給食の献立作成、栄養管理、食材の発注管理業務をシステムで効率化したいと考える方へ。栄養管理システムの機能や比較ポイントとともに、おすすめのシステムをタイプ別に紹介します。
栄養管理システムとは、病院や介護施設、保育園などの施設で提供される給食の献立作成や栄養管理、食材の発注管理をサポートするシステムです。
毎日の献立作成はもちろん、アレルギーや禁忌食をもつ利用者に個別の献立を考えたり、食材発注、在庫管理をしたりと、栄養士の担う業務は多岐にわたります。これらの業務をExcelなどの手作業で管理するのは負担が大きく、献立の手配ミスや発注漏れが起きる恐れもあります。
このような日々の業務を効率化するために役立つのが、栄養管理システムです。
栄養管理システムを導入するメリットとして、主に以下の5つが挙げられます。
① 献立作成、栄養管理の効率化
② 食材の栄養計算、原価計算の自動化
③ 食材発注、在庫管理の適正化
④ 利用者のアレルギーや日々の食事傾向を個別管理
⑤ 献立表、栄養指導書といった各種帳票の自動作成
この記事では、栄養管理システムの具体的な機能やタイプについて詳しく紹介していきます。
栄養管理システムに搭載された、一般的な機能を紹介します。
献立作成画面では、ひとつの画面で複数日分の献立をまとめて入力できます。また、過去に使用したメニュー・食材の検索や、マウス操作でのコピー&ペーストに対応しているため、イチから入力する手間が省けます。栄養バランスや、食材の重複、アレルギー食材の有無をチェックしながら献立を入力できるのも便利なポイントです。
様々食材を使った献立の栄養をシステム上で自動計算する機能。一食単位あるいは一定期間でソートして、栄養摂取基準値との比較もできます。原価計算も同様で、献立ごとの原価や原価率をチェックして、別の食材に差し替えるなどの対応も可能です。
施設利用者のアレルギー情報や禁食指示情報をシステム内に登録して、献立作成機能と連携する機能。たとえば、献立作成画面でアレルギー食材を使っていた場合に、「利用者の〇〇さんには個別の献立作成が必要」とアラート。禁忌食材を使わった食事を誤って提供するリスクを抑えられます。
献立データや食数に応じて食材発注量を計算し、発注書を自動作成する機能。手作業による発注ミスを防ぐことができるうえ、仕入先の管理・変更もスムーズに。システム内で在庫を並行管理すれば、食材のロス発生防止にも貢献します。
献立表や、栄養指導書、調理場への指示書といった各種帳票を簡単に出力できます。データをExcelに自動出力できるシステムなら、加工や編集したうえでの印刷も可能です。
なお、後述する栄養管理システムのタイプによって、搭載されている機能は異なります。栄養管理システム導入の際は、あらかじめ自社に必要な機能を洗い出したうえで、比較検討してみるのがおすすめです。
栄養管理システムのタイプは、「あらゆる施設に対応」「病院・介護施設に対応」「病院特化型」「介護施設特化型」「保育園特化型」の5つに分けられます。それぞれのタイプについて解説していきます。
給食を提供するあらゆる施設での利用に対応できるタイプ。事業所を多く抱える企業や、業態の異なる施設を複数経営している企業におすすめです。
たとえば「Mr.献ダテマン」は、保育園、病院、介護施設、給食会社、食品販売会社と様々な施設での栄養管理に活用できます。「メニューデザイナーNEXT」は、ひとつのシステムで数百単位の事業所のPCにネットワークを広げられるのが特徴。事業所やエリアごとに献立や仕入先が設定できるのはもちろん、事業所間での情報共有もスムーズに行えます。
病院や介護施設の栄養管理に対応したタイプ。このタイプは、病院・介護施設双方で利用できるタイプと、病院特化型、介護施設特化型の3種類に細分化できます。
病院の場合、入院している患者の年齢や健康状態がそれぞれ異なります。したがって、入院前の食生活や病状を踏まえつつ、個々に必要な栄養素をカバーした献立を作らなければいけません。また、日々の患者の病状や入退院状況といった情報を素早くキャッチアップするために、電子カルテと情報連携できる栄養管理システムが便利です。
たとえば「LifLi栄養Hi」は、電子カルテと連携して、患者の診察状況や栄養状態をリアルタイムでキャッチアップできます。更に、電子カルテを通じて、患者への栄養指導の記録を院内全体に共有する機能も搭載されています。
介護福祉施設の場合は、糖尿病・腎臓病など慢性的な疾病を持つ高齢の利用者のため、栄養バランスに優れた献立の作成が求められます。「プロカロリー」は、一日に必要な栄養素や摂取基準量を見ながら献立を入力すると同時に、作成した献立を構成する食品群をチェックできます。
ちなみに、病院と介護施設双方で使える「サイエンス栄養管理システム」には、設定した栄養摂取目標値に合わせた献立をシステムが自動作成する「献立自動作成機能」が搭載されています。
保育園向けの栄養管理システム。保育園の場合は、乳幼児向けの献立や離乳食対応、アレルギー対応などができるシステムが適しています。
たとえば、「わんぱくランチ」は厚生労働省の定めた「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に添った献立の作成・管理が可能です。また、「食ラボキッズ」は、3歳児以上の献立をベースに作成すると、3歳未満や離乳食の子供向けのレシピが自動展開される設計。園児向けの献立をよりスムーズに作成できます。
栄養管理システム導入において、以下4つの比較ポイントを紹介します。
利用者により、アレルギーや禁忌食材、健康状態は異なるので、一人ひとりに合った栄養管理がなされた献立を作る必要があります。特に個別の献立を作るケースが多い企業は、個人の体調や喫食情報を管理できる機能が充実したシステムを選ぶのがおすすめです。
たとえば「メディカロリー」は、禁食情報や特記事項などの利用者情報を詳細に管理できるため、一人ひとりの利用者に応じた個別献立の作成が簡単に。身長、体重に基づいたBMI値や血圧値も保存できるので、必要な栄養素を考える参考になります。
また、「メニューデザイナーNEXT」は、イスラム法の戒律によって飲食が許される「ハラールフード」に対応しており、様々な国籍の利用者がいる施設におすすめです。
システムによっては、調理方法の一種である「クックチル(冷蔵保存後再加熱)」、真空調理が伴う献立作成や、食材発注・在庫管理に対応。通常の献立作成とは異なるタイミングでの調理や食材の仕入れが発生するケースにも、柔軟に適応できます。
また、複数施設の調理を一手に引き受ける「セントラルキッチン」体制を利用している企業は、その調理過程に適応したシステムを選ぶ必要があります。
「MEDIC DIET」や「らくらく献立7・施設版」は、クックチル・真空調理、セントラルキッチン体制に対応した献立作成や発注処理ができます。
「ニュートリメイト」は、クックチル・真空調理に基づく献立作成機能が標準装備されており、オプションでセントラルキッチンにも対応できます。
食材の発注数量が多く、管理に負担がかかっている施設では、受発注システムと連携できるシステムがおすすめです。受発注システムと連携すれば、オンライン上で発注管理や請求管理を一元化できるので、紙やFAXを使った受発注よりも、大幅な業務効率が見込めます。
たとえば「Mr.献ダテマン」は、株式会社インフォマートが提供する電子商取引プラットフォーム「BtoBプラットフォーム受発注」に標準対応。「メニューデザイナーNEXT」、「メディカロリー」、「プロカロリー」はオプションにて連携可能です。
PCの操作に慣れていない従業員が多い現場では、導入前後のカスタマーサポートが充実度も重要な比較ポイントとなります。
「AjiDAS」は、事前に同社の管理栄養士による操作研修を受けられます。また、運用開始後もリモート遠隔操作によるサポートを受けられるため、初めてシステムを導入する場合でも安心です。
施設の業態を問わず利用できる栄養管理システムを紹介します。
(出所:Mr.献ダテマン公式Webサイト)
保育園から介護施設、病院まで様々な施設で利用されている栄養管理システム。献立作成機能が充実しており、料理や食材の重複チェック機能、アレルギー、禁忌食のチェック機能を標準装備している。
システムのトップ画面には、業務カレンダーや伝言板、業務の進捗チェックシートなどを自由に設定できる。また、ログインしたまま他の施設のトップページに遷移できるため、複数施設の栄養管理にも適している。受発注管理システム「BtoBプラットフォーム受発注」と標準で連携しているのも便利なポイント。
同社の栄養士がカスタマーサポートとして常駐しており、栄養士目線でユーザーの質問に回答してくれるため、初めて栄養管理システムを使う場合でも心強い。なお、保育園用、施設用、給食会社用、病院用、食品販売会社用と5バージョンが用意されている。
(出所:メニューデザイナーNEXT公式Webサイト)
施設の業種や規模を問わず、献立作成、栄養管理業務の効率化を促すシステム。最大42日間分の献立をひとつの画面に表示して、献立の色彩や量、栄養バランス、アレルギーの有無などを確認できる。食材や料理の重複も一目で把握できる仕様になっている。厚生労働省が提唱する栄養バランスのとれた食事の通称「スマートミール」や、イスラム法の戒律によって飲食が許される「ハラールフード」に対応。数百単位の事業所をひとつのシステムでカバーできるため、系列の事業所を複数運営する企業にも向いている。
オプションで、セントラルキッチンや「BtoBプラットフォーム受発注」と連携が可能。同じくオプションで、食事内容や食材の重複を避けつつ、献立を自動提案してくれる「メニューアシスタント」機能も。
(出所:らくらく献立公式Webサイト)
病院や福祉施設、保育園などあらゆる施設の献立作成から食材発注管理までを、一気通貫でサポートするシステム。献立作成画面は月ごとに一覧表示され、アレルギー・栄養価・原価・食材・料理の重複を一目でチェックできる。また、一カ月の献立全体のバランスを確認しながら、マウス操作で簡単にメニューを調整することも可能だ。
複数のバージョンがあり、病院や介護施設で使いたい場合は「らくらく献立7・施設版」がおすすめ。クックチル・真空調理を用いた献立作成や、セントラルキッチンなど複数の調理場を抱える場合でも対応できる。また、保育園で向けソフトとしては「らくらく献立7・保育園版」を用意。基本機能は変わらないが、必要な栄養素やアレルギー対応情報がすべて乳幼児向けに設定されている。
(出所:EIBUN公式Webサイト)
病院向け・施設向け・ランチ向け・簡易版の4つのラインナップを揃え、病院や老健・特養、ショートステイ、デイサービスなどまで幅広い用途に対応する栄養管理ソフト。献立作成は使いたい食品・料理を選ぶだけの簡単入力で、既存料理からアレンジして保存することも可能。献立を立てながらリアルタイムに栄養を計算してくれるので、作業時間の短縮が見込める。「献立自動展開」機能を活用すれば、治療食や療養食も一度に作成でき、数量や食品・料理を食種に応じて自動変更できるのが便利だ。
電子カルテやオーダリングシステムと連動すれば、個人情報や食事箋情報の入力も不要に。献立表から提出書類まで様々な帳票をExcel出力できるうえ、サンプル帳票も多数用意されている。
病院・介護施設双方で利用できる栄養管理システムを紹介します。
(出所:Medical Lunch公式Webサイト)
献立作成や栄養管理、食材発注管理といった栄養士の仕事をトータルサポートするシステム。全国の病院や介護施設にて、200社以上の導入実績あり。2週間分の献立をひとつの画面で編集でき、マウス操作だけで簡単に料理の追加や削除できる。また、毎日朝・昼・夕食の記録や各食事に関するコメントを残せるなど、個人の食事管理もしやすい仕組みになっている。ほかにも、発注処理や在庫管理、利用者の栄養指導のための帳票作成など、栄養士の業務を助ける機能が一通りそろう。食材管理やクックチルにも対応。
また、オプションで電子カルテシステムとも連携できる。
(出所:ニュートリメイト公式Webサイト)
病院や介護施設の献立作成、栄養管理、発注納品業務を一気通貫でバックアップするシステム。献立登録画面では、あらかじめ登録しておいたメニューの複写や、食材量の調整、食材の差し替えといった柔軟な操作ができる。利用者個別の情報を登録する機能も充実しており、カレンダー形式で毎食の指示内容を書き込めるほか、経管により栄養補給をする患者や、朝・昼・夕以外に分割して食事を摂取する患者の管理にも対応している。更に食数集計や食材の発注・納品も管理可能で、スマホでの納品物登録や在庫管理もできる。
5つのバージョンの中から自社に合った製品を選ぶ仕組み。選んだバージョンに付いていない機能を個別に追加することもできる。
(出所:メディカロリー公式Webサイト)
病院・介護施設で働く栄養士の業務効率化に役立つシステム。ひとつの画面で各食品の成分値を確認しながらの献立入力や、ドラッグ&ドロップによる献立のコピー・移動に対応している。1週間分の献立をソートして、料理の重複やアレルギー食材の有無のチェックや、食材の分量割合の一括変更など、現場で役立つ機能が豊富にそろう。利用者のアレルギー、疾病名、嗜好情報などをシステム内で一元管理でき、個別献立の作成にも役立てられる。
ほかにも、日報や献立明細表など、150種類以上の帳票出力機能を標準装備。オプションで、献立から発注書を自動作成し、在庫と紐付けて管理する機能や、受発注管理を効率化するサービス「BtoBプラットフォーム受発注」との連携機能を追加できる。
(出所:MEDIC DIET公式Webサイト)
30年の運用ノウハウをもとに、栄養士の業務効率化をフォローする栄養管理システム。マウスだけで簡単に献立を作成できる設計なので、PC操作に不慣れな職員でも使いこなせる。食材や栄養成分値を指定して、条件に合致した料理を検索できる機能も便利だ。また、利用者の名前と食事内容を印刷してその日の食事にセットする「食札」の作成機能を搭載。栄養情報の掲載や、変更した献立にハイライトを付けるなど、施設の実情に合わせた食札のレイアウト設定が可能に。
小規模病院や介護施設向けの「MEDIC DIET Ver.10 OP」のほかに、中規模、大規模病院にも対応できるバージョン「MEDIC DIET Ver.10 PRO」を用意。「PRO」の場合、クックチルでの献立作成や、セントラルキッチン体制での献立管理に対応できる。
(出所:サイエンス 栄養管理ソフト公式Webサイト)
献立登録、栄養管理、発注指示といった栄養士の業務を支援するシステム。糖尿病や腎臓病を予防するための基準単位を確認しながら、朝・昼・夕・間食の献立を入力できる。また、料理の入れ替えや数量変更もワンクリックで完了する。ほかにも、摂取する成分目標値に合わせてシステムが自動でメニューを提案する「献立自動作成機能」など便利な機能がそろう。献立のマンネリ化改善とともに、日々の業務効率化に貢献する。また、退院した患者・利用者の情報は、画面にチェックを付けるだけでアーカイブできるため、情報の整理や食数管理にも役立つ。
デイサービス用やおやつの献立を作成できる「施設版」と、療養食向けの献立作成機能を搭載した「病院版」も。
病院での利用に特化した栄養管理システムを紹介します。
(出所:AjiDAS公式Webサイト)
入院患者のパーソナルな献立作成をサポートする栄養管理システム。電子カルテと情報連携した運用に対応しており、カルテの指示に基づいた禁止食材へのアラートや代替料理の設定ができる。ヒューマンエラーによる誤食リスクの抑止に有用だ。また、患者の毎日の喫食率から今必要な栄養を分析することも可能。更に、患者の栄養指導に使える統計資料作成機能をオプションとして追加できる。
導入の際には、同社所属の管理栄養士による操作研修を用意。運用開始後も遠隔操作によるサポートを受けられるため、初めて栄養管理システムを導入する企業も安心だ。
(出所:LifLi栄養Hi公式Webサイト)
医療機関に勤める栄養士の業務効率化と、安全な献立の提供を支援する栄養管理システム。約400棟以上の医療機関で導入実績あり。電子カルテと連携すれば、食事依頼情報を自動取得し食数管理に役立てられます。また、患者の診察・検査結果から必要な栄養状態を把握して、献立作成に活かすことができる。食事からの摂取栄養量のほかに、注射などで投与された栄養量の計算にも対応。栄養指導の記録も同ツールで作成できるので、電子カルテを通じた院内全体での共有も可能に。
音声操作に対応しているので、両手が塞がっている・手が濡れているといった状態でも、システムを操作できる。
介護施設で利用できる栄養管理システムを紹介します。
(出所:プロカロリー公式Webサイト)
介護・福祉施設の現場で働く栄養士の声をもとに作られた栄養管理システム。一日に必要な栄養素や基準量を画面上でチェックしながら献立作成できるほか、各献立を構成する食品群も同画面で確認できる。利用者のアレルギーや嗜好情報はもちろん、日々の喫食情報まで時系列で管理。一人ひとりの体調や生活習慣に合わせた献立が作成しやすい設計になっている。また、施設の厨房用帳票や栄養管理資料を含めた150種類以上の帳票を出力できるほか、各都道府県の施設用栄養報告書にも対応している。
オプションで、食材の発注・在庫管理、クックチルに対応した調理計画の作成、「BtoBプラットフォーム受発注」との連携が可能。
最後に、保育園・幼稚園向けの栄養管理システムを紹介します。
(出所:わんぱくランチ公式Webサイト)
全国10,000件以上の施設で利用されている、保育園・幼稚園専用の栄養管理システム。カレンダーに書き込むような感覚で1カ月分の献立が簡単に作成でき、システム上に登録されたサンプルレシピも自由に活用できる。厚生労働省の定義する「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に則って献立を管理。更に、全献立の一斉アレルゲンチェック機能により、誤食のリスクを回避できる。また、献立に連動して発注書が自動作成されるため、食材の発注もれやミス防止にも役立つ。
献立日報・月報から、都道府県別の監査報告書まで、100種類以上の帳票をExcelから出力可能。
導入後は何回でも電話サポートを受けられるほか、同社が過去に開催した研修会のアーカイブも視聴できるので、栄養管理や給食運営に役立つ情報を取得できる。
(出所:食らぼキッズ公式Webサイト)
保育園向けのクラウド型栄養管理システム。3歳児以上向けの献立を作成すると、それらをベースに3歳未満・離乳食向けレシピが自動展開される。園児ごとにアレルギーや禁忌食材を登録でき、それらが含まれるレシピは献立を個別に変更するようアラートされる。ほかにも、主食と副食に分けた原価の自動算出や、栄養管理報告書などの帳票自動出力、食材発注管理など、献立作成に必要な機能が一通りそろう。
グループ園全体で導入した場合は、姉妹園のデータがそれぞれ自動で連携される。初期費用がかからず、月額2,500円と比較的安価で利用できるのも嬉しい。
食材の発注管理や原価計算、献立の作成、アレルギーへの配慮など、栄養士の抱える業務は多岐にわたるため、アナログで献立管理を行うと膨大な時間がかかってしまいます。また、アレルギー食品を含む料理を提供してしまったり、食材の分量を間違えたりと、命に関わる重大なミスをしてしまう可能性もゼロではありません。
そこで役立つのが栄養管理システムです。栄養管理システムを導入することで、日々の献立作成から食材の発注管理、原価計算、帳票の出力まで、幅広い業務の効率アップが期待できます。また、個別の献立を作る場合も、システムが事前に食材の差し替えなどを知らせてくれるため、ヒューマンエラーによる誤食の防止にも役立つでしょう。
栄養管理システムは、自社が運営している施設の種類に応じて選ぶ必要があります。また、調理方法の一種であるクックチルや、セントラルキッチン体制に対応したシステムもあるため、本記事を参考にしながら、自社の給食運営体制に適したシステムを選んでみてください。
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