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ETLツールの比較12選!タイプ別に一覧化して紹介

ETLツールの比較12選!タイプ別に一覧化して紹介

最終更新日:2024-09-03

社内外に散在するデータを分析・活用したいものの、データ準備の負荷の大きさに課題を感じている方へ。データ活用を効率化するETLツールの使い方や比較ポイントを解説しつつ、おすすめツールをタイプ別に一覧化して紹介します。

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目次

ETLツールとは?

ETLツールとは、社内外に散在するデータを活用しやすいように、収集・加工することのできるツールです。データの抽出(Extract)、変換(Transform)、格納(Load)などを行うことから、頭文字を取って「ETL」と呼ばれています。

ETLツールの必要性

企業が保有する様々なデジタルデータを、基幹システムとBIツール・データベースなど、異なるシステム間で利用しやすくするためには、個々のデータを加工する必要があります。

従来は、ExcelやGoogleスプレッドシートなどを使って手動で加工する、もしくはエンジニアに変換ツールを作ってもらうのが一般的でした。しかし、データソースが複数かつ大量にある場合、膨大な手間・負荷がかかってしまいます。また、マクロなどの専門知識もある程度必要になってくるため、どうしても作業が属人的になりがちです。

ETLツールのメリット

ETLツールなら、事前に設定するだけで必要なデータの変換・加工処理を自動で行えます。導入によって、以下のようなメリットが見込めます。

データ活用の効率が上がる 専門知識がないスタッフでも必要なデータを抽出・加工して異なるシステムに受け渡すことが可能です。作業が自動化されるため、大量のデータでも処理できるようになります。
コスト・工数削減につながる これまでデータの変換・加工に費やしていたリソースが必要なくなるため、コスト・工数削減につながります。その分、本当に人的対応が必要とされている業務に向けられます。
入力や変換ミスが減る 手動の作業にありがちな入力・変換ミスを、自動化することで減らせます。

ETLツールのおすすめ一覧

タイプごとのおすすめETLツールの一覧は次の通りです。

専用タイプ:国産
「Waha! Transformer」「Reckoner」「TROCCO®」

専用タイプ:海外製
「Talend Data Fabric」「Stitch」「Precisely Connect」

DWH、BI機能も搭載するタイプ
「データ統一クラウドSrush」「Pentaho」

EAIに含まれるタイプ
「ASTERIA Warp」「Qanat2.0」

パブリッククラウドサービスタイプ
「AWS Glue」「Azure Data Factory」

記事後半では各ツールの詳細を解説していますので、「すぐにツール選定に移りたい」という方は、上記のリンクからご覧ください。

「選び方などを含めてもう少し詳しく知りたい」という方は、記事を読み進めてください。ETLツールと似たEAIツール・iPaaSとの違い、ETLツールのタイプ・比較ポイントなどを、わかりやすく紹介します。

ETLツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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類似ソリューション(EAIツール/iPaaS)との違い

ETLツールと似たソリューションとして、EAIツールとiPaaSがあります。それぞれの主な特徴や用途を以下の表にまとめました。

特徴 適した用途
ETLツール 大量のデータをまとめて抽出・変換・格納する作業に強みあり。バッチ指向なので、即時性はEAIツールのほうが優れている 複数ソースから集めた大量のデータを統合し、分析に活用したい場合。たとえば、「DWHの構築」「データマートの作成」など
EAIツール 異なるシステムやアプリケーションなどをリアルタイムで連携させられる 異なるシステム間でのデータのやり取りをスムーズにしたい場合。たとえば、「CRMとERPの統合」「ヒューマンリソース管理の統合」など
iPaaS 異なるクラウドベースのアプリケーションを統合するためのプラットフォーム クラウドサービスを中心にシステムを構築しており、かつスピーディーな統合が必要な場合。たとえば「API連携によるデータの取り込み」「定期的なデータの取得・同期」など

EAIは「Enterprise Application Integration」の略称で、企業内の様々なシステム間でビジネスプロセスやデータを連携させるための仕組みや技術を指します。

データをつなぐという点ではETLもEAIも同様ですが、ETLがバッチ指向、EAIがイベント指向という点で大きく異なります。すなわち、ETLは一度に大量のデータを処理できますが、EAIはあまり多く対応できません。その分、EAIは必要なデータをリアルタイムかつ確実に連携できるという強みがあります。

EAIツールについては、「データ連携ツールの比較7選。EAIをタイプ別に紹介」、iPaaSについては「iPaaS製品の比較15選。タイプ別の選び方」で詳しく解説しています。

ETLツールを使ったデータ分析の流れの例

ETLツールを使ったデータ分析の流れの一例をご紹介します。

  1. 業務基幹システムやデータベース、クラウドサービスなどからデータを収集
  2. 収集したデータを加工・変換する
  3. Google BigQueryなどのデータウェアハウス(DWH)や、データレイクなどに送出する
  4. TableauやLoockerといったBIツールでデータを分析する

 

ETLツールのタイプ

ETLツールのタイプは大きく4つに分けられます。それぞれの特徴について解説します。

1.ETL専用タイプ(国産・海外製)

様々な形式のデータソースを抽出・収集して、使いやすい形へと変換し、DWHや他システムへと出力するETL機能に特化したタイプです。日本企業向けの機能やサポートが充実した「国産ツール」と、世界中での導入実績や拡張性に優れた「海外製ツール」に分けられます。

このタイプでは、データ連携させたいシステムの種類や数、データファイルのフォーマット、使いやすさ、サポートサービスの有無などが検討材料に。社内の導入環境や目的を見極めることが重要です。

たとえば、国産であれば「TROCCO®」はデータレイクからデータマートを生成(ETL)し、DWH内のデータをビジネス活用しやすい形に整備可能。また「Reckoner」は、30種類以上のサービス間のデータ転送・加工処理ができるだけでなく、それをGUI(ワークフロー作成)だけで実現できます。非エンジニアでも利用できる使いやすさもポイントです。

2.ETL機能のほか、DWHやBI機能も搭載するタイプ

ETLで変換したデータをDWHに出力して保管し、それらのデータをBI機能によって分析できるタイプです。代表的なツールは「データ統一クラウドSrush」。3つの機能を統合することで、データ分析のフローをオールインワンで提供可能です。

3.EAIでETL機能を搭載するタイプ

EAIツールはETLツールのように一度に大量のデータを処理することはできませんが、複数の業務システム間のデータをリアルタイムで連携させることができます。その中には「ASTERIA Warp」のように、ETLツールとしての機能を備えたものもあります。

たとえば、「受注処理や在庫の引き当て」などリアルタイムでのデータ処理と、大量のデータの処理・整備との両方が必要な現場におすすめのタイプです。

4.パブリッククラウドサービスのオプションとして提供されるタイプ

AWSやAzureといったパブリッククラウドサービスのオプションメニューとして、ETL機能が提供されるタイプ。

たとえば、仮想サーバーの「AWS S3」やデータベース「AWS RDS」など、自社のシステム環境をAWSで統一している場合に「AWS Glue」を使うと、データ統合が迅速かつ効率的に。すでにパブリッククラウドサービスを利用している場合、有力な選択肢となるでしょう。

 

ETLツールの比較のポイント

ETLツールの導入を検討する際に注意すべき、3つの比較ポイントについて解説します。

1.データソース連携のためのコネクタの有無

様々なDBやクラウドサービスとの連携コネクタが多数用意されていれば、プログラミングの知識がなくても、スムーズなデータ連携が実現できます。

たとえば「TROCCO®」は、Google AnalyticsやBigQuery、Tableauなど約100種類のコネクタがそろううえ、年間20種以上のペースで追加も実施。様々なデータソースとのスムーズな連携が可能に。

2.処理可能なレコードの規模

EAIツールとETLツールの違いのひとつとして、「処理可能なデータ量」が挙げられます。EAIツールと比べて、大容量データの処理に強みを持つのがETLツールですが、膨大な量のデータを処理する必要がある場合には処理可能なデータ量をチェックしておかなければなりません。

「Waha! Transformer」は、インストールサーバーのCPU数やデータ処理の複雑さに応じてマルチスレッドで処理を実行するため、大量データも高速に処理することができます。環境によって、1日あたり15億件以上のデータ処理を可能とする事例も。

3.価格(課金方法やオプション費用)

ETLツールの価格は、定額制と従量課金制の2つの料金体系に大別できます。

恒常的に大量のデータを処理しなければならない場合は、定額制のほうが安定的に運用できるでしょう。一方、時期によって処理しなければならないデータ量が増減するなら、使わない時期に利用料を抑えられる従量課金制が適しています。

また、基本料金に加えてコネクタごとにオプション料金が発生するサービスも。連携先が増える場合は考慮が必要です。

 

おすすめのETLツール(専用タイプ:国産)

国産のETL専用タイプのおすすめツールをご紹介します。

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Waha! Transformer(株式会社ユニリタ)

Waha! Transformer公式Webサイト

(出所:Waha! Transformer公式Webサイト)

基幹系システムからクラウドデータベース、Web APIやExcelファイルまで、様々な環境のデータ抽出・変換・加工・連携を実現するETLツール。EDIやDWHなど各種業務アプリケーション間のデータ連携基盤として利用されたり、組織内の各所で仕様の異なるExcel更新作業の効率化に使われたりと、産官学や業種・業態を問わず導入されている。
大量データを高速処理できるほか、高度な処理もシンプル操作で簡単構築できるのも強みだ。1999年にリリースされた純国産ツールならではの豊富なサポート実績を持ち、製品選定から導入後のフォロー、利用範囲の拡張まで、手厚い一貫サポートが得られる。

  • 料金:年額135万円〜

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Reckoner(株式会社スリーシェイク)

Reckoner公式Webサイト

(出所:Reckoner公式Webサイト)

使いやすさを追求したクラウド型ETL/データパイプラインサービス。難しいプログラミングの知識がなくても、GUIでデータ連携フローを作成するだけでデータの連携・分析が行える。SREに強みを持つインフラ環境で運用されているため、別途での基盤の準備や可用性、バックアップ・セキュリティ対応などが不要。
広告やSFA/MA、CRMなど30種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続でき、データの読み込みは数クリックで完了。データを変換・結合する際には、リアルデータを使ったプレビューを表示し、結果を確かめながらの操作が可能。業務効率化、マーケティングへのデータ活用、分析基盤の構築運用など、データ連携作業の工数を大幅に削減できる。

  • 料金:月額30,000円〜

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TROCCO®(株式会社primeNumber)

trocco®公式Webサイト

(出所:TROCCO®公式Webサイト)

ETL/データ転送やデータマート生成、ジョブ管理、データガバナンスなど、データエンジニアリング領域をカバーした分析基盤構築・運用をサポートするSaaS。あらゆるデータの連携・整備・運用を自動化し、データ活用環境を整備することで、インサイトを得やすい環境を作り上げる。
プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載しているのに加え、CPU・メモリ割り当てを自由に選べる高速化オプションも。UIはデータエンジニアにとって最も設定・運用がしやすい設計となっており、最短5分で本番環境を展開することができる。約100種のDB、ストレージ、SaaSと連携できる強みも。

  • 料金:月額15万円(Essentialプランの場合)

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おすすめのETLツール(専用タイプ:海外製)

海外製のETL専用タイプのおすすめツールをご紹介します。

Talend Data Fabric(Talend)

Talend Data Fabric公式Webサイト

(出所:Talend Data Fabric公式Webサイト)

データの統合、データ整合性とガバナンス、アプリケーションとAPI統合をプラットフォームへと集約して一元化。信頼できるデータ基盤を実現するプラットフォーム。
オンプレミスからクラウドまで、あらゆるソースからのデータを変換して統合し、BIをはじめとした様々なシステムでのデータ活用を可能にする。データ集約のために使えるコネクタは1,000種以上、集約作業は自動化することができるので、大幅な生産性向上が見込める。
また、自動化された品質チェックによって、整合性のあるデータを提供。ビジネス上の正しい意思決定をサポートする。無料のデータ評価ツール「Talend Trust Assessor」を使えば、自社のデータの信頼性と、改善に役立つヒントが記載された簡易レポートを受け取ることができる。

  • 料金:要問い合わせ

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Stitch(Stitch)

Stitch公式Webサイト

(出所:Stitch公式Webサイト)

130以上のソースから、DWHやデータレイク、ストレージプラットフォームへとデータを迅速に変換・転送し、分析に活用できるクラウド型のETLツール。Google AnalyticsやSalesforce、Shopifyなど様々なソースからデータを取得するアダプタが100種以上そろう。
セキュリティ性の高さも強みで、SSHトンネリングやIPホワイトリストなど、すべてのデータソースと送信先に安全に接続するためのオプションも用意されている。加えて、AWSの環境下で定期的に自動脆弱性スキャンを実行。セキュリティアップデートとパッチをインストールすることで、高いセキュリティレベルを維持する。
その他、エラーの自動修復機能など、開発の効率向上に役立つ機能も充実。

  • 料金:月額100ドル(Standardプランの場合)

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Precisely Connect(Precisely)

Precisely Connect公式Webサイト

(出所:Precisely Connect公式Webサイト)

基幹情報システムからクラウドサービスまで、幅広い領域のデータをシームレスに統合することができるETLツール。データ量やユーザー数の急増など、予測不能なピーク需要に対応できるパフォーマンスとスケーラビリティを持つ。データ構造とシステム属性に基づいて、最も効率のよいアルゴリズムを選択する自動調整エンジンを搭載していることから、何百時間もの開発時間を短縮した事例も見られる。加えて、データ受信用のデータベースを構築する必要がないことも、開発工数・期間の削減に役立つ。
リアルタイムデータ複製機能を活用すれば、アクセス元のデータベースに負荷をかけることなく、リアルタイムで変更が同期されるように。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのETLツール(DWH、BI機能も搭載するタイプ)

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データ統一クラウドSrush(株式会社Srush)

データ統一クラウドSrush公式Webサイト

(出所:データ統一クラウドSrush公式Webサイト)

データ活用に求められるデータ基盤とBI機能をオールインワンで提供する分析ツール。SalesforceやGoogle Analyticsをはじめとした100種類以上のサービスと、クリックだけで連携可能なETL機能を搭載。抽出したデータは、Excelに似た画面から直感的な連携操作でDWHに出力・保管。作成したデータテーブルは、BI機能によりグラフ形式でビジュアル化して分析可能。3つの機能を併せ持つことで、正確な最新データを誰でも簡単に統合・集計・分析できる。エンジニアや専門性を持った人材がいなくても、導入・運用は安心だ。
その他、Srush上に連携されているデータに対して文書形式の指示を出すだけで、分析結果が自動生成されるAI機能も実装。データ分析の更なる簡素化を促進する。

  • 料金:要問い合わせ

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Pentaho(株式会社日立製作所)

Pentaho公式Webサイト

(出所:Pentaho公式Webサイト)

データパイプラインの開発を支援するデータ統合・分析基盤。データ統合や分析、データマイニングといった機能がそろい、多様なデータソースからの統合、複雑なデータ分析、予測モデリングを可能にする。出入力できるデータ形式も幅広く、HADBやOracle Databaseなどのリレーショナルデータベースや、MongoDBやCassandraといったNoSQLデータベース、更に、CSVをはじめとした各種ファイルなどに対応。
ETLを構成する部品をドラッグ&ドロップで配置するGUI開発で、ETL処理を視覚的に定義。ビジネス部門のユーザーでも利用できる。加えて、ETL基盤とBI基盤の連携によって、ETL処理の実行時間が短くなり、データをリアルタイムに参照できるようになるという強みも。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのETLツール(EAIに含まれるタイプ)

ETLツールとしての機能も備えたEAIツールをご紹介します。

ASTERIA Warp(アステリア株式会社)

ASTERIA Warp公式Webサイト

(出所:ASTERIA Warp公式Webサイト)

データベース連携機能が搭載されたEAIツール。導入企業は10,000社以上、国内でのシェア率52%と、データ連携ミドルウェアのデファクトスタンダードとして幅広い領域・業種で利用されている。オプションとして用意されている連携アダプタは100種以上。グループウェアやSFA/CRM、BI、クラウドサービスなど、様々なソースとの連携が可能。普段はEAIツールとして利用し、スポットでETL機能を備えた上位プランに切り替える、という使い方もできる。
データ変換や投入のフローを設計する際にプラグラミングが不要なので、データ分析基盤の内製化に役立つ。IT人材が不在でもデータのビジネス活用が可能に。また、「0からわかるデータ連携解説セミナー」など、ETL/EAIツールを使いこなすためのセミナーも開催。

  • 料金:月額60,000円〜(ASTERIA Warp core +の場合)

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Qanat2.0(JBアドバンスト・テクノロジー株式会社)

Qanat2.0公式Webサイト

(出所:Qanat2.0公式Webサイト)

データ連携の柔軟性と拡張性に強みを持つツール。基本ライセンスに加えて様々なアダプタを組み合わせることで、多彩なシステムと連携可能。オンプレミス・クラウド問わず利用でき、たとえばオンプレのシステムと、クラウドサービスのkintoneやSalesforce等の連携によく利用されている。
社内外に点在する様々なデータを、ドラッグ&ドロップやアイコンによる直感的な操作だけで、簡単に他のシステムへ連携・変換可能。手動で任意のタイミングで実行するほか、スケジュールで日時指定して自動処理させたり、指定のファイルが作成された瞬間に処理させたり、トリガーを柔軟に仕掛けることができるのが特徴。

  • 料金:要問い合わせ

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おすすめのETLツール(パブリッククラウドサービスタイプ)

パブリッククラウドサービスの機能として提供されるETLツールをご紹介します。

AWS Glue(Amazon Web Services)

AWS Glue公式Webサイト

(出所:AWS Glue公式Webサイト)

分析や機械学習、アプリケーション開発のための、データ検出・変換・結合ができるサーバーレスデータ統合サービス。サーバーレスなので、インフラのセットアップや管理は不要。導入してから、最短数分でデータの分析・活用が可能となる。
視覚ベースとコードベース、2種類のインターフェイスを使えるのが特徴で、ノーコードでもデータを移動および変換する ETL ジョブが構成できる。また、スケジュールベース、オンデマンド、イベントベースでジョブを呼び出せるので、複数のジョブを並列で開始したり、複雑な ETL パイプラインを構築したりすることも可能。1年間の無料利用枠があるので、試しに導入してみるのも一手。

  • 料金:要問い合わせ ※従量課金制

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Azure Data Factory(Microsoft)

Azure Data Factory公式Webサイト

(出所:Azure Data Factory公式Webサイト)

多種多様なデータソースに対応したサーバーレスデータ統合サービス。アクティビティと呼ばれる処理ステップなどをGUI上で編集し、ノーコードでETLワークフローを構築できる。また、SalesforceやAWSなどと接続できる90種以上のコネクタを無料で提供。初期費用不要で従量課金制なので、低コストで導入スタートできるのも魅力。
統合されたデータをAzure Synapse Analyticsなどのデータストアに公開することで、BIツールを使ったデータの分析が可能に。様々な形式の生データをそのまま格納できる「Azure Data Lake」との連携もおすすめ。

  • 料金:要問い合わせ ※従量課金制

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まとめ

様々な業務のデジタル化が進むと同時に、データ形式のバラつきによる統合の負担増、データの散失といった課題が顕在化してくるでしょう。ビジネス上の意思決定を左右しうる、貴重なデータを有効活用するためには、信頼できるデータ分析基盤の構築が欠かせません。

ETLツールを導入すれば、膨大なデータの抽出・変換・格納が可能となります。ETLツールを選ぶ際は、次の4つのタイプから自社に合致するものを見ていきましょう。

  1. ETL専用タイプ(国産・海外製)
  2. ETL機能のほか、DWHやBI機能も搭載するタイプ
  3. EAIでETL機能を搭載するタイプ
  4. パブリッククラウドサービスのオプションとして提供されるタイプ

その上で、「データソース連携のためのコネクタがあるかどうか」「処理可能なレコードの規模はどうか」「価格は定額制と従量課金制のどちらか」といった点に注意して、検討を進めてみてください。

自社に合ったETLツールを導入することで、様々なデータや分析結果をビジネスに有効活用できるようになるはずです。

ETLツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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Waha! Transformer

株式会社ユニリタ

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