打ち合わせや商談の議事録作成にかかる工数を削減したい、会議や商談の実行力・精度を向上したいと考えている営業部マネージャーの方へ。AI議事録自動作成ツールの選び方や比較ポイントとあわせて、おすすめのツールをご紹介します。
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AI議事録自動作成ツールとは、AIが音声を読み取って自動でテキスト化して、会議や打ち合わせ・商談の記録・共有に必要な「議事録」を作成・編集できるツールのことです。
従来のテープ起こしのように、わざわざ録音したものを聞き返して文字入力する手間がかかりません。加えて、AI技術の進歩に合わせて精度が向上し、日常会話であれば8〜9割は読み取り可能と言われています(ツール・利用環境に応じて差異あり)。
AI議事録自動作成ツールに搭載されている、主な機能は以下のとおりです。その有用性から会議・打ち合わせ以外にも、商談や面談、セミナー・ウェビナー、記者会見・インタビュー、講義など、様々なシーンで利用されています。
機能 | メリット |
---|---|
議事録の自動作成 | 録音した会話を自動でテキスト化する機能。議事録作成にかかる時間や手間を短縮できる。「誰が・いつ・何を言ったか」を発話者ごとに時系列でまとめられるツールも。 |
議事録のクラウド保存 | 作成した議事録はクラウド上で保存。部署内での共有を効率化できるほか、同時編集やコメントも可能。議事録の編集作業を効率化する。 |
議事録の要約 | 議事録の内容をAIが自動で要約。会議の内容を手軽に共有できるようになる。 |
重要キーワードの タグ付け |
事前に設定したキーワードを会議中に拾ってタグ付けする機能。宿題になりそうなキーワードを「タスク」としてタグ付けしたり、日付をもとにリマインドしたりと、会議の実行力を強化する。 |
アジェンダの作成 | フォーマットをもとにアジェンダを作成・共有する機能。論点のないアジェンダをスキップできるツールなら、スムーズな会議進行に役立つ。 |
会話の分析 | 頻出キーワードや話者の感情分析をする機能。ポジティブな効果があったキーワードやNGワードを抽出することで、商談のパフォーマンス改善に役立てられる。 |
外国語の翻訳 | 会議中の会話をAIが翻訳するツール。外国語メインの会議の内容をスムーズに把握できるようになる。リアルタイム翻訳に対応したツールなら、グローバルな会議・打ち合わせを活性化できる。 |
本記事ではAI議事録自動作成ツールについて、導入メリット・比較ポイント・選び方をおすすめサービスや活用のコツなどを交えながら、わかりやすくご紹介していきます。記事後半に「無料で使えるツール」も紹介しているので、そちらを試しに利用してみるのもいいでしょう。
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AI議事録自動作成ツールには様々な種類が存在しますが、特徴・強みとする部分は各々異なります。大切なのは、会議や打ち合わせのどこに課題を感じているか・議事録自動作成ツールによって何を改善したいかです。それによって、以下の3タイプに大別できます。
以下、それぞれのタイプに分けて、どのような場合が当てはまるのか、どういった機能があると便利なのか、具体的なツールを交えながら紹介しています。自社で導入するとしたら、どこに当てはまるのか考えてみましょう。
会議・打ち合わせが多く、議事録作成にコストがかかりすぎているので、手軽に作成・編集できるようにしたい場合に適したタイプ。「オンライン・オフラインどちらを中心に利用するのか」によって更に細かくタイプ分けできます。この場合は多機能である必要はないので、「高精度でテキストできる」「内容を手軽に共有できる」といった部分に注目しましょう。
<オンライン中心>
オンライン会議に対応したいのであれば、ZoomやTeams、GoogleMeetなど幅広いWeb会議ツールと連携できて、リアルタイムで文字起こししてくれるタイプがおすすめです。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
RIMO Voice | 日本語に特化したAIエンジンを搭載。動画のアップロードや各種オンライン会議アプリとの連携も。 | 月額30,000円~ |
AI議事録取れる君 | AIが文字起こしや録音、要約、議事録作成を自動化。共同編集機能や翻訳機能もあり。 | 月額5,500円〜 (利用時間月10時間) |
AI GIJIROKU | リアルタイムで画面に字幕表示(30カ国語翻訳)。Zoomなどとの連携も可能。 | 月額29,800円 (利用時間月100 h) |
<オフライン中心>
オフラインのリアル会議に対応したいなら、対応デバイスやデータの保管・セキュリティに特徴のあるタイプを選ぶと良いでしょう。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
AutoMemo | 手の平サイズのAIボイスレコーダー。データはWi-Fiで自動的にクラウドへ転送。 | 本体19,800円 (ほかにアプリが必要) |
VOITER | 雑音下での音声認識精度、世界No.1を誇るAIボイスレコーダー。 | 本体54,780円 |
SecureMemo | オフライン・オンプレミス環境に特化した、セキュリティに強みを持つツール。 | 要問い合わせ |
中には、オンライン・オフラインの両方に対応できるものもあります。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
AmiVoice®ScribeAssist | オンライン・オフライン両方対応。高セキュアなため機密情報を扱う会議にもおすすめ。 | 要問い合わせ |
精度の高い議事録を作成したい、効率的に会議を実施したい、会議で決定した事柄をしっかり共有・管理したいという場合には、こちらのタイプがおすすめ。エディター機能のほかに、会議の前にアジェンダの自動作成・共有をする機能、会話内容をもとにしたToDoの抽出・タスク管理といった搭載した高機能なツールがあります。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
スマート書記 | 会議中でも、専用エディターを操作しながら見出しやTODOリスト、決定事項などを設定可能。 | 月額10,000円〜 |
Synclog | リンク共有やWord出力など会議内容の共有に強み。Salesforceに連携可能でデータの有効活用を支援。 | 月額28,000円 (ベーシックプランの場合) |
TIMO Meeting | 事前にアジェンダを申請・起案した上で、結論やTodoを入力可能。会議での結果を管理することで決定事項の実施を円滑化。 | 要問い合わせ |
会話を単に記録・共有するだけでなく、より良い教育研修や会議・商談を行うためのデータとして分析・活用したい場合に適したタイプ。会議・打ち合わせを可視化するための機能が豊富に搭載されています。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
YouWire | 音声認識エンジンで、会話でよく使われるキーワード、出現頻度の変化、部署ごとの出現頻度などの分析が行える。 | 要問い合わせ |
ACES Meet | 会議参加者の「顔向き」「表情」「話し方」「会話の割合」の分析やトピック分析が可能。 | 月額33,000円〜 |
YOMEL | 商談中、特定キーワードに反応して、カンペを表示するカウンタートーク機能やマネージャーにアラートを飛ばす機能を搭載。 | 月額28,000円~ |
いきなり議事録 | 録画した動画から、編集ソフトを使わずにダイジェスト動画を作成可能。引き継ぎ資料やウェビナー資料などにも活用できる。 | 月額30,000円/~20ID (エッセンシャルプランの場合) |
ZMEETING | 感情認識エンジンを搭載。会話や声の調子を分析することで、参加者がどのような気持ちなのか可視化できる。 | 要問い合わせ |
上記に沿って「どのようなタイプが向いているのか」ある程度絞り込めたら、最後は比較検討する番です。その際に重要となるポイントをいくつかご紹介していきます。すべてを満たす必要はありませんので、優先順位をつけて比較してみてください。
ツールによってAIの音声認識精度には差があります。社内の会議・打ち合わせと、自治体で行われる公的な会議、企業の役員会議・株主総会、契約の重要事項説明などでは求められる精度が異なってきます。利用シーンが定まっている場合には、サービスの導入実績を調べて、似たような事例のあるツールを選ぶようにしましょう。
それ以外でも「商品名・サービス名などの固有名詞」「業界・企業特有の言い回し」「略称・専門用語」は読み取りが難しい場合があります。頻出する際には導入当初から高精度が期待できるもの、また導入後、辞書機能・AIの機械学習などを使うことを考えて、できるだけ手間がかからないものを選ぶようにしましょう。
たとえば、「AmiVoice®ScribeAssist」は、国内で高いシェアを持つ音声技術「AmiVoice®」を使用。日本語・ビジネスに特化した音声認識技術で、専門用語を高精度で認識します。また、「AI議事録取れる君」は、業界内で使われる専門用語や、AIが知らない固有名詞の事前登録が可能。音声認識の精度を高めて、議事録の編集・修正の手間を省略できます。
議事録作成では「発言が発話者ごとに分けてテキスト化される」「音声とテキストが紐付いている」という2つの機能があると便利です。「Synclog」では、発話者を自動分離した文字起こしが可能。重要な会話やポイントを保存できるブックマーク機能を使えば、会議後でも該当箇所の音声・テキストの確認がスムーズです。
それ以外にも、インタビュー・対談記事の作成など様々な用途がある場合は、たとえば「スマート書記」や「AI議事録取れる君」のように、必要な部分にマーカーを引いたり、見出しを付けたり、複数人で共同編集できたり、豊富な編集機能を備えているものを選ぶと良いでしょう。
共有機能もあれば、社外メンバーも議事録の閲覧・編集が可能。打ち合わせ内容の確認やタスクの抽出がスムーズです。
会議で公表前の情報や機密情報・個人情報を多数扱う場合は、録音データが外部に漏れてしまわないように、「SecureMemo」のように端末インストール型、もしくはオンプレミス型でネットワークに接続せずに利用できるスタンドアローンタイプのサービスがおすすめ。もしくは、クラウド型でも企業ごとに専有型のクラウドサーバーで管理してくれるようなセキュアなサービスを選ぶと安心です。
議事録作成ツールの中には議事録作成以外にも、重要事項を拾い上げてタスク管理したり、発言の重要な部分だけを転記して要点をまとめたり、様々な支援機能を備えているものがあります。収集したデータを分析して、商談や顧客対応に活かしたい場合には、「YouWire」や「ACES Meet」のように、会話内容を分析する機能を備えた営業支援系のサービスがおすすめです。
気をつけてほしいのは、複数の言語に対応できることと翻訳できることは、まったくの別物だということです。異なる言語で会議・打ち合わせを行う場合は、該当言語の翻訳に対応しているかチェックしておきましょう。たとえば、「TIMO Meeting」や「AI GIJIROKU」「ZMEETING」なら、会議中に多言語に対応したリアルタイム翻訳が可能です。
月額利用料金と利用時間は、ツールによって「無料〜5万円」「10〜200h」と幅があります。中には、「AutoMemo」「VOITER」のようにAIボイスレコーダーを買い切って利用するタイプもあります。「月に何時間くらいの会議があり、そのうちどれくらい議事録を作成しなければならないのか」を考えて、無駄なく使えるものを選ぶようにしましょう。
Web会議ツールで録画したものを、後で読み込ませようとしても、上手くいかない場合もあります。オンライン会議に限定して議事録作成を行う場合は、あらかじめ「RIMO Voice」や「ACES Meet」、「AI議事録取れる君」のようにオンライン会議に強みを持つツールを選ぶのも手です。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsと連携して、会話内容を自動で記録・文字起こしできます。
また、議事録作成の効率化だけでなく「Web会議そのものを効率的に行いたい」という課題にも重きをおくのであれば、議事録作成ツールではなく、高機能型のWeb会議ツールを選んで、その中の一機能として議事録自動作成を利用するのも手です。その場合は、こちらの「Web会議システム比較12選!選び方を目的別に徹底解説」を参考にしてください。
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(出所:RIMO Voice公式Webサイト)
日本語に特化したAIエンジンにより、高速かつ高精度な文字起こしを支援する議事録自動作成ツール。前後の文脈を考慮し、漢字やカタカナ、句読点まで自然な日本語での議事録作成が可能。Zoom、Microsoft Teams、Google Meet などのオンライン会議アプリとの連携にも対応している。音声と文字がシンクするスライダー機能、聞き取れなかった箇所までジャンプできる検索機能、チームメンバーで同時に編集ができる共有機能など、作業効率化を図れる機能が充実している。
(出所:AI議事録取れる君公式Webサイト)
オンライン会議や対面打ち合わせの文字起こしや録音、翻訳を高精度AIがサポートする議事録作成ツール。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetと連携させて、オンライン会議中にマイクからの音声を自動で記録。発話者ごとに音声を自動でテキスト化するだけでなく、小見出しや箇条書きで内容を自動要約できる。
更に、会議の参加者全員で編集できる共同編集機能も充実。聞き直したい発話を選んで再生できるため、確認・編集作業もスムーズだ。チーム機能を使えば、特定のメンバーだけで編集・閲覧することも可能。評価面談や社外秘プロジェクトなど、重要な内容の外部漏洩を防止できる。
作成した議事録は共有リンクを発行して、外部メンバーへメールやチャットツールで展開可能。その日のうちに打ち合わせの内容を確認できるため、スピーディーにタスクの抽出・整理に移行できる。
(出所:AI GIJIROKU公式Webサイト)
Zoom、Skype、Teams、Hangouts、Cisco Webexと連携可能な議事録自動作成ツール。オンラインで会話した内容をリアルタイムで画面に字幕表示し、会議後に議事録を自動作成。手動で編集すると、その箇所をAIが学習してパーソナライズド。回を重ねるごとに高精度が期待できる。30カ国語に対応したリアルタイム翻訳機能も搭載。AIが瞬時に翻訳テキストを表示してくれるためコミュニケーションが取りやすい。
(出所:AmiVoice® MinutesWriter公式Webサイト)
国内シェアNo.1を誇る音声認識技術「AmiVoice®」を用いたサブスクリプションモデルの議事録作成サービス。日本語・ビジネスに特化した音声認識技術のため、多様な専門用語に関しても高い精度が期待できる。スタンドアローンタイプでセキュアな環境にも強みを持ち、Web会議にも対応できる一方、オフライン状態で認識・保存も可能。機密情報を扱う会議も含めて、様々な用途での利用が期待できる。
(出所:AutoMemo公式Webサイト)
手の平サイズのAIボイスレコーダー。録音ボタンを押すだけで録音でき、録音ファイルはWi-Fiで自動的にクラウドへ転送。PCに専用アプリをインストールしておけば、テキスト・音声の両方を確認可能(本体には音声の再生機能なし)。テキストは音声に合わせて分類されているため、頭出し不要。テキストタッチで該当箇所を再生できる。日本語、英語、中国語など72言語をテキスト化可能(翻訳機能無し)。
(出所:VOITER公式Webサイト)
大集音距離10m、360度集音に対応したAIボイスレコーダー。高い音声認識技術と高度なノイズ処理テクノロジーを搭載しており、雑音下での音声認識技術を競う国際コンテストで3回連続世界No.1を受賞。音声だけでなく、カメラを選択して動画録画も可能。ネットワーク接続すればリアルタイムにテキスト化でき、動画と合わせれば字幕付き動画の生成も可能。保存したデータはクラウド保管、もしくはPCへのエクスポートも可能。
(出所:SecureMemo公式Webサイト)
68万時間の音声データを持つOpenAIの文字起こしAI「Whisper」をベースに、同社が独自開発した文字起こしツール。音声認識時バグの排除、実行環境に合わせたモデルの最適化などが施されているため、読み取り精度が高いのが特徴。単語誤り率は5.3%。体感では、人間が注意深く文字起こしした際の精度とほぼ同一水準の精度と言われている。
個々の端末にインストールするタイプと、組織ごとにサーバーを設置するオンプレミスの両方に対応可能。すべての処理をオフラインで実行可能なため、万が一にも情報漏洩の許されない企業の経営会議や、警察・官公庁・自治体・医療機関などにおすすめ。
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(出所:スマート書記公式Webサイト)
大手企業・自治体を中心に、累計5,000社以上の利用実績を誇る議事録支援サービス。会議中に録音しながら専用エディターを操作して、その場で見出しやTODOリスト、決定事項なども設定可能。作成した議事録は会議終了後にメールやURL・Wordで音声と一緒に素早く情報共有可能。タスク実行を担保できる。iOS/Androidアプリを利用すればモバイルでも利用可能。
(出所:Synclog公式Webサイト)
高精度な音声認識AI×生成AIで、文字起こし・内容要約・共有までを効率化するAI議事録作成ツール。ZoomやTeamsなどの主要なオンライン会議ツール、対面会議、YouTubeの動画書き起こしなど、様々なシーンに対応。ワンクリックで起動でき、話者を自動分離した文字起こしや会話のブックマーク、トピックス・内容の自動抽出で、会議内容をわかりやすく可視化・整理できる。
議事録エディタでテキスト化した会議内容の編集も簡単。指示に従ってポイントを絞りこんで内容要約できるカスタム要約機能や、フィラーや相槌を省いて読みやすい文章に整える校正機能も搭載し、議事録の作成編集を大幅に削減する。エディタに転記した内容は、リンク共有やWord出力などでタイムリーに共有可能。Salesforce連携にも対応し、情報の有効活用や蓄積までまとめてサポートする。
(出所:TIMO Meeting公式Webサイト)
会議プロセスをデジタル化・一元管理するミーティングマネジメントツール。アジェンダの収集から展開、会議の実施、議事録作成、ToDo管理まで、会議前・会議中・会議後のすべてをデジタル化・自動化することで、効率的な会議運営を実現する。
AI文字起こし機能を搭載。社内用語や業界用語、専門用語、難しい名称などを事前に登録しておくことで、AIの識字率を向上する。録音された音声データのアップロードによる文字起こしや多言語の同時翻訳にも対応。要約AI機能の活用によって、議事録作成時間を更に短縮することもできる。作成された議事録は、自動で参加者に展開。会議で決定したToDoを一元管理し、担当者へ自動でリマインドすることも可能。ネクストアクションを速め、決定事項の確実な実行を支援する。
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(出所:YouWire公式Webサイト)
会議の音声だけでなく、オフィス電話の通話、携帯・スマホの通話など、様々な会話内容を録音できる自社開発の通話録音システム。通話開始と同時に自動的に録音開始。通話終了後には自動でサーバーに録音データがアップされ、管理画面で取り出せる。議事録作成はもちろん、それ以外にも、顧客への重要事項説明や営業やコールセンター等の応対品質の可視化など、幅広いシーンで活用されている。SFAやCRM、コールセンターのCTIシステムとの連携も可能。
(出所:ACES Meet公式Webサイト)
Web会議の内容を独自AIで解析できる、オンライン特化型の商談支援ツール。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsと連携して会議内容を自動で記録・書き起こし。議事録作成の手間を省くだけでなく、URL共有できるので、社内・社外へ商談内容の共有にも有効。また、会議中の重要な発言をAIが自動判定してハイライトに追加する機能や、会議参加者のリアクション・会話速度などを解析する機能(Zoom連携時のみ)など、営業力強化につながる豊富な機能も搭載。
また、Salesforceとの連携にも長けており、商談記録をワンクリックで同期可能。入力漏れ・ミスを防ぐとともに情報共有時の負担も軽減。営業機会の損失を防ぐことで、組織全体の営業力向上につなげることもできる。
(出所:YOMEL公式Webサイト)
Web、対面を問わず、あらゆる会議の議事録をワンクリックで作成可能。日本語に特化して研究されてきた独自エンジンによって高精度にテキスト化。人数に関係なく、発言者を自動で区別する。また、書き起こされた発言の中で重要な部分だけをピックアップして転記し、リアルタイムに要点をまとめることも可能だ。
会議後に議事録をまとめるのも簡単。OpenAI社の要約エンジンによって自動要約された会議ログやQ&Aをワンクリックでエディタに転記するだけなので、数分で完成させることもできる。更に、進行中の会議・商談をすべてテキスト化した状態で把握できる機能や、特定のキーワードが使われた際にアラート通知できる機能など、管理者向けの機能も充実している。
(出所:いきなり議事録公式Webサイト)
AI技術を駆使してオンライン会議の議事録作成~共有までのワークフローを自動化できる会議支援ツール。AIボットを同席させるだけで、文字起こし・内容要約を通して議事録の作成が可能。テキスト・動画で議事録が構成されており、詳細を確認したい場合はトピックをクリックするだけで動画内の該当箇所へスキップできるため、事実確認やトップセールスのトーク参照、クレームチェックなどもスムーズだ。動画に対して質問もでき、AIが動画内やワークスペースの情報をもとに回答。回答の根拠となる動画の時間帯と合わせて答えを提示してくれるため、認識ズレ防止にも役立つ。
録画した会議動画から、ダイジェスト動画の作成も可能。編集ソフトを使わず必要な部分だけを切り抜けるため、引き継ぎ資料やウェビナー資料、自社マニュアルなどにも活用できる。
(出所:ZMEETING公式Webサイト)
産業技術総合研究所発のベンチャー企業が開発しており、独自の音声処理技術をプラットフォームとした特許技術による高精度な音声認識に強み。会議内容をリアルタイムにテキスト化し、会話の合間に発生する「えっと」などの不要ワードも自動で除去。清書機能やAI要約機能も搭載しており、スムーズな議事録作成に貢献する。多言語翻訳機能(オプション)によって、参加者ごとに別々の言語を設定可能。グローバルな会議でも安心だ。また、会議の音声を感情認識エンジンに通すことで、会議の雰囲気を把握できる感情認識機能は、会議の分析に役立つ。
アカウント数は無制限(1つの会議での話者識別は15人まで)で、年間の契約時間をメンバー間でシェアでき、コストを抑えられる点も魅力。
最後に、無料で利用できるAI議事録自動作成ツールをご紹介しておきます。
(出所:ユーザーローカル音声議事録システム公式Webサイト)
「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」を経営理念に掲げる同社が、2020年より無償提供を開始した議事録自動作成ツール。編集機能や会議内容の整理機能は備えていないが、「ある程度テキスト化できればよい」という場合にはおすすめ。その他、「どんな単語がよく発言されているか」「どのような感情が含まれるのか」を可視化したりすることもできるため、会議の見える化には最適。
最後に、どのツールを選んでも言えることですが、AI議事録自動作成ツールを上手く使いこなすためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。以下3つのコツを覚えておきましょう。
雑音が多く、会話が不鮮明な音声だと、AIが音声を正しく認識することができず、質の良いテキストがアウトプットされません。議事録自動作成ツールの性能を最大限に発揮するためには、雑音が少なく、会議の会話がクリアに聞こえる状態で録音する必要があります。そのために重要なのは「周囲の環境」と「マイク」の2つです。
まず、環境に関しては、個室の会議室など、他者の話し声やBGMなどが聞こえない隔離空間が理想です。マイクは1対1に近い少人数であればノートPCに標準搭載されているようなマイクでも構いませんが、人数が増える場合は中央に設置して広範囲をカバーできるマイクスピーカーなどを使うようにしましょう。会議が始まる前に入力レベル・置く場所などを現場で調整することで、精度の高いテキスト化ができるようになります。
人によって声の大きさや滑舌の良さは異なるため、どんなにきれいな音声で集音できる環境を用意したとして、必ずしもAIが正しく認識できない場合もあります。すべてを議事録自動作成ツールに任せきりにするのではなく、「AIがテキスト化したものを最終的には人の手で調整する必要がある」という前提で利用するように心がけましょう。
ただし、その場合でも、メンテナンスに時間を使い過ぎてしまうと、せっかくツールを導入した意味がなくなってしまいます。効率的に業務を行うためには「一字一句違わず100%テキスト化するのか、それとも重要な箇所とタスクさえ拾っていればいいのか」どの程度の品質を許容範囲とするのか、議事録精度の合格ラインを参加者間で握っておくことが重要です。
どれだけ環境・デバイスを整え、滑舌良く話したとしても、AIが音声認識するのが難しい場合もあります。たとえば、固有の商品名・サービス名称、その他、業界・企業特有の言い回しや略称・専門用語などです。テキストになった後にその都度、訂正すると手間になるので、辞書機能を使って難しそうな言葉を事前に登録しておいたり、機械学習機能を使ってAIの認識精度を上げたりするようにしましょう。
AI議事録自動作成ツールは、議事録作成の業務効率を高めるだけでなく、「タスク実行力の強化」「会議の見える化」「多言語化」など、会議をより意味のあるものにするためのツールです。Web会議が頻繁に行われるようになり、従来のレコーダーやメモ書きでの議事録作成では追いつかなくなった今、多くの企業で導入が進んでいます。
自社に合ったものを選ぶには、まず「議事録作成ができれば十分なのか」それとも「会議の実行力も強化したい」「会議の内容も見える化したい」、実現したいことに優先順位をつけて考えてみましょう。
ある程度、タイプを絞り込んだところで、以下のポイントで比較検討していくとスムーズに選べます。
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Web会議や対面会議など、あらゆる会議をワンクリックで議事録作成。連携設定等も一切不要で、自動で話者の識別まで実行。...
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