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作業日報アプリ12選。建設業向けのおすすめをタイプ別に紹介

作業日報アプリ12選。建設業向けのおすすめをタイプ別に紹介

最終更新日:2024-10-16

作業日報をデジタル化し、作成や進捗管理を効率化したい建設業の方へ。建設業向けの作業日報アプリの概要やメリット(Excelとの違い)、主な機能、タイプと選び方、無料で使えるアプリを含む費用感とあわせて、おすすめのアプリを紹介します。

目次

建設業向けの作業日報アプリとは?

建設業向けの作業日報アプリとは、建設業において日々提出が求められる作業日報を、効率よく作成・管理できるアプリケーションです。

建設現場における作業日報とは、作業員がその日の作業内容や労働時間を記録し、チームメンバーもしくは上司に提出・報告するもの。管理者は日報をもとに作業員ごとの作業時間や作業内容を把握し、適切な労務管理を行います。

「働きすぎ」「働かなさすぎ」を防いで作業員のポテンシャルを上げながら、人件費などのコストをカットする上でも効果的。テレワークや働き方改革の促進とともに、近年ではコミュニケーションツールの一環としても注目されています。

従来は、紙やExcelを使った日報作成・提出と管理が一般的でした。しかし、記入に時間と手間がかかる、記入者によって内容の精度にばらつきがある、作業時間の集計が非効率的といった悩みも。

作業日報アプリを使って一連の業務をデジタル化することで、業務効率化、コスト削減、情報共有の促進などが実現できることから、導入する企業が増えています。

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Excelで作業日報を作る方法

建設業向けの作業日報アプリを紹介する前に、Excelによる日報作成の方法を確認し、アプリと比較します。

Excelでは既存の書式や関数を利用して、比較的容易に日報フォーマットを作成できます。小規模な現場や、Excelに慣れている作業員が多い現場では、選択肢の一つとして有効です。

作業日報に記載すべき項目に決まりはありませんが、一般的に以下のような項目が含まれています。Excelを使ってあらかじめテンプレート化しておけば、作成の手間を減らせるでしょう。

項目 内容
工事名・現場名 作業場所を明確にする。
日付・天気・気温 作業日、天候、気温を記録。天候は工事の進捗に影響を与える可能性があり、後から振り返る際に役立つ。
記入者名 日報の作成者名を明確にする。
作業員名 その日作業を行ったメンバー全員の名前を記載。
作業時間 作業開始時間、終了時間のほか、休憩時間や時間外労働時間も記載。
工種・作業内容 その日行った作業内容を具体的に記述。作業に対する作業時間を明確にする。
作業数量 各作業の実施数量を記録する。進捗状況を把握する上で重要。
使用機械 クレーンやトラックなど、使用した建設機械の機種名や稼働時間を記録。
資材の使用量 セメントや鉄筋など、使用した資材の種類と使用量を記録。
外注費 クレーン作業や鳶工事など、外注した作業の内容と費用を記録。
連絡事項・備考 翌日の作業予定や、問題点、気づいたことなどを自由に記載。

Excelテンプレートにより、作成・入力の労力は減らせますが、課題となるのが労働時間の集計や管理。また、紙やExcelでは、現場で発生した連絡事項の共有にも手間取ってしまいます。

 

建設業向けの作業日報アプリのメリット

アプリなら、Excel作成における課題を解消できます。ここでは、紙媒体やExcelに対するアプリのメリットを説明します。

(1)情報共有・進捗把握の効率化

モバイル対応や入力支援機能によって、スマホで素早く記入できるようになることに加え、リアルタイムでの情報共有や進捗把握が大きな利点です。

アプリを利用すれば、動画や写真の共有も容易。文字だけでは伝えにくい内容でも認識の齟齬がなく、正確な報告が可能です。同時に、無駄なやり取りがなくなるため、コミュニケーションの改善、ストレス低減にもつながります。

(2)データ管理の精度向上

プルダウンや選択ボタンの設定により、必要な項目を抜けもれなく報告できるようになります。

そのため、手間をかけずに、適正な労務管理(労働時間、休日出勤の把握)や正確な原価管理(資材使用量、機械稼働時間の記録)などが効率的に行えます。

紙媒体やExcelに比べ、迅速に精度の高いデータを収集できるのがアプリの利点です。原価や労働時間を分析して、次の現場ではより正確な見積もりやスケジュールを作成するなど、様々なシーンで役立てられ、コンプライアンス遵守やセキュリティの徹底にもつながります。

(3)コスト軽減

安定した場所やPCでの操作を必要とする紙やExcelに対して、場所や時間を問わず入力できるのもアプリのメリット。工事現場でも、移動時間などの隙間時間でも入力でき、作業員の負荷を減らせます。日報記入・報告のために残業する必要がなくなり、人件費削減を促進。同時に印刷費、保管スペースも削減できます。

上記に加え、2024年4月から時間外労働の上限規制も行われています。従業員の勤怠・労働状況を効率的に管理し、ローコストでスムーズに対応するためにも、アプリによるデジタル化はおすすめです。

 

建設業向けの作業日報アプリのタイプと選び方

建設業向けの作業日報アプリは、機能の対応範囲や強みによって以下の5タイプに分類できます。

(1)原価管理システム型

日報と合わせて、資材費、労務費、協業費などの原価や粗利も管理できるタイプ。作業日報から、経営に必要なデータまで管理したい場合に適しています。

その一例である「どっと原価シリーズ」は、原価内訳、労務、機械、作業報告(文章)の入力が1画面で完結。前日の日報の複写や、作業員・使⽤機械ごとに指定した期間分をまとめて⼊⼒できるなど、多岐にわたる項目の入力を効率化する機能が充実しています。見積作成からアフター管理まで、営業・工事担当者・経理が部署を超えてワンシステムに情報を集約することで、会社全体の業務管理を行えるようになります。

(2)出面管理システム型

工数や出面の管理もできるタイプ。勤務状況や現場の作業状況を正確に把握したい、現場の情報を集約したい、という声に応えます。

作業員や車両・資機材の手配から、⼯数・出⾯などの集計までを一元管理できるのが「日報365」です。作業手当の申請、元請会社へ提出する日報といった請求資料の作成・調製、協力会社への支払いや応援依頼など、煩雑なやりとりを効率化し、事務所と現場双方の負担を軽減。工数や出面などの集計がスムーズになり、作業員の手配もれや二重手配などのトラブル削減に役立ちます。

(3)日報アプリ型

自社の要件や必要な項目に合わせてカスタマイズできる、汎用的な日報ツール。SNS感覚で利用できるサービスが多く、手軽さを求める方や、シンプルに運用したい場合におすすめです。

「nanoty」の場合、ファイルや写真、YouTubeの動画を添付できる日報を個人用、コミュニティ用に投稿可能。「いいね」のほか、クリックひとつで感謝の気持ちを伝えられる「サンクスポイント」機能、カレンダー連携機能などでスムーズな運用を支援します。AI搭載も強みで、日報ダイジェスト機能では、日報総括に入力された日報本文をChatGPTが要約して箇条書きにし、所属部署別に一覧表示。1週間単位の活動をAIがレポート化する「活動レポート」など、オプションも豊富です。

「日報×SNS」の仕組みを取り入れた「gamba!」は、チームメンバー全体で日報を共有しあい、コメントや「いいね!」ができる点が特徴。日報に対して様々なフィードバックが届くことで作業員のモチベーションが上がり、成長につながります。わかりやすい構成と使いやすいUIで、デジタルに不慣れな人でも安心です。

(4)グループウェア型

業務効率化とコミュニケーションの円滑化、どちらにも有効なタイプ。ワークフローや承認機能、ファイル管理など多彩な機能を搭載し、コミュニケーションツールとしても役立ちます。

その代表例が、誰でも簡単に使える建設業向けコミュニケーションツール「Conne(コンネ)」。トークやリアクションでチーム力を高めつつ、スケジュールや案件、ファイルの管理を手軽に行えます。オプションのワークフロー機能を使えば、社内稟議の作成・承認がアプリから簡単にでき、承認状況がリアルタイムで確認可能です。

(5)帳票電子化システム型

従来通りのExcelの日報を活かしたい場合は、帳票作成ツールとも呼ばれるタイプがおすすめ。使い慣れた帳票をそのまま電子化したい、作業員に高齢者などが多く、デジタルツールが浸透しにくい環境である、といった場合にも有効です。

建設業向けの現場帳票電子化システム「i-Reporter(アイレポーター)」なら、Excelをはじめ紙帳票をそのまま電子帳票に置き換え可能。レイアウトが変わらないため、誰でも直感的に利用できます。運⽤開始後の帳票レイアウト変更、項⽬追加もExcelで簡単に行えます。

 

建設業向けの作業日報アプリの機能一覧

建設業向けの作業日報アプリの機能は、サービスやアプリのタイプによって異なります。オプションになる場合もありますが、多くのサービスで搭載されている主な機能は次の表の通りです。

機能 説明
作業日報作成・編集機能 現場情報、作業時間、作業内容、数量、使用機械、資材、外注費、連絡事項などを記録する機能。紙やExcelベースでの作成と比較し、入力の手間を大幅に削減します。
写真・動画共有機能 現場状況や作業内容を写真や動画でリアルタイムに記録・共有できます。検索機能、タグ付け機能がついたサービスも。
入力サポート機能 選択タブ、テンプレート、入力漏れ検知アラートなどで、ミスのない日報作成を支援。
集計機能 作業時間、労務費、原価、進捗状況などを集計できます。特に力を入れているのは(1)原価管理システム型、(2)出面管理システム型です。
報告書作成機能 集計されたデータから、進捗報告書や請求書などを自動作成できます。
勤怠管理機能 作業時間や休憩時間、時間外労働などを記録し、労務管理の効率化を実現します。超過労働アラートが設定できるサービスも。
外部連携 他社のソフトやサービスと連携し、データを一元化。
承認機能 日報や申請などの承認をアプリ上で完結できます。オプションで用意しているサービスも。
マスタデータ管理機能 現場情報、作業員情報、機械情報、資材情報などを一元管理できます。
振り返りレポート 一週間ごとなどに日報を振り返り、分析します。
カスタマイズ機能 独自の項目やフォーマットを追加できます。
台帳・帳票作成 複数のテンプレートをカスタマイズして台帳・帳票を作成。オリジナルの帳票も作れます。
コミュニケーション機能 社内や協力会社との間で、チャットや掲示板などを使って情報共有できます。「いいね」やコメントのリアクション、お気に入り機能など、モチベーションを上げる機能も多数。(3)日報アプリ型や(4)グループウェア型で特に力を入れています。
タスク管理機能 作業の依頼・進捗状況を管理できます。
工程管理機能 工事のスケジュールを管理できます。
経費精算機能 経費の申請・承認をアプリ上で完結できます。
GPS機能 作業員の現在地を把握できます。
AI機能 日報の自動作成や入力の支援を行います。
オフライン対応機能 ネットワーク環境が不安定な場所でも使用できます。

 

建設業向けの作業日報アプリの費用(無料あり)

アプリによって差はありますが、作業日報アプリは月額1,000〜10,000円程度で利用できます。ユーザー数ごとに料金がかかるアプリから、「○名まで××××円」といったユーザー数の決まりがあるプランまで多様です。

中には、充実した無料プランを用意したり、ユーザー数によってお得感が増したりするアプリも。ここからは、無料で利用できるアプリや、ユーザー数が増えるほどお得なサービス、1アカウント1,000円以下の安価なサービスをご紹介します。

無料で使えるサービス

作業日報管理ソフト「もうけ太郎」では、全機能を利用できる「プロ版」のほか、機能制限のある「無料版」「ライト版」「ミドル版」を提供。そのうち無料版では、作業日報入力、画面プレビューのみできる工事別明細表、登録数制限付きの基本情報、データの保存先を限定したデータベース機能が利用できます。工事日報のひな形が欲しい場合も、無料版フリーソフトをダウンロードすれば解決します。

「ミライ工事」では、利用人数1人、クラウド容量30MBまでのフリープランを用意。個人利用プランにはほかに「ベーシック」「プロフェッショナル」があり、フリープランではアプリでの写真の個別選択保存、Excel台帳の出力、Excelレイアウトのカスタマイズ、台帳文章の一括更新・検索置換、サポートといった点で制限があります。

「Conne」の場合、個人利用のための「パーソナル」、ユーザー数5名までのスタータープラン「フリー」の2種類が無料プランに該当。いずれもドライブ容量は5GBまでと制限があり、オプションのワークフロー機能の利用はできません。

いずれも無料で使うには制限・条件がありますが、試験的な導入や、個人での利用にはぴったり。無料プランを活用して、本格的な導入の前に使い心地を確かめてみるのも一手です。

人数が多いほどお得に使えるサービス

一律の月額料金で顧客管理、案件進捗管理などの豊富な機能が標準搭載された「サクミル」は、30人分で月額4,000円と、ユーザー数が30人に近いほどリーズナブルに。基本プランには30アカウント、300GBが含まれており、アカウント数や容量の増加によって追加料金が発生するシステムです。

アカウント数、データ容量、現場登録数に制限がなく、初期費用が無料の「現場ポケット」は、人数が多いほど一人当たりの料金がお得に。年間契約(月額10,800円)にすると、月額契約(月額12,000円)よりも1,000円以上安くなります。

1アカウント1,000円以下で使えるサービス

利用人数に応じて複数のプランを提供しているサービスもあります。

「nanoty」では、20名までの「SMALL」、50名までの「MEDIUM」、100名までの「LARGE」プランを用意。月額50,000円/社のLARGEプランの場合、一人当たりの料金は500円と安価で、10名単位でのアカウント追加が可能です。

「gamba!」は、5人以上は1ユーザー単位で、1カ月から利用できる手軽さが魅力。1ユーザーあたり月額980円の月額プランに対し、年額割引プランであれば月額816円と、使える機能は変わらないまま2カ月分お得になります。

ここからは5つのタイプ別に、おすすめの建設業向け作業日報アプリをご紹介します。

 

おすすめの建設業向けの作業日報アプリ(原価管理システム型)

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どっと原価シリーズ(株式会社建設ドットウェブ)

どっと原価シリーズ公式Webサイト

(出所:どっと原価シリーズ公式Webサイト)

拡張性の高さに強みを持つ、オプション式の原価管理システム。「日報管理オプション」を選択することで、原価内訳、労務、機械、作業報告(文章)が1画面で簡単に入力できる。ほか、主な機能として見積作成、予算管理、発注管理、原価集計、支払い管理を搭載。工事部門から経理部、経営者まで、幅広い層の業務に対応している。
クラウドタイプの「どっと原価3」、小規模企業向けの「どっと原価NEO LT」をはじめ、ニーズに合わせた製品を複数展開。自社仕様のカスタマイズもできるほか、財務会計ソフトなど他社のアプリやグループウェアと幅広く連携でき、運用しやすい。

  • 料金:月額13,000円/ライセンス〜(どっと原価3(ライト)の場合)

今すぐ資料をダウンロードする(無料)

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サクミル(株式会社プレックス)

サクミル公式Webサイト

(出所:サクミル公式Webサイト)

建設業における管理、事務、現場作業の効率化を実現するクラウドシステム。作業日報はもちろん、顧客管理、原価・粗利管理、写真台帳作成といった機能を標準搭載。簡単な操作で多角的な分析ができる点、スケジュール・作業日報と連動して見積・請求管理ができる点などが評価され、短期工事・多現場の企業から支持されている。
30アカウントで月額4,000円、初期費用・サポート料が無料と、リーズナブルな価格帯も魅力的。アカウント数・容量を増やしたい場合にのみ追加料金が発生する。

  • 料金:月額4,000円/30アカウント(300GB)まで

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もうけ太郎(アプリオン株式会社)

もうけ太郎公式Webサイト

(出所:もうけ太郎公式Webサイト)

現場日報から原価管理、工事台帳の作成、請求書の発行までカバーする現場作業日報ソフト。作業日報を入力するだけで、勤怠帳簿の作成、他社給与ソフトへの出勤データのエクスポート、建退共証紙申請書の発行、請求書の出力などが行える。工事台帳・粗利計算機能では、出来高(請求額)を入力するだけで工事原価と利益が計算でき、現場の進捗と請負残高も確認できる。
無料版を含む4つのバージョンを提供。無料版フリーソフトをダウンロードすれば、工事日報のひな形が利用できる。

  • 料金:要問い合わせ ※無料版あり

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おすすめの建設業向けの作業日報アプリ(出面管理システム型)

日報365(株式会社オーク情報システム)

日報365公式Webサイト

(出所:日報365公式Webサイト)

車両や資機材の手配が簡単に行えるクラウド型システム。出面・工数入力はプルダウンで選択できるため、入力もれや手入力によるミスを防げる。スマホ上で手書きサインした作業日報や応援証明書はメール送信が可能なほか、オプションで翌日の手配希望などの提出もできる。オリジナル帳票の作成も簡単。
PCやタブレット、スマホから日報を記入し、メール送信するだけのシンプルな仕組みで、サーバー構築などの手間も初期導入費用もかからない。日報の提出や集計といった業務の効率化に適している。

  • 料金:要問い合わせ

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現場ポケット(株式会社アステックペイント)

現場ポケット公式Webサイト

(出所:現場ポケット公式Webサイト)

現場関係者の使いやすさにこだわった現場管理アプリ。シンプルな機能に絞ることでコストを抑え、登録者数は35万人を超える。
報告書や日報の作成機能のほか、アルバム、トーク、工程管理機能を備える。工程管理機能では各工程の進捗や担当者、施工期間をリアルタイムで確認でき、現場間の工期調整や職人の手配も容易。テンプレートやワンタッチでの入力、タグ付けといったサポート機能で作成・入力の手間を減らし、報告書の作成時間が1/2に減った例も。初期費用不要の月額制で、アカウント数、データ容量、現場登録数に制限がないため、人数や現場数が多い企業におすすめ。

  • 料金:月額11,880円(年払いの場合)、初期費用なし

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i勤怠@工事日報(ワンダフルフライ株式会社)

i勤怠@工事日報公式Webサイト

(出所:i勤怠@工事日報公式Webサイト)

インストール不要で、場所や時間を問わずに使えるクラウド型の工事日報兼勤怠管理サービス。勤怠・日報・経費から、現場を離れる際の「中抜け時間」まで管理し、勤務状況、経費利用額をリアルタイムに把握できる。申請や通知は自動メールで送信可能。
勤怠と日報機能に特化した「i勤怠」や、機能強化に向けた開発支援、セキュリティ環境の構築などの有償オプションも提供。今後は現場別、人別利用状況のレポート分析や、保有車輌・重機の利用、使用材料、外注時間の集計機能を搭載予定となっている。

  • 料金:要問い合わせ

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ミライ工事(株式会社ミライ工事)

ミライ工事アプリ公式Webサイト

(出所:ミライ工事公式Webサイト)

工事写真台帳の作成に強みを持つ工事写真アプリ。スマホの簡単操作によるスピーディーな撮影後、台帳の編集、出力までがワンクリックで完結する。一度作成した台帳はテンプレート化でき、チームでひな形を共有すれば効率的かつ統一性のある作業が実現。自社フォーマットのExcel工事台帳も作成できる。
クレジットカード決済の個人プラン(無料プランあり)と、5人以上からの法人契約プラン2種を用意。法人契約プランでは、トークや招待機能といった豊富な機能を利用できるほか、管理サポートやバックアップ、セキュリティ機能も充実している。

  • 料金:月額2,500円/人(5人以上からの通常法人プランの場合)、初期費用なし ※無料プランあり

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kintone 建設作業日報パック(サイボウズ株式会社)

kintone 建設作業日報パック公式Webサイト

(出所:kintone 建設作業日報パック公式Webサイト)

ノーコードによる業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」の、設備業向けに特化したアプリパック。パック内容には「建設作業日報」「作業員名簿」「現場マスタ」が含まれ、日報記入、労務管理、現場情報・作業員情報の一元管理を実現する。
プログラミングの知識が不要で、自社環境に適応したアプリが構築できるのが利点。「建設工事日報パック」「外注先管理パック」「設備業人材管理」といったほかのアプリと組み合わせて、柔軟に運用できる。ディスク容量が1ユーザーにつき5GBのため、少量のデータ管理から始めたい場合におすすめ。

  • 料金:月額1,000円/ユーザー〜(10ユーザーからのライトコースの場合)

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おすすめの建設業向けの作業日報アプリ(日報アプリ型)

nanoty(株式会社サンロフト)

nanoty公式Webサイト

(出所:nanoty公式Webサイト)

AIと多彩な機能で、継続的な運用を支援する日報システム。入力項目を自由にアレンジできる日報に、「いいね!」やコメント、テンプレート、気になった社員の日報をお気に入り追加するなどのサポート機能を備える。コミュニティ記事投稿などもでき、コミュニケーションツールとして利用することで組織力を底上げ。ChatGPTとの連携にも対応する。
集計機能にも力を入れており、作業工数だけでも案件別、案件と作業別、担当者、クロス集計など細かく設定できる。アルコールチェック、Redmine連携など、オプションも多岐にわたる。LARGEプランであれば、1ユーザーあたり月額500円とリーズナブルな価格設定もポイント。

  • 料金:月額12,000円/社〜(20名までのSMALLプランの場合)

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gamba!(株式会社gamba)

gamba!公式Webサイト

(出所:gamba!公式Webサイト)

社内コミュニケーションを促進するSNSライクな日報アプリ。誰でもどこでも使いやすいシンプルなUIと、ドロップダウンで簡単かつ無制限に作成できるテンプレートで、スムーズな情報共有を実現する。
GoogleやOutlookのカレンダーとの連携、AIによる日報レビュー機能など、作業員の負担を減らす機能もそろう。無制限に添付できる画像や動画は検索も簡単で、現場の竣工写真などの記録に役立つ。リアルタイムでの情報共有により誤解や記憶の不一致を削減したい場合や、コミュニケーションの量を増やして職場の雰囲気を改善したい場合にも効果的。

  • 料金:月額980円/ユーザー

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おすすめの建設業向けの作業日報アプリ(グループウェア型)

Conne(株式会社 現場サポート)

Conne公式Webサイト

(出所:Conne公式Webサイト)

マニュアル不要の直感的な使い心地にこだわった、建設業向けのコミュニケーションツール。メッセージの投稿とリアクション、ファイル管理、スケジュール管理など、シンプルながら必要な機能がそろう。PC、スマホ、タブレットに対応し、チャット用として専用のスマホアプリも提供している。
大容量ドライブを有し、CADデータなどもファイル形式を問わずに保存可能。Conneのユーザー同士であれば、社外のメンバーでもつながれる。オプションとして、ワークフロー機能を用意。
個人向けの「パーソナル」プランおよび5名までの「フリー」プランでは、いずれもデータ容量5GBまで無料で利用できる。

  • 料金:月額10,000円/20名まで〜(梅プランの場合) ※無料プランあり

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おすすめの建設業向けの作業日報アプリ(帳票電子化システム型)

i-Reporter(株式会社シムトップス)

i-Reporter公式Webサイト

(出所:i-Reporter公式Webサイト)

製造業や建設・建築業から特に評価され、4,000社以上が導入している現場帳票電子化システム。Excelをはじめ、図面や写真、PDFなどのドキュメントや作業指示を電子化し、タブレットなどの端末1つで管理。図面や資料への書き込みも電子化でき、メモも自由に手書きできる。オフラインでも使用できるため、山奥などインターネット環境のない現場でもデータが保持される。
写真や入力項目の抜けもれアラート、作業記録時の入力順番設定といった機能も搭載。帳票作成のルールを標準化することで、どんな現場でも一定の品質を保った日報を作成できるようになる。

  • 料金:要問い合わせ

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まとめ

建設業における作業日報の作成・管理を効率化し、作業進捗の可視化、スムーズな労務・進捗管理にもつながる作業日報アプリ。紙やExcelでの作成・管理に比べて、「情報共有・進捗把握の効率化」「データ管理の精度向上」「コスト軽減」といったメリットがあります。

建設業向けの作業日報アプリは、以下の5タイプに大別できます。

(1)原価管理システム型
(2)出面管理システム型
(3)日報アプリ型
(4)グループウェア型
(5)帳票電子化システム型

タイプやサービスによって異なりますが、主として「作業日報作成・編集」「入力サポート」「写真・動画共有」「集計」といった機能を搭載しています。

多くのアプリは月額1,000〜10,000円程度で利用可能。無料プランが充実しているサービス、人数が多いほどお得に使えるサービス、1アカウント1,000円以下で使えるサービスも多くあり、試験的な利用にも適しています。

作業日報の作成から管理までをデジタル化することで、作業員・管理者双方の手間とストレスを軽減できます。ローコストで手軽に利用できるサービスも活用しながら、自社に適したアプリを検討してみてください。

作業日報アプリをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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