最終更新日:2024-09-10
2024年2月に義務化されたテールゲートリフター(パワーゲート)特別教育について、講習の実施方法を検討している方や、社内教育を見直している方へ。テールゲートリフター特別教育の内容や費用と合わせて、おすすめの対応サービスを紹介します。
テールゲートリフター特別教育とは、トラック(貨物自動車)の昇降装置であるテールゲートリフター(TGL)を操作して荷役業務を行う作業者に対して行われる教育・訓練プログラムのことです。より安全に業務に取り組めるよう、正確な知識・技能を身に付けることを目的に実施されます。
テールゲートリフターは、パワーゲートと呼ばれることもあります(「パワーゲート」は、極東開発工業株式会社が商標登録している商標名)。
転落事故や昇降台と荷台の間に作業者の足がはさまれるといった労働災害の危険性・リスクを防止するための安全対策強化を目的に、労働安全衛生規則の一部改正が行われ、2024年2月から特別教育が義務化されました。そのほかの規定は、2023年10月から施行されています。
なお、テールゲートリフター特別教育の受講後は、事業主が受講者、科目などの記録を作成し、3年間保管する必要があります。
事業主は、作業者に特別教育を受講させずに荷役作業を行わせた場合、6カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金(労働安全衛生法第59条第3項に違反)に。更に、特別教育を受講した記録を保存していない場合、50万円以下の罰金(労働安全衛生法第103条第1項に違反)が科せられます。
テールゲートリフター特別教育を受講する方法には、外部機関主催の講習を受講する方法と、社内講師を立てる方法があります。
各種団体や協会のほか、教習所などでも実施されており、講習会へ参加したり、講師を招いたりして行われます。学科のみの場合はオンラインでの受講も選択肢の一つです。
学科および実技の科目について十分な知識、経験などを有する従業員や、安全教育担当者が講師となり実施します。なお、テールゲートリフター特別教育の講師には、特別な資格は必要ありません。
すぐに社内で教育を行える人材がいないものの、「受講対象者が多い」「継続的に講習を実施しなければならない」といったケースでは、育成に時間はかかりますが、社内で講師役を立てることを検討するのも良いでしょう。
テールゲートリフターの荷を積み卸す操作に関わる業務を行う、満18歳以上の作業者全員が対象となります。経験年数に関わらず受講は必須です。
テールゲートリフターでの荷役作業には、稼働スイッチの操作のほかにも、キャスターストッパーの操作や昇降版の展開・格納操作がありますが、いずれかの作業に関わる場合は、受講しなければなりません。
また、厚生労働省から、昇降版にロールボックスパレットなどを乗せ卸しする作業者も、受講するのが望ましいとする通達が出ています。ただし、定期点検や介護用車両に搭載する車椅子用の装置に関する業務を行う作業者は、受講対象ではありません。
テールゲートリフター特別教育をお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
テールゲートリフター特別教育は、座学で行われる「学科」と実際の操作方法を学ぶ「実技」に分かれており、1日のうち6時間(学科4時間/実技2時間)の受講が必要です。
学科 | テールゲートリフターに関する知識 | 1.5時間 |
---|---|---|
テールゲートリフターによる作業に関する知識 | 2時間 | |
関係法令 | 0.5時間 | |
実技 | テールゲートリフターの操作の方法 | 2時間 |
計 | 6時間 |
なお、テールゲートリフターの荷を積み卸す操作業務において、2024年1月31日以前に6カ月以上の実務経験がある場合は、一部科目が免除の対象となります。下表の通り、学科と実技の受講時間がそれぞれ短縮され、1日のうち4.5時間(学科3.5時間/実技1時間)の受講となるのが一般的です。(ただし、本記事で紹介している「千葉安全教育センター」の場合、免除コースが5時間(学科4時間/実技1時間)となっています)
学科 | テールゲートリフターに関する知識 | 1時間 ※45分以上の受講が必要 |
---|---|---|
テールゲートリフターによる作業に関する知識 | 2時間 | |
関係法令 | 0.5時間 | |
実技 | テールゲートリフターの操作の方法 | 1時間 ※1時間以上の受講が必要 |
計 | 4.5時間 |
作業者を受講させるためにまとまった時間の確保が難しい場合、事業者はどのようなスケジュールで受講させるのがベストなのかを検討する必要があります。
テールゲートリフター特別教育対応サービスは、学科のみに対応するものと、実技も含めて対応するものに分かれます。
なかには、オンライン上で受講できるサービスや、社内講習実施に向けた講師養成講座を提供しているものも。そのほかにも、講習の実施を急いでいる場合に修了証を現地で即時発行するサービスや、講師派遣に対応するサービスなど、様々展開されています。
自社の状況を踏まえたうえで、「どこまで対応してほしいか」「どのようなスタイルで受講したいか」を軸に、利用するサービスのタイプを検討しましょう。
以下、受講形態や対応領域にあわせて、サービスをタイプ分けして紹介します。
社内での実技講習実施を前提に、学科のみ外部受講したい場合に適したタイプです。このタイプは更に、対象者の個々のスケジュールにあわせて受講できるeラーニングタイプと、オンライン上で講習を受けられるタイプに分けられます。
オンライン環境さえあれば、従業員の都合がよい時間にWeb上で受講できるタイプ。eラーニングで繰り返し学習できる環境を求める場合におすすめです。
たとえば、「ロジポケ」なら、厚生労働省策定の法定義務とされる6時間の科目うち、4時間分の学科をカバー。PCやスマホ、タブレットなどすべてのデバイスに対応し、時間や環境を選ばずに受講を完結できます。
内容のわかりやすさを重視するなら、アニメーションを通して学べる「LaKeel Online Media Service」がおすすめです。
一度に複数人の作業者を受講させたい場合や、まとまった時間で一気に受講を完了させたい場合におすすめのタイプ。リアルタイムで質問などのやり取りができるため、疑問をその場で解決できるメリットも。
たとえば、「アイムセーフ」は、物流作業の経験が豊富な労働安全コンサルタントから学べるのが強み。「一般社団法人 東京安全衛生講習」は、テールゲートリフターの操作に関わる業務に6カ月以上従事している方のみを対象に、ZOOMでオンライン講習を実施しているため、自社の作業者が免除コースに該当する場合に有効です。
学科だけではなく、実技にも対応できるタイプです。業務に間に合わせるために、急ぎで受講したい場合に最適。このタイプは作業者のみへの講習と、自社内で特別講習を行うためのインストラクター養成講習にも対応するタイプに分けられます。
テールゲートリフター特別教育の講習を、作業者に1日間で完了させたい場合におすすめのタイプ。
たとえば、「コマツ教習所」では、国内の複数拠点のセンターで実技にも対応した講習を実施し、予約は専用のシステムから24時間可能。「安全衛生マネジメント協会」は、少人数でも講師派遣という形で出張講習を実施しており、1名の受講者からでも申し込みできる点が強みです。
安全教育担当者など、自社内で特別教育を行うための講師を対象とした養成講座も備えているタイプ。社内教育体制を整えたい場合に適しています。
たとえば、「株式会社日本建設情報センター」は、操作者・荷役作業者向けの講座と、インストラクター・講師の養成講座を実施。いずれの講座も1日6時間でカリキュラムが構成されており、当日中に修了証が交付されます。
テールゲートリフター特別教育にかかる費用は、受講する内容(学科だけなのか、実技まで含むのか)や、受講スタイル(オンラインなのか出張講習なのか)などによって、異なってきます。
各社が提供するサービスの料金と内容を一覧で紹介します。
サービス名 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
ロジポケ | 要問い合わせ | 座学科目(学科)の受講履歴作成・保管、実技科目の教育記録までの行程に対応 |
一般社団法人 建設業教育協会 | 4,500円/名(システム利用料) | Web講座視聴料、ダウンロード用テキスト代金、修了考査、受講証明書(審査料・発行手数料など)含む |
SAT | 9,000円/名(システム利用料・個別受講・アプリ版の場合) | テキストや参考資料としての実技マニュアルの費用を含む |
LaKeel Online Media Service | 要問い合わせ | 管理者向けに教育計画の設定やオンラインでのテスト・自動採点機能などを搭載 |
サービス名 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
アイムセーフ | 8,000円(税込)/名 | 教材費を含む。領収書はPDFで配布。インボイス対応済み |
ヤマト・スタッフ・サプライ | 8,000円/名 | 出張講習の場合は、受講料+別途交通費。開催場所によっては、宿泊費も必要 |
一般社団法人 東京安全衛生講習協会 | 9,000円/名 | オンライン講習はテールゲートリフター操作に関わる業務に6カ月以上従事している方のみを対象(学科3.5時間のみ) |
サービス名 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
株式会社きらめき労働オフィス | 要問い合わせ | 早朝、夜間、土日祝などでも調整可能 |
千葉安全教育センター |
|
講習代とテキスト代を含む。東京・横浜駅から高速バスで60分とアクセスも良好。出張講習にも対応 |
安全衛生マネジメント協会 | 10,000円/名 | 教材費込み。出張講習のみで、別途交通費、宿泊費、修了証発行費などが必要 |
コマツ教習所 | 17,000円(税込)/名 | テキスト代込み。国内に複数拠点のセンターあり。駐車場完備(近畿は公共交通機関推奨) |
コベルコ教習所 |
|
テキスト代込み。「免除あり」コースの実施条件は教習センターにより異なる |
一般社団法人 労働技能講習協会 |
|
学科のみ(免除)コースと実技・学科コースはテキスト代を含む |
Salus(サルース) | 16,000円/名 | テキスト代込み。出張講習は人数や会場費の有無で追加料金が発生 |
サービス名 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
株式会社日本建設情報センター |
|
料金は教材費込み。作業者向け講座・インストラクター向け講座ともに、1日6時間の講習を受講 |
自社に最適なサービスを選ぶために、以下の比較ポイントにも着目しましょう。
実技まで対応して欲しい場合には、従業員が開催地まで出向いて受講するのか、講師に出張してもらうのか、学科の場合には、オンラインだけでよいのか、対面にも対応してもらいたいのかなど、自社の状況に適した受講スタイルを選択する必要があります。
たとえば、オンライン講習を提供する「ヤマト・スタッフ・サプライ」は、交通費や宿泊費が別途かかるものの、5名以上の申し込みで出張での対面講習の実施も可能。
「千葉安全教育センター」は、教習所ならではの広々とした環境と東京・神奈川からのアクセスの良さがメリットですが、出張にも対応しています。
忙しい作業者が受講する場合、都合に合わせて講習日時を柔軟に設定できるかも大きなポイントになるでしょう。学科のみのサービスの場合は、各事業所で実技教育を実施する必要があり、スケジュール調整が難航する可能性もあります。
規定の開催スケジュールへの参加が難しい場合には、「株式会社きらめき労働オフィス」のように、土日祝日や早朝・夜間など、申し込み者の都合に合わせて受講できるサービスがおすすめです。
オンライン講習の場合、本人が確実に受講したことを証明できる受講担保の仕組みを備えているサービスなら、無効になるリスクを低減できます。監視者を設けられない場合、顔認証システムを搭載しているものを選ぶと安心です。
たとえば、「一般社団法人 建設業教育協会」は、受講者全員分の顔認証の記録と動画再生時間を保存。また、「SAT」は、労働局確認済みのAI顔認証システムを搭載しており、確実性の高い証拠を残せるのが強みです。
(出所:ロジポケ公式Webサイト)
取引事業者数5,000社以上。Web上で完結するテールゲートリフター特別教育対応サービス。
PCやスマホ、タブレットなど全デバイスに対応しており、オンライン環境さえあれば、座学科目(学科)の内容をいつでも・どこでも動画で受講できるため、まとまった時間の確保が難しい場合に最適。「免除なし」の場合は座学科目6時間のうち4時間分を、「免除あり」の場合は4.5時間のうち3.5時間分をeラーニングで受講可能。更にWebテスト機能も搭載している。
受講履歴の作成や保管のほか、座学科目の修了証発行、実技科目の教育記録などにも対応。申込み後、最短3営業日以内で利用開始できる。
(出所:テールゲートリフター特別教育 E-ラーニング公式Webサイト)
建設業DXに向けた教育「コンスク(コンストラクション・スクール)」に取り組む協会が主催する、eラーニング学習サービス。
24時間365日いつでもプログラムの章ごとに、PDFのオリジナル教材をダウンロードでき、あらかじめ支給されたテキストを確認しながら受講可能。動画は1時間前後を目安に細分化できるため、受講者の一人ひとりのペースに応じて学習できる。
受講者全員分の動画再生時間と顔認証の記録が保存されるため、受講証明が求められた場合もスムーズ。全プログラムの受講および実技教育を修了すれば、PDFのデジタル受講証明書が発行される。希望に応じて、有料で「プラスチックカード実施記録証」の交付にも対応。
(出所:SAT公式Webサイト)
アプリ版の修了カードが自動で即日発行される、eラーニングサービス。
労働局確認済みのAI顔認証システムを搭載しており、監視者を置かなくても講習が行われたことが担保されるため、カメラ付きのスマホやタブレット、PCがあればWeb上でいつ・どこからでも受講可能。基本テキストや参考資料の実技マニュアルはPDFで配布される。
オプションでプラスチック版の修了カードを発行する場合は、5営業日以内に発送(申込み後にアプリ版から切り替える場合は、別途1,700円の手数料が発生)。同社でほかの安全衛生教育・特別教育を受講した際は、無料で1枚の修了証カードにまとめられる。
(出所:LaKeel Online Media Service公式Webサイト)
のべ300社以上、約25万人に視聴されている、企業向けeラーニングサービス。
業界の専門家が作成する、労働安全教育をテーマとした「理解しやすく、記憶に残りやすい」アニメーション動画が特徴。1本あたり2~3分で手軽に、繰り返し視聴できるため、教育効果も期待できる。
動画数は500本以上にのぼり、事業所で特に注意すべき労働安全衛生対策や、労働災害の危険性が高い作業の注意点など、労働環境に合ったテーマを選定しやすいのがメリット。
受講者向けには、マイページ機能、管理者向けには、教育計画の設定、オンラインでのテスト・自動採点のほか、学習管理機能、動画共有、法改正時の動画修正対応といった便利な機能が充実。英語や中国語(簡体字)など7カ国語に対応しており、専門スタッフが翻訳しているため、すべての従業員に同じ質の高い教育を提供できる。
(出所:アイムセーフ公式Webサイト)
物流業界の現場作業経験が豊富な「労働安全コンサルタント」から学べるサービス。
Web講習はZOOMで行われ、行政のガイドラインに沿って参加者本人と法定時間内での継続受講を確認。主催者が法定時間中の参加状況の確認後、参加者の氏名・画像を記録することで受講証明の担保対策をしている。
実技科目の円滑な実施に向けて、実施方法の紹介動画も提供。実技演習記録用紙も送付されるため、実技記録の保管もスムーズ。
修了証はインボイス制度に対応した領収書とともに、講習受講後にPDFにて送付される。
(出所:ヤマト・スタッフ・サプライ公式Webサイト)
運輸業における安全教育支援サービスが充実した、ヤマト・スタッフ・サプライによるテールゲートリフター特別教育。
講習会はZOOMで開催され、クロネコヤマトでの現場経験を有する安全の知識を持つ講師が登壇。受講時はカメラをオンにし、会社名・氏名の表示が条件となる。
各回の定員は40名で、5名以上から申し込みでき、出張での対面講習にも対応。出張講習の場合、受講料のほかに交通費や、開催場所によっては別途宿泊費が必要となる場合も。受講後は、後日「学科教育修了証」が郵送される。
(出所:テールゲートリフターの操作に係わる特別教育オンライン講習公式Webサイト)
各種特別教育や安全衛生教育など、分野ごとに経験豊富な講師陣がそろう同協会による、テールゲートリフター特別教育講習。
オンライン講習は、「テールゲートリフター操作に関わる業務に6カ月以上従事している方」のみを対象としており、3.5時間の学科をZOOMで実施。1回あたりの定員は80名となっている。
プラスチックカードの修了証は、講習受講後に各事業所で実技講習を実施し、実技修了証明書の提出後に発行され、郵送にて手元に届く。
受講者が10名以上なら、実技込みの出張講習にも随時対応可能。その場合、講習費14,000円(出張講習先にテールゲート車がある場合は13,000円)に加え、別途出張費用が必要となる。
(出所:テールゲートリフター特別教育公式Webサイト)
陸上貨物運送事業災害防止協会が認定するインストラクター資格者から学べるサービス。
講習スケジュールは、オンライン・出張講習ともに、早朝・夜間・土日祝など柔軟に調整できるのが特徴。
学科のみに対応するオンライン講習は、参加者10名以上から開催されるが、10名分の費用を支払えば10名未満でも開催可能。オンラインでも、理解を深めやすいディスカッションやグループワークといった教育を受けられる。認定後は、免許証サイズのプラスチック製の修了カードが後日発行される。
実技教育もカバーする出張講習(講師派遣)は、全国対応。出張であっても、プラスチック製の修了証は即日発行される。参加者12名以上から開催できるが、こちらもオンラインと同様、12名分の費用を支払えば、12名未満でも出張講習に応じている。
(出所:テールゲートリフター特別教育公式Webサイト)
教習所が提供する、テールゲートリフター特別教育。自動車のほか、ドローンやフォークリフトなど様々な講習に対応している。
講習は月2回程度開催され、定員は30~50名前後。「免除なし」の6時間コースと「免除あり」の5時間コースを用意。プラスチックカードの修了証明書は即日交付される。
センターでは無料駐車場を100台完備しており、東京駅や横浜駅からアクアライン高速バスで60分とアクセス良好な点も魅力。出張講習にも対応している。
(出所:テールゲートリフター特別教育 講習会公式Webサイト)
講師派遣という形で出張講習を依頼可能。実技教育も実施するテールゲートリフター特別教育講習会。
受講者1名~(上限80名)申し込み可能なため、少人数での講習に有用。土日祝日の開催でも、割増料金などはかからない。
出張講習は対面以外でも、リアルタイムでの配信や、テレビ会議システムを使った講習の開催を相談できる場合も。「テールゲートリフターの操作業務に6カ月以上従事した方」といった、「免除あり」の講習にも対応する。
(出所:テールゲートリフターの操作の業務に係る特別教育公式Webサイト)
北海道から九州まで全国に拠点を持つ、コマツグループの教習所で行なわれているテールゲートリフター特別教育。フォークリフトや建設機械などの運転技能講習から、特別教育、安全衛生教育まで、多様な講習を展開している。
学科と実技講習を実施しており、「免除なし」(6時間)の内容を受講可能。予約はWebから24時間受け付けており、全拠点で駐車場を完備(近畿は公共交通機関推奨)しているのもポイント。
同一センター内で受講した技能講習・特別教育・安全衛生教育の修了証は、受講初日に持参すれば一つに統合もできる。
(出所:テールゲートリフターの操作の業務に係る特別教育公式Webサイト)
半世紀以上の歴史を持つ、コベルコ建機グループの教習所が提供する講座。これまで100万人以上が資格取得した実績を持つ。
学科と実技を同日受講でき、「免除なし」の6時間コースと「免除あり」の4.5時間コースを選択可能(センターによっては、「免除あり」のコースを取り扱っていない場合も)。
実技の講習では最新のコベルコ建機製機械を操作できるのが特徴。修了証は即日発行され、講習区分が同じものや同一センター内で受講したものは1枚のプラスチックカードにまとめられる。
各センターに無料駐車場を備えており、自転車やバイクの駐輪も可能。出張講習は要相談。
(出所:テールゲートリフター特別教育公式Webサイト)
技能講習を中心とした各種講習会を年間約200回実施している一般社団法人が提供。
学科のみのコース(「免除あり・なし」)と、学科と実技を同日受講できるコース(「免除なし」のみ)を用意するほか、実技のみのコース実施も相談可能(いずれも東京で開催)。
講習には、依頼企業の業務に精通した講師が派遣され、できる限り、各社の事業内容に沿った内容で実施される。修了証は原則として即日交付。
受講者数が20名以上であれば、割増料金なしで全国への出張講習も行っており、平日はもちろん、空き状況によっては土日も対応。団体割引やリピート割引なども利用できる。
(出所:テールゲートリフター特別教育公式Webサイト)
オンラインと出張講習に対応する、テールゲートリフター特別教育講習。オンライン講習は学科のみに対応し、実技は各事業所での実施が必要。1回あたりの受講人数は、原則30~100名の範囲で調整できる。
基本的に「免除なし」のコースのみの開催だか、企業開催の場合、受講者全員が「免除あり」のコースを希望する場合は要相談。修了証は講習終了後の支払いが完了次第、発送される。
また、出張講習は全国に対応しており、受講者20名以上で開催される。
(出所:テールゲートリフターの操作に係る特別教育公式Webサイト)
建設系資格試験対策25年のパイオニア企業「CIC」による、テールゲートリフター特別教育講座。
テールゲートリフターの作業者向けの特別教育(学科4時間・実技2時間)のほか、講師向けのインストラクター養成講座(6時間)を用意。東京、名古屋、大阪などの各会場で開講しており、教材は会場で直接配布。修了証はいずれも講座終了後に当日発行される。
インストラクター養成講座の場合、申し込み特典として、学科教育・実技教育用資料データをPDF形式で受け取れる。
テールゲートリフター特別教育とは、安全にテールゲートリフターを操作するために必要な知識・技能を身に付けるための教育・訓練プログラムのことです。
2024年2月から事業主に対し、テールゲートリフター特別教育の受講が義務化されました。新たに業務に従事する場合や、久しぶりに業務を行う場合など、今後も対象者には確実に特別教育を受講させる必要があります。
テールゲートリフター特別教育は、以下のタイプに分類されます。
自社に適したサービスを選定するためには、以下のポイントに着目して比較するとスムーズです。
自社の状況やニーズと十分に照らし合わせながら、最適なサービスを検討してください。
テールゲートリフター特別教育をお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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