保育現場のデジタル化に向けて、タブレットの導入を検討している方へ。保育園向けのタブレットの導入効果やメリットとともに、おすすめの保育園向けICTシステムをご紹介します。
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タブレット型の保育園向けICTシステムを導入することで、業務負担の軽減や効率化につながります。
「出欠確認・お迎え変更などを電話対応する」、「連絡帳や出席簿を手書きする」、「園だよりなど紙資料を印刷・配布する」など、保育の現場はアナログ作業にあふれるイメージです。こうした園業務をデジタル化することで、コミュニケーションコストや手作業を削減を実現できます。本来注力すべき保育業務に専念できる環境構築にもつながり、仕事のやりがいや保育の質の向上といったプラスの相乗効果も期待できます。
とはいえ、デジタル化しても使いこなせるのか、導入が難しいのではないかと不安な方も多いでしょう。近年はシンプルな操作性で使いやすさに重点を置くサービスが多く、サポートも充実しています。ICT化補助金制度に対応するサービスもあるため、導入コストを抑えることも可能。担当者が補助金申請や各種提出書類の準備をサポートしてくれることもあります。気になるサービスを見つけたら、まずは総合的に相談してみることをおすすめします。
タブレット利用の保育園向けICTシステムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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保育園にタブレットを導入した場合に、どんなことができるようになるのか便利機能とともに、3つご紹介します。
タブレット・スマホであれば、手書きやPCでは実現できない手軽さで、園と保護者の双方のコミュニケーションを円滑化します。たとえば、以下のような機能が役立ちます。
欠席、遅刻、早退、預かり時間の変更といった連絡をアプリ上で行える機能。保育士は朝の忙しい時間に電話に出る必要がなくなるため受付しやすくなり、保護者は電話がつながりにくいという問題を解決。電車の中などでも利用できるため、利便性も効率もアップします。データは出欠簿の取りまとめにも利用できます。
アプリ上でおたよりを配信します。配布と印刷の手間がなくなるうえに、紛失の心配もなく、欠席者にも最新の情報を確実に届けられます。印刷コストが減り、ペーパーレス化にもつながります。
行事の中止や延期、災害時の緊急連絡、不審者情報などをアプリ上で一斉に配信できます。1件ずつ電話をかけて伝えるより手軽で、メーリングリストよりスピーディーなのがメリット。未読/既読などのステータスも、運営サイドで確認できます。
その他、下記のような機能も便利です。
タブレット・スマホを利用することで、隙間時間に書類作成などの事務作業ができるようになり、お昼寝時間などにまとめて対応する必要がなくなります。
タブレットやスマホで手軽に日誌や連絡帳の入力ができます。特に、連絡帳をデジタル化することで園児に持たせる必要がなくなり、子どもたちが帰った後の時間を使って記入することも可能に。貴重な園内での時間を、コア業務にあてられます。
検温、排便、お昼寝の管理もアプリ内で完結。手書きのように、メモを日誌に転記する必要がありません。
行政へ提出する書類を選択式のフォーマットを使って簡単に作成。園内でデータを蓄積することも可能です。
その他、下記のような機能も便利です。
手書きや手計算、Excelと違い、タブレットやスマホで入力したデータをそのまま利用・集計して書類を作ったり、システムに入っているデータを参照したりできます。
子どもの基本情報に加え、保護者との連絡履歴や納付金情報、指導要録などをタブレットやスマホで管理。いつでもどこでも必要な情報を取り出せます。タブレットやスマホからの入力も可能です。
各自治体等へ提出する書類を、各種集計機能で自動作成できるため、作業効率が大幅に上がります。
ICカードやタッチパネル、バーコードなどで打刻して、出席記録データにまとめられます。
運動会やお遊戯会といったイベントの写真の展示・販売・集金を一元管理。中にはプロのカメラマンが撮影するサービスや、撮影後に自動で公開され、決済・印刷・発送を代行してくれるサービスも。コロナ禍で需要が高まっているサービスの1つで、力を入れている企業も多くあります。
おすすめの保育園向け写真販売システムは、「保育園向け写真販売システム比較11選!タイプと選び方」をご覧ください。
その他、下記のような機能も便利です。
タブレット導入により生まれる具体的な効果やメリットを、保育園/保護者の立場別にご紹介します。
まず、保育士の業務の大幅な効率化が見込まれます。手書きでのおたより作成、連絡帳記入といった、時間も手間もかかる事務作業が効率化されることで残業時間が減り、職場環境の改善や人材の流出の防止につながります。
また、事務作業・単純作業にかかる手間を削減することで、子どもと触れ合う時間が増加。効率化によって生まれた時間で指導内容に工夫を加えるなどといった、保育の質の向上が期待できます。
園の運営者にとっても、行政への提出書類などの効率化が図られるため、毎月のややこしい書類の集計、記入作業から解放されます。
一番のメリットは、園とのコミュニケーションが簡単・手軽になる点です。保育園からのお知らせ、おたよりをスマホで受け取れるため、毎日配られる大量の書類の管理に悩むことなく、必要な書類を好きな時間にスマホで確認することができるように。子どもが登園していなくても、手元のデバイスで最新の情報を受け取れます。また、イベントの出欠の回答などもスマホで手軽に行えます。
朝などの忙しい時間帯でも、欠席や遅刻の連絡はスマホ一つで完了。電話と違って場所や時間帯を選ばず、更に電話がつながりにくい、というトラブルもなくなり便利です。
タブレット導入により起きる変化を、保育士の業務を中心にみていきましょう。
園児の欠席や遅刻の連絡がシステム上で送られてくるため、電話対応のために早く出勤する必要も、忙しい朝の時間に電話対応に追われることもなくなります。その日の準備や、登園してきた子どもたちの世話に集中できるようになります。
保育予約の受付やイベントの出欠管理についてもシステムで行えるため、保護者とのやりとりにかかる手間を削減できます。
登園・降園の記録は、保護者によるタブレットのタッチやICカードの読み込みなどによって、システム上で自動的に行われます。そのため、登園した子どもや、まだ来園していない子どもの把握に時間と手間を取られることがありません。
検温や排便、お昼寝の記録、更には保育日誌や連絡帳など、今まで子どものお昼寝の時間を使ってまとめて対応していた記入作業を、タブレットやスマホで隙間時間に入力することで効率化。PC利用のシステムの場合は職員室へ足を運ぶ必要がありますが、スマホやタブレットならその場で手軽に記録できます。
また、気になる点があった際にタブレットやスマホですぐに園児の基本情報や保護者とのやり取りなどを参照できるので、職員室で台帳を調べる必要がなくなります。
タブレットやスマホでさっと入力でき、入力されたデータを活用・参照できるのがICTシステムの魅力。たとえば紙のおたよりは、作成・印刷・降園時までに園児に渡す、というフローがありますが、システムではタブレットやスマホ上で打ち込んで発信するだけなので、隙間時間に作業を進められます。また、デジタルで作成し、印刷して配ることも可能です。その場合も、スマホやタブレットで印刷指示までできるため、作業はスムーズ。
ほかにも、帰宅中の電車の中などで、スマホからシフトの提出・確認を済ませるなど、保育士それぞれのライフスタイルに合わせた働き方が確立できます。一つひとつの作業を効率化・分散化し、隙間時間で片付けていくことで、毎日の勤務時間短縮しつつも質の高い保育が提供できるようになります。
タブレットに対応した保育園向けシステムから、操作しやすくて、機能が充実しているおすすめのサービスをピックアップしました。
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(出所:はいチーズ!システム公式Webサイト)
30以上の機能を無料で利用できる保育園業務支援サービス。園向けのサービスを約20年以上提供している運営会社ならではの、現場や管理者目線で使い勝手にこだわった作りが人気。
登降園管理、保護者連絡、各種書類作成、睡眠チェックなどのほか、保育士の勤怠管理やシフト作成、保育日誌作成など、幅広い機能を搭載。月額はもちろん初期費用もかからないため、補助金実施がない自治体でもすぐに導入できる。写真販売システム「はいチーズ!フォト」、アルバム制作サービス「はいチーズ!アルバム」も提供している。
(出所:Child Care System公式Webサイト)
直営84施設の保育現場の声から生まれた、導入園数1,000以上を誇る保育園ICTシステム。配置基準を考慮したシフトと保育園運営に必要な書類を作成・管理できる。
業務の効率化にとどまらず、保育の質を高めることをコンセプトに、直営園の園長と技術部門が頻繁に会議を重ね、現場からの声をヒアリング・機能反映を繰り返してブラッシュアップ。保護者連絡・園児情報管理機能のほかにも、登降園記録、写真管理・販売、保育士のシフト作成、自治体への報告書類の作成、保育料金請求機能など、120以上の豊富な機能を備える。月額5,000円のトライアルプランでも連絡帳や日誌作成、出欠管理といった機能を利用可能。
(出所:きっずノート公式Webサイト)
園と保護者のあらゆる連絡をスマホやPCに集約できる総合連絡アプリ。全国私立保育園連盟の推奨アプリで、70,000施設以上で利用されている。連絡帳、緊急連絡、お知らせのほか、アルバム、カレンダー、本日の食事、投薬依頼書、お迎え時間届、出席簿といった豊富な機能の中から、必要な機能だけを選択しカスタマイズして利用可能。100カ国以上に対応する自動翻訳機能を搭載。
動画や写真、書類の添付が簡単にできるため、対面に負けない細やかな連絡も容易。アプリを通じて園外でも保護者と相互連絡が可能となり、保育士の在宅ワークを促進できる。
(出所:LeySerKids公式Webサイト)
保育士と保護者がそれぞれの専用アプリを利用する仕組み。保育士用アプリでは園児の基本情報や出欠の管理、指導要録などの細やかなレイアウトを含む書類の直接印刷などができ、アプリだけで一通りの業務が行える点も評価されている。保護者用アプリでは欠席連絡や園からのお知らせの受信ができるため、園と保護者とのやりとりの効率化が図れる。保育士同士の業務連絡もアプリ内で行え、早く確実に伝えることができる。納付金の管理や行事管理など、運営業務の支援も行える点も特長。
スマホ対応ページの作成、SNSへの共有が簡単で、アクセス数の分析機能もあるため、園児募集、行事アンケート、入園説明会などのマーケティングに活用できる。
(出所:hugnote公式Webサイト)
学研が提供する保育ICTサービス。タブレット、PC、スマホに対応し、時間や場所に限らず利用できる。連絡帳やスケジュール、お知らせなどをデジタル化できるため、リアルタイムで情報共有が可能。出欠連絡やお迎え変更、一斉連絡など、施設と保護者のコミュニケーションをスムーズにする。
園児・職員の基本情報やQR打刻による登降記録、各種申請、保護者へのアンケートなどをクラウドで一元管理も可能。登録データを連携し、計画書や日誌、請求書に反映することで、入力・転記作業の手間や管理工数の削減を実現し、園業務効率化をサポートする。
その他、写真の閲覧・販売ができる「hugphoto」や、リアルタイムで送迎バスの位置情報が見える化できる「huglocation」など、ユニークな関連サービスも利用可能だ。
(出所:園支援システム+バスキャッチ公式Webサイト)
園業務を総合的にサポートするICTシステム。シンプルでわかりやすい画面設計で、PCでの作業が苦手な保育士でも簡単に操作できる。また、運用開始前の初期設定や、打ち合わせなども無料で実施。導入後のサポートも手厚く、ICT化に懸念がある園でも安心。
保護者とはアプリ・携帯サイトでやりとりでき、園児・保護者の情報管理や、物品の購入、職員の勤怠管理など、幅広い基本機能を備えている。預かり保育・延長保育の予約・料金計算から、送迎バスのリアルタイムでの運行状況配信、路線作成ソフトも提供。
その他、オプションや外部連携で、午睡チェックや連絡帳機能、ICタグを利用した登降園サービスも利用可能。園業務の効率化や保護者の利便性向上を実現する。
(出所:WEL-KIDS公式Webサイト)
園の事務作業を徹底的に効率化し、保育の質の向上を支援するICTシステム。園で働く先生たちの声を反映し、使いやすさを重視した設計。面倒な延長保育料金の計算や、自治体への提出書類に必要な集計業務を自動化し、書類作成にかかる工数を削減する。また、職員の労務管理や情報共有をスムーズにする機能も充実。職員の出退勤記録はタッチパネルにタッチするだけでOK。休暇・残業などの各種申請も勤務表に自動反映できる。
保護者との円滑なコミュニケーションに役立つ機能も搭載。預かり保育や延長保育、お休み・遅刻の連絡や連絡帳の記入・確認もスマホで完結できる。保護者専用のWebサイトでは、園での様子をブログで紹介したり、献立表や給食の写真を公開したりと、園から保護者への情報発信をサポートする。
(出所:コドモン公式Webサイト)
47都道府県、13,000以上施設で導入されている保育園ICTシステム。説明書要らずといわれるほどシンプルな画面と使いやすさが人気だ。基本機能に加え、健康チェックや献立管理のような幅広い機能から、必要な機能をカスタマイズして導入できるので、コストを最低限に抑えられる。
登降園記録は、専用ICカード、電子マネー、タッチパネルに対応。保護者向けマイページや登降園タブレットは英語に切り替えられるので、外国人の園児の多い園や、インターナショナルスクールなどでも導入しやすい。
保育園向けのタブレット型ICTシステムについて紹介しました。システムを取り入れることによって、職員の負荷軽減や園のよりよい運営の実現はもちろん、保護者の利便性向上にも寄与できます。
タブレットの導入によって期待できる変化について、保育士の業務をメインにおさらいします。
先生たちの事務作業にかかる工数を削減することで、より多くの時間を子どもたちと向き合えるようになり、保育の質を高めることにもつながります。まずは、現場で抱えている課題を洗い出し、優先して改善すべき業務を整理するとよいでしょう。タブレットを使った保育園向けICTシステムによる効果やメリットを参考に、導入を検討してみてください。
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幼稚園・こども園で働く先生の様々な業務を効率化する園務効率化クラウドサービスです。出欠管理、保育日誌、指導要録などの作成や、保護者とのアプリを通じた欠席連絡、お...
株式会社Gakken SEED
パソコンやスマートフォンを活用した、園・施設と家庭をつなぐ業務支援プラットフォーム。リアルタイムな保護者とのコミュニケーションや業務効率化を支援します。...
VISH株式会社
幼稚園・保育園・認定こども園業務をトータルサポートするICTシステム。園バス運行情報をはじめ、園児や保護者情報を一元管理。業務効率化や保護者の利便性向上を実現し...
株式会社ウェルキッズ
園の事務作業を徹底的に効率化するICTシステム。職員の事務負荷軽減だけではなく、保護者とのコミュニケーションの活性化にも貢献します。現場の声を反映し続けており、...
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