最終更新日:2024-11-13
液晶ディスプレイを利用して、広告の訴求や店頭販促、オフィスでの情報共有を効率的に行いたい企業の方へ。デジタルサイネージソフトを利用するメリットや比較のポイント、おすすめのソフトをタイプ別にご紹介します。
デジタルサイネージソフトとは、液晶ディスプレイに表示するためのコンテンツを制作・配信管理できるソフトです。画像や動画をソフトにアップロードするだけで簡単に配信が行えるうえ、配信スケジュールの管理もできます。
デジタルサイネージとは、店舗や公共施設など様々な場所に設置されたディスプレイを通して、情報を配信するシステムです。主に以下のようなシーンで利用されています。
デジタルサイネージは、画像や映像で作ったコンテンツをすぐにディスプレイへ反映できるため、視聴者に最新の情報を届けることが可能。紙のポスター・チラシのように印刷コストや張り替え作業を行う手間もかかりません。
更に、映像や音声により、視聴者の目や耳に残りやすいコンテンツを配信でき、ポスターなどと比べてより訴求効果を高められるため、活用の場が広がっています。
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デジタルサイネージソフトを利用するメリットを3点紹介します。
デジタルサイネージソフトを利用すれば、複数台のディスプレイの配信を一括管理できます。配信内容は遠隔操作できるので、現地に足を運ぶ必要はありません。コンテンツを指定した日時に放映できるよう、予約配信機能が付いているものもあります。
また、一部のソフトには、コンテンツの更新に特化した「CMS」が組み込まれているものも。PCが苦手な人でも直感的に操作でき、各コンテンツを「いつ・どこで・何分」配信するか簡単に設定できます。
そのほか、1つのディスプレイ画面を分割して複数のコンテンツを表示したり、曜日や時間帯で配信内容を切り替えたりなど、柔軟な運用も実現します。
デジタルサイネージソフトを利用すれば、クオリティの高い配信コンテンツを簡単に制作できます。ソフトに搭載されている専用のテンプレートをもとに、写真とテキストを組み合わせるだけ。コンテンツのレイアウトをイチから考える時間を省けます。
中には、デジタルサイネージで配信するコンテンツの制作自体を任せられる会社も。依頼企業のニーズをヒアリングしながら、ディスプレイを置く空間に適したコンテンツや、集客が期待できるコンテンツを提案・制作してもらえます。
デジタルサイネージソフトは、企業が打ち出すマーケティング施策をサポートするような役割も果たします。
一例として、視聴者が画面をタッチできる「タッチパネル型」のデジタルサイネージを扱うソフトは、パネルのタッチ回数を計測可能です。タッチ回数が多いほど、視聴者の興味関心が高いコンテンツである可能性が高く、今後のマーケティングの参考にできます。
また、ソフトによってはAIカメラをディスプレイに接続できるものも。カメラが立ち止まった視聴者の属性(性別・年齢等)を認識し、彼らに合ったコンテンツに自動で切り替える仕組みを搭載しています。一人ひとりの属性によりマッチした情報を届けられるので、販促効果アップが期待できます。
デジタルサイネージソフトのタイプと、適した利用シーンを紹介します。
街頭や商業施設などの大規模な空間から、オフィス、工場などあらゆる場所に設置できるタイプ。広告や販促、情報発信、空間演出など幅広い用途で利用できます。更には、ディスプレイの選定や配信コンテンツの制作、導入後の保守運用まで任せられます。
管理するディスプレイの数が多い企業や、デジタルサイネージを自社で制作・運用するリソースが足りない企業におすすめです。
主なサービス名 | 特徴 | 料金 |
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InterPlay Elastic Framework |
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要問い合わせ |
MONOLITHS |
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要問い合わせ |
CloudExa |
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要問い合わせ |
PanelDirector for Cloud |
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月額19,900円/台(オフィスデジタルサイネージプランの場合) |
中小規模の小売店や飲食店、オフィス、工場などに情報訴求ができるタイプ。初めてデジタルサイネージソフトを利用する企業のエントリーモデルとしても適しています。
なお②のデジタルサイネージソフトは、更に以下2つのタイプに分けられます。
デジタルサイネージを映し出すディスプレイや、映像表示機器(STB)の手配に対応するタイプ。機器導入後の保守運用も任せられます。
主なサービス名 | 特徴 | 料金 |
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LOOOK |
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月額4,980円 |
クラモニ |
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月額2,000円/10台 ※AIセンシングカメラは別途料金 |
デジサイン |
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要問い合わせ |
admint SIGNAGE |
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要問い合わせ |
コンテンツ配信や管理を効率化したい場合に適した配信ソフトタイプです。既存のディスプレイやタブレットを使って手軽に導入することができ、自社で柔軟にコンテンツの編集が行えます。
主なサービス名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
KI Sign |
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要問い合わせ |
サイネージ・リレーション |
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要問い合わせ |
ABookSmartLink |
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要問い合わせ |
個人や小規模で運営している店舗・施設に適したタイプ。シンプルな機能で構成されており、比較的安価に利用できます。
主なサービス名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
サイネージアプリ 「時間割看板」 |
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無料 ※STB導入料金は別途 |
Disit Media Player |
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月額3,000円/台、初期費用5,000円、セットアップ費用5,000円/台、スティック型コントローラー20,000円/台 |
Cloud Signage for Google Drive™ PRO |
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900円/台(通常ライセンスの場合)、2,250円/台(企業向けライセンスの場合) |
その他、特定の分野や業種に強みを持つタイプもあります。
主なサービス名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
オフィスdeサイネージ |
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要問い合わせ |
ファーマシーGo! |
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要問い合わせ |
デジタルサイネージソフトを比較検討するうえでの4つのポイントを紹介します。
デジタルサイネージソフトには、商業施設、オフィス、工場などそれぞれの利用場面に適した配信方法や機器が存在します。導入の際は自社での利用シーンを想定し、それらに合った機能やプランを提供しているソフトを探しましょう。
「CloudExa」は、店舗の規模や設置場所の特性を活かしたデジタルサイネージの配信・運用実績が豊富です。一例として、飲食店であれば、時間帯に合わせたメニュー表示の切り替え、大型商業施設であれば、ビル全館の柱や天井にデジタルサイネージを張り巡らすような運用ができます。また、オフィスの業務効率アップやブランディング醸成を促す「オフィスDXサイネージ」プランもあります。
「デジサイン」は、工場で活用するデジタルサイネージの導入事例があります。たとえば、従業員の安全意識を促す「ヒヤリハット情報」や、モチベーションアップにつながる目標達成率などを配信することで、従業員同士のコミュニケーション活性化を促進します。
「KI Sign」は、社員食堂のメニューと細かい栄養素をディスプレイへ表示するのに適した機能が。CSVファイルにメニュー名や金額、栄養成分等を入力して取り込むだけで、簡単に日々のメニューの配信・更新ができます。
デジタルサイネージにセンサーやカメラなどの外部機器を接続したい場合、それらと連携できるデジタルサイネージソフトを選ぶ必要があります。
「クラモニ」であれば、サイネージ上部に接続した専用AIカメラが、視聴者の属性や行動を検知。年齢層や性別などを認識したら、ターゲットに合わせたコンテンツに切り替える仕組みが搭載されています。
「PanelDirector for Cloud」は、別売のIoTセンサーを接続すれば、オフィスの会議室やトイレなどの空間の混雑・稼働状況をサイネージに表示できます。
また、アルコール消毒用のスタンドとデジタルサイネージを組み合わせた機器を、月額レンタルできるプランも。施設の入り口に設置すれば、入場者へアルコール消毒を促すとともに、館内にまつわる情報を訴求できます。
屋外で配信をしたい場合や、オフィスでデジタルサイネージを使いたくても社内ネットワークが利用できない場合は、インターネットやWi-Fiに接続しないで配信できるプランがあるかを確認しましょう。
たとえば「DAiS Signag」は、主にスマホで利用するLTE通信(モバイル機器専用通信回路)を使った運用ができます。社内のセキュリティルールが厳しく、社内回線を使えない場合でも対応可能です。
「CloudExa」もオフライン環境で利用できます。必要なデータをソフトからUSBメモリに書き出したうえで、ディスプレイに接続するスタンドアロン運用が可能です。
「LOOOK」は、専用のSTBにデータを蓄積しているため、もしインターネットの接続が途切れてしまっても、コンテンツ自体が途切れることはありません。また、自社の回線を利用できない場合は、別途有料で無線ルーターの設置を提案してもらえます。
デジタルサイネージソフトへのコンテンツ登録やスケジュール設定など、一連の運用を代行するサービスもあります。自社での運用リソースを割くのが難しい企業は、代行サービスの利用がおすすめです。
「DAiS Signag」であれば、コンテンツの登録や配信設定など、デジタルサイネージソフトの運用全般を任せられます。また、全国にサポート拠点があり、デジタルサイネージ機器の設置や万が一のトラブルも、現地で手厚くサポートします。
「admint SIGNAGE」も、コンテンツの配信期間や放映順などの設定・運用代行を承っています。
小規模店舗から大型店舗、オフィスなどあらゆる施設で活用できるデジタルサイネージソフトを紹介します。
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(出所:InterPlay Elastic Framework公式Webサイト)
リモート受付・接客システムとして利用できるデジタルサイネージ。業種ごとにテンプレートを選択するだけで表示画面を設定できたり、時間帯でサイネージシステムと受付システムを自動切り替えできたりなど、幅広いシーンに対応できるのが強み。
画面に広告や情報を表示させるだけでなく、AIやアバター、コミュニケーションツールを利用し、表示を見ている人に呼びかけて、遠隔接客・案内することも可能。ホテルや駅など外国人旅行者が多い場所では、14ヶ国語に対応した「多言語翻訳機能」を活用することで、案内表示にとどまらず、様々な言語での遠隔対応ができる。会話ロールモデル登録やオンライン接客の会話ログフィードバックといったトレーニング機能も搭載。また、災害時は、サイネージを緊急案内板として利用し、避難誘導画面や警告音を流せるほか、非常用通話にも対応する。
(出所:MONOLITHS公式Webサイト)
多様なロケーションでのコンテンツ配信・管理を効率化できるデジタルサイネージ管理システム。10万件以上のディスプレイをネットワーク化した実績があり、大手小売店、交通機関、屋外ビジョンなど、場所や規模をを問わず利用可能。
使いやすさにこだわった管理画面では、1社10,000個以上のディスプレイを一括管理できる。「全ディスプレイ一括配信」「1ディスプレイ単位やグループ単位での配信」など、詳細な配信設定にも対応。曜日や時間帯、天気、湿度など、様々な条件に合わせて配信内容を変更でき、広告・販促効果の向上をサポートする。配信レポートの出力機能も搭載し、広告主向けの報告も効率化できるのがうれしい。
CMSのみ提供するシンプルな対応から、機器調達、配送・設置、通信設定、保守など、要望に応じてサポート提供範囲のカスタマイズも可能だ。
(出所:CloudExa公式Webサイト)
小さな店舗から大規模な商業施設まで、あらゆる場所での運用に対応するクラウド型デジタルサイネージソフト。コンテンツのスケジュール設定は、画面に表示されたカレンダーに予定を書き込む感覚で割り振るだけ。たとえば、飲食店であれば時間帯に合わせてメニュー表示を切り替えるような運用ができる。また、各デジタルサイネージの配信状況はリアルタイムでソフトに共有され、「放映中」「放映完了」などステータスと合わせて表示。ログも自動送信されるため、運用中のサイネージが膨大でも管理がしやすい。配信状況はスマホでも監視可能。
そのほか、スタンドアロンタイプのデジタルサイネージの運用にも対応。配信したいコンテンツをUSBメモリに書き出し、ディスプレイに接続すればオフライン環境で利用できる。1台から利用できるので試用導入にも便利。
(出所:PanelDirector for Cloud公式Webサイト)
オフィス、流通、金融、自治体など、業種問わず様々なロケーションで活用できるデジタルサイネージソフト。約2,600法人・団体に50,000台以上の導入実績を持つ。特にオフィス用のデジタルサイネージサービスに強みがあり、ディスプレイの選定や、インターネット回線の手配、運用後のサポートをワンストップで対応。社内のエントランスや社員食堂など、利用シーンに合わせた提案を受けられる。
また、別売のIoTセンサーを接続すれば、オフィスの会議室やトイレなどの混雑・稼働状況をサイネージに表示できる。そのほか、アルコール消毒用のスタンドとデジタルサイネージを組み合わせた機器を月額レンタルできるプランも。
NEC独自のクラウド基盤上に配信サーバーがあり、通信環境が安定しているのも特徴だ。
STBやディスプレイなど、各種機器の手配にも対応するデジタルサイネージソフトを紹介します。
(出所:LOOOK公式Webサイト)
デジタルサイネージの設置により、ワンランク上の上質な空間を演出するのが得意なソフト。ソフト内には、200本以上の風景映像を収録。たとえば、クリニックの待合室に緑豊かな森の映像を映し、落ち着きのある空間にするなどシーンに合わせて活用できる。コンテンツ制作を手助けするデザインテンプレートは100種類以上。スキルに依存することなく、簡単におしゃれな空間を演出できる。
小型のSTBを、電源とインターネット環境、モニターに接続するだけですぐに利用できるのもポイント。専用ディスプレイ(LOOOK SquAir)のほか、低価格な市販ディスプレイ、超薄型、屋外用など利用シーンに合ったディスプレイの提案も。導入費用は月額4,980円と比較的リーズナブル。
(出所:クラモニ公式Webサイト)
各所に設置されたデジタルサイネージを自由自在に管理できるソフト。シンプルなUIで構成されており、配信したいコンテンツをPC内のファイルからドラッグ&ドロップするだけ。コンテンツは、別途制作を依頼することもできる。また、Webページをそのままディスプレイに反映できる「Web画面表示機能」もあり、店頭での接客場面などで重宝する。
オプションで、専用のAIセンシングカメラをディスプレイに取り付け可能。カメラが視聴者の年齢層や性別を自動認識し、属性に合わせて情報を自動で切り替えるので、よりターゲットに合った情報訴求が実現する。配信データはすべてSSL暗号に変換するため、セキュリティ面も安心だ。なお、配信用ディスプレイは、主要な32型〜55型を中心にサイズ・タイプ別で多数取り揃え、量販店より低価格で提供。同社で購入すれば、STBとあわせて保守が受けられる。
(出所:デジサイン公式Webサイト)
STBの提供からアフターサービスまで一気通貫で対応するデジタルサイネージソフト。PowerPoint形式のコンテンツ制作用テンプレートを400種類以上提供しており、ホテル・飲食・工場など業種に合わせて活用できる。また、外部メディアとの提携により、ニュースや防災情報、エンタメ系のコンテンツも300種類以上用意。自社コンテンツのストック不足をカバーできる。
STBの種類が豊富なのも特徴で、多店舗での利用に適したタイプや、高画質タイプ、スタンドアロンタイプなどニーズに合わせて選択できる。ディスプレイも、タッチパネル搭載タイプや、防水加工が施された屋外タイプ、24時間対応型、高輝度モデルなど多彩なラインナップを用意。
(出所:admint SIGNAGE公式Webサイト)
タッチパネルに対応したコンテンツの制作機能が特に充実しているデジタルサイネージソフト。導入実績は10,000台以上。自動車ディーラー、ホームセンター、大学教育機関など幅広く利用されている。たとえば、タッチ操作により遷移するページを一通り設定したら、プレビュー機能で事前に動作確認できるのが嬉しい。外部サービスと連携した天気予報やニュースも、スケジュール管理しながら配信できる。オプションで、緊急時はコンテンツが災害情報へ自動で切り替わる機能や、各コンテンツの再生回数・タッチされた回数をCSVファイルで出力する機能も。
導入の際は、同社の担当者が適した機器や設置場所を提案。実際の設置工事やメンテナンスにも対応するため、初めてデジタルサイネージソフトを利用する企業でも安心だ。
コンテンツや運用管理に特化した配信ソフトタイプのデジタルサイネージソフトを紹介します。
(出所:KI Sign公式Webサイト)
デジタルサイネージの運用に必要な機能を備えつつ、操作性も重視して作られたソフト。PDF・画像・動画はもちろん、CSVファイルを取り込みテキストベースの情報を配信することも可能。たとえば、社員食堂のメニューや栄養素をディスプレイに表示したい場合、CSVにメニュー名や金額、栄養成分等を入力するだけで配信・更新が実現する。また、フロアガイドや観光案内など、タッチパネル対応コンテンツもノーコードで作成できる。
これらの標準機能に加えて、依頼企業の要望に応じたソフトのカスタマイズにも対応。一例として、カスタマイズによって簡単なクイズを配信したり、外部システムと連携して鉄道の運行情報を表示したりすることもできる。
(出所:サイネージ・リレーション公式Webサイト)
CMSにより、1,000台以上のディスプレイのコンテンツを効率的に配信管理できるデジタルサイネージソフト。膨大な端末の稼働状況を監視するため、1時間に1回各端末の画面をキャプチャする機能を搭載。エラーが発生しているディスプレイをすぐに見つけ出せ、改善につなげられる。時間帯によるモード切り替えが可能で、営業時間はデジタルサイネージ、営業時間外はタッチパネルサイネージという使い分けもできる。オフィスに役立つ機能も充実。一例として、ディスプレイにGoogleカレンダーを同期できる機能は、従業員にスケジュールを周知できる効果を見込める。
そのほか、海外の視聴者にも対応できるよう、英語・中国語などで作られたコンテンツも配信できる。
(出所:ABookSmartLink公式Webサイト)
画面タッチによるインタラクティブ(双方向性)な情報配信に強みのあるデジタルサイネージソフト。タッチパネル型のディスプレイに適応するコンテンツを、動画、画像、Webサイトのリンクを組み合わせて簡単に作れるのが特徴。PowerPointレベルのマウス操作で誰でも編集でき、専用ソフトウェアなども不要。コンテンツにQRコードを組み込むこともでき、視聴者に詳細情報を伝えたい場合や、ディスプレイから離れてコンテンツを楽しんでもらいたい場面で役立つ。また、導入コストを抑えたい場合は、ディスプレイにタブレットを代用することも可能だ。
オプションで、360度パノラマカメラを使ったVRコンテンツをディスプレイへ反映できる機能も。たとえば、遠方の工場の現場をVR化して映し出せば、現地に足を運ぶことなく状況確認ができる。
個人や小規模な施設での利用に適したデジタルサイネージソフトを紹介します。
(出所:サイネージアプリ「時間割看板」公式Webサイト)
専用のSTBをディスプレイにつなぎ、PCにソフトをインストールするだけで手軽にデジタルサイネージ配信環境を整えられるソフト。配信コンテンツのスケジュールは曜日、時間ごとに設定できる。一度スケジュールを設定すれば、その後は毎日PCの電源を入れるだけで運用可能だ。自動シャットダウンの設定もできる。
同社で販売しているSTBを購入すれば、ソフト自体は無料で使えるためランニングコストを抑えられる。マニュアルもあわせてダウンロードできるので、デジタルサイネージを試してみたい企業にもおすすめ。なお、対応OSはWindowsのみ。
(出所:Disit Media Player公式Webサイト)
シンプルな機能で構成されたクラウド型のデジタルサイネージソフト。配信したい静止画・動画コンテンツをソフトにアップロードし、専用のスティック型コントローラーをディスプレイに挿すだけでサイネージ環境を構築可能。コンテンツの再生順指定や、日時予約もできる。各ディスプレイのネットワーク接続状況はリアルタイムで更新されるため、エラーの発生をすぐに認識できるのもポイント。ユースケースは、スーパーマーケットのエントランスやレジまわり、フィットネスジムのカウンターなど。ディスプレイや設置用器具も多数用意されており、必要に応じて通信用ルーターなどネット環境の提案・提供も受けられる。
(出所:Cloud Signage for Google Drive™ PRO公式Webサイト)
Googleドライブと連携してすぐに使える、買い切り型のデジタルサイネージクラウドソフト。PCやスマホでGoogleドライブ内に画像や動画を格納すれば、ソフトに自動連携される仕組み。Webページをそのままディスプレイに映し出すこともできる。また、ディスプレイを二枚使ってよりワイドに表現するような設定も可能だ。ディスプレイは、タブレットやAndroidスマホをメインで利用するのがおすすめ。大型のディスプレイを使いたい場合は、別途「Android TV™」搭載製品を購入する必要がある。
ソフトは「通常ライセンス」と「企業向けライセンス」の2種類。企業用ライセンスは、特定ユーザーのデバイスへのライセンス付与や、画面下部に表示される透かしロゴの、独自ロゴへの変更ができる。
最後に、特定の分野や業種に特化したデジタルサイネージソフトを紹介します。
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(出所:オフィスdeサイネージ公式Webサイト)
オフィスでの営業実績共有に強みを持つデジタルサイネージソフト。営業成績・実績はリアルタイムで共有できるほか、過去の営業推移グラフや営業成績ランキングボードへの切り替え、目標数字のカウントダウンや動画・メッセージなどの機能も搭載。自由なシナリオを作成してループ再生したり、受注時には自動的にニュース速報動画を割込み表示させたりすることで、営業スタッフのモチベーションを向上。一体感の醸成にもつながる。営業実績の共有だけでなく、オフィスサイネージとして様々な用途で利用可能。
表示できるモニター数に制限はなく、イベントなど追加で表示させたい場合も安心。営業実績の着地予測レポートの自動作成、ChatworkやLINEといった社内SNSとのAPI連携など、生産性向上やコミュニケーション活性化をサポートする機能も充実している。
(出所:ファーマシーGo!公式Webサイト)
薬局への設置に特化したデジタルサイネージソフト。現役薬剤師が監修した静止画・動画コンテンツを200種類以上用意。服薬指導やジェネリック医薬品などの情報を記載したコンテンツにより、待合室を利用した効率的な情報配信ができる。ディスプレイの向きは縦横両方に対応しているうえ、画面を分割してそれぞれ異なるコンテンツを表示することも可能だ。更に、本ソフトで特徴的なのはデジタルサイネージを利用した受付機能。患者を呼び出すための受付番号を、配信コンテンツと同一画面に表示することで、省スペースでの情報訴求と受付事務の効率化を実現する。
配信コンテンツを複数店舗分まとめて更新したり、店舗・エリアごとに配信内容を個別調整したりできるので、チェーンの薬局でも利用しやすい。
デジタルサイネージは、従来の紙のポスターのように、情報を張り替える手間がかからない画期的なシステムです。近年は、街頭や商業施設、オフィスなど様々な場面での活用が広がっています。
デジタルサイネージソフトであれば、複数のディスプレイを配信管理できるため、より多くの視聴者へ効率的に情報を届けられます。また、ソフトによってはターゲットに合わせた広告訴求や販促、社内のブランディングにもつながる空間の演出を実現できます。
デジタルサイネージソフトは、コンテンツを配信・運用したい規模によって選ぶべき種類が変わってきます。また、ソフトによってはインターネット環境がなくても利用できるタイプもあるので、本記事を参考にして、自社に最適なデジタルサイネージソフトを選んでみてください。
デジタルサイネージソフトをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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アルプス システム インテグレーション株式会社
ユーザー環境に合わせて最適化できるリモート受付・接客システム。AI、アバター、サイネージなどの技術を活用し、対面と同等以上の高品質なサービス提供を実現します。...
株式会社ディグロス
営業実績をリアルタイムに見える化し、営業スタッフのモチベーションを向上させるデジタルサイネージソフト。社内情報格差の解消、コミュニケーション活性化も実現します。...
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