販促キャンペーンや顧客フォローを高度化・効率化するためにメールマーケティングシステムを導入したいと考えている方へ。導入のメリットや比較のポイント、離脱率の改善方法などとあわせて、おすすめのサービスもご紹介します。
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メールマーケティングシステムとは、「メールマーケティングを一部自動化し、効果と作業効率を高めるメール配信システム」のことです。
メールを使ったコミュニケーションを通じて、新規ユーザーの獲得や、既存ユーザーの購入頻度や購入平均単価の改善、解約やサービス離脱の防止を図るマーケティング手法のひとつです。
主には、商品やキャンペーンなどをお知らせするメールマガジンの配信、サービス申込み時などのサンクスメールやサービス利用方法の案内メールなどになります。
最近では、スマホアプリやLINE公式、SNSなど様々な発信チャネルがあります。しかし、世代を問わない利用者の多さや配信のしやすさ、配信単価の低さといった面で、メールはユーザーとの有力なコミュニケーション手段だといえるでしょう。
メールマーケティングでは、効果を高めるためにターゲットとなるユーザーの属性に合わせて送信するメールの内容や時間帯を変える必要があります。または、ユーザーの購入意欲や状況、アクションに合わせて段階ごとにメールを配信するという手法もあります。
ユーザーの規模が大きくなるほど、こうした作業は手動では困難になり、配信もれや誤送信といったミスも起こりえます。不特定多数のユーザーを対象にメールマーケティングを行う場合、メール配信システムは必須といってもよいでしょう。
「メール配信システム比較15選!タイプ別の選び方を図解で紹介」では、マーケティング用途を含め、メール配信システムの選び方を目的別に詳しく紹介しています。
メール配信システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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メールマーケティングシステムの導入メリットについて解説します。
大量のメールを何の対策もなしに一斉に送信すると、通信キャリアやインターネットサービスプロバイダーなどにスパム/迷惑メールと判定されてしまい、ユーザーの受信トレイに届かない可能性が。
しかし、メールマーケティングシステムを利用すれば、メールの到達率が上がり、同時にユーザーの属性に合わせた送信ができるため、メールの開封率も向上します。
ユーザーへの配信条件を細かく設定できるため、適切なメール配信が可能に。また、購入金額に応じてクーポン券を付与する、利用状況に合わせておすすめ商品を提案するなど、アップセル・クロスセルに有用な機能を使えば、売上アップにもつながります。
こうした細かな配信設定を行うにはメールマーケティングシステムの導入が必須。CRMやSFAと連携することで、既存の顧客情報をうまく活用できるシステムもあります。
メールマーケティングで成果を上げるには、効果測定とその結果に基づく改善が不可欠です。ユーザーの開封状況やクリック率などを測定する機能や、A/Bテスト実施支援機能などが搭載されたシステムなら、効率的にPDCAを回せるようになるでしょう。
システム導入によって、配信作業の自動化や、エディター機能活用によるメール作成時間の短縮など、メール配信作業の効率が上がるでしょう。これにより、企画業務といったコア業務により多くの時間を割けるようになります。
メールマーケティングを最適化する場合、どのようなメール配信システムを選ぶべきか、比較ポイントを解説します。
数万人規模のユーザーに向けて、遅延なく確実にメールを配信するためには、大量かつ高速な配信性能が求められます。1時間に何十万通も送信するために、散並列処理を行うことで高速配信を実現するシステムも。
たとえば「Mail Publisher Smart Edition」は、「4,100万通/時」という圧倒的な配信処理性能を持ちます。加えて、エラーメールの自動解析によって高い到達性を実現します。
メールマーケティングにおいて、テキストと画像を組み合わせたHTML形式のメールが一般的。文章のみのテキストメールよりも様々な表現ができるため、開封率も上がります。
一方で、メール作成の工数が増えてしまう恐れが。そこで重視したいのが、HTMLエディターの機能性。HTMLエディターの表現力と操作性が高ければ、メールの品質を上げながらも、メール作成にかかるコストを最小限に抑えられます。
たとえば「WiLL Mail」は、専門知識がなくても複雑なレイアウト構成のHTMLメールを簡単に作成。レスポンシブデザインにも完全自動対応しています。
施策を実施したら効果測定を行い、その結果をもとに次の施策を実施するのがマーケティングの鉄則です。メールマーケティングにおいてはメールの開封状況や、どのセグメントのユーザーがいつ何をクリックしたかなど、さまざまな視点で分析する必要があります。
「ユーザーの関心を分析したい」、「A/Bテストで比較分析したい」など、必要な分析方法を明確にしたうえで、各サービスを比較し、必要なデータが効率的に取得できるメール配信サービスを選びましょう。
たとえば「配配メール」は、メール文中のリンククリック情報を取得できる他、開封されやすい時間・曜日のヒートマップ表示、反応顧客のリスト化、コンバージョン計測など、分析/効果測定機能が充実しています。
メールが適切なターゲットに到達し、開封されたとしても、そこから離脱されてしまっては成果につながりません。購入につながりやすいメールを作成するための3つのコツについて解説します。
新商品の案内、売れ筋商品の紹介、利用事例の紹介といった「お役立ちコンテンツ」でサービス利用のきっかけを掴みたい場合は、まずメール内で十分な情報を提供したうえで、Webサイト/サービスに誘導しましょう。
「いまなら○%OFF」という明確なメリットを伝えるだけなら、「詳しくはクリックしてください」で十分です。しかし、それ以外の場合だと、読者にとってのメリットが見えづらいため、遷移先へのリンクをクリックしてもらいにくい傾向にあります。
メール本文だけでも有益な情報が得られるメルマガなら、ユーザーの満足度が上がり、開封率が上がるのはもちろん、開封後の離脱率も低くなるはずです。
ユーザーニーズにフィットしたメール配信のために、ペルソナの設定や緻密なセグメント設定、ターゲット別のメール作成といった作業は重要です。しかし、ユーザーの母数が多くセグメントが必須である、もしくは人的リソースが潤沢であるといった場合以外は、緻密すぎるターゲティングよりも、継続性を重視すべきでしょう。
ユーザーの利用状況に合わせたステップメールなども、製品・サービスの提供初期から必ずしも作り込む必要はなく、ほかのメールマーケティング施策の改善の余地が少なくなって来てから取り組むなど、効果を確認しながら段階的に取り組むのがおすすめです。
前項で過度に緻密なターゲティング・セグメントは不要と述べましたが、購買確率の高いユーザーにはピンポイントでメール配信に取り組む価値があります。
たとえばECサイトで「カゴ落ち(ショッピングカートに商品を入れたものの購入につながらないケース)」したユーザーは、明らかに購買確率が高いといえるでしょう。そういった場合に、メールで「お買い忘れはございませんか?」とアプローチするのは有効です。
「Cuenote FC」は、自動的にリマインドメールを送る「カートリマインド機能」を搭載。最小限の手間とコストで購買率の向上が期待できます。
様々なメールマーケティングシステムの中からおすすめのサービスをご紹介します。
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(出所:Mail Publisher Smart Edition公式Webサイト)
「4,100万通/時」という圧倒的な配信処理性能と、月間60億通以上の配信実績を持つ、業界最高水準のメールマーケティングプラットフォーム。500種類以上のエラーメールを自動解析するエラー解析エンジンを搭載しており、高い到達率を実現する。また、受信環境に応じた送り分けを自動的に行い、幅広い対象へのコンテンツ表示を最適化できる。主要なCDPやMA、ECシステム、レコメンドエンジンなど、様々な外部ツールとの連携に対応しており、メール配信システム単体では難しい高度なメールマーケティングが可能に。
コンテンツ入稿や配信作業といった役割を分担するケースを想定し、アカウントごとの個人情報へのアクセス制限、表示メニューの設定など柔軟な権限管理に対応。人的ミスによる誤配信リスクを軽減できる。
(出所:配配メール公式Webサイト)
簡単操作で大量メールを一括配信できるメールマーケティングシステム。メールマーケティング課題に特化していながら、MAよりもシンプルかつ手軽、そして安価に利用できる点に強みを持つ。
メルマガ配信などの一斉メール配信、トリガーメール、ステップメール、セグメント配信、シナリオメールなど、顧客データベースを活用した個別配信(OnetoOne配信)に対応。顧客のメールの開封・クリック、サイト訪問の情報を分析し、見込み客を可視化できるため、その後の電話や訪問といったフォロー業務を効率化できる。Google Analytics連携など、メールマーケティング実践のために必要な機能を搭載。
(出所:SPIRAL公式Webサイト)
「顧客接点強化」と「業務効率化」を実現するローコード開発プラットフォーム。様々なアプリケーションを組み合わせることで、顧客情報管理やwebアンケート、社員の教育・研修など、企業課題に合わせた使い方ができる。その中でも、高速配信で高い到達率を実現するメール配信システムに定評あり。届かなかったメールは、エラーや配信停止などを自動で処理し、データベースに反映する。
また、開封チェックやクリックカウント、宛名差込、記念日配信、予約/即時配信など、あらゆるシチュエーションを想定した様々な機能を搭載。セキュリティ面においても、第三者機関が実施した診断において最高レベルの評価を受けており、大手証券会社や行政機関でも導入されている。
(出所:WiLL Mail公式Webサイト)
単月契約で手軽に利用できる、スマホ自動最適化に対応したHTMLメール作成ツール。ユーザーの属性でターゲットを絞り込んだ「ターゲットメール」や、ユーザーの日付情報に基づいた「ステップメール」や「お誕生日メール」、ユーザーに最適なコンテンツが入った「レコメンドメール」など、メールを使ったさまざまなマーケティング手法に対応している。
ドラッグ&ドロップを中心とした感覚的な操作でHTMLメールが作成でき、配信後は開封率やクリック数、コンバージョンなどをグラフやヒートマップでリアルタイムに把握。また、配信量に応じて毎月最適なプランを選べため、運用コストを最小限に抑えられる。サポート体制も充実しており、テンプレートやマニュアル、チュートリアルが豊富に用意されている。
(出所:Cuenote FC公式Webサイト)
こちらは月間メール配信数76億通、契約数2,400以上という実績を持つメール配信システム。BtoBの販売促進メールからBtoCのメルマガ配信まで、業種や業界を問わず幅広く利用されている。
管理画面は操作性に優れており、マニュアルを読まなくても直感的な操作が可能。また、メールはレスポンシブに対応したHTMLエディターで簡単に作成でき、PC・スマホなどの端末を自動的に判別し、最適なメールを配信する。レポート画面では、「いつ開封され、クリックされているのか?」「どのデバイスの効果が高かったか?」「どの文書タイプの効果が高かったか?」といった効果測定をビジュアライズ化して把握できる。
(出所:WEBCAS e-mail公式Webサイト)
大手企業や官公庁でも導入されているメール配信システム。毎時1,000万通以上のメールを送信する配信性能で大規模なメールマーケティングにも対応する。データベースにあるリストからターゲットを絞り込んでユーザーに最適なメールを送る「One to One メール配信」や、ユーザーのサイト内行動履歴・購買履歴を解析してオススメ情報を配信する「レコメンドメール配信」、起点となる日を基準にユーザー一人ひとりに対してシナリオ通りのメールを自動配信する「フォローアップメール配信」など、様々なメールマーケティングを実現する機能がそろう。
また、外部からの攻撃を防御するためファイアウォール、IPS、WAFを導入。不正アクセスを防ぎ、強固なセキュリティを実現している。また、運用フローにあわせて、最大3段階の承認フローを設定できるのも便利。
(出所:アララ メッセージ公式Webサイト)
国内マーケティング事情に特化したメール配信システム。到達率向上・自動化・効果測定で円滑なメールマーケティングを実現する。携帯キャリアやインターネットサービスプロバイダなどの受信ブロック・通信制限を避けるため、常時最適なチューニングを実施。「大量」かつ「高速に」、「到達性の高い」メール配信を行う。
また、ドラック&ドロップでの訴求力の高いHTMLメール作成、効果測定結果のグラフ化といった業務効率化に役立つ機能が充実。加えて、基盤システムとのAPI連携によって、チケット購入社への完了メール配信、地方自治体の災害通知なども可能に。
(出所:オレンジメール公式Webサイト)
初めてでも誰でも、簡単に使える機能がそろったメール配信システム・メルマガ配信スタンド。スポット配信やステップメール配信、セグメント配信といったメール配信機能はもちろん、読者一括登録やオプトインといった読者管理機能も充実している。加えて、スプリットテスト配信や開封数の確認、クリック解析測定、ABテストといった分析・測定機能も多数そろう。
また、サポート体制が充実しているのも特徴。100問以上の「よくある質問」を用意しているほか、簡潔かつ分かりやすいと定評のあるメールサポートを提供している。
(出所:Salesforce Marketing Cloud Account Engagement公式Webサイト)
セールスフォース・ジャパンが提供する、BtoBに特化したMAツール。サイトの訪問頻度やページ閲覧履歴など、顧客のオンライン上の行動履歴に沿ったシナリオを構築し、ステップアップメールの送信が可能。分岐点に応じて、「お礼メール」「活用事例コンテンツ」「セミナー案内」など、最適なアクションを自動発動する。配信後は反応をスコアリングし、対応優先度の自動判別にも対応。「反応が薄い顧客はスコアを下げ、定期メールの配信リストへ追加し、対応終了」といった振り分けができるため、リソースの最適化にも役立つ。
AIによる顧客分析も可能で、SFA画面上に顧客データや集約データを数値化・グラフ化して表示。獲得したリードが商談・受注まで至ったかをすぐに把握できる。
(出所:Synergy!公式Webサイト)
顧客情報の獲得から、ターゲットに合わせたメッセージ配信、成果の分析までワンストップで完結できる国産のCRM。顧客情報の「収集」「管理」「活用」といったCRMのあらゆる活動をサポート。マーケティング効果の最大化を支援する。
回答内容に応じて条件分岐する高度なアンケート、オリジナルデザインのWebフォーム作成機能を備えており、顧客情報を効率的に収集。収集した顧客の属性・行動履歴データをもとに、「誕生日の特別クーポンメール」や「初回購入日を起点とした段階的なアプローチメール」などの自動配信ができる。また、LINE公式アカウントによる配信にも対応。顧客にあわせた最適なコミュニケーションを実現する。
企業が中〜大規模のメールマーケティングを行ううえで、マストアイテムであると言えるメール配信システム。サービスによって操作性や機能性が大きく異なるため、自社で重要視するポイントを明確にしたうえで各サービスを比較し、最適なものを選択しましょう。
メールマーケティングシステムを選ぶ際に留意したい比較ポイントは以下の3つ。
メールマーケティング施策から得られる成果を最大化するために、自社の狙いに合ったシステムの導入を検討してみてください。
メール配信システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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メール配信システムの詳しい選び方ガイドや主要10サービスの比較表もお役立てください。
メール配信システムの選び方ガイド
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セールスフォース・ジャパンが提供するSFA・CRMと一体型のMAツール。顧客行動に沿ったマーケティングアクションの自動化が可能。リード育成と最適なチャネルやタイ...
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