スマホアプリのダウンロード数を増やすために、ASO(アプリストア最適化)対策ツールを使ってアプリストア内の露出を改善したいと考えている方へ。ASO対策ツールの必要性や機能、おすすめのツールについてご紹介します。
ASO(アプリストア最適化)ツールとは、App Storeなどのアプリストアにおける製品・サービスの拡販を効率よく行うことのできるツールです。
たとえば、アプリストア内の検索結果画面での上位表示やダウンロード率向上につながるキーワードの提案、ASO対策の効果測定といった機能を備えており、露出の増加やダウンロード率の向上・収益化を図ることができます。
ASOとは「App Store Optimization(アプリストア最適化)」の略称です。SEO=GoogleなどのWeb検索の最適化、MEO=Google Mapなどの地図検索における最適化のように、ASOはアプリストアにおける検索の最適化を指します。目的としては、「上位表示させて自然流入数を増加させる」と「詳細ページの最適化によりダウンロード数を増加させる」の2つが挙げられます。
ASO対策を実施するには、順位把握や競合分析を行って適切なキーワードを見つけたり、CVR改善に向けてコピーライティングを行わなければなりません。膨大な手間と時間がかかる上に、様々な専門知識も求められるため、「何をどう改善すればいいのかわからない」となりがちです。
ASO(アプリストア最適化)ツールを導入すれば、誰でも手軽にASO対策を実施できるようになります。たとえば、キーワードごとの順位把握や競合分析を一覧で確認できたり、競合がアップデートを行った際にはアラートメールが送信されたり。中には対策状況を評価する指標を算出し、改善点をアドバイスを提案してくれるツールもあります。
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ASO(アプリストア最適化)ツールの導入によりどのようなことができるのか、主な機能とともに解説していきます。
ASO関連指標の推移把握 | アプリダウンロード数をはじめとした、関連指標の推移をダッシュボードから一元管理できる機能。 |
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キーワード検索順位の把握 | 人気キーワードのリスト化やキーワードランキングの追跡など、検索順位を把握するのに役立つ機能。キーワードの動きに関する最新情報を受け取れるツールも。 |
キーワードあたりのインストール数の把握 | 各キーワードがアプリにもたらしたダウンロード数の推定値を把握する機能。 |
キーワードのレコメンド | アプリダウンロード数の増加につながりやすい、設定推奨キーワードと設定位置を提案する機能。表示されたキーワードを推奨位置に設定するだけでASO対策が実施できます。 |
競合分析 | 競合他社がどんなキーワードを使っていて、どんな成果を上げているのか把握するための機能。競合アプリと自社アプリの施策状況を比較できるツールも。 |
上位アプリのメタデータ把握 | 各カテゴリのトップ500アプリのメタデータ(アイコン、スクリーンショット、動画、アプリ内イベントなど)を把握する機能。自社アプリの現状と比較したり、KPIの設定に役立てたりできます。 |
レビューアラート | ファーストビューレビューに変動があったときや、レビューの評価・含まれるキーワードといった条件に該当する変動があったときに、通知を受け取れる機能。 |
ASO(アプリストア最適化)の実施例をステップごとに解説していきます。
アプリストアでランキングされているキーワードを取得し、「アプリとの関連性」や「キーワードごとのダウンロード数」といった基準から、有力なキーワードを把握。アプリダウンロード数増大につながりやすい、効果的な設定推奨キーワードをASO対策ツールが提案します。
検索数の多い人気キーワードを盛り込むことが、ASO対策に直結するわけではありません。100〜200ほどの関連キーワードをリストアップして、その中から「アプリとの関連性が高く、競争率が低い」ものを選ぶと良いでしょう。
アプリ名やサブタイトル、簡単な説明文、キーワードフィールドなど、場所によって重みが異なるため、キーワードを追加する位置も重要です。たとえば、アプリ名に含まれるキーワードが最も重視されます。また、詳細な説明文の最初の数行に主要なキーワードを入れると可視性が高まる、といったコツも。
オンメタデータとは、ストア上でユーザーの目に入る要素の中で、マーケターが完全に管理できるもののこと。タイトルや説明文などのテキスト、スクリーンショット、アイコン、動画といった要素を指します。これらを充実させることで、検索パフォーマンスが向上します。
レビューや評価は、マーケター側で管理できない「オフメタデータ」にあたります。しかし、ユーザーからの質問や懸念点、フィードバックなどに返信をすることで、好意的なレビューにつながるでしょう。また、レビューの内容をもとに機能改善を行えば、レビュースコアの向上も期待できます。
ASOで成果を出すには、常に効果測定と改善を繰り返す必要があります。たとえば、キーワードごとの順位やダウンロード率の推移を把握し、必要に応じてリライトを行ったり、バージョンアップの際にスクリーンショットを入れ替えたりといったブラッシュアップが有効です。
ASO対策全般に対応できる、汎用タイプのツールを6つご紹介します。
(出所:Repro公式Webサイト)
Web・アプリの売上改善を支援するトータル・マーケティングソリューションサービス。Webサイトのコンバージョン支援のための「Repro Web」、アプリサービスの収益最大化のための「Repro App」の2つを軸に、多様なサービスを提供。
ASOに必要な機能を網羅した「ASO Insight」もその一つ。ストアデータのモニタリングや、モニタリングデータを基にしたキーワードの選定・設定、スクリーンショットの最適化などの基本機能以外にも、SOの対策状況を評価する「ASOスコア」、施策を行う最適なタイミングを知らせる「ASOアラート」などの便利機能も搭載。ASOのノウハウがない場合でも、分析から施策提案までを実施してくれる「エキスパート支援」を提供しているため安心。
(出所:ASO Intelligence公式Webサイト)
全世界1,800社以上で導入されているASO対策ツール。アプリストアにおけるキーワードのランキングリスト化、キーワードあたりのインストール数の検知、キーワード影響力の測定など、キーワードの調査・提案・追跡に強みを持つ。更に、競合アプリの推定ダウンロード数と収益を取得したり、ASO対策の成果を測定・追跡したりすることも可能に。また、アプリレビューの感情分析や、自社アプリのメタデータと最新のASO動向との比較といった機能も。
サポート可能な国・言語は100以上、カテゴリランキングやアプリのダウンロード数などを国ごとに比較できるため、グローバル展開をしているアプリのASO対策に適している。
(出所:data.ai Intelligence公式Webサイト)
アプリや市場の動向に関する、最新のインサイトを提供するプラットフォーム。ダウンロード数や収益データをもとにアプリ市場のトレンドを国別・カテゴリ別に分析し、成長している市場を発見するところから、競合データを活用した戦略立案、更には収益化のベストプラクティスの分析までを、ひとつのプラットフォームでカバー。モバイルアプリ収益の最大化に貢献する。
また、ユーザーのレビューやフィードバックから機能のアップデートに優先順位を付けるなど、ASO対策だけでなくアプリ開発に役立つ機能も。ユーザーの属性データ・利用動向やアプリの重複利用データを分析する機能を使えば、マーケティングにも活用できる。
(出所:Storemaven公式Webサイト)
AppStoreやGoogle Play用に作成されたASOプラットフォーム。ページの滞在時間や動画の再生率、説明文の閲覧率といった様々な切り口から分析を行い、重要指標を見える化する。また、メタデータをどのように改善すればパフォーマンスを最大化できるのか、ABテストを通じた検証が可能。リリース前にユーザーテストを実行し、フィードバックを収集できるアンケート機能や同一のアプリストアページ内で成功を収めるページのクリエイティブを動向を調査することも可能。これらの機能を利用すれば、アプリ開発や投資を行う前にどんな機能・テーマ・キャラクターにニーズがあるかリサーチすることもできる。
(出所:Adjust公式Webサイト)
多角的な計測によってアプリの成長を実現する、モバイルマーケティングプラットフォーム。ユーザージャーニー全体を可視化する計測機能、データを有効活用するための分析機能、マーケティングタスクを効率化するオートメーション機能が主軸になっている。
たとえば、計測機能では自社アプリに関するアトリビューション分析(CVへの貢献度分析)や、広告費用やイベント収益、広告収益に関する包括的なレポート作成などに対応。分析機能では、複数のアプリや指標、期間の結果を比較分析することができる。アプリページの最適化だけでなく、アプリマーケティング業務全般を改善・効率化したい場合に最適だ。
また、成約件数や効果を不正に水増しするアドフラウドを防止したり、データを保管・処理する国や地域を指定できたりと、プロテクション機能も充実している。
(出所:App Rader公式Webサイト)
30,000以上のユーザーに使われている、アプリストア向けマーケティングに特化したオールインワンツール。アプリのダウンロード数やトレンド、キーワードの調査・追跡、ランキングの比較、ライブ検索、レビュー管理など、アプリストアマーケティングに必要な機能が網羅されている。検索ランキングの改善はもちろん、複数言語でのストアリスト更新作業の負担軽減、ストアページ最適化ワークフローの自動化など、様々な効果が期待できる。
また、アプリ評価やレビュー管理を効率化する機能を搭載。テンプレートを使ってレビューへの返信を効率化できるほか、レビュー分析によってバグやUXの問題を特定することも可能だ。
こちらでは、レビュー管理に強みを持つ、おすすめのASO対策ツールを2つご紹介します。
レビューや評価などの「オフメタデータ」は、ダウンロード数に大きな影響を与えるため、しっかりと対策しておく必要があります。ツールの中には、多数のレビューに対して効率的に返信を行うなど、レビュー管理機能に強みを持つタイプも。こうしたツールの活用もASO対策に有効です。
(出所:AppFollow公式Webサイト)
世界中100,000以上の企業で利用されている、アプリマネジメントのためのプラットフォーム。キーワード調査やアプリ分析、メタデータ改善といった基本機能のほか、フィードバック収集やレビュー管理といった機能に強みを持つ。レビューに頻出する単語やフレーズを分析して、ユーザーの感情を把握したり、分析結果をレビューの自動返信に活用したりといったことが可能に。AppStoreとGoogle Palyのレビューを単一のインターフェースで閲覧・管理できるので、モニタリングの効率化や返信漏れ対策にも有効。有料オプションであるセマンティック分析機能を使用すれば、ユーザーの不満、アプリの評価の低下、アンインストールにつながる問題をすばやく検出できる。
「salesforce」や「Discord」「tableau」などをはじめとした、20以上の外部サービスとの連携にも対応している。
(出所:Asodesk公式Webサイト)
アプリやゲームの認知度を高めることで、アプリストアでのオーガニックダウンロードを増やし、ビジネス成長を実現するためのASOツール。リアルタイムでのASO アクティビティのパフォーマンス追跡や競合アプリの調査、キーワード調査、ASO対策の自動化、トラフィックソースの分析など、ASOに必要な機能が豊富にそろう。
Proプランなら、レビューへの返信やユーザーフィードバックの分析などにも対応。テンプレートを使った返信の効率化や、レビューの英訳、レビュー分析用のタグ作成・カテゴライズといった機能が用意されている。GmailやSlack,Zendeskといった外部ツールからユーザーレビューに返信することも可能だ。
アプリビジネスを成長させるには、多くのユーザーに自社アプリを知ってもらい、最終的にはダウンロード・収益につなげる必要があります。
そのために欠かせないのがASO(アプリストア最適化)ですが、キーワード調査やメタデータの最適化、レビュー管理などを手作業で行うとなると、非常に大きな負荷を抱えることになるでしょう。
そこで役に立つのがASO(アプリストア最適化)ツールです。時間や手間のかかる業務を効率化・自動化できるので、担当者の負担を抑えながらも、適切なASO対策が実施できるようになります。
ASOツールは「汎用タイプ」と「レビュー管理に強いタイプ」の2つに大別でき、レビューの管理・分析に力を入れたい場合は、後者が適しているでしょう。
アプリビジネスの収益最大化を目指すため、自社に最適なASOツールの導入を検討してみてください。
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Repro株式会社
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