最終更新日:2024-11-13
高い到達率・開封率でお客さまに効率よく情報を配信するために、SMS一斉送信サービスを検討している方へ。ショートメール一斉送信の方法や導入メリット、料金相場、活用時の注意点とともに、おすすめサービスをご紹介します。
SMS一斉送信とは、企業が携帯電話事業者の相互接続サービスを利用して、70文字(拡張時は660~670文字)のショートメッセージサービス(SMS)を一斉配信することです。
SMSは電話番号だけで届き、メールアドレスと違って頻繁に変更されないため、到達率が90%以上と言われています。また、ショートメールの受信時に、スマホのプッシュ通知を設定している人が多いことから、開封率も90%以上を誇り、「届きやすく、見てもらいやすい」手段として広く活用が進んでいます。
SMSによる一斉配信は、「本人に確実に届けたい」というニーズから、これまでWebサイトやアプリでの本人確認を行う認証手段として多く利用されてきました。
最近では、「電話番号しかわからない相手にも届けたい」「メールアドレスなどを聞かずに進めたい」といった需要が増える中で、予約や注文内容の確認、配送予定日の通知、アンケート配信などにも幅広く活用されています。
ビジネスでSMSを一斉送信するには、SMSの一斉配信機能を持った有料の「SMS送信サービス」を利用することが前提になります。
その理由として、SMSの送信には携帯電話事業者のネットワーク使用料が発生するため、通数に応じた従業課金型の有料サービスが一般的であり、十分な水準で利用できる無料サービスがほとんどないためです。また、自社のWebサイトやアプリと連携して送信するには、APIなどの仕組みが必要である点も挙げられます。
更に、SMS送信サービスを利用すれば、文面の作成、送信先の電話番号管理、配信予約の管理など、一連の運用業務を効率化できるため、多くの企業でシステムの導入が進んでいます。
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続いて、SMS一斉送信の導入メリットを4点ご紹介します。
SMS一斉送信は、電話番号さえわかれば配信可能。電話をかけるような手間もかからず、メールのようにアドレスを聞き出す必要もありません。督促業務を圧着ハガキで行っている場合には、作業工数や郵送コストも大きく削減できます。
また、Webサービスやアプリなどの本人確認手段において、たとえば本人確認できる書類を送付してもらうとなると、ユーザーにとっても手間がかかりますが、SMS認証なら、ユーザーはスマホに届く認証コードを送信するだけですぐに本人確認を完了できます。
なお、SMSを使った本人認証は、自社の提供するWebサービスやアプリと、SMS送信サービスをAPIで連携させるだけですぐに実現できます。詳しくは「SMS認証とは?本人確認強化のための仕組みや導入方法を紹介」もご覧ください。
SMS一斉配信は、90%以上の高確率で内容を確認してもらえます。メールと違って、たくさんのメールに埋もれることや、迷惑メールに振り分けられ、開封されないというリスクも防げます。
伝達・確認のスピードを高められる点もメリットです。SMSはプッシュ通知にしている人が多く、気付かれやすいため、申込書類に不備があった場合など、次の対応をすぐに・確実に行ってもらえます。
また、文面自体はテキスト文章が基本となるため、メールのようにHTMLできれいにデザインする必要がなく、作成時間もかかりません。
詳しくはSMS一斉送信サービスの費用の目安で解説しますが、SMS配信サービスは初期費用や月額料金といった固定費がなく、1通10~20円程度の従量制でコストが発生するのが一般的です。1通から始められるサービスも多く、初期投資を抑えて気軽に試せます。
また、メッセージ内のURLに誘導したいケースでは、メール配信よりも短期間で反応を計測可能。効果をもとに細かな改善を行えるため、費用対効果を高めやすいといえます。
企業がSMS一斉送信を行う場合、クラウドサービス事業者が提供しているSMS一斉送信サービスの利用が前提となります。ここではSMS一斉送信サービスの導入から運用開始までを、4つのステップに分けてご説明します。
SMSの使い方によって要件は大きく変わります。いくつか具体例を挙げますのでご参考にしてください。
(1)重要なお知らせなど到達率の高さを重視したい
(2)マーケティング用途で使いたい
(3)SMS認証の場合
そのほか、管理や運用の体制によって、システムの使いやすさも重要な検討ポイントとなります。
実現したいことや要件がある程度絞れたら、SMS一斉送信サービスの提供会社に相談しながらサービスの選定を進めていくのが効率的です。
SMS一斉配信の活用の歴史は長く、よほど新しい取り組みでなければ、これまでに蓄積された事例から近いケースをもとに、実現方法を提案してもらえます。その提案をベースに詳細を確認していきましょう。
使い勝手などの運用面が気になるのであれば、無料トライアル期間を利用して、実際に操作してみるのもおすすめです。
SMSでの配信内容や配信先の連絡リストの準備が整ったら、配信環境を構築してテストを行います。まずは配信する文章を作成し、CSVファイルでテスト用の連絡先リストをアップロードして、正常に配信できるか確認します。
また、SMS認証などでAPI連携する場合は、APIの仕様にあわせて連携部分を開発する必要があります。多くの場合は、サンプルコードが提供されているので、それを参考にしながら自社のWebサービスやアプリに組み込みます。この作業は自社のエンジニアに頼るのが基本です。
本番運用を始める場合も、まずはテストの延長として、少数の対象者に対して一斉送信していくのが安全です。問題なさそうであれば、徐々に対象範囲を広げていきましょう。
配信先のユーザーの反応を計測しながら、メッセージ文面の改善、配信日時の変更や配信頻度の調整などを行っていきます。
SMS一斉配信サービスは、費用面でも導入しやすい料金体系となっています。
SMS一斉送信サービスの月額費用は、固定料金がかからず、配信が成功した分だけ支払う従量課金制を採用しているケースがほとんどです。
安価なものでは1通あたり10円前後から利用可能で、たとえば1,000人に1回送信すると1万円程度に。また、SMSの送信が失敗した際は課金対象外となるため、コストを算出しやすいのも特徴です。
更に、配信通数が多ければ多いほど1通あたりの料金が安くなる「ボリュームディスカウント」を提供しているサービスもあります。
ただし、SMS配信数が少ない場合は、最低利用料金が設定されていたり、一部機能でオプション費用が発生したりすることもあるため、あらかじめ配信数や利用用途を想定した上で、料金体系をチェックしておきましょう。
SMS配信サービスは初期費用が無料の場合が多いです。特定の機能オプションを選択する際に初期費用が発生することもありますが、カスタマイズ要望がなければ、それほど高額にならないことが想定されます。
ここまで挙げてきたポイントに沿って、おすすめのSMS一斉配信サービスをご紹介します。
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(出所:空電プッシュ公式Webサイト)
SMS送信サービス市場で長年に渡り高いシェアを誇る、NTTグループの高品質・高セキュリティなSMS一斉配信サービス。PCのWeb画面上での電話番号の個別入力送信や、CSVファイルアップロードによる一斉送信が可能。加えて、API連携による自社システムからの送信、IVR連携による送信、顧客との双方向SMSなど、様々な送信に対応している。
4キャリアに対応し、送信可能文字数は670文字。SMSの開封確認機能やURL短縮機能なども網羅。24時間365日有人監視や有人受付を提供しており、夜間・休日に回線トラブルが発生しても迅速に対応してもらえるので安心だ。
(出所:メディアSMS公式Webサイト)
導入実績5,500社以上。主要4キャリア直接接続方式により到達率99.9%と言われるSMS送信サービス。重要なお知らせ、各種手続きの案内、予約確認、督促、販促マーケティングなど、様々なシーンで活用可能。長文SMS(全キャリアで660~670文字まで)、双方向SMS、短縮URL、URLクリック集計など便利な機能が多数。CRMなどの自社システムとのAPI連携による送信、IVRと連携した自動送信も対応。Salesforceアプリとしても提供されており、顧客情報をCSV等に出力・作成する手間なく、Salesforce上の管理画面から簡単・確実に顧客アプローチできる。
(出所:Cuenote SMS公式Webサイト)
月間76億通の配信性能と実績を持つメール配信システム「Cuenote FC」を中心としたCuenote(キューノート)シリーズの一つ。安定したサービス基盤による高速・確実なSMS配信を低価格で実現している点が強み。最大660文字までのSMS配信に対応し、キャリア直収方式。API接続による自動連携・配信指示も可能。
URL短縮機能、名前など属性の差し込みのほか、メッセージ内に記載したURLのクリック数や時間帯まで細やかに分析できるなど、プロモーション用途に有効な機能がそろう。開発が容易なRESTful APIを標準搭載し、本人認証のシステム連携が容易に行える。SSL対応の管理画面、IPアドレス単位でのアクセス制限、サーバーのバックアップとセキュリティ面も充実。
(出所:SMSLINK公式Webサイト)
FAX、郵送、メールなどの通信インフラを企業の情報伝達手段として30年提供してきたネクスウェイが提供するSMS一斉配信サービス。業界最安値クラスの1通6円から利用できる。
システム連携が可能なAPIタイプと、サービス画面から送信指示をするWebタイプの2種類を用意。名前等の情報差し込み、予約送信、短縮URLの自動生成といった基本機能のほか、メッセージの送信停止を受け付ける専用URLを自動生成する機能など、プロモーション用途に役立つ機能まで網羅している。
(出所:SMS HaNa公式Webサイト)
使い勝手にこだわったSMS一斉配信サービス。短縮URLは業界最短の22文字、文章への差し込みは最大10カ所までと業界最多水準。また、データのアップロードはCSVだけでなくExcelも可能な点など柔軟性が魅力だ。国内4キャリア直収での配信で、1時間で10万通の送信が可能。Webの管理画面から送信するタイプか、API連携タイプか選べる。
24時間365日で有人監視体制を対応しており、プライバシーマークも取得済みとセキュリティ面でも安心。最大660文字までの長文対応、IVR連携機能、誤送信防止機能など、一通りの機能がそろっている。申し込みから最短5営業日で利用開始できる。
(出所:SMSコネクト公式Webサイト)
15年以上に渡りSMS事業を展開し、大手企業を中心に10,000社以上の導入実績をもつSMS一斉配信サービス。携帯電話事業者との直接接続、API接続送信や双方向送信にも対応。
音声自動応答(IVR)と連携した幅広い展開も強み。SMSを受信できないユーザーの電話番号を認証するためのIVRサービスや、電話をかけるとIVRで音声が再生され、電話を切ると事前に登録された定型文のSMSが届くサービスを搭載。チラシやラジオ広告からURLを配布する手段として最適だ。そのほか、本文差込送信、配信時間予約送信、URL自動短縮など機能も豊富。
(出所:KDDI Message Cast公式Webサイト)
660文字までの長文テキストに対応、24時間365日の監視体制による安全性の高いサービス設計のSMS一斉配信サービス。国内4キャリアと直接接続し、重要なメッセージの確実性の高い一斉通知・連絡手段として活用できる。
開発不要で利用できる操作性の高い配信設定画面が特徴で、自社の運用に合わせて「入稿ポータル」と「API連携」の2つの配信タイプを利用可能。配信シナリオの作成も簡単で、配信ログのCSV出力にも対応。
企業のDX支援に強みを持つ「Supership株式会社」との共同運営により、従来の電話番号に加えて導入企業の情報をセグメントに活用したSMS配信やデータドリブンなマーケティング施策にも有用だ。
(出所:SMS Publisher公式Webサイト)
大手キャリアとの直収設計・直接接続により、高いセキュリティと約99%の到達率を誇るSMS配信サービス。Web管理画面にCSVファイルをアップロードするだけで、一度に50万件または 50MBまで一斉配信可能。管理画面上で「成功」「失敗」「処理中」などの配信状況を確認でき、配信結果の抽出条件に合わせたCSVのダウンロードも可能。
送信予約、未到達時の自動再配信、挿入URLのクリック測定などの機能を標準搭載。更に、過去の利用履歴から、解約されて持ち主が変わっている可能性が高い携帯番号を抽出する「他人判定サービス(オプション)」も備え、誤配信のリスクを削減できる。
(出所:絶対リーチ!SMS公式Webサイト)
バリエーション豊富な料金プランが特徴のSMS一斉配信サービス。導入実績は企業規模・業種を問わず6,000社以上。基本的な一斉送信のほか、決済機能、IVRカスタマイズ、セキュアSMS、安否確認など、12ものプランの中から目的や課題に合わせて選択できる。国内4キャリアとの直収接続によって、99.9%の到達率と高い開封率を実現。MNOだけでなく、MVNO携帯にもSMS送信が可能。ISO/IEC 27001の取得をはじめ、AWSファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR)の通過、第三者機関による脆弱性診断の定期実施など、セキュリティ面にも強み。
(出所:SMS送るくん公式Webサイト)
シンプルな操作性と低コストな料金体系が強みのSMS配信サービス。複雑な機能をカットすることで1通につき6.5円〜と業界最安クラスの配信を実現。それでいて、個別/一括配信、短縮URL、予約配信、送信履歴の確認、テンプレート利用などの最低限の機能も備える。オプションでアンケート機能やAPI連携機能に対応しており、用途に応じてシステムを拡張できる。
スモールスタートでの利用希望はもとより、最短即日で利用できるトライアルも提供しているため、まずは使い勝手を試してみたいという方にもおすすめだ。
(出所:KYUSMS公式Webサイト)
国内のみならず、海外の主要キャリアとも直接接続しているSMS配信サービス。最大660文字の長文SMSに対応。海外顧客への配信も行えるため、グローバル展開を行う企業にも最適。また、SalesforceやMarketoなどのCRMや基幹システムとAPI連携できるので、自社の業務フローに合わせてカスタマイズ可能。
個人情報削除機能に加え、他人判定機能や配信停止機能といったコンプライアンス対策や誤送信防止を図れる機能も充実し、安全なSMS運用が可能に。データセンターの複数運用も行なっており、セキュリティ対策も万全だ。
Eメールやほかの伝達手段と比べ、確実に届けることができるSMS一斉送信について紹介しました。以下、要点(よくある質問)をまとめておきましたので参考にしてください。
ショートメール一斉送信の仕方は?
SMSを一斉送信するには、SMSの一斉配信機能を持った有料の「SMS送信サービス」を利用することが前提です。導入から運用開始まで、以下の4ステップで進めていくと良いでしょう。
SMS一斉送信の料金の目安は?
SMS送信サービスは初期費用が無料の場合が多く、月額費用は、従量課金制で、安価なサービスの場合は1通あたり10円前後から利用できます。また、従量料金は成功課金のサービスがほとんど。見積もりやすく、無駄なコストがかからないため、コスト面からも導入しやすい点が特徴です。
SMS一斉送信時の注意点は?
SMSには最大でも670文字までという文字数制限があるため、長文の複雑な案内を送りたい場合には不向きといえます。また、広告や宣伝を含む営利目的でSMSを一斉配信する際は、特定電子メール法の対象となることも注意が必要です。以下のような要件を守り、法に準拠しているかどうか必ずチェックしておきましょう。
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