示・比較することで、作業負荷の偏りとその原因を特定し、負荷の平準化に向けた対策を考案・実施できるように。適切な人員配置やロスタイムの削減につながり、リードタイムの短縮が見込めます。
稼働状況を正しく把握することで、生産計画の精度が向上。これもリードタイムの短縮につながります。
ベテラン社員の退職に伴い、知見やノウハウが失われるという課題も工程管理システムで解決できるように。人・設備・業務フローといった情報をデータとして蓄積することで、会社全体での共有に役立てられます。
ベテラン社員が持つノウハウを工程手順としてマスタ登録し、別の製品に応用するといった運用方法も。工程管理システムをうまく活用すれば、技能継承や人員不足といった課題に対しても、ポジティブな効果が期待できます。
工程管理システムは主に2つのタイプに分けられます。それぞれの特徴と選び方について解説します。
多品種・少量生産や個別受注生産に適したタイプ。効率的な工程計画の作成や、スケジュール調整の自動化、タイムリーな工程進捗管理といった機能に強みを持つため、急な設計変更や飛び込み案件にも柔軟かつ適切に対応できます。
たとえば「Seiryu」では、事前に設定された制約条件をもとに、機械の自動割当やスケジュールの自動調整が可能に。現場の負荷状況がグラフで可視化されるため、効率的な生産計画の立案に役立ちます。
個別受注生産から見込み生産まで、幅広い生産方式に対応している場合におすすめのタイプ。マルチデバイス対応、多言語対応、様々な組織・部門における工程管理など、あらゆる現場で活用できる機能がそろっています。
たとえば「UM工程進捗」では、金型や生産設備といった個別受注生産、金属加工や産業機器などの受注生産に対応しています。更に、自動車をはじめとする見込み受注生産や、食品・医療品などの見込み生産もカバー。そのほか、生産形態や生産方式が異なる場合でもバイブリッドに活用できます。
また、大量生産が主となる現場では、「IB-Mes」のように設備の監視・保全や外部システムとの連携など、機能の拡張につながる豊富なオプションを提供しているシステムが適しています。
導入システムを検討する際には、まず前述の2タイプから自社に適したものを選びましょう。そのうえで、以下の2つのポイントに留意しながら、各社のシステムを比較してください。
工程管理システム上で、生産計画を作成できるかどうかは比較のポイントに。生産計画の作成や計画変更にかかる負荷が課題となっている場合は、生産スケジューラーに対応した工程管理システムを選ぶのがおすすめです。
「ものレボ」では、工程ごとに加工時間や担当者を設定できるため、工程管理の精度が大きく向上。突発的な工程変更にも、簡単な操作で対応できるため安心です。
「DIRECTOR6」は、工程計画機能、工程計画編集エディタ、個別受注生産専用のスケジューラーなどを搭載。「ADAP」は、生産スケジューラーを基軸にした生産管理システムとなっており、在庫管理にも対応しています。
工程管理システムの導入を機に、ほかの業務も効率化したい場合は、進捗管理やスケジューリング以外にも、多彩な機能を備えたシステムが適しています。
たとえば、「DIRECTOR6」や「スマートF」では、工数管理や稼働管理に加えて原価把握も可能に。工程から実績、原価を一貫して管理でき、システムを個別に導入する手間が省けます。
また、「ものレボ」の在庫管理機能では、在庫の出庫状況から補充管理までの情報を一元化することで、効率的な在庫運用を実現。受発注管理機能では、見積、受発注、検収、出荷、請求までの情報を集約して管理できます。
「UM工程進捗」の在庫管理機能は、在庫情報が品目ロット別や部門別に一覧表示されるため、在庫管理に関する課題解決に大きく貢献するでしょう。
自社に必要な機能を明確にしたうえで、最適なシステムを検討してください。
多品種・少量生産の現場向け工程管理システムを紹介します。
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(出所:Seiryu公式Webサイト)
多品種・少量生産の中小企業向け生産スケジューラー。機械の負荷状況を自動判断し、納期に間に合うように自動割り当てを実施。工程や担当者、設備など様々な負荷がグラフによって可視化される機能も備えている。現場の負荷状況を把握しながら、作業予定の打ち合わせや計画立案ができるため、取引先への適切な納期回答に役立つ。飛び込みや特急品により計画変更が求められる場合も、優先度を重視した柔軟な再計画をサポートする。
自社の運用スタイルにあわせて、日・午前/午後・時間・分など、任意の単位でのスケジュール管理・設定に対応。機械、製番、製品、得意先、納期などを組み合わせて画面表示を切り替えられ、多角的な生産計画の状況把握に貢献する。
販売管理や生産管理システムといった既存システムとも連携可能。マスタ登録の手間を最小限に抑えられるため、導入もスムーズ。
(出所:Dr.工程Navi公式Webサイト)
個別受注生産向けの柔軟なボトムアップ型工程管理システム。大工程とマイルストーン別の目標設定で構成されたシンプルな計画が特徴。ドラック&ドロップ操作で手間なくスケジュールを調整できるため、専任管理者による計画の綿密な工程設計や見直しが不要。受注~納入まで、現場主体の効率的なプロジェクト管理を実現できる。ガントチャートや負荷積みグラフを使った作業状況のリアルタイム表示と着手遅れを知らせるアラームで現状を共有し、作業員の納期意識を促すことで生産性の向上もサポートする。
そのほか、日報入力の負担を軽減するための「現品票のQR読み取り」や「スマホ・タブレット入力」、製造プロセスを可視化できる「データ確認機能」も搭載。工数・コストの削減にも有用だ。
(出所:サクっと工程公式Webサイト)
ガントチャートを日別・部品別・マシン別に使い分けられる、製造業向け工程管理システム。部品名や工程手順を登録するだけで作業指示書が発行される。
「サクっと工程」のほか、同シリーズで「サクっと工程Pro」「サクっと工程SP」を用意。「サクっと工程Pro」は、マシン別・部品別のスケジュール切り替えや、分単位のスケジュール管理を実現。「サクっと工程SP」は、マシン別にジョブを自動で割り付けられる上位システムとなっており、3種類から自社にあったものを選択できるのも魅力。
部品加工業、板金加工業、金型製造業など、毎回仕様の異なる注文に対応している工場や、類似仕様品を断続的に繰り返し加工している工場などに最適。マスタ登録していなくても運用でき、システム移行もしやすい。
(出所:ものレボ公式Webサイト)
製造業の現場パフォーマンス向上を目的に開発された、製造業専用のDXアプリ。現場目線でデザインされ、ホワイトボードのような直感的な操作を実現。タブレットやスマホからシンプルな操作で実績入力ができ、現場での負担も最小限に抑えられる。
品番・数量・納期を入力するだけで、生産計画表の作成が完了。外注工程もあわせて管理が行えるため、納品までのスケジュールをトータルで可視化する。進捗状況はリアルタイムで反映され、異常発生の把握もスピーディーに。計画変更が必要な際も、ドラッグ&ドロップで工程を変更し、迅速な軌道修正を可能にする。
在庫管理機能を備えているほか、利用中の既存システムとも柔軟に連携。生産工数や在庫変動、売上・原価分析機能も搭載し、分析結果はCSV形式でダウンロードできるため、外部データと組み合わせた分析にも役立つ。製造業出身のサポートスタッフによるアフターフォローが受けられるのも強み。
(出所:DIRECTOR6公式Webサイト)
リリースから30年以上にわたり、個別受注・多品種少量生産に完全特化してサービスを提供している工程管理システム。生産計画の自動化と、工程の徹底的な可視化により、工程管理のDXを推進。工程管理から原価管理まで一貫した管理に貢献する。
「ガントチャート」や「パートチャート」などの編集機能を搭載し、実際のモノづくりに近い直感的な操作で工程計画の立案が可能に。過去のオーダーから類似品の工程パターンの検索・流用が行え、仕様変更や設計変更、特急品への迅速な対応を実現する。生産スケジューラーには高精度なスケジューリングエンジンを搭載し、最適なスケジュールを自動で立案。豊富なスケジューリングロジックに対応し、スキルやリソースの自動割り当てといった、多様な制約条件での計画立案をサポートする。
現場での実績入力は、PCやタブレット・スマホからの直接入力のほか、バーコード読み取りも用意している。
(出所:ADAP公式Webサイト)
多品種・少量生産に最適なホワイトボード型の生産管理システム。最新情報に基づいた、在庫の欠品・余剰のタイムリーな把握が強み。所要量展開と負荷調整を同時進行する高速APS機能を備え、各現場にあわせた計画の自動立案も可能だ。
生産計画では、「いつ・何を・どれだけ生産するか」だけでなく、「生産後のモノがいつ・どのように使われるか」「前工程がどこまで進捗しているか」も見える化。製造部門以外へもリアルタイムで情報共有が行えるため、余分な在庫を防いだり、特急オーダーに応えられたりといった効果が期待できる。
既に導入している基幹システムや製造実行システムとデータ連携することで、更なる業務効率化も見込める。中国語にも対応し、海外工場での導入サポートも提供。「海外に生産拠点がある」「外国人従業員が多い」といった事業者におすすめ。
汎用型の生産現場向けの工程管理システムを紹介します。
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(出所:WorkGear公式Webサイト)
20年以上のノウハウをもとに開発された中小製造業向け業務支援システム。製造業の現場において、「何が必要か」「どのようなイレギュラーが発生し、どう対応しているか」といった実務に向き合い、シンプルな使いやすさを重視して開発されているのが特徴だ。
複数システムをシリーズ展開しており、部品加工業・組立業に対応。「WorkGear-X」「WorkGear-UZ」「WorkGear-MRP」の主要3システムは、見積もり・受発注・生産管理・売買管理など、工場で必要な機能をカバー。付属情報管理や日報集計、工程別進捗管理にも対応し、リアルタイムでの実績や進捗の可視化を実現する。固有業務機能の開発にも対応しており、要件や希望にあわせた柔軟なカスタマイズも可能。
(出所:UM工程進捗公式Webサイト)
製造指示、実績登録、進捗管理といった製造現場の情報を、スマホやタブレットで管理・確認できる工程管理システム。加工・プロセス・組立、個別受注生産、受注生産、見込み受注生産、見込み生産など、多様な生産形態・生産方法に対応。豊富な実績入力方法を備え、スマホ・タブレットをはじめ、紙資料のスキャニングやバーコード一括読取、IoT連携など、自社の環境にあわせた入力方法を選択可能だ。
作業中に不良品の写真をエビデンスとして残すことでロス理由を把握し、予実管理に役立てられる。品目ロット別や部門別に在庫情報を一覧表示するなど、工程・進捗管理の課題解決に向けた機能も充実。
(出所:IB-Mes公式Webサイト)
製造現場で必要とされる基本機能を網羅しているにもかかわらず、最短1カ月で導入できるパッケージ型の製造実行システム(MES)。タッチパネルによる直感的な操作に加え、現場状況を見える化し、生産設備のメンテナンス業務や管理業務の効率化を実現。タブレット端末にも対応しており、手元で状況確認も行える。メーカーや新旧様々な設備が混在していても導入でき、あらゆる現場で取り入れやすいといったメリットも。多言語や社内用語にも対応する。
「どの作業区で、誰がどれだけ作業したのか」を記録・管理する労務管理機能を搭載。生産の実業務には直接関わらない、会議や清掃活動といった付帯作業の情報入力・管理に加え、作業区ごとの作業履歴も一目で把握可能に。設備保全や設備監視、構内物流、クラウド連携など、幅広いカスタマイズとオプション機能がそろっているのも魅力。
(出所:Lychee Redmine公式Webサイト)
7,000社以上の導入実績を誇り、業種・業界や規模を問わずに利用されているプロジェクト管理ツール。スケジュールの全体像を確認するガントチャート、リアルタイムでタスクを共有・把握するカンバン、直感的な入力画面で工数管理を行うタイムマネジメント、稼働時間・稼働率・生産性をリアルタイムで把握するリソースマネジメントなど、製造業においても効果的な機能が多数搭載されている。
機械管理に特化した機械管理オプションでは、機械別稼働予定が一覧表示されるため、機械の空き状況や機械操作を行う作業者の把握もスムーズに。日別に機械や作業者の稼働を表示でき、負荷状況の同時管理も実現する。
クラウド版とオンプレミス版を提供しており、自社にあったプランを選択できる。
(出所:PREGARE Orario公式Webサイト)
企業レベルの統合的なプロジェクト管理を目的としたEPMシステム。研究開発や設計部門をはじめ、製造・生産部門まで、幅広い組織・部門における工程管理が行える。具体的には、計画の日程管理、予算・コスト・進捗管理、要員・設備の負荷管理、計画の実績・バージョン管理などに対応している。
進行中のプロジェクトの工数や資源などの情報から、最新の実績値を管理者に提供したり、進捗会議や予算会議の参考資料となるレポートを出力したりと、会社全体でのコストの最適化にも役立てられる。負荷状況を把握したうえで受注判断ができ、計画管理にも有効だ。更に、プロジェクト情報や進捗情報の見える化によって、リスクの早期発見や事前対応が可能に。プロジェクトの種別や利用者のポジションなどによって表示項目を変更できるため、データ入力や項目管理もスムーズになる。
同社製品の工程作成ツール「工程’s Orario」や、工程計画共有システム「Planow Orario」などと連携することで、より効率的な工程管理を実現する。
(出所:FineReoprt公式Webサイト)
国内外で15,000社を超える導入実績を持つ、多様化業務に対応するBIツール。Excelのようなデザインツールを備え、ドラッグ&ドロップで簡単に帳票の設計を実現。Excelの帳票もインポートできるため、既存で管理していたデータをそのまま移行することも可能だ。スマホからのデータ入力やバーコードのスキャニングにも対応しているため、現場での実績入力にかかる工数も削減する。
様々なデータソースに接続し、複数ツールをまたいだデータの一元化もスムーズ。統合されたデータを可視化し、多面的な分析ダッシュボードを作成することで、状況の共有を円滑にする。独自開発の70種類以上の可視化グラフも提供している。
(出所:スマートF公式Webサイト)
スモールスタートも視野に入れやすい、無駄のないDX化を実現する製造業向け生産管理システム。作業日報の管理といった、リアルタイムで進捗の把握をする工程管理をはじめ、在庫管理における入出庫記録など、生産現場の煩雑な作業を効率化する機能が充実。バーコードやハンディ端末、タブレットなどを使用することで、現場にいながら直接システムへの入力を実現。現場状況をタイムリーに可視化することで、生産性や品質の向上につなげられる。
システムを導入する際は、専任の担当者が事前に運用状況をヒアリングし、既存の運用を考慮したシステム運用設計を実施。本稼働前のバージョンアップ開発にも対応しており、自社独自の業務工程があっても安心して導入できる。
工程管理システムを導入することで、製造業における生産工程の進捗把握がスムーズになったり、突発的な計画変更にも柔軟に対応しやすくなったりといった、様々なメリットが期待できます。以下、要点(よくある質問)をまとめておきましたので参考にしてください。
工程管理システムとは、製造業における工程管理を円滑に進めるためのシステムです。取引先からの小ロット生産や短納期といった要求に対応できるように、システム上でデータを見える化し、リードタイムの短縮や生産性の向上を実現します。
工程管理システムの種類には、大きく「多品種・少量生産向け」と「汎用型」があります。「生産スケジューラーへの対応」「進捗管理・スケジューリング以外の機能の要否」なども比較しながら、自社が直面している課題を解決へと導いてくれるサービスを選ぶとよいでしょう。
本記事で紹介したメリットや比較ポイントを参考に、自社にあった製造業向け工程管理システムの導入を検討してみてください。
工程管理システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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