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クラウドファンディングサイト比較10選。仕組みや種類、選び方

クラウドファンディングサイト比較10選。仕組みや種類、選び方

最終更新日:2024-09-24

目的に沿ったクラウドファンディングサイトでプロジェクトの成功率を高めたい方や、銀行融資以外の方法で資金調達を行いたい方へ。クラウドファンディングの仕組みやデメリット、各プラットフォームの違い、成功率を上げるサイト活用方法などとあわせて、おすすめのサイトを紹介します。

目次

クラウドファンディングサイトとは?

クラウドファンディングサイトとは、インターネットを通じて第三者から資金を募る「クラウドファンディング」を、簡単かつ効率的に行うプラットフォームです。

群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせたクラウドファンディング(crowd funding)。アイデアやプロジェクトを実現したい人(以下「実行者」)が、サイト上でプロジェクトの内容や目標金額、リターン(お返し)などを掲載し、魅力を感じた賛同者(以下「支援者」)が任意の金額を出資するシステムです。クラウドファンディングサイトはインターネットを通じて、プロジェクト実行者と、そのプロジェクトを支援したい人々をつなぎます。

クラウドファンディングサイトは、支援者のリターンの種類でいくつかのタイプに分けられます。中には株式や配当金といった金銭を提供する「株式投資型」や、「不動産投資型」といったタイプもありますが、今回の記事ではプロダクトやサービス、金銭以外のリターンを提供する「購入型」や、リターンを設定せず応援のみを募る「寄付型」を中心に紹介します。

クラウドファンディングサイトのメリット

クラウドファンディングサイトを利用するメリットを、プロジェクトを実現させたい実行者とその支援者、双方の視点から説明します。

実行者側のメリット

資金調達の効率化
  • 従来の銀行融資などの方法より、手軽かつスピーディーに資金調達ができる(銀行で断られたアイデアにもチャレンジできる)
  • 多様な資金調達手段があり、プロジェクトに適した形式を選択できる
  • プロジェクトのリスクを多数の支援者に分散できる
市場検証とテストマーケティングの精度向上
  • 新製品やサービスの需要を事前に確認できる
  • 市場調査や商品開発に活用できる
  • アイデアや新商品の強みをプロや支援者の視点から引き出してもらえる
PR・支援者獲得の強化
  • 資金と同時にファンを集められる
  • 新たな販路の獲得につながる
  • 実現前から認知度を高め、マーケティングに役立つ
  • 支援者とのつながりを構築し、コミュニティを形成できる

支援者側のメリット

新製品やサービスの先行体験
  • 新しい製品やサービスをいち早く体験できる
社会貢献の実現
  • 自分が共感するプロジェクトやアイデアに貢献することで、社会やコミュニティに影響を与えられる

 

クラウドファンディングサイトの仕組み

クラウドファンディングサイトの仕組み 図解

サイトを利用したクラウドファンディングは、実行者が掲載した「アイデア」と「リターン」に魅力を感じた支援者が、「お金」を支払う(購入/寄付する)ことで成立します。サイトを利用する流れを、サイトの利用料が発生するタイミングと合わせて説明します。

(1)プロジェクト掲載

まずは、実現したいアイデアやプロジェクトを、クラウドファンディングサイト上に掲載します。

掲載したいサイトを選び、サイト上でプロジェクトの内容や目標金額、支援募集期間、リターンを記載したページを作成します。リターンは金額に応じた商品(プロダクト)やサービス、体験など様々。一方で、リターンはお礼のメールのみ、といった、応援のみを目的としたプロジェクトも存在します。

トラブルを防ぐため、ページ公開前に審査が入るサイトが一般的。薬機法や景表法といった、商品販売に関するノウハウをもとにアドバイスをしてくれるサイトもあります。審査が通れば、サイト上にプロジェクトが掲載されます。

この段階で料金(掲載料)が発生するサイトは少なく、プロジェクト成功後に成果報酬として手数料を入金するケースがほとんど。ローリスクで、手軽に始められるのもクラウドファンディングサイトのメリットです。

(2)支援者による応援購入

プロジェクトページを閲覧し、共感した支援者が、設定されたリターンに基づき支援金を振り込みます。

(3)資金の移動

支援募集期間終了後、目標金額の達成状況に応じて、支援者から実行者へ資金が移動します。多くの場合、この段階でプラットフォーム運営会社への手数料が発生します。

(4)リターンの提供

実行者はプロジェクト成立後、支援者に対して約束したリターンを提供(発送)します。

 

クラウドファンディングサイトの種類

クラウドファンディングサイトの募集形式には、「All or Nothing型」と「All In型」の2つがあります。両者の違いは、プロジェクトの成立が目標金額の達成状況に左右されるかどうかです。

「All or Nothing型」は、支援募集期間内に目標金額に到達した場合にのみプロジェクトが成立し、資金を受け取れる、まさにゼロか100かのシステム。目標金額に達しなかった場合はプロジェクト不成立となり、集まった資金は支援者に全額返金されます。

一方「All In型」は、1件でもリターンが購入された時点でプロジェクトの成立が確定。目標金額の達成状況にかかわらず集まった資金を受け取れますが、目標金額に達しなかった場合でも、プロジェクト実行者は支援者にリターンを提供しなければなりません。

2種類の募集形式のメリット、デメリットをまとめました。

メリット デメリット
All or Nothing型
  • 失敗した場合は手数料不要
  • プロジェクト実行、リターン発送の義務はない
  • プロジェクト不成立の場合は支援金を受け取れない
All In型
  • 集まった分だけ支援金を受け取れる
  • 実行が確約されているので支援者が安心できる
  • 目標金額が達成状況にかかわらず手数料が発生
  • 達成の有無にかかわらずプロジェクトを実行する必要がある

クラウドファンディングで資金が集まらなければプロジェクトの実施が難しい場合は、All or Nothing型がおすすめ。反対に、実行段階に進んでいる、過去に実施実績があるなど目的の実行が確約されており、目標金額に達しなくてもある程度の規模でプロジェクトを実施できる場合は、All In型が向いていると言えます。

掲載するサイトを選ぶ際には、実現したいプロジェクトがどちらの募集形式に適しているかを検討する必要があります。たとえば「Makuake」や「うぶごえ」は、どちらの募集形式にも対応。その一方で、All or Nothing型に限定した「Kibidango」、All In型のみの「ForGood」のように、一種類のみを採用しているサイトも存在します。

 

クラウドファンディングサイトのデメリット(注意点)

実行者にも支援者にもメリットをもたらすクラウドファンディングサイト。しかし、次のようなデメリット(注意点)もあります。

アイデアを盗まれるリスク

サイト上に掲載することで、まだ形になっていないアイデア、商品として流通していないプロダクトが盗用される可能性は否定できません。ただし、アイデアをよりクリエイティブに進化させるコミュニケーションの場としてサイトを利用すれば、リスクを上回るリターンとなるでしょう。

その際は、サイト運営者がアイデアをブラッシュアップする「MotionGallery」や、有名百貨店のバイヤーのサポートが受けられる「スタニングジャパン」のように、アイデアの魅力や強みをプロ目線で引き出してくれるサイトが特に有効です。

競合プロジェクトの存在

クラウドファンディングサイトには、常に多くのプロジェクトが並んでおり、掲載すれば自動的に支援が受けられるとは限りません。似たようなプロジェクトがある中で、自分(自社)のプロジェクトを選んで応援してもらうためには、効果的なプレゼンが必要。そのため、SNSでの発信や、広告でのアピールなど、支援者を募るための魅力的なコンテンツを作る手間やノウハウも求められます。

自力でのコンテンツ制作に不安がある場合は、サイトのサポーターやキュレーターに相談したり、アドバイスをもらったりしましょう。「MotionGallery」の場合、実行者がページを制作し、サイト運営者が掲載前の審査でチェック&アドバイスを行う流れになっています。

予算がある場合は、サポートありプランを使うのも一手。「READYFOR」では追加のサポートとして、プロジェクトに合わせたアドバイスが受けられる「サポートプラン」や、広報・SNS・PRプランニング、支援者データ分析・施策提案など、専門チームが戦略設計・伴走支援を行う「コンサルティングプラン」を用意しています。

 

クラウドファンディングサイトのタイプ別の選び方

クラウドファンディングサイトは、利用目的や強みによって大きく4つのタイプに分かれます。

(1)幅広いプロジェクトに対応

プロダクトやサービスの開発、社会貢献など、幅広いプロジェクトに対応したタイプ。実績や成功事例が豊富で、ジャンルや規模、カテゴリを問わず利用できるのが特徴です。クラウドファンディング初心者や、どのサイトを利用すればいいか迷っている場合などにおすすめです。

その代表例が、累計プロジェクト数92,000件以上の「CAMPFIRE」。エンタメから飲食、スポーツ、まちづくり、社会課題・福祉まで幅広いカテゴリが用意されており、必要に応じてカテゴリ別のプロがサポートしてくれるので、初めてでもスムーズに進められます。

(2)新商品開発・マーケティングに強み

上記(1)のタイプ同様、幅広いジャンルに対応しつつも、とりわけ新たなサービスを展開したい場合に適したタイプ。新規顧客や新たな販路の獲得、PRなどのテストマーケティングや、リリース前にユーザーのフィードバックを受けたい場合にも利用できます。

たとえば「Makuake」は、国内未発売の新商品や、飲食店といったサービスの先行販売に特化したECプラットフォーム。新商品やサービスへの興味関心が高い900万人以上のユーザーを擁するのが強みです。また、すべてのプロジェクトにキュレーターが携わり、プロジェクトの準備から終了まで一気通貫でサポート。「応援クーポン」をはじめとした販促施策も充実しており、新たな販路の開拓や認知の拡大に寄与します。

(3)社会貢献性の高いプロジェクトに強み

地域活性化や社会問題解決など、社会貢献性の高い内容を扱うプロジェクトにおすすめ。リターンではなく、プロジェクトの内容や、プロジェクトにかける思いへの共感や応援でのサポートが集まります。そのためリターンに対価性がない寄付型のプロジェクトも珍しくありません。

中には「ForGood」のように、プロジェクト実行者の代わりに支援者が掲載手数料を支払うサービスも。実行者の掲載手数料を無料にすることで、社会を良くするアクションを応援する試みです。困った際は、各分野の専属キュレーターが、社会問題解決の視点を活かしてアドバイス。利用者の7割以上がクラウドファンディング初挑戦ながら、8割以上の実行者が目標金額を達成しています。

(4)クリエイティブなプロジェクトに強み

映画やアート、音楽、プロダクト製品など、クリエイティブ性の高いプロジェクトに強みを持つタイプ。多くのプロジェクトで、こだわりの製品や体験をリターンとしている点が特徴です。応援することで、先行して完成作品を見たり、支援者限定のプロダクトを入手したりと、単なる購入にとどまらない体験が得られます。

実行者を「プレゼンター」、支援者を「コレクター」と呼ぶ「MotionGallery」では、資金を募りたいアイデアをサイトの運営者とともにブラッシュアップした上で掲載する点がユニーク。アメリカ発のクラウドファンディングサービス「Indiegogo」との連携による日米同時掲載が可能で、世界を視野に入れた活動が可能です。

条件を満たした日本の職人やクリエイターのみがプロジェクト掲載できる「スタニングジャパン」は、ローリスクでの新商品開発にも利用されています。国内最大級のセレクトショップ「藤巻百貨店」のノウハウを活かし、バイヤーが長く売れ続けていく新商品の開発を企画から販売までサポート。プロジェクトによって実現したプロダクトは、藤巻百貨店で一般販売されることもあります。

 

クラウドファンディングサイトの手数料一覧

利用料として必要な手数料は、サイトによってタイミングも料金も異なります。以下に、サービスごとの手数料をまとめました。なお、こちらで紹介するサービスはすべて、掲載手数料は無料となっています。

幅広いプロジェクトに対応

サービス名 成功報酬(手数料) 特徴
CAMPFIRE 17%
※決済手数料5%を含む
ジャンル、規模を問わず、個人でも法人でも掲載可能。手数料が安価な特定ジャンル向けプランも用意している。All or Nothing型、All In型ともに対応。

新商品開発・マーケティングに強み

サービス名 成功報酬(手数料) 特徴
Makuake 20%
※決済手数料を含む
新商品・サービスの開発、顧客獲得、販路拡大に強みを持つ。All or Nothing型、All In型ともに対応。
うぶごえ 無料 支援者からのシステム利用料で運営され、実行者の負担はなし。支援者が購入金額に「心付け」を上乗せした場合、上乗せ金額に手数料はかからない。All or Nothing型、All In型ともに対応。
Kibidango 10% 運営会社がプロジェクトオーナーとして300件超の開催実績を持つ。「GREEN FUNDING」との同時開催で、より多くのユーザーにリーチ可能。All or Nothing型のみ。
GREEN FUNDING 「Standardプラン」は20%
※決済手数料を含む
CCC(TSUTAYA)グループのネットワークが強み。All or Nothing型のみ。
ENjiNE 要問い合わせ 日本経済新聞社運営の「未来ショッピング Powered by ENjiNE」との同時開催でビジネス感度の高いユーザーにアプローチ。掲載商品は公式ストアで販売できる。
All or Nothing型、All Inから選べる。

社会貢献性の高いプロジェクトに強み

サービス名 成功報酬(手数料) 特徴
READYFOR 14%
※決済手数料を含む
寄付型のプロジェクトに特化。メールサポート付きのベーシックプランと、オプションとして「サポートプラン」「コンサルティングプラン」を用意。All or Nothing型、All In型ともに対応。
ForGood 「じぶんプラン」は無料、「いっしょプラン」は7%(最低金額5万円) ソーシャルグッドなプロジェクトに特化し、支援者が掲載手数料を支払う。経験者におすすめの「じぶんプラン」、プロが伴走する「いっしょプラン」を用意。All In型のみ。

クリエイティブなプロジェクトに強み

サービス名 成功報酬(手数料) 特徴
MotionGallery 10%
※決済手数料5%を含む
クリエイティブなプロジェクトに特化。「コンセプトファンディング(All or Nothing)型」と、「プロダクションファンディング(All In)型」から選べる。
スタニングジャパン 25%
※決済手数料を含む
条件を満たした日本の職人、クリエイターに限定。セレクトショップ「藤巻百貨店」のサポートで、新商品開発に強みを持つ。All In型のみ。

 

クラウドファンディングサイトの比較ポイント

目的に合うクラウドファンディングサイトを選ぶためには、以下の3点も比較しましょう。

(1)プロジェクト成功率を高める仕組み

せっかく募集するのならば、成功してアイデアを実現したいもの。成功率を上げるためには、各サイトの特徴や、プロジェクトを成立させるための支援、仕組みを確認します。

まず注目しやすいのはユーザー数。「CAMPFIRE」は400万人の会員基盤を持ち、「Makuake」には3カ月間に900万人以上のユーザーがアクセスしています。会員数やアクセス数が多ければ、自然とマッチ度も高まるでしょう。

また、プロやキュレーターによるサポートが魅力のサイトを利用すれば、知識がなくても安心して商品開発や新規顧客の獲得に注力できます。セレクトショップ「藤巻百貨店」のバイヤーによるアドバイスが受けられる「スタニングジャパン」では、藤巻百貨店の購買データを利用可能。自社の強みを引き出してもらいながら、支援者の興味を引く、効果的な新商品開発が行えます。

(2)振込スケジュール

プロジェクト成立後、集まった資金を振り込むスケジュールはサイトによって異なります。プロジェクト実行に伴う振込期日が決まっている場合は、スケジュールも合わせて検討しましょう。

たとえば「うぶごえ」では、募集終了日の翌日を含む月の翌月末に振り込みが発生。「READYFOR」では、支援募集終了日の翌々月10日が通常のスケジュールですが、早期振込オプションを利用すると、支援募集終了日の翌週第3営業日に対応してくれます。

(3)対応するリターン形式

プロジェクトのリターン形式には、モノや体験を提供する購入型のほか、報酬を求めない寄付型、金銭をリターンとする投資型などがあります。サイトによって形式が異なるので、自分が提供したいリターンに対応しているかをチェックします。

幅広いカテゴリ、ジャンルのプロジェクトがそろう「CAMPFIRE」では、「購入型プロジェクト」と「寄付型プロジェクト」に対応。リターンは500円以上から設定可能ですが、後者の場合は寄付への謝意を表現したリターンを設定しなければなりません。

社会貢献性の高い寄付型プロジェクトが集まる「READYFOR」「ForGood」では、リターンは感謝のメールのみ、というケースも多数。一方で、クリエイティブなプロジェクトに特化した「MotionGallery」は購入型プロジェクトに限定しており、完全な寄付を求めるチャリティー活動や、投融資をメインとしたプロジェクトを禁止しています。

いずれのサイトもリターンに関する注意や規約を定めているので、掲載前に確認する必要があります。

ここからは4つのタイプ別に、おすすめのクラウドファンディングサイトをご紹介します。

 

おすすめのクラウドファンディングサイト(幅広いプロジェクトに対応するタイプ)

CAMPFIRE(Livefor株式会社)

CAMPFIRE公式Webサイト

(出所:CAMPFIRE公式Webサイト)

ジャンルや規模を問わず、誰でも簡単に掲載できるプラットフォーム。400万人の会員基盤と、92,000件のプロジェクトを支えたノウハウ、充実のサポート体制で、初心者でも安心して取り組める。10種類以上の豊富な決済手段、興味を支援につなげる自動通知機能、データを可視化するプロジェクト分析ツールなど、PRや集客に役立つ機能も便利。
プロジェクトの成立まで無料で利用できる上、プロジェクトが不成立の場合は手数料などが一切かからない完全成果報酬型を採用している。All or Nothing型、All In型ともに対応。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬17%

詳細はこちら

 

おすすめのクラウドファンディングサイト(新商品開発・マーケティングに強みを持つタイプ)

Makuake(株式会社マクアケ)

Makuake公式Webサイト

(出所:Makuake公式Webサイト)

新商品・サービスの販売に特化したECプラットフォーム。新商品・サービスへの興味関心が高い900万人以上のユーザーを持ち、新規の顧客や販路の獲得、今後の販売戦略につながるテストマーケティングを目的として利用するケースが多い。
ページやリターンの設計、プロモーションプランなどはキュレーターがサポートし、今までに応援購入金額1,000万円以上の案件を1,600件以上実現。月平均10,000件のメディア掲載を実現しているメディアリレーションを持ち、追加費用なしで商品・サービスが話題化しやすい仕組みを構築できる。All or Nothing型、All In型どちらにも対応している。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬20%

詳細はこちら

うぶごえ(うぶごえ株式会社)

うぶごえ公式Webサイト

(出所:うぶごえ公式Webサイト)

支援者(パートナー)が手数料をまかなうため、実行者は調達した金額の100%を受け取れるのが特徴。多重決済や在庫超過注文を防ぎ、複数のリターンを一度に購入できるカート機能、リターン購入時に手数料なしで任意の金額を上乗せできる心付け機能など、独自の機能がそろう。リターンごとに注文可能な期間を設定できる注文期間限定機能は、製品やグッズなどの生産スケジュールの都合で、早めに数量を確定させたい場合などに有効。
All or Nothing型、All In型のどちらにも対応している。

  • 料金:無料

詳細はこちら

Kibidango(きびだんご株式会社)

Kibidango公式Webサイト

(出所:Kibidango公式Webサイト)

安価な手数料と、8割を超えるプロジェクト成功率が強み。プロジェクトオーナーとして300件以上クラウドファンディングを開催した運営会社が、独自のノウハウでサポートする。クラウドファンディング業界初の取り組みとして、CCC(TSUTAYA)グループが運営する「GREEN FUNDING」(後述)とのクラウドファンディング同時開催を実現。両社の知見を活かしながら、より多くのユーザーにリーチできる。
プロジェクトの準備段階から広報に力を入れる「プロジェクトの種」など、プロジェクト成功率を上げる機能を搭載。クリエイティブ制作やプロモーションを一任できるオプションも用意している。All or Nothing型のみ対応。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬10%

詳細はこちら

GREEN FUNDING(株式会社ワンモア)

GREEN FUNDING公式Webサイト

(出所:GREEN FUNDING公式Webサイト)

「TSUTAYA」のCCCグループのネットワークを活用し、総合的なマーケティングを支援。TSUTAYA店舗などと連携し、クラウドファンディング中の体験展示や、クラウドファンディング後の販売、イベント・トークショーの開催などを行っている。国内メディア、海外のクラウドファンディングプラットフォームとの連携も魅力。プロジェクトの「掲載数」ではなく「成功率」を重視したサポートで、リピート率81%と経験者から高い支持を受ける。
初期費用不要で成功報酬20%の「Standardプラン」と、初期費用をかけて成功報酬を13%に抑える「Partnerプラン」から選べる。All or Nothing型限定。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬20%(Standardプランの場合)

詳細はこちら

ENjiNE(株式会社Relic)

ENjiNE公式Webサイト

(出所:ENjiNE公式Webサイト)

プロジェクト成功率80%以上、成功プロジェクトにおける平均調達金額約200万円と、高い水準を誇るサービス。LINEの公式パートナーとして、国内6,800万人以上のLINEユーザーにアプローチできる。サイトの公式ストアを持ち、掲載された商品を販売している。
日本経済新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「未来ショッピング Powered by ENjiNE」との同時開催も可能。経済に関心を持つビジネスパーソンや、ハイクラスで良質な消費者へのアピールが見込める。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬は要問い合わせ

詳細はこちら

 

おすすめのクラウドファンディングサイト(社会貢献性の高いプロジェクトに強みを持つタイプ)

READYFOR(READYFOR株式会社)

READYFOR公式Webサイト

(出所:READYFOR公式Webサイト)

寄付型プロジェクトに強みを持ち、神社仏閣や美術館・博物館、災害被害などを支援する掲載が多数。リターンに対価性がないプロジェクトを含む25,000件以上の豊富な成功事例をもとに、実行者をサポートする。
支援者情報管理機能や支援者からの応援コメント機能などがそろうプラットフォームに、メールサポートを備えたベーシックプランを用意。更にサポートが必要な場合は、「サポートプラン」と「コンサルティングプラン」から最適なプランを追加できる。All or Nothing型、All In型ともに対応。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬14%

詳細はこちら

ForGood(株式会社ボーダレス・ジャパン)

ForGood公式Webサイト

(出所:ForGood公式Webサイト)

社会課題解決に気軽に関われるクラウドファンディングを目指し、ソーシャルグッドなプロジェクトに特化。支援者が掲載手数料を支払うシステムと、All In型に限定した募集形式、社会問題解決に詳しいキュレーターのアドバイスで、社会を変えるアクションを支援する。
経験者におすすめの「じぶんプラン」と、プロのサポートが受けられる「いっしょプラン」の2種類の料金体系を提供。200人のボランティアによるSNSでの拡散サポートや、LINEのオープンチャットを使ったコミュニティ作りで、資金のみならず仲間も集めやすい。

  • 料金:無料〜(じぶんプランの場合)

詳細はこちら

 

おすすめのクラウドファンディングサイト(クリエイティブなプロジェクトに強みを持つタイプ)

MotionGallery(株式会社MotionGallery)

MotionGallery公式Webサイト

(出所:MotionGallery公式Webサイト)

映画、アート、音楽、写真、ゲーム、書籍など、クリエィティブな活動を支援。プロジェクトや作品のオーナーシップは100%プレゼンター(実行者)に属したまま、10%と安価な手数料で資金を調達できる。掲載前の審査の段階で、サイトの担当者とアイデアのブラッシュアップを行う点がユニーク。「Indiegogo」との連携により、日米同時掲載を実現。
All or Nothing型の「コンセプト・ファンディング」、All In型にあたる「プロダクション・ファンディング」の2形式を提供。前者はアイデア段階のプロジェクトに、後者はプロジェクトのスケールアップや、作品のクオリティを上げたいときに有効。寄付型、投資型のプロジェクトは掲載できない。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬10%

詳細はこちら

スタニングジャパン(株式会社caramo)

スタニングジャパン公式Webサイト

(出所:スタニングジャパン公式Webサイト)

条件を満たした日本の職人やクリエイターに特化。「日本」がテーマのセレクトショップ「藤巻百貨店」のノウハウを用い、日本製の新商品開発をサポートする。藤巻百貨店バイヤーによるアドバイスや、約10年にわたる藤巻百貨店の購買データを活用して戦略的な商品開発が行えるほか、商品企画から伴走してくれるオプションも用意している。
ユーザーは40〜60代の男性が多く、支援金額も30,000~50,000円と高め。思いを込めた上質なモノづくりをしたい実行者におすすめ。All In型のみに対応。

  • 料金:掲載は無料、成功報酬25%

詳細はこちら

 

まとめ

資金とファンを同時に集め、新商品開発や販路拡大にもつながるクラウドファンディングサイト。プラットフォームとしてプロジェクト実行者と支援者をつなぎ、以下の流れで支援を行います。
(1)プロジェクト掲載
(2)支援者による応援購入
(3)資金の移動
(4)リターンの提供

募集形式は「All or Nothing型」と「All In型」の2種類があり、実行者はプロジェクトの進捗状況などに応じて選択します。

主なクラウドファンディングサイトは、以下の4タイプに大別できます。
(1)幅広いプロジェクトに対応
(2)新商品開発・マーケティングに強み
(3)社会貢献性の高いプロジェクトに強み
(4)クリエイティブなプロジェクトに強み

多くのサイトで掲載料はかからず、プロジェクト成立時などに成功報酬として手数料が発生するケースが一般的です。中には支援者が手数料を支払い、実行者の負担を減らすサイトもあります。

ニーズに合わせてタイプを絞り込んだら、以下のポイントで最適なサイトを絞り込みます。
(1)プロジェクト成功率を高める仕組み
(2)振込スケジュール・テンプレートの充実度
(3)対応するリターン形式

クラウドファンディングサイトを活用することで、個人や法人、ジャンルやカテゴリを問わず、今までにない画期的なアイデアを手軽に世に送り出すことができます。サイトごとの強みや特徴をチェックし、魅力的なアピールを行うことでプロジェクトの成功率を上げ、自分だけのアイデアを実現しましょう。

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