最終更新日:2024-10-30
タイムカードや日報から、スマホアプリなどを用いた勤怠管理システムへの移行を検討中の建設会社や工事会社の方へ。建設業向け勤怠管理システムのタイプと選び方を、おすすめのサービス(無料を含む)とともに紹介します。
建設業向け勤怠管理システムとは、スマホでの出退勤登録や位置情報の取得、シフト管理や工数管理など、建設業向けの便利な機能を豊富に搭載した勤怠管理システムのことです。
プロジェクトごとに、異なる勤務場所に、多様な職種・勤務形態の人間が出入りする建設業界。
近年の働き方改革関連法の実施を受けて、各社とも従業員の正確な勤務情報の把握に追われていますが、その一方で従来型のタイムカードやExcelなどの出勤簿を用いたアナログな管理法では以下のような様々な課題が指摘されています。
直行直帰者の管理 | 当日の入り・終わり時間をメモや日報に残して事後報告するやり方だと手間がかかる。入力ミスのリスクも。事務所に電話やLINEなどで連絡をするやり方もあるが、双方に負担がかかる。 |
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打刻不正の懸念 | 現場でタイムレコーダーや出勤簿を設置しても、同僚に打刻させたり、後から手書きで記入したり、不正打刻の恐れがある。時刻に関しても申告内容を信じるしかないため正確性に不安が残る。 |
労務管理の遅れ | タイムカード打刻やExcel管理では「誰がどのくらい働き、どれくらい残業時間があるか」を把握するのが困難。労働基準監督署などに時間外労働について指摘を受けた際も適切な対応ができない。 |
集約・集計の負担 | 月末、タイムカードの集約や勤務時間の集計などに手間がかかる。打刻忘れや申告に誤りがないかを確認して、不備があれば修正・差し戻しも行わなければならない。 |
シフト管理の手間 | Ecxelでの作成・管理はただでさえ大変なのに、勤務時間が変則的な派遣社員やパート・アルバイトなどが在籍する場合、各雇用条件に合わせてシフトや勤務時間を調整・管理する必要がある。 |
一般の勤怠管理システムでは「対応が難しい」「カスタマイズが必要」な場合でも、建設業向けの勤怠管理システムなら、上記の課題に対応可能。システム化による業務効率化やミスの削減を考えている方は、本記事を参考にしてください。
「そもそも勤怠管理って何? やらなくちゃいけないの?」という部分から知りたい方は、以下に用意した「勤怠管理システムのスタートアップガイド」をご活用ください。勤怠管理の必要性からシステム導入のメリットや注意点、料金相場などをわかりやすく説明していますので専門知識のない方も安心です。
勤怠管理システムのスタートアップガイド〜導入初心者もこれ一つで安心〜
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建設業向けの勤怠管理システムの採用により、以下に対応できるようになります。
スマホやタブレットに対応するシステムを利用すれば、アプリや専用ブラウザから「出勤」「退勤」の打刻ボタンを押すだけで勤怠情報を送信できるため、直行直帰などで事務所外にいる場合も、時刻をメモするといった手間がなくなります。
たとえば「HRMOS勤怠」のようにLINEやSlackなど普段から使い慣れたアプリでの打刻に対応したシステムもあるため、打刻専用のアプリを新たにインストールする必要もなく、スムーズに利用できます。ITに不慣れな現場スタッフが多い場合は、「ShiftMAX」のように、音声ガイダンスによる「通話打刻」機能があるタイプもおすすめです。
また、共用のタブレットを現場に設置すれば、各自にスマホやタブレットなどの端末を配布したり、個人のスマホを利用してもらったりする必要もなく、コストや手間の削減につながります。
「実際には不在なのに出勤したと偽って打刻した」といった不正を防止したい場合には、打刻時に位置情報を取得できるGPS打刻対応の勤怠管理システムを利用すると良いでしょう。
たとえば、「freee勤怠管理Plus」や「MITERAS勤怠」をはじめとした多くのシステムでは、スマホ打刻と位置情報の取得が可能。不正打刻を防げるので、従業員を現場へ直接派遣するような場合に最適です。
従業員の出退勤データは自動集計され、Webの管理画面からいつでも確認できます。月末に慌ててタイムカードや日報を集めて、転記・集計する必要はありません。入力ミスやチェックもれなどのリスクもなくなり、担当者の負担も大幅に軽減されます。
これにより、各従業員が「どれくらい働いているか」をリアルタイムに把握できるようになるため、労務管理も強化できます。月末を待たずに、残業時間が一定量を超過した従業員には自動でアラートを通知し、早期に対策を打つことも可能です。
また、勤怠管理システムによっては、集計した勤怠データを利用中の給与計算システムにそのまま連携できるものも。これらを利用すれば、更にバックオフィス業務の負担を軽減できます。
勤怠管理システムの中には、シフト表の作成に対応するものもあります。作成したシフト表と勤務実績が自動で照合されるため、勤務時間や残業時間を管理する手間が軽減されます。また、あらかじめ休日出勤や深夜残業などを細かく区分した時給や日給・月給を登録できるシステムもあり、給与計算だけでなく人件費をリアルタイムで算出するといったことも可能になります。
建設業向けの勤怠管理システムの中には、各従業員のプロジェクトやタスクを登録・管理できる「工数管理」に対応したシステムもあります。従業員が入力した工数データを自動集計し、従業員やタスクごとにグラフ化やデータ分析ができるため、各従業員の勤怠情報だけでなく、現場の情報もリアルタイムに把握できるようになります。
現場への直行直帰や勤務形態の多様性など、建設業ならではの要件に対応したシステムの中から、自社にはどの機能が必要かを明確にしたうえで選ぶとよいでしょう。特徴的な機能別に以下の4つのタイプをご紹介します。
現場作業が多い建設業では、スマホを使った打刻や、GPSで取得した位置情報を一緒に記録できるGPS打刻に対応したタイプが使いやすいでしょう。不正を防止できるだけでなく、災害などの緊急時に従業員の現在地をリアルタイムに確認できるのも利点です。
また、利便性の面では、「HRMOS勤怠」のようにスマホのLINEのトーク画面で「出勤/退勤ボタン」を押すだけで打刻が完了する「LINE打刻機能」も建設現場向きでしょう。
シフト体制の業務には、シフト・スケジュール管理機能を備えた勤怠管理システムがおすすめです。
たとえば、「KING OF TIME」「ジョブカン勤怠管理」を利用すれば、シフト申請やシフトの自動作成が可能です。更に、勤怠データをシフト表と連動させ、時給や日給、月給などを登録すれば「どの拠点に、どれくらいの人件費がかかるか」といった予算管理まで行えます。
勤務時間だけでなく、プロジェクトごとに工数を管理して稼働状況を把握したい場合は、工数管理にも対応したタイプを選ぶと良いでしょう。誰がどんな働き方をしているかを見える化することで生産性向上を図るだけでなく、プロジェクトごとの予算や単価の情報を加えることでリアルタイムに本格的な予実管理が可能となります。
また、これらはスマホアプリやブラウザから簡単に工数を登録できるため、社外で働く従業員の負担軽減にもつながります。
従業員数が300〜数万名規模の大規模組織では、基本的な勤怠管理機能に加え、特有の業務要件に対応できるシステムが理想的です。海外勤務者が多い、特殊な代休制度を採用しているなど、企業の独自性が強い場合には、豊富なパラメータ設定ができるカスタマイズ制の高いシステムを選ぶことで、複雑な勤務体系や制度のカバーができます。
本記事で紹介しているシステムのなかには、一定の条件をもと、無料や低価格で利用できるものもあります。具体的には以下の通りです。
サービス名 | 無料の条件 | 有料プランの場合 |
---|---|---|
HRMOS勤怠 | システムへの登録人数が30名以下、機能制限あり(メールサポートなし、データ保存期間が1年、バナー広告が表示されるなど) | 月額100円/ID |
ジョブカン勤怠管理 | 機能制限あり | 月額200〜500円/人~(利用する機能数に応じて変動)
※いずれかの機能を単独利用する場合は200円/月。1機能追加ごとに+100円/月 |
サービス名 | 特徴 | 一人あたりの月額 |
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CLOUZA | 初期費用、基本料金なし、月額費用は完全従量課金(月内の打刻人数をカウント) | 月額200円/人(500人まで。500人以上は要相談) |
freee勤怠管理Plus | 毎月の勤怠実績の利用人数に応じた従量課金形態 | 月額300円/人 |
KING OF TIME | 登録人数に応じた従量課金制。「KING OF TIME」の全機能に加え、連携サービス(「KING OF TIME 人事労務」など)も追加料金なしで利用可能 | 月額300円/ID、初期費用なし |
チームスピリット | 「チムスピ勤怠」「チムスピ工数」「チムスピ経費」や各種アドオン機能を組み合わせて導入できる | 月額600円/ID~(チムスピMixの場合)、初期費用別途
※利用人数が50名を下回る場合も、50ライセンス分の費用が最低導入料金となる |
リシテア/就業管理クラウドサービス | 初期費用を抑えスピーディーに導入できるスタンダードプラン、複雑な業務要件や運用に対応できるプレミアムプランを用意 | 月額350円〜/人(300名で利用の場合)
※最小100名から利用可能 |
こちらでは、スマホ打刻に対応する、操作性の高い勤怠管理システムをご紹介します。
(出所:CLOUZA公式Webサイト)
中小・中堅向けの勤怠管理クラウドサービス。初期費用なしでユーザー数1名から利用でき、完全従量課金のため、少人数でも割高にならず、人数変動があっても無駄なコストをかけずに導入できるのが最大のメリット。
打刻方法はPC、タブレット、スマホ、ICカードから選べ、屋外での打刻時には位置情報を取得することで不正打刻を防止する。
また、管理者が設定した基準値を超えて時間外労働や休日出勤を行った場合にアラートを表示可能。オプションで有給の自動付与、残数や取得状況の管理ができる「年次有給休暇管理」や休暇、残業、打刻申請の申請・承認ができる「申請承認ワークフロー」、在宅・出社予定の登録、在社状況の確認ができる「在宅勤務管理機能」も備える。
(出所:HRMOS勤怠公式Webサイト)
中小・ベンチャー企業を中心に、60,000社以上の導入実績を持つクラウド勤怠管理システム。30名までは無料で使え、有料プランも月額100円/人〜とリーズナブルなため、イニシャルコストがかからないのが最大のメリット。
PC、スマホ、タブレットのブラウザに加え、SlackやLINE、LINE WORKSなどのアプリからの打刻も可能。また、QRコードによる打刻や、交通系ICカード・社員証によるICカード打刻にも対応しており、多様な働き方に合わせて打刻方法を選べるのが魅力。
勤怠データは給与計算システムや人事労務ソフトとのAPI連携やCSV入出力ができるので、更なる業務効率化が見込め、実際、導入後に作業時間が約73%削減できたという事例も。
無料プランではメールサポートなし、データ保存期間が1年、バナー広告が表示されるなどの制約はあるものの、基本的な勤怠管理機能のほか、工数管理やWeb給与明細を利用できる。
(出所:使えるくらうど勤怠管理for建設業V3公式Webサイト)
GPS打刻とタブレットを用いたICカード打刻に対応する、建設業に特化した勤怠管理システム。
「作業者」もしくは「工事」を軸とした日報入力で、工事ごとの勤怠時間管理と労務費管理を同時にできるのが特徴。日報未提出一覧から未提出状況を確認でき、未提出者にはダイレクトに催促メールを送信できるほか、振替休日・有給休暇管理機能により、残業時間や有給休暇取得状況も確認しやすいグラフ形式で確認・共有できるため、正確な勤怠・労務費管理が実現する。
各種申請書類を電子化して申請・承認の効率化を図る「ワークフロー機能(オプション)」なども、インターネット環境があれば場所を問わず使えるため、社内に承認者不在で申請が滞るようなケースも解消可能。社外での作業が多い建設業の従業員にも利用しやすい。
こちらではシフト管理もあわせて行える勤怠管理システムをご紹介します。
(出所:freee勤怠管理Plus公式Webサイト)
建設業にも便利な「シフト管理機能」を標準搭載する勤怠管理システム。一人あたり300円という導入しやすく、継続しやすい料金形態が魅力。
シフトは日・週・月のうち、任意の期間単位・任意のパターンを従業員に割り当て可能。作成したシフトはアプリやWebブラウザを通じて従業員に簡単に配信でき、従業員からの修正依頼申請も容易。予定をもとにした勤務実績の差異抽出や想定される概算人件費まで確認できるのもポイント。
正確な勤怠管理を簡単に実現する機能も豊富で、PC・スマホ・アプリでの打刻のほか、ICカードや指紋・静脈認証など様々な打刻が可能。位置情報も取得できるため現場への直行直帰やテレワークにも対応できる。
(出所:MITERAS勤怠公式Webサイト)
総合人材サービス大手のパーソルグループによる勤怠管理システム。PC・スマホ・タブレットでの打刻、勤怠データの自動集計、勤怠状況のリアルタイム確認に加え、社員のコンディションや労務実態を見える化できる機能を搭載。
タブレットの利用により、工場や倉庫といったPCのない現場でも、ICカードでの打刻ができ、同時にGPS機能で位置情報を記録することで、不正打刻も防止。打刻を兼ねてコンディションやモチベーションを各自で入力することで変化を可視化し、「メンバーの早期フォロー」「マネジメントの是正」なども容易になる。
また、個人、チームなど、様々なグルーピングでのシフト作成にも対応。各自の労働可能日時や職位・資格、考慮すべき組み合わせ、日別の最低必要人数などを細かく設定できるだけでなく、独自アルゴリズムで定義された条件に基づくシフトの自動作成も可能。
(出所:ジョブカン勤怠管理公式Webサイト)
シリーズ累計導入実績25万社。給与計算や労務HRなどのシステムを提供するジョブカンシリーズによるクラウド勤怠管理システム。
ICカードやGPS、指静脈認証、LINE・Slackなど多彩な打刻方法を備える「出勤管理」、スマホやPCからの申請に対応する「シフト管理」「休暇・申請管理」、従業員のプロジェクトやタスクを登録・集計できる「工数管理(単独利用不可)」の4機能から、必要な機能だけを自社の業務体系や既存システムに応じて組み合わせて使えるのがメリット。これ1つで勤怠管理業務に必要な機能を網羅していながらもシンプルな操作性のため、初めてでも簡単に使い始められる。
また、英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語、ベトナム語にも対応し、スタッフそれぞれが、表示言語を自由に設定できるので、外国人が多い現場に適している。
(出所:ShiftMAX公式Webサイト)
使い慣れたExcelをインターフェースに使い、管理はクラウド上で行うハイブリッド型のシフト&勤怠管理システム。
様々なデバイスに対応しているのが特徴で、スマホ打刻、ICカード認証、暗証番号や指紋・指静脈を用いた認証のほか、高齢などの理由で操作になじめない従業員に向けて、音声ガイダンスで出退勤を記録する「通話打刻」機能も備え、場所を問わずスムーズな出退勤報告が可能に。GPSでの位置情報取得により、不正打刻も防止できる。
工数管理にも対応しており、PCやタブレットからアクセスして、現場で進行状況を確認できるため、部材の発注や人員の増減などをその場で判断できて便利。
システムは現場に合わせて柔軟にアレンジでき、導入から運用時まで、同社のエンジニアによるサポート体制も充実している。
(出所:KING OF TIME公式Webサイト)
規模・業種・業態を問わず、58,000社以上の企業で利用されている勤怠管理システム。
直行・直帰や出張などの場合に打刻なしでも勤務とする「みなし勤務設定」や、フレックス勤務のコアタイムや変形労働制の設定など、建設業ならではの複雑な働き方にも標準対応。企業ごとの環境にあった最適なものを選べるよう、多彩な打刻方法を用意しているのも特徴で、GPSや生体認証、顔認証などにも対応するため不正打刻も簡単に防止できる。
勤怠データはシステムに自動アップロードされるため、リアルタイムな労務管理が可能。「誰が残業超過しそうか」「誰が有給を取得していないか」など、働き方改革関連法に則した管理ができる。
従業員一人あたり月額300円で、勤怠以外にも「KING OF TIME 人事労務」「KING OF TIME 給与」といった様々な機能をまとめて利用できるのも魅力。
こちらでは、工数管理まで行える勤怠管理システムをご紹介します。
(出所:チームスピリット公式Webサイト)
契約社数1,800社、契約ライセンス50万以上。企業規模や用途で選べるクラウド型の業務管理システム。
豊富な打刻方法や複雑な勤務体系にも対応する「チムスピ勤怠」や、正確な原価管理をサポートする「チムスピ工数」、スマートな経費精算を実現する「チムスピ経費」、ICカード連携などの各種アドオン機能を組み合わせることで、より便利に利用できる。
勤怠管理や経費精算、工数管理に関する申請・承認・集計といったワークフローもクラウド上でシステム化でき、内部統制を強化できるのもメリット。更に勤怠情報と工数情報の連動により、本格的な個別原価管理ができ、赤字プロジェクトの削減やリスク低減などにも役立つ。
また、従業員1,000〜10万人規模の巨大企業まで対応可能な「チムスピ エンタープライズ」も提供しており、業界を代表する企業に選ばれている。
(出所:楽楽勤怠公式Webサイト)
ラクスグループによる勤怠管理システム。累計導入社数 83,000社の実績を持つ。部門・部署ごとの勤務状況確認や勤務・雇用形態ごとの勤務時間集計、オリジナル休暇設定といった豊富な機能を備え、企業ごとの独自ルールや複雑な設定にも対応できる。
打刻方法も多彩で、インターネットに接続できるPCやスマホでの打刻や、交通系ICカードや社員証といったICカードでの打刻に対応。PCやスマホの打刻ではGPSなどの位置情報取得もできるので、出張や直行直帰、在宅勤務などの際に便利。
工数管理機能では、プロジェクトとタスクを登録できるほか、プロジェクトごとに利用できる従業員や期間の制御も可能。工数集計実績のCSV出力により、プロジェクトと実労働時間の差分もチェックできる。
専任の担当者による初期設定サポート、電話やメールでの相談対応など、手厚いフォロー体制も魅力。
最後に大規模組織での利用に強みを持つシステムをご紹介します。
(出所:リシテア/就業管理クラウドサービス公式Webサイト)
1994年のリリース以来、累計1,710社、239万人を超える導入実績を持つ、就業管理パッケージ「リシテア/就業管理」をベースにしたクラウドサービス。顧客ニーズに沿ったソリューションと充実したサポート体制に定評がある。
直感的に使えるUIが特徴。Web打刻、カードリーダーや入退館記録のほか、PCと連携してログオン/ログオフ時刻を「始業時刻」「終業時刻」として登録もできるなど、多様な打刻方法により日々の打刻を促進することで、適正な労務管理の実現をサポート。
職種や個人ごとに警告閾値を設定でき、フォローが必要な従業員を可視化できるため、人事部門の負担軽減にも寄与する。
勤務場所登録やGPS打刻で実施状況を把握できる「テレワーク機能」や、勤怠管理と連動し、部門別/工程別に従業員一人ひとりの工数を管理できる「工数管理機能」など、リアルタイムでスムーズな就業管理のための機能がそろう。
(出所:WiMS/SaaS勤怠管理システム公式Webサイト)
従業員規模1,000人以上の勤務管理やグループ会社管理、多言語対応が可能なSaaS型勤務管理システム。
出退勤時間管理に加え、休暇・残業申請・承認ワークフロー、シフト管理、プロジェクト工数管理などを一元管理し、労働時間の分布や推移、年休取得状況といったデータを全社・部門・個人単位で把握することで適切な労務管理を実現する。
PCやスマホからの打刻や休暇申請に対応するほか、フレックスや変形労働時間制、時差勤務、時短勤務など多様化する働き方に対応し、労務管理の効率化に寄与。また、プロジェクト工数管理により、勤務計画と実績を可視化し、従業員のセルフマネジメント促進もサポート。蓄積データをもとに、部署や個人のパフォーマンスデータの分析もできる。
システム全体のコンサルティングや設計にも柔軟に対応するため、人事管理や給与計算といった、既存システムと連携したシステム構築も可能。
(出所:TimePro-VG公式Webサイト)
勤怠管理システムのパイオニアである、アマノの勤怠管理システム。労務リスク防止に優れ、中堅~大手企業への豊富な導入実績を持つ。
勤怠データをもとに法令違反の可能性を予知し、勤怠管理担当者へアラート通知が可能。未承認の申請を含む見込みデータをもとにした予測計算にも対応し、「未承認の残業時間も含めると上限規制を違反してしまう予兆はないか」といった、見えにくいリスクも可視化。
シフト作成時には、週や月単位の超過時間や休日日数の過不足などの自動チェックもできる。テレワークの管理者や現場の正社員、アルバイト、派遣社員など、規模が大きく様々な働き方の従業員が混在する建設業においても、法令に沿ったスムーズなシフト作成を実現する。
建設業務向け勤怠管理システムは、現場への直行直帰や、多様な勤務形態といった建設業ならではの要件に対応する勤怠管理システムです。
システムの導入により、「スマホやタブレットでの打刻」「GPS打刻による不正防止」「勤務状況のリアルタイム確認」などが可能になり、手軽に正確な勤怠管理が実現。システムによっては「シフト表の作成」や「工数管理」にも対応します。
建設業務向け勤怠管理システムは、機能や特徴から4タイプに分けられます。
働き方改革関連法により、より正確で客観性のある勤怠管理の整備が急務となっています。自社の制度や体系、求める機能に合致するシステムを精査し、選びたいところです。
月額料金や初期費用がかからないサービスや無料トライアルなどもあるので、気になるサービスをまずは試してみるといいでしょう。
勤怠管理システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
アマノビジネスソリューションズ株式会社
アマノグループが提供する勤怠管理クラウドサービス。初期費用・基本料金なし、月次費用は完全従量課金なので、少人数や繁閑の人数変動があっても無駄なコストをかけずに導...
freee株式会社
1ユーザー月額300円で利用可能。初期費用0円。PC・スマホ・アプリ、ICカードや指紋・静脈認証など様々な打刻に対応。位置情報も取得できるため、直行直帰やテレワ...
株式会社ヒューマンテクノロジーズ
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