最終更新日:2024-08-23
防犯のために店舗・オフィス・倉庫などの状況をクラウドカメラで把握したい方や、河川の増水・氾濫を映像で確認して対策したい自治体の方へ。遠隔で見守ることができるクラウド監視カメラの比較ポイントや選び方とあわせて、おすすめのサービスを紹介します。
クラウド監視カメラとは、専用のカメラで撮影した映像や音声を、遠隔地のPCやスマホなどで確認することができるカメラおよびクラウドサービスのことです。クラウド防犯カメラ、クラウド型カメラとも呼ばれています。
カメラで撮影された映像・音声データは、インターネットを介してクラウド上にアップされ、遠隔からでもリアルタイムで映像の閲覧や録画されたデータの確認が可能に。そのほか、ズームを使った遠隔操作や、画像解析なども行えます。
既存の防犯カメラ、監視カメラとの主な違いは、カメラから直接クラウド上に撮影データを記録するため、録画データ保管用のハードディスクが不要という点です。ハードディスクの設置スペースが不要になるほか、壊れやすいハードディスクの管理やメンテナンスの手間からも解放されます。
また、大規模災害が発生した場合も、カメラとネットワークが稼動している限り、クラウド上に蓄積される録画映像を確認できるように。
既存のカメラと比べて管理が手軽なため、今までは設置できなかったような場所にも積極的に導入され、広がりを見せています。
主な用途としては、防犯対策、改善指導や販促効果確認といった店舗改善、そして河川監視の3つが挙げられます。ほかにも、駐車場や建設現場、介護施設の状況確認や店舗の混雑状況の把握、万引き抑止、レジの金銭トラブル対策、農作物の育成状況の確認など様々なシーンで利用されています。
カメラのタイプは、映像だけ記録されるものや、音声も記録できるものなど様々。360度カメラや180度の魚眼カメラ、一定方向のカメラ、夜間でも撮影できる赤外線カメラ、防水・防塵機能が付いた屋外用カメラ、新型コロナウィルスの感染対策として注目されたクラウド型のサーマルカメラなど、用途にあった機能のカメラを選べます。
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まず、クラウド監視カメラの主な利用目的として挙げられるのが「防犯」です。飲食店や小売店舗などを中心に導入され、万引きや強盗などの外部リスクだけでなく、従業員による不正・トラブルなど、内部リスク対策としても活用されています。
カメラの設置により、監視していることを視覚的にアピールできるため、万引きや無銭飲食などの犯罪の抑止力にも。また、従業員による売上金の着服や、昨今話題になっているバイトテロと呼ばれる不適切行為などのリスクにも備えることができます。
レコーダー型のようにバックスペースに録画機器、モニターなどを設置する必要がないため、バックヤードが狭い店舗でも導入が可能。レジの上部に設置すれば、開閉や金銭の取り扱いを監視できるため、レジ金の不正・ミスの防止に備えられます。また、クラウド型のPOSレジと連携し、レジの会計情報と会計時の映像を紐づけて確認できるサービスも。
トラブルを未然に防ぐだけでなく、問題が起こってしまった後の原因究明にも役立てられます。
遠隔地から各店舗の様子を一覧で確認することができるため、多店舗展開する企業の監視業務を効率化できます。
万が一接客中にトラブルが発生した場合、既存の防犯カメラだと現地に足を運び、ハードディスクに録画されたデータの確認が必要に。一方、クラウド監視カメラであれば、スマホからリアルタイムに状況を把握でき、より速やかな対応を実現します。
次に、クラウド監視カメラを店舗改善の目的で利用した場合のメリットを説明します。店舗改善には大きく分けて「接客や作業の改善指導」と「販促分析」の2つの意味合いがあり、それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず、「接客や作業の改善指導」について解説します。多店舗を展開する大手チェーンの場合、各店舗での日常的な教育や指導とは別に、本社の社員やエリアマネージャーなどが訪問して直接指導を行うことも。指導担当者は、あらかじめ設定された日時、あるいは抜き打ちで店舗へ訪問しますが、その訪問した日時の様子しか確認できず、表面的な指導になりがちに。
クラウド監視カメラで店内の日常の様子を確認できれば、訪問時により丁寧で的確な指導が行えます。たとえば、訪問日時が平日の昼間であっても、週末の夜といった多忙な時間帯の様子をクラウド監視カメラで把握しておけば、忙しい時間帯の状況も理解したうえでアドバイスができるように。訪問時に気づいたことだけを注意するよりも説得力が増すため、店舗で働く従業員との信頼関係も深まり、効果的な業務改善も望めます。
昨今、クラウド監視カメラの用途として需要が高まっているのが「販促分析」です。来店客の店舗での行動を分析し、そのデータを販促活動に役立てられるように。たとえば、販促コーナーを店舗内に設置した場合、何人が足を止めて立ち寄ったのかをはじめ、前回の販促時との人数の増減比なども確認できます。
映像データをリアルタイムで確認して来店状況を把握できるほか、来店人数のカウントや、来店者の性別・年齢といった属性を判別する顔認証など、販促に特化した機能を持つサービスも。来店人数や属性を把握すれば、すぐに販促活動や接客に反映でき、顧客満足度の向上につながります。
更に、POSデータと連携できるシステムなら、購買実績と照合することで「足を止める人は多かったが、購買にはつながらなかった」といった課題の早期発見も可能に。
防犯や店舗改善とは大きく異なりますが、河川監視にもクラウド監視カメラが利用されています。ここ最近は、年間を通じて各地で豪雨災害が報じられ、河川の氾濫対策のニーズはますます高まる傾向に。
河川監視に特化したクラウド監視カメラサービスでは、水位標を常時監視し、一定の水位に達したら管理者にメールでアラート(通知)する機能を搭載。水面が見えづらい夜間や移動が困難なゲリラ豪雨のなかでも、遠隔地から水位の上昇を安全に把握できるように。災害の恐れがある状況下では様々な対応に追われ、人手が足りない場合が多いため、水位監視の自動化が役立ちます。
河川の水位状況を確認する際、通常は設置されている水位標を目視で読み取る必要があります。しかし、目視では水位標が小さくて不鮮明となったり、悪天候時や夜間では確認が困難になったりする場合も。
クラウド監視カメラなら、映像上にバーチャルの水位標を表示し、悪天候の際にも安全かつ正確に危険水位を確認できるように。また、水位標が未設置の場所での確認も可能になります。
河川監視を目的に利用する場合は、防水・防塵対策がなされた屋外用で、更に夜間でもはっきりと監視できる赤外線対応タイプのクラウドカメラを選ぶとよいでしょう。加えて、一部のクラウド監視カメラサービスで提供されている、水位の状況を把握するための機能も必要に。氾濫の恐れのある河川のほか、用水路が張り巡らされた街でもこのタイプのサービスが導入されており、今後も広がっていくことが予想されます。
新たにサービスを導入する際は、メリットだけでなく、注意点も確認しておきましょう。
店舗にクラウド監視カメラを設置する場合、撮影される側の従業員の気持ちを汲み取り、理解を得ることが重要です。何の説明もなく設置すると、常に本部や上司に監視されているようで、不満に感じる従業員もいるでしょう。
クラウド監視カメラの導入の際には、「離れた場所からでもリアルタイムで現場の様子に目を配れる」「トラブルが起こった際に従業員を守れる」といったことが主目的であると丁寧に説明すれば、気持ちよく受け入れてもらえるはずです。
既存の防犯カメラが普及して何十年も経過していますが、なかには防犯カメラに自分が写り込んでしまうことを好ましく思わない人や、映像データがクラウド上に保存されることに抵抗感を覚える人も。
プライバシー面に配慮するなら、データの暗号化やVPN接続といったセキュリティ対策をしっかり行っているサービスがおすすめです。
また、介護施設では、虐待や徘徊、事故などのトラブル対策として導入されるケースも増えていますが、プライバシーへの配慮が重要なポイントに。撮影不要箇所を隠すことができるプライバシーマスキング機能を備えたサービスを導入すると安心です。
ここまでクラウド監視カメラ導入のメリットと注意点を見てきましたが、実際にサービスを選ぶ際には、次の6つのポイントを比較して選ぶとよいでしょう。
特定の地点を監視するのであれば、その方向だけを監視できるカメラで十分です。一方、オフィスや店舗を幅広く監視するのであれば、360度カメラといった視野角の広いカメラが必要に。
たとえば、360度の魚眼レンズのカメラなら、天井に1カ所設置するだけで、死角のない1~4台分の映像としてモニターできます。設置台数やトータルコストを抑えられるうえ、撮影した映像はリアルタイムで補正されるため、通常レンズと変わらないクオリティの映像を残せるように。
カメラを新たに設置する場合をはじめ、インターネット回線と電源の両方を用意したり、電源が確保できなかったりする場合は、追加工事や延長コードなどの準備が必要に。もしくは、LANケーブルを通して給電できるPoE回線に対応しているタイプが便利です。その場合は、ネットワーク機器のスイッチもPoE給電に対応していることが必須になります。
カメラへの電源さえ確保できれば問題ない場合は、Wi-Fiでインターネット接続できるタイプも有用です。
クラウド監視カメラの通常機能に加えて、画像解析といった機能を備えたサービスも。店舗改善や販促分析を目的に導入する場合は、導線把握や人数カウント、顔認証で属性判別ができる分析機能を搭載したサービスを選びましょう。
また、河川監視に利用する場合は、バーチャル水位標を表示できる機能や、動体検知機能を備えたサービスを選べば、より導入効果が高まります。
警備員が監視するような有人監視を行うのであれば、複数台のカメラ映像を一覧化して同時に目視できるものを選ぶと、業務効率がアップします。
継続して複数台のカメラを運用していくためには、保守まで任せられるサービスを選ぶのがおすすめ。すべてのカメラの動作状況を常時監視しているサービスなら、「いつの間にかカメラが故障していて映像が残っていなかった」といったトラブルを防げます。
また、動き・音・明るさなどの異常を検知すると、メールやプッシュ通知で知らせてくれる機能を備えたサービスも。
情報漏えいを防ぐなら、カメラへのアクセスの遮断や、VPN内での送受信、録画データや通信の暗号化など、セキュリティ対策が充実しているサービスを選ぶと安心です。
おすすめのクラウド監視カメラサービスを紹介します。
サービス名 | 特長 | 料金 |
---|---|---|
coomonita | カメラ設定不要・ネットワーク接続のみで手軽に利用でき、多機能を搭載 | 月額2,000円/台 (録画期間30日間の場合) |
キヅクモ | AI搭載のカメラで人や物体、動物を自動識別可能。中小規模の店舗・施設向け | 月額1,200円~/拠点、 初期費用32,000円〜 |
lukuba | カメラ本体代無料・設置台数無制限。視聴権限付与や2階層化など、管理一元化が可能 | 月額1,200円 (7日間保存プランの場合) |
ギガプライズのクラウドカメラサービス | 防犯・監視・振り返りに必要な機能を標準搭載。独自の現地調査や施工などを実施して業界最安値基準で導入可能 | 月額980円/台~ |
safie | 大企業から個人店舗まで利用実績あり。200種類以上からカメラの選択が可能 | 月額2,000円 (録画期間30日間の場合) |
ELMO QBiC CLOUD | マスキング機能搭載で、オフィスへの設置といったプライバシー配慮に対応 | 月額1,000円~、 カメラ本体19,800円/台~ |
ギガらくカメラ | 混雑状況確認に特化した映像解析機能やPOSレジ連携など、店舗設置向け | 月額2,500円 (クラウドプラン・録画期間30日間の場合) |
クラウドカメラ サービス |
光回線・無線・LTE回線から場所によって通信回線を自由に選択可能 | 要問い合わせ |
みえますねっと | 屋内外や広角対応など、幅広い目的に対応する豊富なカメラをそろえる | 月額2,780円 (クラウド録画プラン・クレジットカード決済の場合) |
Eagle Eye Cloud VMS | 完全プライバシー暗号化機能で、セキュアな管理・運用が可能 | 要問い合わせ |
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(出所:coomonita公式Webサイト)
撮影した映像を24時間365日、クラウド上で保管・管理し、PCやスマホから高画質な映像とクリアな音声が確認できるクラウド監視カメラサービス。カメラへの外部からのアクセスは遮断され、録画されたデータは暗号化技術によって守られる。カメラの設定が完了した状態で納品されるため、ネットワークに接続すれば自動でアクティベーションされ、手軽に設置できる。
カメラ1台あたり、最大15ユーザーまで映像の共有が可能。また、カメラが動きや音を検知した時に、メールまたはプッシュ通知で知らせたり、タイムラプス動画を生成したりするなど、効率的なモニタリングを実現する機能も充実している。商業施設において混雑を検知し、混雑状況をリアルタイム表示できるのも特徴だ。
(出所:キヅクモ公式Webサイト)
小売店や食料品店、医療施設、オフィスなど、中小規模の店舗・施設向けのネットワークカメラサービス。AIを搭載したカメラで、人や車、動物を自動で識別。重要な部分のみをピンポイントで記録することで、映像を見返す手間を最小限に抑えることができる。更に、取り扱っているカメラはすべてFull HDサイズ。手元や顔なども確認でき、夜間や遠方からでも状況把握しやすいのが強みだ。
撮影した動画は事前にルールを設定することで、時間や場所、画像付きでの通知を実現。また、動体検知をすると、リアルタイムでユーザーへ通知される。動画は遠隔からでも確認でき、異変があった際はいつ・どこでも閲覧が可能になるため、管理業務の効率化を支援する。
(出所:lukuba公式Webサイト)
カメラを何台設置してもカメラ本体代が無料の、事業者向けクラウドカメラ。オプション契約や解約金といった条件の縛りがなく、月額1,200円~のクラウド録画保存料金のみで利用が可能。
1つの管理画面で設置した複数のカメラの映像を一元管理。高品質な映像を、スマホやタブレットからいつでも・どこでもスムーズに視聴できる。また、カメラごとにメールアドレス単位で視聴権限の付与を実現。映像の共有数に制限もないため、「本部の責任者は全店舗のカメラを、エリアマネージャーは管轄する店舗のカメラのみを視聴する」といった活用方法で、内部統制にも有用だ。
動作・音声検知機能を備え、映像の範囲内で異常を検知すると、スクリーンショット付きでメールやプッシュ通知を自動送信。1分ごとの静止画を一覧表示して確認できる、「ビジュアルサーチ機能」も用意している。
(出所:クラウドカメラサービス公式Webサイト)
スマホから24時間高画質な映像を閲覧できるクラウドカメラサービス。約100万画素・赤外線機能で、昼夜を問わず鮮明かつなめらかな映像を確認できる。防犯・監視・振り返りに必要な機能を標準搭載。映像だけでなく音声も確認できるため、リアルタイムでの映像確認で現場状況の把握・監視はもちろん、「検知イベントにジャンプして映像を再生」「動きのある映像のみ確認」といった振り返りもスムーズだ。複数台のカメラ映像を1画面でまとめて表示することも可能。役職や役割に応じて視聴権限を設定できるため、多拠点・他店舗展開にも対応できる。
導入・設置・運用/保守まで一連の手厚いサポートが受けられるのも強み。施工のプロが作業を担当し、特に設置時はデモ機による映像をあらかじめ確認できるため、イメージギャップなく導入できるのがうれしい。
(出所:safie公式Webサイト)
高画質、高セキュリティ、低価格を実現した、バランスの取れたクラウド監視カメラサービス。大企業から個人店舗まで23万台以上、シェア率56.4%という利用実績を持つ。電源につなぐだけで簡単に設置でき、Wi-Fiでのネット接続に対応しているほか、スマホでの利用も可能だ。
ナイトビジョンモード(赤外線)に切り替えると夜間でもくっきり撮影でき、動体検知された際にアラートを発する機能も。カメラは屋内・屋外・Wi-Fi・PoE給電対応・PTZ機能・360度カメラなど、200種類以上から用途にあったもの選べる。
(出所:ELMO QBiC CLOUD公式Webサイト)
コストを抑えて手軽に導入できるクラウド監視カメラサービス。スマホやPCでいつ・どこからでも、ライブ映像や録画映像をチェックできるほか、日時指定をして必要な録画データだけをPCに保存することもできる。複数のクラウドカメラ映像を一括管理でき、表示レイアウトも利用シーンにあわせて変更が可能だ。
特定部分を撮影しないようにするマスキング機能があり、オフィス内をはじめとするプライバシーへの配慮が必要な場所への設置におすすめ。動き・音・明るさの異常を検知すると、メールやプッシュ通知で知らせる。画質で選ぶプランと、保存される録画日数に応じたプランを展開している。
(出所:ギガらくカメラ公式Webサイト)
365日、プロの専任担当者によるサポートが受けられるクラウド監視カメラサービス。運用状況の確認やトラブルの解決法などを電話でサポートしてくれる。混雑状況の確認に特化した映像解析や、POSレジとの連携など、目的に応じたオプション機能が充実。確認したい会計時の映像を、POSレジの会計情報から簡単に検索できる機能も搭載し、支払い・取消などの会計処理種別での絞り込みも可能だ。
カメラはPoE給電対応タイプや、屋内用、屋外用、赤外線対応など、利用環境にあわせて様々な機種がそろう。カメラ代金が含まれた端末セットプランも。
(出所:クラウドカメラサービス公式Webサイト)
回線からクラウド、監視カメラまでワンストップで提供するクラウド監視カメラサービス。通信回線は、光回線、無線、LTE回線から使う場所によって自由に選択できる。
LTE回線を希望する場合は、mineoSIMとセットになった「mineo監視カメラサービス」での提供。クラウドだけでなく、カメラから映像確認端末までの通信経路も暗号化されており、セキュリティ対策を強化している。
複数のカメラ映像の一覧表示、動体・音声検知時の通知、必要な映像のクリップ保存といった機能も搭載。映像の共有や、閲覧権限の設定が簡単にできるのもポイント。飲食店から小売店、建設現場、大型の倉庫など幅広いシーンで活用可能だ。
(出所:みえますねっと公式Webサイト)
遠隔現場の管理や運営の効率化、顧客サービスの向上に役立つ、防犯カメラクラウド映像監視サービス。様々な目的にあわせて選べる、充実したカメラのラインナップが魅力。手のひらサイズの無線モデルから、屋外モデル、広角に対応するPTZモデルをはじめ、指定した箇所をカメラが巡回するプリセット動作を備えたカメラもそろえている。基本サービスプランを1台加入すると、最大10台までライブ映像視聴が無料になるのもポイント。
管理者は一般ユーザーのカメラの閲覧制限が可能に。担当する店舗や役職などにあわせて、許可されたカメラのみに視聴を限定できるため、情報の統制管理にも役立つ。
(出所:Eagle Eye cloud VMS公式Webサイト)
カメラの設定と管理が簡単にできるよう設計された、クラウド監視カメラサービス。動作を検知した場合をはじめ、カメラとの接続が切れたり、不正にブロックされたりといった異常事態が発生すると、リアルタイムでアラートを通知する。また、AIを活用して監視カメラの管理も効率化。ナンバープレートを自動識別して画像や情報として一元管理し、スムーズな来歴検索も実現する。
クラウド内の録画データだけでなく、送受信時の録画データも暗号化。万全のセキュリティ対策で、不正なアクセスから映像を守る。映像の保存方法はローカルにもクラウドにも対応可能だ。
感染症拡大防止の目的で導入が進んだ、クラウド型サーマルカメラも紹介します。
サーマルカメラとは、人の表面温度を検温できるカメラのこと。人が多く集まる店舗やオフィスの入り口などに設置し、発熱者の早期発見や外出抑制につなげます。
ただし、サーマルカメラはあくまでも表面温度分布を測定する機器であり、医療機器ではありません。発熱者を確実に特定できるものではないため、体調を推察する参考情報として計測データを使用するにとどめるのがよいでしょう。
サービス名 | 特長 | 料金 |
---|---|---|
発熱者検知カメラ ソリューション |
持ち運べるハンディ型・複数人同時計測できる固定型からカメラを選択可能 | 要問い合わせ |
(出所:発熱者検知カメラソリューション公式Webサイト)
検温のニーズに応じて、2タイプのサーマルカメラを選べるソリューション。ハンディ型カメラは持ち運びが可能で、リアルタイムの簡易的な検査に最適だ。カメラを持った作業員が来訪者を1人ずつ測定し、撮影した画像はMicroSDカードに保存される。
一方、顔を検出して体表面温度を測定する固定型カメラでは、撮影した動画をリアルタイムでモニターへ表示。発熱を検知した部分を赤枠で囲んで警告する。複数人の体温測定を同時に行うことができ、カメラの映像はIPネットワークを経由して表示される。
録画装置へ映像を保存する既存の防犯カメラと異なり、機器の準備・管理が不要なクラウド監視カメラサービスを紹介しました。
基本的にはカメラは購入が必要ですが、初期投資がネックになる場合は、カメラの代金を含んだサービスを選ぶこともできます。
防犯のための監視が目的なのか、それとも遠隔からモニタリングすることによる店舗改善が目的なのか、あるいは来店客数や導線などの解析を希望するのか、自社の導入の目的によって最適なサービスは異なります。
クラウド監視カメラを選ぶ際は、下記のポイントに沿って比較するとよいでしょう。
導入目的や用途について社内で精査し、自社にあった最適なクラウド監視カメラサービスを検討してみてください。
クラウド監視カメラをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
“クラウド監視カメラ”の 一括資料ダウンロードする(無料)
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
NTTコミュニケーションズが提供するクラウド録画カメラサービス。カメラで撮影した映像をクラウド上で管理し、PC・スマホから「いつでも・どこでも」確認可能。月額1...
株式会社ラネット
ビックカメラグループが提供するリアルタイムでの状況把握が可能な、ビジネス向けのネットワークカメラサービス。ピンポイントで記録を行い、管理者に通知することで効率的...
株式会社ギガプライズ
防犯・監視・振り返りに「ちょうどいい」クラウドカメラを、業界最安値基準で、企業に合わせて導入。デモ機を用いた特別な現地調査で導入前後のギャップを埋める。手厚い保...
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