最終更新日:2023-12-15
LINE向けのマーケティングオートメーションを導入して、顧客とのエンゲージメント強化やマーケティング施策の自動化を実現したいとお考えの方へ。LINE向けMAツールの導入メリットやおすすめのツールなどをご紹介します。
マーケティングオートメーションとは、マーケティング施策の仕組み化を行うことや、仕組み化のためのツール自体を指します。具体的には、コンテンツ提供を介した顧客情報の収集・蓄積、見込み顧客の育成、マーケティング施策の分析といった業務を、属人的にならないよう効率化・自動化します。
顧客とのコミュニケーションにおいて、これまではメール配信が一般的でしたが、最近ではLINEの公式アカウントからのコンテンツ配信が普及。LINEを使ったマーケティングオートメーションが注目を集めています。ここでは、主なメリットを4つご紹介します。
今もマーケティング施策の一環として、多くの企業でメルマガが導入されていますが、決して開封率が高いとは言えないのが実情です。一方、LINEは日常的なコミュニケーションツールとして活用されていることから、メルマガのおよそ3〜6倍もの開封率の実現も可能となっています。また、迷惑メールフォルダに振り分けられないのも、LINEならではの強みです。
画像や動画を組み合わせて自由なビジュアル表現ができるほか、ボタン操作などのインタラクティブなコミュニケーションも可能に。また、スマホ画面を提示して利用するクーポンの配布などもできるので、テキスト中心のメルマガより訴求力が高まります。
訴求内容がユーザーにきちんと伝わり、「有用な情報が届く」という印象を与えられれば、自然と反応率が向上していくでしょう。
メルマガよりアカウント登録が簡単なのもLINEの強み。メルマガはメールアドレスを紙に書いてもらったり、空メールを送ってもらったりといった手間が発生しますが、LINEならQRコードから簡単に友だち登録ができます。
メッセージの確認画面に、「来店予約」「資料請求」といったメニューを表示させられるので、そこからアクションにつなげやすいのもLINEならでは。メール文中のURLからWebページへの遷移が必要なメルマガよりステップ数が少ないので、途中離脱の防止も見込めます。
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LINE向けMAツール導入による成功事例を4つご紹介します。
※出所:クウゼン(KUZEN)導入事例、Liny導入事例
教育系書籍の出版社が、顧客とのタッチポイントを創出するためにLINEアカウントを開設。「参考書の選び方」や「自宅学習のコツ」といった学習サポート情報の発信をはじめました。
新築住宅事業、アパート賃貸の仲介など、「住まいと暮らし」に関わる事業を複数展開している建設会社が、LINEを使った情報発信サービスをスタート。複数の事業を複数エリアで展開しているため、ユーザーをカテゴライズしてメッセージ配信を行うことにしました。
エネルギー、自動車、IT、総合人材サービスなど、様々なサービスを提供する総合販売代理店が、グループ全体の連携強化・シェア拡大のため、部門横断的な顧客情報の共有にLINEアカウントを活用。異業種の複数店舗で顧客情報を共有し、マーケティング施策に活かしています。
ウェディングフォト会社が、新規チャネル開拓と見込み顧客とのタッチポイント創出のために、LINEアカウントを開設。個別メッセージでのプラン提案、診断コンテンツの提供といった来館予約取得のための施策を実施しています。
LINE向けMAツールを使ってマーケティング施策で結果を出すには、「配信対象(友だち登録)を増やすこと」「ユーザーニーズに沿ったコンテンツを配信すること」が基本。そのために継続的に実施していくべき、3つのステップについて解説します。
友だち追加に特典をつけることは、集客増加に効果的な手段。特に、QRコード付きカードの作成・配布などができる実店舗と比べて、オンラインストアの場合はキャンペーン開催やクーポン配布が有効です。友だち紹介機能を搭載しているMAツールならば、既存の友だちや招待された友だちにLINEポイントや特別クーポン券などの特典を付与することで、集客しやすくなるでしょう。友だち追加の流入経路を記録・分析しておけば、コンテンツの出し分けにも活用できます。
また、友だちの母数を維持・増加させていくには、ブロックされない工夫も必要。ゲームコンテンツや診断コンテンツの配信、問い合わせ窓口、FAQなどリッチメニューを充実させることによって、「ユーザーにとって利便性があり、楽しい公式アカウント」と認知されることが大切です。
開封率や反応率を向上するには、顧客属性に合わせたコンテンツを配信することが重要。「いらない情報ばかり届いて迷惑」「開封するメリットがない」と思われると、ブロック率が高くなりかねません。そこで役立つのが、流入経路やアクティブ度、閲覧ページなどをもとにした顧客属性のセグメント抽出機能や、属性のタグ付け機能です。
近年ではAIによる配信自動化ができるMAツールも。「ユーザーのLINE閲覧時間に合わせて配信する」、「特定のページを閲覧したユーザーだけにおすすめ情報を配信する」など、よりパーソナライズされた配信をサポートしてくれます。
他にも時系列でのコミュニケーションシナリオに沿ったメッセージ配信ができる「ステップメッセージ機能」や、属性に合わせたリッチメニューの設定も、1to1でのコンテンツ配信に有効です。
もちろん、開封率や反応率はコンテンツの内容・クオリティにも左右されるので、数値をチェックしながらブラッシュアップしていく必要もあります。
配信したコンテンツやキャンペーンに対する効果測定も欠かせません。ユーザーがどんなコンテンツに反応したのか、そしてどんなアクションを起こしたのかといった情報から効果測定を行います。効果測定の結果は、セグメント配信やステップメッセージの設計見直しに活用できるでしょう。
また、CRM機能やアンケート機能を活用して顧客情報を充実させれば、コンテンツ配信の精度をさらに高められます。様々な顧客情報を一元管理できるMAツールなら、集めた情報をもとに多角的な分析を行い、マーケティング施策に活用することも可能です。
LINEを活用したマーケティングオートメーションが実現できる、LINE向けMAツールをご紹介します。
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(出所:クウゼン(KUZEN)公式Webサイト)
LINE公式アカウントにチャットボットを搭載することで、様々なマーケティング施策を実現するMAツール。シナリオテンプレートが多数用意されており、LINEを使った1to1マーケティングに強みを持つ。ボタン選択、クイックリプライ、カルーセルなど、ユーザーのアクションを促す機能が充実。ユーザーのセグメントや、付与したタグによって異なるメニューを表示する「リッチメニュー切り替え」機能も反応率向上に役立つ。
セグメント配信やステップ配信、ユーザー分析など、MAに必要な機能を網羅。導入後は、豊富な知識を持つカスタマーサクセスチームによるサポートが受けられる。
(出所:MicoCloud公式Webサイト)
LINE公認テクノロジーパートナーによるアカウントの立ち上げから戦略策定、施策改善までトータルサポートを提供するLINE顧客管理ツール。
流入経路分析やLINE登録チャネル別配信といった集客を効率化するための機能や、シナリオ配信やチャット機能、反応分析機能など、リードナーチャリングのための機能が揃い、このツールだけで効果的なLINE運用が実現できる。ナーチャリング施策を徹底することで、月間KPI200%超を達成した事例も。
充実したサポート体制も本ツールの特長で、KPIのすり合わせやマイルストーンの設定からコンテンツの考案、数値分析まで、ほぼすべての運用工程に並走してもらえる。
(出所:Liny公式Webサイト)
3,500社以上で導入されている、LINEマーケティングサポートツール。顧客情報を自動で収集・管理し、一人ひとりの好みに合わせた情報だけを配信できるので、反応率や売上の向上が見込めるほか、運用負担の軽減も期待できる。
セグメント配信をはじめとした配信・アプローチを最適化する機能だけでなく、顧客情報の管理機能やコンバージョン計測機能、流入経路分析機能など、管理・分析機能も豊富。マーケティング施策のみならず、カスタマーサポートや採用など、様々なシーンで活用されている。
また、大企業や官公庁に選ばれるほどの高いセキュリティ水準や、丁寧な運用サポートも心強い。
(出所:MAAC公式Webサイト)
顧客情報を収集・AI分析することで、メッセージ配信の自動化や最適化を支援するLINE CRMツール。登録日、性別、クリックURL、累計消費額などの取得データを最大17項目でセグメント化し、タグごとに配信内容を出し分けしたり、「クーポン受け取り」「商品購入」など指定したタイミングでシナリオ配信が可能。
「次の2週間で購入しそうな顧客を抽出してメッセージ配信」、「特定ページを閲覧した顧客の嗜好を分析し、レコメンド商品を配信」など、高い配信効果が見込める顧客に絞って効率的にアプローチできるのもメリットだ。
Google Analyticsと連携して、詳細な顧客分析も可能。流入経路の識別や、カゴ入れ・購入などの重要KPIの追跡も可能で、顧客分析や施策精度の向上にも役立つ。
(出所:DECA for LINE公式Webサイト)
LINE社の公式戦略パートナーが提供する、1on1接客サポートツール。デザイン性に優れたメッセージを手軽に作成・配信、ドラッグ&ドロップで感覚的にチャットボットを作成するなど、質の高い1on1接客を実現するための機能が揃う。また、友だち登録経路分析や対話型アンケートなど、顧客情報を集めるための機能も充実。集めた情報はCRM機能や各種レポート機能で管理・分析し、マーケティング施策に活用できる。
予約や商品購⼊、資料請求といった問い合わせをLINEトーク内でシームレスに完結させるといったカスタマイズが可能。SalesforceやLINE Beaconなど外部アプリとのAPI連携も、専属のエンジニアが対応する。
(出所:Ligla公式Webサイト)
非会員・会員ID未連携ユーザーへのアプローチや、パーソナライズされた情報配信を提供するLINE特化型MAツール。LINE公式アカウントの運用だけではリーチできなかった、友だち登録されていないユーザーに対してメッセージの通知が可能。友だちの更なる獲得が期待できる。また、機械学習アルゴリズムを用いた、ユーザー一人ひとりへのリアルタイム配信も魅力。適切なタイミングで閲覧商品やお気に入りをリマインドしたり、関連商品をレコメンドしたりすることで、購買意欲を逃さずに働きかけられる。
直感的に使用できる管理画面では、充実した配信結果レポートで効果測定を効率化。自社で保有するデータをはじめとした、様々な顧客情報の一元管理も可能。
(出所:L Message公式Webサイト)
アカウント数6,000件突破。LINE公式アカウントの集客、販促、自動化を支援するシステム。友だち登録の流入経路、ユーザーのパーソナル情報、興味関心を可視化できる機能の他、アンケート、予約受付、決済連携などの独自機能を搭載。「いつ、どの媒体から、誰が友だち登録したか」「どの経路に、どのメッセージを発信すると集客効率が良いのか」などを把握した上で、ステップ配信機能などを使って、最も効果が望める経路・メッセージで自動アプローチ可能。
料金体系も特徴的で、月額無料で利用できるフリープランあり。有料プランでも従量課金ではなく、月額固定料金のため使ったら使った分だけお得。初期費用無料で、契約期間の制約がないため、導入しやすいのもポイント。
(出所:LOYCUS公式Webサイト)
LINE公式アカウント運用を自動化・可視化できるMAツール。適切なコンテンツをユーザーに自動配信することで、効率的なロイヤルカスタマー育成を実現する。シナリオ配信・問い合わせ返信といった業務を自動化できるので、工数削減にも役立てられる。
「友だち」のデータも自動的に蓄積できるうえ、データを活用した細やかなセグメント配信で、マーケティング施策の効果最大化も見込める。友達追加経路の分析や、メッセージに含まれるURLのクリック率、ブロック率などから配信効果の分析・検証も可能。配信成果を把握し、的確にPDCAを回せるようになる。
(出所:DMMチャットブーストCV公式Webサイト)
完全成果報酬型でリスクなく導入できるLINE公式アカウント運用サービス。LPから離脱しているユーザーに対してLINE上で顧客接点を構築。ユーザーのニーズをアンケート形式でヒアリングしてそれぞれに合った有益な情報を提供する。定期的なメッセージ配信によって商品価値を訴求し、購買意欲を育てることで、ユーザーの購買行動を促進できる。
マーケティング視点での戦略設計・機能開発に強みを持ち、早期のパフォーマンス向上に貢献。業界ごとのシナリオ分析に加え、LP離脱ユーザーにフォーカスした独自のインサイト分析によって、戦略的なシナリオ設計・チューニングを実施。運用改善も図れる。
LINEが日常的なコミュニケーションツールとして活用されている今、顧客との接点づくりにもメールだけではなく、LINE公式アカウントからのコンテンツ配信が広く取り入れられています。
開封率の高さや反応率の向上といったメリットがあるLINEですが、一方で「有用な情報が少ない」ととらえられ、ブロックされてしまうリスクも。そのため、LINEを使ったマーケティング施策で結果を出すためには、LINE向けMAツールの導入が必要になります。
より効果的・効率的にLINEを活用したマーケティングオートメーションを実施するためには、次の3つのステップを継続的に行うことが重要です。
(1)配信対象(友だち)の獲得
(2)顧客属性にあわせたコンテンツの配信
(3)効果測定・顧客情報の一元管理
友だち追加の流入経路の分析や、パーソナライズされたコンテンツ配信、顧客情報の管理など、自社のLINEマーケティングに必要な機能を精査して、最適なMAツールを検討してみてください。戦略の立案から、施策の振り返り・改善案の策定など、サポート体制の充実度も重要なポイントになります。
より精度の高いマーケティング施策の実施や、運用負荷を軽減するために、LINE向けMAツールが役立つでしょう。
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