最終更新日:2024-06-20
飲食店や小売業、美容室などで使用している既存のレジを、「POS対応のiPadレジへと置き換えたい」と考えている方へ。顧客管理やマーケティングにも活用できる便利なiPadレジアプリについて、メリットや機能、自社に合ったアプリの選び方、比較ポイントなどをおすすめのアプリを交えながらご紹介します。
iPadレジとは、その名の通り、iPadにPOSレジアプリをインストールして使用するレジシステムのことです。
POSレジアプリは、従来型のレジスターと異なり、専用の端末を必要とせず手持ちのiPadだけで使い始められるなど、導入コストが低いのが特徴です。ランニングコストに関しても月額安価な料金で利用可能。多くは会計だけでなく、売上管理や在庫管理など様々な用途で利用することもでき、そのコストパフォーマンスの高さから、近年急速な普及を見せています。
iPadレジの導入方法は至って簡単。手元のiPadに専用のアプリをインストールするだけ。そこに商品・サービスなどを登録して、会計の際にはその中から購入した商品・サービスを選びます。すると自動で合計金額が算出され、アプリによってはQRコードをはじめとしたキャッシュレスでの決済も可能です。
そのほか、飲食店ではiPhoneなどのスマホにアプリをインストールし、それをハンディカムとして店員に持たせてオーダーを取って、会計時にiPadレジと連携させることも可能。また、iPadを各テーブルに設置すれば、セルフオーダーのシステムが構築できるなど、端末の連携によって活用の幅が広げられるのもiPadレジの特徴です。
iPadレジの料金形態は、「基本機能を無料で利用できるタイプ」と、「安価な月額料金で豊富な機能を使えるタイプ」の2つに分類できます。店舗の規模や必要とするシステムなどを考慮して、最適なアプリを選ぶことが重要です。
前者は決済サービスの一環としてレジ機能が提供されているものであり、導入費用や月額料金は一切不要です。たとえば、「Airレジ」などが代表例です。ただし、その場合でも、決済端末やレシートのプリンター、現金を収めるキャッシュドロアなどの周辺機器は別途購入が必要なため注意してください。
後者の月額料金を設定するタイプは、アプリによって異なりますが、概ね月額5,000〜10,000円程度で利用できる場合が大半です。ただし、10万円以上の高額な初期費用が発生する場合があるので確認しましょう。
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iPadレジアプリには、以下のような様々な機能が搭載されています(アプリによって対応の有無は異なる)。
レジ機能 | 販売した物品やサービスの合計金額を算出し、会計する機能。現金による会計はもちろん、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済も行えます。 |
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商品管理機能 | 取り扱っている商品の登録や価格の変更などを行う機能。新製品や限定メニューの登録も瞬時に行えます。店舗ごとに商品の価格や品数を変更することも可能です。 |
売上管理機能 | その日の売り上げや月別、時間帯ごとの売上をリアルタイムに集計・確認可能。グラフや数値で見やすく表示してくれるので、売上の分析もスピーディーに行えます。 |
在庫管理機能 | レジ機能と連動して、売れたら在庫を減らすなど、商品の在庫情報をリアルタイムに管理する機能。一定数を割ったら自動アラートすることで、速やかに発注も行えます。 |
顧客管理機能 | 来店した顧客の情報をデータとして保持できる機能。来店履歴や頻度、購入傾向などを蓄積・分析することで、マーケティングにも活かせます。 |
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予約管理機能 | 店舗の来店予約や座席予約など、顧客の予約を効率よく管理するための機能。ダブルブッキングの防止や仕入れの最適化などに役立ちます。 |
座席管理機能 | テーブルや座敷、個室など、座席の利用状況・予約状況を可視化するための機能。残数を的確に把握することで回転数の最適化が図れます。 |
スタッフ管理機能 | 勤怠管理やシフトのスケジュールなど、スタッフを効率的に管理するための機能。スタッフごとにPOSレジのアクセス権限を細かく設定することも可能です。 |
iPadレジには、従来型のレジスターを導入する場合に比べて、以下のようなメリットがあります。
アプリをインストールし、商品やサービスを登録するだけで使えるため、最短で即日利用が可能。季節の限定商品やセールによる価格の変更なども簡単に行うことができるほか、事業拡大によるレジ端末の増設、スタッフ用の注文端末の増設など、スケールアップも簡単に行えます。
手持ちのiPadと店舗に備わっているWi-Fi環境やSIMカードさえあれば利用が開始できるため、初期費用を大幅に削減可能。料金が無料のものや月額利用料が安価なプランを選択したり、決済方法を一部サービスに限定したりするなど、スモールスタートにも最適。導入後のランニングコストも安価に抑えられます。
現金を収めるためのキャッシュドロアやレシートプリンター、決済端末などを用意する必要があるものの、レジ本体はコンパクトなiPad端末を利用するため、スペースを選ばずに設置可能。ネットワーク環境さえ確保できれば、店舗の外でも利用できるため、移動販売やショッピングモールなどの特設ブースでも活用できます。
iPadレジは売上データをもとに、「いつ・何が・どれくらい売れたか」など日別・月別はもちろん、時間帯別にいたる売上の傾向をボタンひとつで可視化できます。ほかのツールでグラフやレポートなどを作成する手間も省ける上に、売れ筋・死に筋も見えてくるため、無駄な発注・仕入れを削減したり、より効果的なキャンペーン施策を行ったり、コスト削減・売上向上にも役立ちます。
一方、iPadレジを利用する上で気をつけなければならないこととして、以下の2点が挙げられます。
iPadレジアプリの利用には、インターネット環境が必須です。店舗に備わるWi-Fi環境に接続して利用するのが一般的ですが、移動販売のように店舗外で利用するには、モバイルルーターもしくはセルラー(Cellular)モデルのiPadにSIMカードを挿し込むなど、ネットワークの接続環境を整備する必要があります。
iPadレジアプリに備わる機能は、会計や売上管理などの基本的な機能のみ。レジスターではないため、現金を管理するためには別途キャッシュドロアが必要です。それ以外にも、レシートプリンター、キャッシュレス決済のリーダー端末など、別途に周辺機器をそろえる必要があります。アプリによっては、シリーズ製品として専用端末を販売しているケースもあるので、統一感を重視する場合はチェックしておきましょう。
iPadレジアプリは、主に以下のような3つのタイプに分けられます。
以下、それぞれどのような特徴があるのか、どういった場合におすすめなのかを記載していきます。もし自店舗で導入するとしたら、どのタイプが当てはまりそうか考えてみましょう。
たとえば、メインのサービスがクレジット決済機能などにあり、その前段としてレジ機能を無料で利用できるタイプです。その場合でも決済サービスの利用は強制ではなく任意であるため、スモールスタートを考えているオーナーにおすすめです。
ただし、無料で使えるのはあくまでも会計や商品の登録、売上・在庫管理といった基本的な機能のみであることがほとんど。また、現金を管理するキャッシュドロアやレシートプリンター、キャッシュレス決済に必要なリーダー端末などは、必要に応じて別途用意する必要があるため注意が必要です。
なお、アプリによっては、レジ業務に必要な周辺機器をシリーズとして販売しているケースもあるため、これを選べば機器選定の煩わしさから解放されるのはもちろん、アプリとの互換性や親和性を気にすることなく使い始められます。
アプリやサービスの使用料として月額費用が必要になるタイプ。レジによる会計業務や売上・在庫管理といった基本的な機能のほかにも、スタッフの勤怠管理や予約機能、顧客の管理といった具合に、ショップの経営全体の業務をiPadレジアプリひとつで行いたい人におすすめです。
月額費用だけで利用できる機能やサービスがある半面、指定されたタブレットや周辺機器などの端末をまとめて導入する必要があるケースもあります。更に、大手から中堅企業の規模に求められる管理機能を追加で搭載すると、初期費用が高額になることも。
月額の利用料が必要になるアプリやサービスのなかでも、美容院や飲食店、クリニックなど業種や業界に特化した機能を搭載しているタイプです。多角的な経営ではなく、業界に特化したショップを経営している人におすすめです。
たとえば、美容院に特化した「SalonAnswer」は、レジ業務や売上管理以外にも、カウンセリングや施術などの顧客カルテ機能やスタッフごとの予約管理機能を備えています。
飲食店に特化した「POS+food」も、標準搭載のレジ・会計に加えて、ハンディオーダーやモバイルオーダー、テイクアウトなど、店内外の様々な注文方法に対応することも可能です。
また、リテール(小売店)・リユース(リサイクルショップ)向けの「SPIRE POS」では、商品買取や委託販売など業界ならではの業務に対応した機能を備えています。
自店舗に合ったiPadレジアプリのタイプがつかめたら、続いては具体的なアプリを比較検討していく番です。ポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
レジ機能以外は、業種や事業規模によって必要とされる機能は大きく異なります。飲食店の場合はオーダリング機能がキッチンやレジと連携できるか、小売店の場合は実店舗とECサイトの在庫や受注情報を一元的に管理できるかなどニーズは様々。iPadレジアプリを比較する際は自社のニーズに対応したものを選ぶことが重要です。
たとえば、小売店・レストラン・カフェなどの業種に強みを持つ「Loyverse POS」はテーブルオーダーをそのままキッチンのプリンターに連動可能。オーダーミスを軽減するだけでなく、従業員ごとに売り上げ記録を残すことができるため、公平な評価や効率的な人員の配置に役立てることもできます。
iPadレジでクレジットカードやQRコード決済などを導入する場合、専用端末が必須です。ただし、端末によって使い勝手が左右されるほか、対応するキャッシュレス決済の種類が異なるため注意が必要です。特に決済方法は広く使われているか否かだけでなく、該当店舗を訪れるユーザーにマッチしているかも重要です。また、操作のしやすさはスタッフの教育時間の短縮に直結するので考慮しておきましょう。
たとえば、「Airレジ」は公式対応しているキャッシュレス決済専用のカードリーダーを導入すれば、タップひとつで幅広い決済方法を設定可能。クレジットカードや交通系電子マネー、QR決済など、多様なユーザーニーズに対応できます。
軽減税率や免税、インボイス制度など各種法令への対応もiPadレジアプリ選びには重要な要素です。特に小売業・飲食業では商品ごとやイートイン・テイクアウト・デリバリーなどのシチュエーションごとに税率設定を変更しなければならないため、それらを手軽に行えるかどうかは業務効率に大きく影響します。また、インボイス制度ではレシートに登録番号を明記する必要があるため、iPadレジアプリにも対応が求められます。
たとえば、「スマレジ」はタップひとつで商品ごとの税率を簡単に変更可能。同一商品に対しても、イートイン・テイクアウト・デリバリーなどに応じて複数の税率を設定できるため安心です。
スモールスタートに適したiPadレジですが、事業規模によっては券売機や各座席に配置する注文用タブレット、従業員が使用する注文端末など多くの機器が必要となり、導入費用が高額になるケースも珍しくありません。そんなときに活用したいのが、政府が推進する「IT導入補助金」制度です。
申請資格のある対象企業は中小企業・小規模事業者で、その定義は業種によって異なります。たとえば、小売業であれば、資本金または出資金が5,000万円以下、もしくは従業員数が50名以下。飲食・サービス業であれば、資本金または出資金が5,000万円以下、もしくは従業員数が100名以下。当てはまる場合は申請を心がけましょう。
対象範囲となる費用は、iPadレジ導入に必要なハードウェアとソフトウェア、クラウド利用料などが含まれ、そのうち最大75%の補助が期待できます。アプリやサービスによっては、補助金に関する情報を公開していたり申請をサポートしてくれたりするので、それを導入時の検討材料にするのもいいでしょう。
(出所:Airレジ公式Webサイト)
キャッシュレス決済サービス「AirPAY」を展開するリクルートが手掛けるPOSレジアプリ。初期費用や月額費用、サポート全般を含めたすべての利用料が0円。決済手数料を除けば、ほとんど負担なく利用できるのが特徴。周辺機器も公式サイトから推奨商品を購入可能。スターターパックを選べばはじめてiPadを使用する人も安心。
売上集計や分析などの機能も充実しており、ほかの会計ソフトと連携することで帳簿入力の負担を軽減できたり、オンライン注文の受付ができたり。店舗経営に役立つサービス・機能が充実している。
(出所:Square公式Webサイト)
レジ業務や売上管理、顧客管理など基本的な機能を月額使用料無料で使えるiPadレジサービス。キャッシュレス決済を実行した場合のみ、決済金額に応じた手数料が必要。
同一ブランドの周辺機器が充実しており、小振りながらあらゆるクレジットカードやタッチ決済に対応した「オールインワン・ターミナル」、持ち運び簡単な「クレジットカード・リーダー」、iPadをはめ込んで利用するレジスター仕様の「スタンド」など、おしゃれなテイストでそろえられるのも魅力。
(出所:Loyverse Pos公式Webサイト)
月額無料で様々な機能を利用できるiPadレジサービス。データの保持期間に制限はあるものの、複数店舗の売上管理・顧客管理・在庫管理に加えて、売上分析まで無料で実施可能。飲食店向けのオーダーデータのキッチン転送や、アパレル・リユースなどの複数店舗向けの店舗間在庫移送機能も無料で利用できる。
月額700~4,000円のオプション契約を行えば、全期間の売上閲覧や従業員のアクセス管理、高度な在庫管理なども利用可能。
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(出所:スマレジ公式Webサイト)
様々な業種に最適化したアプリを提供するレジアプリ。レジ機能や売上分析など基本機能は無料で利用可能。そのほか、外部ソフトとの連携やセルフレジの構築、キッチンへのオーダー、クーポンの発行などの機能のうち、飲食店や小売店、クリニックなど業種や事業規模に合ったプランを選択するだけなので手間もかからない。
指定期間に商品の割引ができる「セール販売」や特定商品の組み合わせが選択された場合に割引を適用する「バンドル販売」にも対応。免税電子化にも対応しているため、インバウンド向けのサービス提供にも最適。
(出所:ユビレジ公式Webサイト)
飲食業、小売業、サービス業、それぞれに最適化した機能を提供するPOSレジサービス。たとえば、飲食業ならユーザーがスマホでQRコードを読み取り、セルフオーダーから決済まで対応できる機能を搭載。品切れ表示や席数管理など、店舗や業種に合わせて細かなカスタマイズも可能。食材の原価管理やレシピの管理、複数店舗経営時における管理の一元化なども行うことができる。
複数店舗展開にも強みを持ち、導入事例の中には1,000店舗を超える大規模チェーンでの利用実績あり。
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(出所:SalonAnswer公式Webサイト)
サロン業界特化型のPOSシステム。日常的なレジ業務や売上管理のほか、「いつ、誰に対して、どのような施術を行ったか」というカルテ情報も管理可能。施術後の写真や会話内容などの情報もメモとして残すことができるため顧客満足度の向上に役立つ。標準で5IDまで同時使用ができるため、レジ対応や予約確認などのタイミングが重なっても安心。
そのほか、大手ポータルサイトと連携してWeb・電話・LINEなど様々なルートからの予約も一元管理。美容師ごとの予約状況やタイムスケジュールも視覚的にわかりやすく表示できるので、ダブルブッキングなど予約のトラブルも防止可能。
(出所:POS+food公式Webサイト)
飲食店専用のクラウド型POSレジ。レジ/会計、売上管理はもちろん、各店のオペレーションやニーズに合わせて、ハンディオーダーやモバイルオーダー、テイクアウトといった店内外の様々な注文方法や、自動釣銭機・キャッシュレス決済端末連携による幅広い決済方法に対応できるのが強み。テーブル管理機能も搭載し、入店時間や客数・客単価までタブレット上でリアルタイムに可視化できるため、状況把握や施策立案に活用できる。
基本機能のレジ/会計機能は、「テーブルごとのオーダー会計」「キャッシュオン形式の即会計」を使い分け可能。伝票分割機能も搭載し、複数人での飲食利用時でも個別会計がスムーズだ。会計データはクラウドに自動保存されるため、レジ締めや売上報告作業の効率化にも役立つ。
その他、小売店向け「POS+retail」、サロン向け「POS+beauty」など、各業界に特化したPOSシステムも提供している。
(出所:SPIRE POS公式Webサイト)
雑貨、アパレル、ホビー、ブランドを扱う小売店や総合リサイクルショップなどに特化したクラウド型POSシステム。顧客から預かった商品を委託販売する機能をはじめ、商品の買取から品出しまでをスムーズに処理する商品買取機能など、業界ならではの機能を豊富に搭載。また、複数店舗を展開している場合も、店舗同士のコミュニケーションを円滑に行うためのリアルタイムチャット機能や店舗間の在庫移動機能を搭載しているため安心。
なお、アプリのほかにもWebブラウザから操作可能。更にネットワーク障害時には一時的にオフライン販売が可能。セキュリティ対策も万全。
従来型のレジ端末と比べ、導入費用やランニングコストも低く抑えられるiPadレジ。POS機能だけでなく、顧客管理やマーケティングツールとして活用することも可能です。
iPadレジアプリは大きく分けて3つのタイプに分けられます。
自社に合ったアプリを選ぶ場合、まずは自社で導入するとしたらどのタイプになりそうかを考え、その後、以下のようなポイントで、個々のアプリを比較検討していくとスムーズです。
自社の業種や規模に応じた最適なiPadレジを選定し、業務効率の改善だけでなく、売上向上につなげましょう。
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エクシードシステム株式会社
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