最終更新日:2024-05-14
業務効率化の対象システムや業務の範囲が広いため、ヒアリングやドキュメント作成では実態把握が難しく、専用ツールを使った業務の分析・改善を検討している方へ。プロセスマイニングツールの選び方、比較のポイントとともにおすすめのツールを紹介します。
プロセスマイニングツールとは、業務に使用しているシステムのログから、業務プロセスを可視化するツールです。システムに蓄積されたイベントログ(アクティビティログ、操作ログ)をもとに、業務が行われる順序のパターンや所要時間などを可視化することで、業務プロセスの現状を明らかにし、改善や自動化が必要な箇所を洗い出します。
ERPや顧客管理システム(CRM)といった様々な業務システムのログを集計し、どのような業務が、どのくらいの時間・量で行われているかをフローチャートやグラフ、数値データなどで可視化。全体の業務プロセスの中で、ボトルネックとなっている箇所を分析・特定します。
たとえば購買管理システムの場合、購買の申請から承認、見積もり、発注、納品に至るまで、どのような業務がどのような順序で、どの程度の時間をかけて行われているかといった、一連のプロセスを可視化。プロセスの中で、「申請に対して、99.9%の確率で承認を行う業務」があれば承認プロセスそのものの廃止する、といった改善案が考えられます。
業務効率に課題があるものの、具体的な改善箇所の特定まで至っていない場合、現場担当者へのヒアリングや観察調査から始める手法が一般的です。しかし、多岐に渡る業務プロセスの実態を正確に把握するのは難しく、時間もかかります。
プロセスマイニングツールであれば、エンタープライズ向けの多様な業務プロセスを担うシステムであっても、数千通り、数万通りの膨大なパターンをすべて記録。頻度の高い業務プロセスのパターンを浮き彫りにし、不要な業務や自動化が可能な業務をファクトベースで特定できます。
プロセスマイニングは一般的に「1.データの集計→2.視覚化→3.分析→4.モニタリング」といった流れに沿って行われます。
まずは、各種の業務システムに蓄積されたログデータを、ツールが読み込めるイベントログに変換。多くの場合、アクティビティ、タイムスタンプ、ケースIDといった情報を備えたデータ(=イベントログ)をツールに取り込みます。
イベントログを用意するには、自前でコーディングを行うか、ツールが提供するアプリやベンダーの導入支援を利用するといった手段が挙げられます。
集計したログを数値・グラフ化する工程。業務プロセスのパターンをフローチャートで表示するほか、統計的傾向がわかるグラフや、特筆すべき数値のサマリーなどをダッシュボードにまとめて表示します。
可視化された情報をもとに、改善が必要な業務や自動化できそうな業務を分析。どの業務について効率化を検討すべきか、分析そのものは自社で行う必要がありますが、中には分析サポート機能を備えたツールも。
改善策や自動化がうまく機能しているか、継続的なモニタリングを行います。所要時間やKPIといった基準が満たされているか、プロセスの順序は守られているかをツールで監視。施策の効果を図るのに加え、不正な業務の検知にも役立ちます。
プロセスマイニングツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
プロセスマイニングツールの主な機能は以下の通りです。
様々な業務システムから、CSVデータなどのファイル形式でイベントログをインポート。ツールの中には、SAPやGoogle Analyticsなど主要なシステム、サービスとの連携に対応し、自動でイベントログを収集できるものも。
工数の割合や推移、納期遵守率、KPIの達成度など、重要な数値やログの統計データをグラフで可視化。様々な業務に幅広く対応できるよう、分析、KPI、アクションエンジンスキルなどがまとめられた業種別テンプレートを用意しているツールもあります。
業務プロセスの流れをフローチャートで可視化。多岐に渡るパターンから必要な情報を絞り込み、プロセスの頻度順や所要時間別など見たい切り口ごとに確認できます。
可視化されたデータに基づき、改善・自動化施策をサポート。改善後のシミュレーションを行うことで、実施すべき改善策を比較検討できるものや、自動化(RPAの作成)の手順を含めた提案を行うものなどがあります。
改善後の手順が守られているか、RPAが正しく動いているかをモニタリングする機能。設定したKPIの進捗を追跡するツールや、改善後のプロセスが守られなかった場合に従業員に注意喚起を通知するツールなどがあります。
プロセスマイニングツールは以下の4タイプに分けられます。
ERPやCRM、購買管理システム、営業支援システム、物流管理システム、経費精算システムなど、様々な業務システムに幅広く対応するタイプ。幅広い業種・業務に対応するための豊富なテンプレートが用意されており、適切な切り口でログを集計・分析できます。
「ARIS Process Mining」は、分析情報を使用して、プロセスごとの差異をチェックしたり、プロセスが設計通りに運用されているかを検証したりできます。また、プロセスのKPI分析をもとにした、弱点の発見や逸脱の修正も可能です。
また「Celonis」は、2,000件以上の実装経験に基づき作成された業務別テンプレートを提供しています。たとえば受注管理であれば、「納期」「生産性」「品質管理」といった切り口別にログの分析結果を出力。業務特有の着目点がわかる形でデータを可視化できます。
RPA作成にかかわる機能が充実しているタイプ。プロセスマイニングは抜けもれなく定量的に業務プロセスを把握でき、RPAの設計に必要な情報が集まるため相性がよいという特徴があります。そのため、付帯機能としてプロセスマイニングにも対応しているRPAツールも。
「UiPath Process Mining」は、ボトルネックとなっている業務について、個々の作業単位で分析を行い、自動化に向いている作業を特定。特定後は、業務プロセス定義書やRPAの設計図(ワークフロー)を自動生成できます。
また、RPAツールである「Power Automate」もプロセスマイニング機能を搭載。非効率なプロセスを特定し、マウス操作によるフローの作成など、直感的にRPAボットを作成できます。
なお、RPA作成に対応していないけれど、RPAツールとの連携には対応しているものも。プロセスマイニングツールのみで、業務の自動化まで一気通貫で担う必要があるか、自社の運用に合ったツールを選びましょう。
従業員のPC上の操作ログを収集し、誰がどのような業務にどれくらい時間をかけているかを把握したい場合向け。このように、個人や端末ごとの操作ログを収集することを「タスクマイニング」と呼び、中にはタスクマイニングにも対応したプロセスマイニングツールもあります。
たとえば「ワークライフログ」では、業務内容を推測するAIを搭載。アプリをインストールするだけで、AIがPCの操作ログを業務の種類別に自動で仕分けし、実態に近い業務工数を算出できます。
なお、各従業員の業務実態やPC操作のログを重点的に把握したい場合は、「業務可視化ツール」の利用もおすすめ。詳しくは「業務可視化ツールの比較14選。業務改善が進む7つのメリット」をご覧ください。
⼀般社団法⼈プロセスマイニング協会が提供する「みんなのプロセスマイニング」は、会員登録を行えば無料で使えるツールです。プロセスマイニングの普及を目的として提供されているため、一般的なツールと比べて手軽な導入手順とシンプルな機能が魅力。プロセスマイニングの仕組みやできることを把握するのにおすすめです。
プロセスマイニングツールは、ツールごとに少しずつ強み・得意分野が異なります。比較検討時に留意したい、3つのポイントを紹介します。
プロセスを可視化しても、そこから改善に役立つ示唆を得るためには、分析に関する知見が必要です。社内に適任者がいない場合は、分析のサポートに役立つ機能を備えているかをチェックしておきましょう。
たとえば、「ARIS Process Mining」はユースケースごとの分析用ダッシュボードを用意。加えて、KPIに影響しているパターンをAIが特定するので、対応が必要なプロセスを優先的に把握できます。
「ABBYY Timeline」は豊富な分析モジュールを搭載。時間やコストがかかっているプロセスを特定するボトルネック分析や、担当者ごとの生産性を評価するブレイクダウン分析など、様々な切り口で多角的に分析を行えます。
Q&A形式のガイドを使って分析を進められる「Business Miner」を搭載した「Celonis」では、「支払が遅れた原因は?」など、システムが質問を提示。集計したデータのグラフを確認しながら質問に回答することで、分析や原因の特定を進められます。
業務システムに蓄積されたログをツールに取り込むために、コーディングが必要となるケースがあります。しかし、システムと連携する機能を備えたツールなら、集計対象のシステムから自動でログを収集するなどして、導入や連携にかかる手間を軽減できます。
たとえば「Celonis」は、100種類以上のプロセスコネクタを提供。Salesforceや、SAP、Microsoft Dynamics、JIRAなど、主要なERPや会計システムなどからリアルタイムでのデータ抽出が可能です。
プロセス改善後には、効率化が実現できているか確認するために継続的なモニタリングが必要です。モニタリング機能があれば、設定したKPIの進捗確認や、変更後の業務プロセスの手順が守られているか、効率的に監視できます。
「Celonis」は、業務プロセスのパフォーマンスを追跡する機能を搭載。決められた業務プロセスから逸脱した業務を検知すると、従業員に自動でアラートを送信します。
また、「UiPath Process Mining」は各プロセスのKPIを追跡。進捗の遅れや滞留している業務を検知して、あらかじめ作成したロボットを動作させるなど、KPI達成のためのアクションを自動で行うように設定することもできます。
(出所:Celonis公式Webサイト)
世界トップクラスの市場シェアを占めるプロセスマイニングツール。受注管理やマーケティング、人事など幅広い業務別の分析フレームワークやKPIのテンプレートを備える。SAPやSalesforceなど、様々な業務システムとツールをつなぐ100種類以上のコネクターを利用することで、外部システムとスムーズにログデータを連携できる。
数百万単位のイベントログから、業務プロセスを可視化。個別の業務について、リワーク率や自動化率など、改善が必要な切り口ごとにフィルタリングして、ボトルネックを素早く把握できる。また、改善策の実現をサポートする機能も充実。改善後の基準に満たないプロセスを検知して、プロセスの担当者にアラートを自動送信するアクションエンジン機能や、設定したKPIに対する貢献度を追跡するモニタリング機能を備える。
(出所:IBM Process Mining公式Webサイト)
世界最大規模のIT企業である同社が提供するプロセスマイニングツール。SAP、Oracleといったエンタープライズ向けERPや大規模データベースと、ローコードでシームレスに連携できる。
非効率なプロセスの特定に加え、プロセスの改善がもたらす影響予測に強みを持つ。たとえば、既存の業務フローの改善や自動化を実施した場合、どの程度の時間やコストを削減できるか、what-if分析による定量的な予測が可能。また、自動化によって期待されるROIにもとづいて、対応すべき箇所の優先順位を可視化し、投資効果の高い箇所の改善に注力できる。更に独自性の高い機能として、マルチレベル・プロセスマイニング機能を搭載。「事業所Aの購買プロセスが事業所Bの請求プロセスに与える影響」など、業務の種類や事業所をまたがる複雑な影響もシミュレーションできる。
(出所:QPR Process Analyzer公式Webサイト)
データ駆動型ビジネスを実現するプロセスマイニングツール。プロセスの可視化からKPIのタイムリーな追跡までカバーしている。デフォルトで1,000種類以上のKPI設定が用意されており、幅広いビジネスに対応する。
フローチャートで可視化した業務プロセスについて、様々な切り口で比較・分析が可能。業務の一連の流れについて、それぞれのリードタイムに加え、フローが枝分かれする確率も集計できる。集計した所要時間や発生頻度に関しても、地域・事業所間の比較や、平均値との比較を行えるので、改善の優先度が高いプロセスを探し出しやすい。
その他、基準から逸脱しがちな業務プロセスを絞り込むバリエーション分析や、プロセスを変更した場合に生じる影響を予測するトレンド分析など、豊富な分析機能を搭載。課題に応じた分析で、膨大なデータから見るべき箇所を絞り込める。
(出所:Apromore公式Webサイト)
メルボルン大学を中心に世界各国の研究機関によって開発された、オープンソースのプロセスマイニングツール。ボタンクリックをベースとする使いやすい操作性と、シンプルで見やすい画面設計が魅力。無料で利用できるコミュニティ版と、エンタープライズ向けの有償版がある。
フローチャート状のプロセスマップとして業務プロセスを描画。頻度の低いアクティビティをフィルタリングすることで、複雑なパターンのプロセスマップでも管理しやすい見た目に簡略表示できる。表示するプロセスや経路の数は段階的に調整でき、大まかな流れの把握から個別のプロセスにおけるボトルネックの把握まで、目的に応じて描画のレベルを変えられる。また、表示したプロセスはアニメーションさせられるので、経路の流れを視覚的かつ直感的に把握できる。
(出所:SAP Signavio Process Intelligence公式Webサイト)
業務プロセス改善ソリューション「SAP Signavio」のプロセスマイニングツール。世界各国で10,000社超に導入されているERPパッケージ「SAP」で知られる同社が提供している。業務プロセスを定義・管理する「Process Manager」や、プロセス分析ソリューションの「SAP Signavio Process Insights」と合わせて利用することで、業務プロセスの定義から分析まで一気通貫で対応。プロセス分析に特化した独自のクエリ言語「SIGNAL」により、複雑かつ大規模なプロセスの分析を効率的に処理できる。
また、効率化のためのワークフローを設定することも可能。一定量のバックログが発生した場合に、関係者にメール通知でアーカイブ作業を促す、またはアーカイブ用のボットを起動するなど、条件に応じた自動化アクションを設定できる。
(出所:ARIS Process MiningWeb公式Webサイト)
10,000社以上での導入実績を持つビジネスプロセス分析ソリューション。サプライチェーンや販売管理、カスタマーサービスなど幅広いユースケースに対応。業種ごとに最適なKPIを可視化して、期待値と実績値の差異をリアルタイムで追跡することもできる。
集計したプロセスから、KPIに影響しているパターンをAIが自動的に特定。重要な数値をまとめたダッシュボードから、改善が必要な箇所をひと目で把握できる。また、ユーザーごとにダッシュボードのカスタマイズ・割り当てを行えるので、多岐にわたる業務を担う大規模システムのログでも、担当者に関係のあるデータだけを表示できる。
RPAによる作業の自動化に役立つ機能が充実しており、ログをもとに業務プロセスを学習させ、ボットの設計をツール上で行える。そのほか、ボットに対する不正な変更を未然に防ぐ監視機能も搭載。
(出所:UiPath Process Mining公式Webサイト)
国内外のRPA市場でトップクラスのシェアを誇る同社が提供するプロセスマイニングツール。SAPやSalesforceといったエンタープライズ向けシステムとの連携はもちろん、「UiPathコネクター」を使えば自社開発システムからのデータ取得・加工にも対応。環境に依存しないスムーズな導入が可能だ。
ダッシュボードには、様々な目的別のテンプレートを用意。たとえば、根本原因の分析や自動化の活用状況など分析目的に応じたテンプレートや、処理負荷やリードタイム、コンプライアンスチェックなどモニタリング用のテンプレートを提供している。
また、関連ツール群との連携による効率的なRPA作成にも強み。自動化のアイディア共有・管理ツール「UiPath Automation Hub」などにデータを連携することで、ワンクリックで業務プロセス定義書やワークフローを自動生成できる。
(出所:ABBYY Timeline公式Webサイト)
最新AIを使用した高度なプロセスマイニングと、タスクマイニング技術を備えるプロセスマイニングプラットフォーム。設定作業をほぼ必要とせず、導入してすぐに使い始められる25種類以上の分析ツールを提供する。例外処理のあるイベントを条件別に検索できるプロトコル分析や、担当者ごとの生産性を評価するブレイクダウン分析など、豊富な切り口で幅広い業務を分析できるのも強みだ。
一般的なフローチャート表示とは異なるユニークな機能として「タイムライン分析」を搭載。独自のプロセス分析により、複数のシステムから取得したイベントログを統合し、異なる業務システムを横断する一連の業務プロセスをタイムライン上でまとめて表示する。また、タイムライン上のイベントにアイコンを設定できので、視覚的にもわかりやすい画面づくりに役立つ。
(出所:Power Automate公式Webサイト)
データ収集やExcelの入力作業などの定型業務を、ローコードかつ直感的なUI操作で自動化できるRPAツール。プロセスマイニング機能を備え、会計や購買、サプライチェーン、財務といった業務向けの分析テンプレートが用意されている。
集計したマイニング結果から、業務の頻度や所要時間など様々なメトリック(指標)に基づく「プロセスマップ」を生成。自社の運用に合わせてメトリックをカスタマイズできるため、様々な切り口でプロセスの流れを把握できる。加えて、ツールのレコメンデーションに沿って操作を行うだけで、プロセスにとって最適な自動化を実現する機能も。
また、Microsoft製品・サービス群との連携に優れているのも特徴。生成AI「Copilot」から自動化のアイディアについて提案を受けられる機能や、開発支援ツール群「Azure DevOps」と連携した自動化ツール作成機能などが便利。
(出所:ワークライフログ公式Webサイト)
Excelなどへの手入力不要で、業務ログの記録・可視化を実現するパソコン操作ログ解析AI。データのインポートを必要とせず、専用のアプリを端末にインストールするだけの簡単な手順で、PCの操作ログを自動集計、可視化できる。
業務フローチャートを自動で生成するに加え、繰り返しが多い業務を可視化することで、1日単位での業務工数の推移を分析。また、集計した操作ログから、業務の前後関係をもとにAIが最も近い業務の分類を推測し、実態により近い業務工数を自動で算出する。
1日における操作ログの取得開始時間と終了時間を記録できるため、勤怠システムに登録されていないサービス残業の把握や労務管理にも役立つ。
(出所:MeeCap公式Webサイト)
従業員のワークログを集計・可視化・分析するソフトウェア。PCの操作ログに加えて、システムログの集計・分析にも対応しており、業務の実態を網羅的に可視化できる。
パターン化された定型業務であれば、業務の始まりと終わりを設定することで、処理件数や処理時間に加え、所要コストが測定可能に。過去のパフォーマンスやベンチマークとの比較もできるので、改善すべき箇所の特定に役立てられる。
また、ログを集計することで、従業員ごとの処理件数、操作にかかった時間、操作のプロセスを可視化。キー入力やマウス操作の座標も記録できるため、具体的にどのような操作がPC上で行われたかまで簡単に把握できる。操作量や手順から、PCスキルの把握など、スキルアップや品質の標準化につながる指標の確認にも役立てられる。
(出所:みんなのプロセスマイニング(みんプロ)公式Webサイト)
プロセスマイニングの普及を目的に提供されているフリーウェア。一般社団法人プロセスマイニング協会の一般ユーザー会員に登録すれば利用できる。業務の可視化に特化したシンプルな設計で、日本企業向けに設計された日本語UIと使いやすさが魅力だ。
CSVファイルをツールにインポートするだけで、すぐに利用可能。ログをもとに業務の種類や頻度を可視化するバリアントエクスプローラーと、通常業務内で起こる不要なプロセスを見つけられるプロセスエクスプローラーを搭載。データの集計からフローチャートによる業務プロセスの可視化、手戻りや遅延の原因特定まで、プロセスマイニングの基本機能を利用できる。
本記事では、プロセスマイニングツールについて解説・紹介しました。
プロセスマイニングツールにより、システムで実施されている業務プロセスのログを網羅的に集計・見える化できるため、非効率なプロセスを特定して改善策を打ち出せます。
プロセスマイニングツールのタイプは主に以下の4つに分けられます。
これらのタイプから更に、「分析機能の充実度」「連携の柔軟性」「継続的なモニタリングの対応有無」といったポイントで絞って、比較検討を進めます。
プロセスマイニングツールを導入することで、業務プロセスの現状をファクトベースで把握でき、業務の自動化や効率化を実現できます。本記事を参考に、ぜひプロセスマイニングツールの導入を検討してみてください。
プロセスマイニングツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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