最終更新日:2024-11-05
物理的な鍵によるセキュリティ対策や入退室管理の課題を解消するためにシステムの導入を検討している方へ。生体認証やスマホ認証などを利用した入退室管理システムのメリットや価格帯、比較ポイントについてわかりやすく紹介します。
入退室管理システムとは、「いつ・誰が・どこに、入室/退室したのか」または「誰に・どの部屋の入室を許可するのか」といった情報をクラウド上で一元管理できるシステムです。「出入管理システム」とも呼ばれています。
従来の物理的な鍵の場合、鍵の貸し借りによってしか入室を許可することはできません。また、「誰に鍵を貸与しているか」「いつ・誰が・どこに、入室/退室したのか」といった入退室管理は、Excelや台帳で行う必要があり、「いちいち記入・入力するのが面倒」「実態が把握しづらい」「記入漏れ・ミスが起こりやすい」などの課題もあります。
しかし、入退室管理システムなら、ICカード・暗証番号・スマホアプリ・生体認証などを使って、解錠や入退室管理が行えます。クラウド上から簡単に入室権限の付与や入退室管理ができるほか、遠隔操作で離れた部屋の鍵の開閉も可能です。
本記事では入退室管理システムの導入メリットや費用感(価格帯)、選ぶ際の比較ポイントについてご紹介します。
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まずは、入退室管理システムの導入方法についてです。導入のパターンとしては、以下の3つに分かれます。参考にしてください。
現在利用しているサムターンなどの物理鍵を残して、入退室管理システムを導入したい場合です。
この場合、どの入退室管理システムを選んでも工事は不要です。設置したい扉に後付のコントローラーを被せるように貼り付けるだけ。Wi-FiやLTE機能でコントローラーを回転させることで、解錠・施錠を行います。貼り付けているだけなので強い力を加えると着脱してしまうおそれがありますが、その分、移転や増床時も簡単に原状復帰できます。
「bitlock PRO」や「Akerun入退室管理システム」などをはじめ、多くの製品でこの方法が採用されています。
エントランスの自動ドアや電気錠などが設置された扉に入退室管理システムを導入したい場合です。
この場合は、自動ドアの横にテンキー式の認証リーダーなどを設置し、専用の基板をバックヤードや管理室にある電気錠制御盤のボックスに設置するなど、物理鍵に比べて複雑な工程が必要となり、コストや納期も増加します。また、対応の可否・料金の増減もシステムによって分かれるため注意が必要です。
入退室管理システムの導入に合わせて、対象の扉について既存の鍵から新しいものに変更したい場合です。
この場合は、入退室管理システムだけでなく、鍵の交換にも対応したサービスを利用するのがおすすめです。費用がかかりますが、既存の鍵に比べて「反応が早い」「セキュリティが高い」などのメリットがあり、また専門の作業員が設置工事を行うため、落ちたり・剥がれたりする心配がありません。耐用年数も長いため、長期的な利用を考えている場合にはおすすめです。
たとえば「ALLIGATE」は、セキュリティ専業メーカーが提供するクラウド型入退室管理システムで、様々な扉や既存システムからのリプレイスに対応しています。
まずは、入退室管理システムの導入メリットを5つご紹介します。
入退室管理システムには、Web上から入室者を制限する「アクセス制御」という機能があり、個人ごとにアクセス可能な扉や時間帯を設定できます。物理的な鍵のようにピッキングや鍵の複製といったリスクもありません。
加えて、防犯カメラと連動することで、不正が発生した場合に、迅速な対応や原因究明も可能。セキュリティ体制の更なる強化につなげられます。
「誰が・いつ・どの部屋に入室したのか」などの入退室履歴がWeb上に残るため、従業員による機密情報や個人情報、顧客情報の持ち出しといった内部不正に対する抑止力にもなります。万一、トラブルが発生した場合でも、被害が発生した時間帯や場所、その時の入室者が特定できます。防犯カメラや生体認証と連動させれば、なりすまし防止にも役立ちます。
「誰にどこの鍵を貸し出しているか」といった情報も、システム上での一元管理が可能に。オフィスの移転や大規模な人事異動、入退職・転勤などがあった場合でも、鍵の回収・再配布にかかる手間が省けます。アクセス権限の一括変更や、個別の権限設定にも対応しています。
合鍵の発行や改修するのもボタン一つで完了。紛失・盗難のリスク低減にも役立ちます。特に、急な人事異動や他店舗ヘルプ、アルバイトやインターンの入退社など、人の入れ替わりが多い環境におすすめです。
勤怠管理システムと連動させられる入退室管理システムなら、部屋を入退室するだけで正確な労働時間の記録が可能に。2019年に改正された労働安全衛生法の義務化にも対応できます。
また、入退室履歴をそのまま勤怠管理に活用できるシステムなら、勤怠管理システムでは見逃しがちな、無断休日出勤や残業、過剰な休憩などの把握にも役立ち、労務管理の強化につながります。
近年、注目を集めている、レンタル会議室やコワーキングスペース、ホテルや民泊など、空いているスペース(空間)を有効利用したシェアビジネス。入退室管理システムを使えば、簡単に事業を立ち上げることができ、より効率的な運営が可能になります。対面での鍵の受け渡しは必要なく、Web上で権限の付与や剥奪、権限の有効期限の設定、遠隔操作での鍵の開閉などが簡単に行えます。
予約管理システムと連携して、予約から決済、鍵の受け渡しまでをシステムで自動化できる「RemoteLOCK」や、スマートロックと併せて、スペースの在庫管理、決済、本人確認、チェックインなどスペースレンタルビジネスに必要な機能もオールインワンで提供している「KEYVOX」のようなシステムもあります。
次に、利用料金の目安について解説します。「入退室管理システムに興味はあるものの、コストはできるだけかけたくない」という方にとっては気になるところでしょう。
システムによって差はありますが、入退室管理に特化したサブスクリプションタイプでは、1扉あたり月額5,000円程度が一般的な相場となっています。具体例として、「bitlock PRO」は月額5,000円(税込)から、「カギカン」はベーシックプランで月額5,900円から、「KEYVOX」は月額5,000円からと設定されています。
これらのサービスの特徴は、最小1扉から導入可能で、既存のドアに取り付けるだけで利用を開始できる手軽さにあります。たとえば「bitlock PRO」では、発注後に小規模オフィス向けの「bitlock PRO STARTER KIT」が提供され、キットにはソフトウェアと必要機器が一式含まれています。初期費用や工事費用が不要なため、導入時の負担を抑えることができます。
ただし、基本の月額料金に含まれるサービス範囲はシステムごとに異なるため、導入検討時には注意が必要です。スマートロック本体の利用料金が月額料金に含まれるケースもあれば、管理機能の利用料金のみで本体を別途購入する必要があるケースも。料金プランの詳細を事前に確認することが重要です。
故障時の鍵交換対応、最新デバイス/ソフトウェアの提供といった導入後のサポートの充実度や、勤怠管理をはじめとした入退室管理以外の機能の有無によって、価格帯は変わります。たとえば、引き戸や自動ドアなど様々な扉への設置ができ、勤怠管理システムとの連携にも対応した「ALLIGATE(アリゲイト)」は、月額12,000円/扉〜、初期費用50,000円/扉〜となっています。しかし、「困ったときに手厚いサポートが受けられる」「外部サービスを複数契約するより利便性が高い」といったメリットが得られます。
また、「Akerun入退室管理システム」のように、様々な機能・機器がそろうサービスは、導入目的や運用方法によって利用料金が異なるため、見積もり対応となっています。
中には、スマートロックを設置する扉の数が多いほど、1扉あたりの利用料金が安くなるサービスもあります。大量のスマートロックの設置が見込まれる場合には、あらかじめ扉数全体での利用料金を考慮するとよいでしょう。
たとえば、「カギカン」は、管理用のコンソールが月額4,500円、機器レンタル利用料がベーシックプランで月額1,400円/扉となるため、10扉で利用する場合はあわせて月額約20,000円、つまり約2,000円/扉となります(利用人数が21人以上の場合は100円/人が追加で発生)。
入退室管理システムの利用料は以下のとおりです。
サービス名 | 月額 | 初期費用 |
---|---|---|
bitlock PRO | 5,000円(税込)/扉〜 | なし |
Akerun入退室管理システム | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
カギカン | 5,900円/扉〜 | なし |
ALLIGATE | 12,000円/扉〜 | 50,000円/扉〜 |
キヅクモスマートロック | 3,000円~ | 145,700円~ |
KEYVOX | 5,000円/台~ | 要問い合わせ |
SPLATS PASS | 9,000円/台〜 | 要問い合わせ |
RemoteLOCK | 2,000円/扉 | 要問い合わせ |
iDoors | 10,000円/扉〜 | 53万円〜 |
TK5LTシリーズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
SecureFrontia X | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Webvisor 入退室管理システム | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
グローリー 顔認証ソリューション | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
SECURE AI Office Base | 10,000円/扉~ | 要問い合わせ |
入退室管理システムにはセキュリティの強化や労務管理、空間ビジネスの効率化など様々な導入目的があります。どのような基準でサービスを導入すべきか、システム比較のポイントを4つご紹介します。
まずは、外部からの不審者の侵入防止に加えて、内部不正や情報漏えい対策として利用できる機能をチェックしましょう。入室履歴と退室履歴の両方が記録できるシステムなら、内部からのデータ持ち出しの防止やトラブルが発生したときに在室していた人物を特定できます。
また、役職や部署などに応じた入室制限、個人を特定した入退室履歴の管理といった機能も重要です。加えて、人事部や開発部などの重要情報を取り扱う部署では生体認証、社員の出入りの多いフロアではICカードや暗証番号といったように、取り扱う情報の重要度に応じて扉ごとにセキュリティ強度を設定できると、セキュリティ強化策として非常に有用です。
「キヅクモスマートロック」のように、鍵とカメラを連動させて、カメラで状況を確認してから、リモートで施解錠できるようなサービスもあります。
レンタルスペース事業の運営を効率化したい場合には、「KEYVOX」のように予約管理、在庫管理とアクセス管理をオールインワンで提供しているシステムがおすすめです。
外部の予約システムや決済システムと連携させることもできますが、システム毎に契約を結ぶと業務が煩雑になりがちです。必要な機能とスムーズに連携できるかどうか、あらかじめ公開されているAPI連携サービスや連携手順を確認しておくとよいでしょう。
オフィス向けのスマートロックの解錠手段は、主に「ICカード」「暗証番号」「スマホアプリ」「生体認証」の4種類が挙げられます。
それぞれメリットデメリットがあるため、自社のニーズをきちんと検証したうえで、適した解錠手段に対応したサービスを選ぶとよいでしょう。
解錠手段 | メリット | デメリット |
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ICカード |
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暗証番号 |
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スマホアプリ |
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生体認証 |
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解錠手段についての詳細は下記の通りです。
ICカード | 社員を中心に出入りの頻度が高い場合には、ICカードでの解錠が一般的です。既存の社員証を流用してコストを抑えたい場合は、社員証にFeliCaシールを貼ってICカード化することも可能です。また、交通系ICカードなどのNFC搭載カードに対応したデバイスであれば、新たに専用のICカードを発行するコストが削減でき、アルバイトや社外スタッフなどが期間限定で利用する場合にも便利です。 |
---|---|
暗証番号 | 暗証番号での解錠は、シンプルで導入がスムーズな反面、個人を特定した入退室の履歴が取れないことや番号流出のリスクなど、セキュリティ面では弱い部分もあります。ほかの解錠方法との併用や社外の方への一時的なアクセス許可の手段として利用するのがおすすめです。また、定期的な番号の変更も欠かせません。 ただし、「RemoteLOCK」のように個別の暗証番号を発行して、個人を特定した入室履歴を確認できるシステムもあります。 |
スマホアプリ | アプリのインストールが必要になるものの、スマホさえあれば誰でも瞬時に解錠できるのが強み。カギの有効期限や時間設定なども管理画面で設定できるため、来客などの一時的なカギの発行にも便利です。GPSやビーコン通信を使用したハンズフリー解錠にも対応しているスマートロックもあります。 |
生体認証(バイオメトリクス認証) | 顔認証や指紋認証、静脈認証といった個人の生態的な特徴を用いて解錠する、生体認証。高いセキュリティレベルを必要とする機密情報などを扱う部署や部屋に最適です。ほかの認証方法に比べて、紛失や盗難、偽造、なりすましなどのリスクがほとんどなく、高いセキュリティを保つことができます。デメリットとしては、コストが高額になることや、従業員の認証情報の設定を含めた運用負担が大きくなることが挙げられます。 本記事でも顔認証を用いた入退室管理システムを紹介していますが、顔認証タイプに絞って検討したい方は「顔認証の入退室管理システム13選。メリットやタイプ別の選び方」もご参照ください。 |
上記に加え、QRコードによる解錠を提供するサービスもあります。QRコードは発行・無効化が容易なため、一時的な利用者へのアクセス権付与に便利です。
スマートロックには既存のドアに後から取り付ける後付け型と鍵のシリンダーそのものを交換する交換型があります。詳細は「オフィス向けスマートロック比較11選!後付けor交換タイプ別紹介」の記事の「スマートロックの設置方法」を参照ください。
数扉〜数十扉以上の小中規模にも向いた入退室管理システムをご紹介します。
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(出所:bitlock PRO公式Webサイト)
国内で高いシェアを持つスマートロック型のクラウド入退室管理システム。工事不要で、端末をドアに貼り付けるだけで利用開始でき、サポート体制も充実している。
解錠方法は、スマホ、ICカード、社員証、遠隔解錠などのほか、Apple Watch、テンキーにも対応。ハッキング、データ改ざん対策に対応した、独自の強固なセキュリティ機能を備える。
クラウド上の管理画面で入退室管理ができ、CSVダウンロードで勤怠システムにも連携可能。時間帯、回数、対象とするドアなど解錠権限を細かく指定して鍵を発行することもできるため、来客などの一時的な入室にも使いやすい。
(出所:Akerun入退室管理システム公式Webサイト)
導入実績7,000社以上のスマートロック型クラウド入退室管理システム。Web管理画面「Akerun Connect」上から正確な入退室履歴が管理でき、リアルタイムで勤務状況の把握が可能に。様々なクラウド勤怠管理システムとAPI連携して、自動で出社、退社時刻を記録。労務管理の効率化にも役立つ。
解錠方法は交通系ICカード、IC社員証、NFC対応のスマホなどに対応。24時間体制のサポート体制があり、機器が故障した際には無償での交換にも対応している。受付・予約サービスとの連携によるフィットネスクラブや貸スペースの無人対応などの導入実績も。
(出所:カギカン公式Webサイト)
スマートロック型のクラウド入退室管理システム。ドア設置のための調整部品が複数用意されており、様々な種類のドアに設置できるのが強み。専用アプリを利用してスマホ、タブレット、PCなど様々なデバイスで解錠でき、鍵の解施錠の履歴をダウンロード保管することも可能。リモート解施錠にも対応しているため、鍵を発行せずに遠隔操作で一時的な入室許可を与えることもできる。故障時の無償交換に加えて、スマートロックの電池交換や運用サポートも無料で受けられる。
(出所:ALLIGATE公式Webサイト)
クラウド型の入退室管理サービス。設置する場所や用途に合わせて製品モデルを選択でき、カードやスマホでの解錠や、クラウドでの入退室履歴管理が可能。クラウドシステムや機器の利用料、保守サービス料はすべて月額の費用に含まれている。
入退室管理の専業メーカーとして培った施工技術や経験を活かし、一般的な開き戸のほか、引き戸、自動ドア、ガラス扉への設置工事が可能。更に既存システムからのリプレイス時には既存設備を再利用して、低コストで設置工事ができる。入退室履歴を外部の勤怠管理システムと連携させることで、労務管理の効率化も図れる。オプションで顔認証にも対応。
(出所:キヅクモスマートロック公式Webサイト)
カギとカメラの連動に強みを持つ中小規模オフィス・施設向けスマートロックサービス。利用シーンに合わせて、暗証番号やICカード、アプリなど、扉の施解錠方法を選べる。暗証番号は遠隔で設定できるため、多拠点を運営している場合も安心。一時的に暗証番号を発行し、利用後に削除するという方法であれば、セキュリティ面の強化にもつながる。
同シリーズのカメラと連動させることで、映像を確認しながらの施解錠が可能。カメラとPCもしくはスマホアプリを通じて双方向に通話できるため、身元確認などもスムーズ。店舗内への納品・置き配や、民泊時の不正な共連れ防止などにも役立つ。
(出所:KEYVOX公式Webサイト)
予約、物件管理、入室履歴管理、本人確認、決済などスペース運営に必要な機能をオールインワンで備える入退室管理システム。オフィス運営パック、ホテル運営パック、空間ビジネス最強パックなど、ビジネス用途に合わせたパックプランを提供。
QR1と呼ばれる認証デバイスをドアに取り付けるだけで、管理者は複数の予約プラットフォームから入った予約を一元管理。自動で部屋割りして、個別に鍵(QRコード)も発行。更にオンラインでの決済も行ってくれるため手間がかからない。宿泊施設、レンタルスペース、コワーキングスペースなど様々な用途で利用されている。
従業員数十名以上の中堅〜大企業でも利用しやすい入退室管理システムをご紹介します。
(出所:SPLATS PASS公式Webサイト)
金融機関向けの金庫扉などセキュリティに特化した、創業120年以上の老舗セキュリティ専業企業が手掛ける、クラウド型入退室管理サービス。ドアに円盤状のコントローラーを設置するだけで、ICカード・QR・スマホアプリ・顔認証などの鍵で解錠可能(オプション)。片開き扉や自動ドア、モーター錠や電磁錠など様々な扉・電気錠に対応可能。LTE機能を有しているため、ネットワーク工事が必要ないのもポイント。
管理者はWebブラウザを通じていつでもどこでも入退室履歴の閲覧や各種設定・登録可能。勤怠管理システム「KING OF TIME」と連携して、最初と最後の入退室ログを「出勤」「退勤」として反映することもできる。
(出所:RemoteLOCK公式Webサイト)
法人ビジネスでの利用を前提にしたパワフルな管理機能に強みを持つスマートロック。最大1,000名以上のアクセスコントロール、複数拠点に対応、グループ管理機能、権限管理など、幅広いビジネスシーンにおいて柔軟な設定が可能。
予約・受付など多様なシステムと連携することで、ホテル・旅館、民泊・簡易宿所、レンタルスペース、無人店舗、オフィス、公共施設など様々な空間ビジネスに対応可能。利用者ごとに、暗証番号やICカード、QRコードのカギ発行を遠隔で付与可能。クラウド上で多数の利用者の入室管理が可能に。
(出所:iDoors公式Webサイト)
解錠・施錠の動きを電気信号によって行う電気錠タイプの入退室管理システム。電源からの配線で動くため、取付に工事が必要だが、その分、安定稼働・防犯性などのメリットがある。ICカード認証のほかに、顔認証、指紋認証、QRリーダー、二重認証、遠隔解錠、「入室履歴のないユーザーの退室」と「退室履歴のないユーザーの入室」を拒否するアンチパスバックなど、豊富な認証に対応。アクセスログは最大30万件まで保存でき、独自サービスのiDoorsタイムカードや「KING OF TIME」などの勤怠管理システムとの連携にも対応。
クラウドではなく、自社内の管理端末やサーバーを利用する形式のシステムをご紹介します。
(出所:TK5LTシリーズ公式Webサイト)
オフィスに最適な運用モードを搭載した、自動施錠型スタンドアロン電池錠。カードとテンキーの両方、またはどちらか一方を用いて認証できるマルチ認証方式を採用しており、従業員のセキュリティと利便性を向上させられる。
同社オリジナルフォーマットのFKLカードのほか、キー一体型のFLキーヘッド、DmやUIDにも対応しており、最大最大1000IDまで登録可能。混在利用もできるため従業員が多くても柔軟な使い方ができる。
また、非常用バッテリー給電端子を装備しており、万が一電池が切れた場合でも安心して利用できる点もポイント。
(出所:SecureFrontia X公式Webサイト)
1枚のICカードで、幅広い社内システムと連携可能な入退管理システム。ICカードはドキュメントセキュリティや社員食堂の決済システムとの連携も可能。入退室管理に留まらず、企業運営のトータルソリューションとして展開している。
また、情報セキュリティ事故や不正侵入を防止したいと考える1~4扉の小規模オフィス向けに、Web入退管理システム「SecureFrontia Lite」のサービスも用意。
そのほか、顔認証や指ハイブリッド認証など、ICカード認証と連携することで、より厳密な本人確認を行える生体認証オプションも提供している。
(出所:Webvisor 入退室管理システム公式Webサイト)
オフィスや工場などで細かくセキュリティレベル(ゾーン)が区分けされたシーンにおいて、ハンズフリータグ・FeliCa/Mifareなどの非接触ICカード・生体など、複数認証方式を組み合わせた統合管理が可能。また、入退室履歴と連動したカメラ画像を記録し、入退室履歴画面からカメラの記録画像をワンクリックで表示することもできる。コンサルティング、設計、施行、運用、維持・保守まで総合的なワンストップサービスを提供している。
最後に、顔認証を使った入退室管理をご検討の方におすすめのシステムをご紹介します。
(出所:グローリー 顔認証ソリューション公式Webサイト)
通貨処理で培った画像識別技術を活かした国産の顔認証システム。入退室管理はもちろん、商業施設やホテルなどでの優良顧客の把握や不審者の検知、医療・介護施設での患者や入居者の予期せぬ外出の防止、工場や物流センターにおける車両ナンバーの特定など、幅広く利用されている。認証制度99.9%、顔の検出から認証完了までにかかる時間は平均1秒以内。マスクやウォークスルー、逆光や暗所などの厳しい環境にも対応できる正確さとスピーディーさに強み。
研究から開発、販売、保守まで、すべてを一自社で一貫して行っているため、サポート面でも安心。ユーザーの声を製品に反映させやすい体制も整っている。
(出所:SECURE AI Office Base公式Webサイト)
顔認証に対応したクラウド型入退室管理システム。従業員数十名規模から千人規模まで幅広く対応している。ユーザーごとの入室エリアの設定や遠隔施錠・解錠、ゲスト向けのワンタイムパスの発行などの基本機能を備えるほか、プランによっては検温にも対応。入室時の顔認証とともに検温やマスクの着用チェックを行い、発熱者を検知した場合は入室しないようにアラートを通知する。
「社員の安全と働きやすさの追求」をコンセプトにしており、職場の混雑状況や執務室の使用率などを遠隔で確認できる点もユニーク。AIエージェントがターミナルを自動接続するため設定も手軽に行える。
入退室管理システムは、「いつ・誰が・どこに、入室/退室したのか」「誰に・どの部屋の入室を許可するのか」といったことをWeb上で管理できます。オフィス・セキュリティの強化だけでなく、入退室管理の効率化、内部統制、労務管理など、様々なメリットが見込めます。また、平均5,000円/扉〜と安価で、既存の扉に取り付けるだけで簡単に利用できるものも多いため、コストを抑えて導入したい企業にもおすすめです。
現在の物理的な鍵の管理を効率化したい企業や、増員に伴うオフィスの移転や拡張が控えている企業、またレンタルスペースなどのシェアビジネスの立ち上げ・拡大を考えている企業は、これを機会に検討することをおすすめします。
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入退室管理システムのさらに詳しい選び方はこちらの選び方ガイドをご覧ください。
入退室管理システムの選び方ガイド
株式会社ビットキー
業界最安クラスで入退室管理を実現できる法人向けスマートロックです。初期費用0円、月額5,000円〜という高いコストパフォーマンスで、オフィスや店舗など様々な扉を...
株式会社Photosynth (フォトシンス)
7,000社以上の導入実績。工事不要、後付けで簡単導入できる入退室管理システム。スマートフォンや社員証、交通系ICカードを鍵にすることができ、遠隔施錠・解錠、鍵...
株式会社アート
セキュリティ専業メーカーの自社開発(一部機器を除く)による、安定稼働で信頼性の高いクラウド型の入退室管理システムです。多拠点・複数扉・少~多人数まで幅広く対応し...
株式会社ラネット
カギとカメラの連動でよりスマートな入退室管理を実現する、中小規模オフィス・施設向けスマートロックサービス。カギの紛失・複製リスクの低減と、管理業務の負担軽減を支...
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