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クラウド契約書作成ツール13選!タイプ別におすすめサービスを紹介

クラウド契約書作成ツール13選!タイプ別におすすめサービスを紹介

最終更新日:2024-11-14

電子契約だけでなく、「契約書の作成」から「契約書の管理(プロセス管理・保管)」までの業務も改善したい方へ。目的ごとに、効率化に役立つおすすめのクラウド契約書作成ツールをご紹介します。

目次

クラウド契約書作成ツールで効率化できること

クラウド契約書作成ツールを導入することで、契約書の作成から管理まで、一連の契約書業務を効率化することができます。

契約業務の電子化というと、電子文書に電子署名をして契約を締結する「電子契約サービス」を思い浮かべますが、それだけではありません。契約書業務は大きく分けると「作成」「締結」「管理」の3つのフェーズに分けられ、それぞれに電子化するメリットがあります。

① 契約書の作成
  • テンプレートや条文アシストなどによる作成効率化
  • AIによるリスク検知 など
② 契約書の締結
  • 印紙税・送料などのコスト削減
  • 時間の短縮
  • コンプライアンス強化 など
③ 契約書の管理
  • 契約書の確認・修正業務の効率化
  • 保管場所の確保にかかるコスト削減
  • 検索性の向上
  • 更新期限切れの防止 など

中には契約書業務全般に対応したサービスもありますが、多くのサービスは上記の3フェーズのいずれかに強みを持っています。どのタイプに当てはまるかによって搭載機能が異なるため、導入を検討する際には「どこから、どこまでを電子化するか」「どこにフォーカスするか」を検討する必要があります。

本記事では「①契約書の作成」「③契約書の管理」を中心に解説していきます。「②契約書の締結」の詳細は、「電子契約サービスの本格導入の方法。対象範囲や注意点は?」をご覧ください。

クラウド契約書作成ツールのおすすめ

クラウド契約書作成ツールのタイプ別のおすすめは、次の通りです。

【作成支援に強み】
「LegalForce」「全社を支える法務OS『OLGA』」「LeCHECK」「LAWGUE」

【文書管理に強み】
「LegalForceキャビネ」「MyQuick」「PATPOST」「楽々Document Plus」

【保管に強み】
「WAN-Sign」「クラウドサインSCAN」

【プロセス管理に強み】
「ContractS CLM」「freeeサイン」「マネーフォワード クラウド契約」

【電子契約に強み】
電子契約システム比較15選!図解とタイプ分けで選び方を解説」で紹介

記事後半では、各サービスについて詳しく紹介しています。「すぐにツール選定をしたい」という方は、おすすめのクラウド契約書作成ツールからご覧ください。

「何を選べばよいかわからない」という方は、記事をそのまま読み進めてください。クラウド契約書作成ツールの機能面について、わかりやすく紹介していきます。

クラウド契約書作成ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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クラウドの作成支援機能とは?

まず、契約書の作成支援機能として、主に以下の3つが上げられます。これらの機能を利用すれば、オリジナルの契約書を迅速に作成することができます。

契約書のテンプレート利用

契約書と一口に言っても、売買契約書、雇用契約書、秘密保持契約書、業務委託契約書など、契約累計によって様々。契約ごとに作成すると時間と手間がかかります。しかし、インターネット上のテンプレートやひな形では、内容に不備があったり、それが原因で不利益を被ったりする恐れがあるでしょう。

クラウド契約書作成ツールなら、様々なテンプレートが標準搭載されており、必要な情報をフォームに入力するだけで、適切な契約書を作成できます。

たとえば「LegalForce」なら、実際の法律事務所が作成する書式・ひな形1,400点以上を搭載しています。

AIによるリスク検知

「取引に潜んでいる契約リスク」をチェックしたり、「関連する法律や判例」をリサーチしたりするのにも、膨大な工数がかかってしまいます。しかし、AIによるリスク検知機能を使えば、契約書に潜む「不利な条文」「欠落条項」「抜け漏れ」などのリスクを即座に洗い出せます。

たとえば「全社を支える法務OS『OLGA』」は、リスク単語や不足単語、不足条文をAIが検知。更に、クラウド上に自社ナレッジを蓄積して、一般基準・自社基準の両面からリスクを検知することもできます。

条文例の検索・表示

修正に必要な「過去の契約書」「条文例」など参考資料を表示する機能。検知されたリスクに対して、「どう修正すべきか」がすぐわかります。

たとえば「LAWGUE」は、自社文書との比較によるリスク検知や欠落条項の自動検出が可能です。独自の特許技術である、契約書類型を問わない条項単位の欠落条項のサジェスト機能を提供しています。

また、グローバルな取引に伴う英語での契約締結の機会が多い場合には、「LeCHECK」のような、英文契約書チェック機能を備えたサービスがおすすめです。英文契約書をアップロードすると、リスク箇所について、海外取引専門弁護士監修による解説文と、英文での修正文案を提示してくれます。

 

クラウドの契約書管理機能とは?

クラウド契約書作成ツールの管理機能は、次の3つに大別できます。

①契約締結までに行われる契約書の確認・修正業務の「プロセス管理」
②契約書の保管を効率化する「保管」
③契約内容の確認や、将来の契約更新、締結後の不履行に備える「文書管理」

以下、順番に説明していきます。

① 契約までのプロセス管理

クラウドによる契約プロセス管理機能を利用すれば、「どの順番で・誰に・承認をもらえばいいのか」をわかりやすく管理することが可能です。

契約書は一度締結されると簡単に内容を変更できないため、複数の稟議や承認を経る必要があります。社内外の多くの関係者や部署が関わって確認するため、締結までに時間がかかることも。とはいえ、修正作業に時間をかけすぎると、ビジネスチャンスを逃しかねません。

契約プロセス管理機能を利用すれば、契約書ごとに確認が必要な関係者や部署に絞って承認フローを設定することが可能。「社内承認必要なし」「該当部署の誰か1名承認」などカスタマイズすることで、スムーズに契約締結まで進められます。

たとえば、「ContractS CLM」は、プロジェクトごとに関係者を設定し、全体フローの把握・進捗確認・履歴などを、関係者間で共有可能。リアルタイムで「誰がどのフェーズにいて、これから何をする必要があるのか」を管理できます。

また、「マネーフォワード クラウド契約」のように、契約書のバージョン管理や証跡記録に対応するサービスも。承認者や申請履歴といった契約経緯を確認できるため、不正文書の作成や無断締結防止にも役立ちます。

② 契約書の保管(書面も含む)

続いて、契約締結後に、契約書の保管を支援する機能について解説します。契約の締結期間中、企業は契約書を随時確認・共有できるように適切に保管しておく必要があります。

クラウド契約書作成ツールの保管機能を利用すれば、書類の保管場所にかかるコストが必要なくなるほか、アクセス制限による安全なデータ共有が実現できます。そのため、情報漏洩や紛失のリスクを回避しつつ、適切にデータを活用できるように。既存の書面の契約書も、スキャンすればデータとして活用可能です。

中には「WAN-Sign」のように、書面の契約書を倉庫で保管するサービスや、「クラウドサインSCAN」のようにスキャンやデータ入力を代行してくれるサービスも。社外に持ちだせない機密書類は、出張スキャンなどのサービスで対応してもらえます。

③ 文書管理(検索・更新期限通知)

文書管理機能を使えば、契約書の検索・活用が可能になります。「新たな契約書を作るための参考にしたい」「条例や法令が改正されたので作り直さなければならない」「期限が迫ってきたので契約更新したい」など、様々な理由で特定の契約書を探さなければいけない場合に、この機能が役立ちます。

クラウド上で管理されている契約書であれば、契約書の締結日や担当部署名といった条件から簡単に探し出すことができます。また、契約の更新日や終了日が近づいた際に、管理者にメールで自動通知してくれるアラート機能を搭載したサービスも。

たとえば「MyQuick」は、文書の分類や種別、年度や日付、部門や担当者、数値といった、様々な条件から素早く目的の文書を検索できます。「PATPOST」や「楽々Document Plus」は、契約書以外の一般オフィス文書・ISO文書の管理、ペーパーレス化など、幅広い用途での利用を検討している場合におすすめです。

 

おすすめのクラウド契約書作成ツール(作成支援)

契約書の作成支援機能に強みを持つクラウド契約書作成ツールをご紹介します。

サービス名 特徴 料金
LegalForce 法律事務所が作成する1,400点以上の書式・ひな形を搭載。キーワード入力による条文検索やAIによるリスク検知が可能。 要問い合わせ
全社を支える法務OS「OLGA」 AIが一般基準と自社基準の両面からリスクを検知。標準提供のレビュー可能契約類型は300種以上。 要問い合わせ
LeCHECK AIと弁護士チームが、和文・英文契約書のリスクを自動検知し代替案を提示。自社の立場に有利な契約書ひな型を利用可能。 要問い合わせ
LAWGUE 特許技術を用いた条項単位での欠落条項のサジェスト機能が特徴。オンラインエディタによる自動補正機能で無駄な作業を削減。 要問い合わせ

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LegalForce(株式会社LegalOn Technologies)

LegalForce_公式Webサイト

(出所:LegalForce公式Webサイト)

専任の弁護士が監修を行っているAI契約審査プラットフォーム。実際の法律事務所が作成する書式・ひな形1,400点以上を搭載している。キーワードを入力するだけで、ひな型や過去の契約書から欲しい条文を瞬時に検索できるほか、契約書作成時には「不利な条文」「欠落条項」「抜け漏れ」などのリスクも AI が即座に洗い出す。参考となる条文例や解説も瞬時に表示してくれるため、修正の手間もかからない。
導入後には専任担当がつき、不明点はチャットでいつでも相談できるなど、サポートサービスが充実。業種・組織規模を問わず、3,500を超える企業の法務部や法律事務所で導入されている。

  • 料金:要問い合わせ

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詳細はこちら(インタビューあり)

全社を支える法務OS「OLGA」(GVA TECH株式会社)

全社を支える法務OS「OLGA」公式Webサイト

(出所:全社を支える法務OS「OLGA」公式Webサイト)

全社的に法務プロセスを最適化するAIソリューション。4つのモジュールから構成され、法務部・各事業部の垣根なく、企業の法務に関するあらゆるデータの一元化が可能。「AI契約レビュー」では、契約書の作成・修正段階で不備や抜け漏れ、見落としなどをAIが瞬時に検出。一般基準・自社基準の両面からリスクチェックが可能だ。過去の契約書や契約審査マニュアルを参照して、イレギュラー対応の有無などを反映しながら臨機応変に対応できるのも心強い。
形式チェック機能も搭載し、表記ゆれや条番号のずれを自動検知して一括修正が可能。WordとPDFなど文書間の差分チェックにも対応し、契約書作成を効率化する。

  • 料金:要問い合わせ

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詳細はこちら

LeCHECK(株式会社リセ)

LeCHECK公式Webサイト

(出所:LeCHECK公式Webサイト)

契約書の作成・チェック・翻訳・管理までオールインワンで提供する、契約書レビューAIクラウド。契約書ファイルをアップロードするだけで、AIが不利な条項や抜け漏れといった取引リスクとなりえる部分を、自動的かつ機械的に指摘して代替案を提示する。英文契約書に関しても、海外取引特有のリスクを含めたチェックができる。各分野の専門弁護士や英語をネイティブとする弁護士など、30名以上の弁護士チームが監修しているという強みも。
そのほか、締結済み契約書をクラウド上で安全に保管・管理でき、更新期限をアラートしてくれる「キャビネット機能」や、自社の立場に有利な契約書ひな型を利用できる「作成支援機能」など、契約業務の効率化をサポートする機能も充実している。状況や利用目的に合わせて、最適なプランを提案してくれるのも魅力だ。

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LAWGUE(FRAIM株式会社)

LAWGUE公式Webサイト

(出所:LAWGUE公式Webサイト)

契約書・規程・開示文書など構造文書作成業務を効率化する、クラウド型のAI契約書レビューサービス。独自の特許技術となる、契約書類型を問わない条項単位の欠落条項のサジェスト機能を提供している。独自のオンラインエディタによるインデントやナンバリングの自動追従など、従来のオフィスソフトで発生しがちな無駄な作業を削減できる機能も搭載。
条項や文字単位でコメントができるため、Wordを添付したメールでのやり取りも不要に。ドラフト・レビュー・文書編集の流れをワンシステムで管理することで、自社ナレッジのデータベースを構築できる。
契約書だけでなく、規程類や仕様書、特許文書やIR文書、議事録、プレスリリースの文案作成にも対応しているため、幅広い業務で活用できる。

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おすすめのクラウド契約書作成ツール(文書管理・保管・プロセス管理)

契約書の管理に強みを持つサービスを、「文書管理系」と「保管系」「プロセス管理系」の3タイプに分けてご紹介します。

「文書管理系」

サービス名 特徴 料金
LegalForceキャビネ 契約書のPDFデータをアップロードするだけで、AIが自動で情報抽出・データベース化。電子契約システムとの連携も可能。 要問い合わせ
MyQuick ユーザー数無制限で利用可能。AIによる情報抽出、様々な条件によるアラート通知、電子契約サービスとの連携などが特徴。 月額70,000円、初期費用30万円(スタンダードプラン)
PATPOST 月額980円/IDで利用可能。高精度AI-OCRで様々な文書をテキスト化し、自動で情報抽出。キャビネット共有機能で社内外との連携も。 月額980円/ID(3IDから契約可能)
楽々Document Plus 契約書以外にも、オフィス文書・ISO文書の管理など幅広い用途で利用可能。自社でルールやワークフローを設計・構築できる。 月額90,000円(100ユーザー)

「保管系」

サービス名 特徴 料金
WAN-Sign 書面契約書のスキャン代行や原本保管など、機密書類の管理に強みを持つ。電子化された書面契約書は検索・更新などが可能。 月額10,000円/5,000件(電子データ管理料)+100円/件(認印版で電子契約)+300円/件(実印版で締結)
クラウドサインSCAN 紙の書類の電子化、情報入力、データインポートを代行。スキャン後の契約書は倉庫に預けることも可能。 月額28,000円(Corporateプラン)

「プロセス管理系」

サービス名 特徴 料金
ContractS CLM 契約書ごとに最適なワークフローを設定可能。テンプレートへの入力、承認フロー設定、締結方法の選択など、契約業務全般を効率化。 要問い合わせ
freeeサイン テンプレート登録、ワークフロー設定、クラウド上での契約書保管・検索・更新期限通知など、契約業務全般に対応。UIが見やすく、サポートも充実。 月額29,800円(Standardプラン)
マネーフォワード クラウド契約 契約書の作成・申請・締結・保存・管理まで完結できる。ワークフロー機能、証跡保管、バージョン管理など、内部統制強化の機能も充実。 要問い合わせ

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<文書管理系>

LegalForceキャビネ(株式会社LegalOn Technologies)

LegalForceキャビネ_公式Webサイト

(出所:LegalForceキャビネ公式Webサイト)

締結済みの契約書のPDFデータを「放り込むだけ」で契約書管理ができるクラウド契約書管理システム。AI契約審査プラットフォーム 「LegalForce」の運営会社LegalOn Technologiesが、 「すべての契約リスクを制御可能にする」というコンセプトで開発。
締結済みの契約書のPDFデータをアップロードするだけで、契約締結日、契約当事者名といった情報を自動で抽出し、検索可能なデータベースを作成。閲覧権限を設定できるので、全社単位での運用も可能だ。また、電子契約システムの「クラウドサイン」や「電子印鑑GMOサイン」との連携にも対応。電子文書の案件情報(契約書情報)をLegalForceキャビネ上へシームレスに同期し、AIによる自動読み取り・整理ができる。

  • 料金:要問い合わせ

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詳細はこちら(インタビューあり)

MyQuick(インフォコム株式会社)

MyQuick公式Webサイト

(出所:MyQuick公式Webサイト)

ユーザー数無制限で利用できる契約書管理システム。約30年の販売実績を持ち、業界・業種を問わず国内900以上の団体で利用されている。
電子文書の保存から記録・証跡の管理、ノウハウやナレッジの共有まで、幅広い用途に対応。WordやPDFファイルから、タイトル・相手先・契約開始日・契約終了日をAIが抽出し、システムへ自動で入力する。初期値の設定もできるので、管理台帳作成時の入力の手間を大きく削減できる。
「契約期限の30日前」「作成から1年経過」「電子ファイルが保管されていない」など、様々な条件でアラート通知の設定ができるので、作業漏れの防止に役立つ。クラウドサイン、GMOサイン、ドキュサインなどの電子契約サービスとの連携により、ペーパーレスな契約管理の実現も可能。

  • 料金:月額70,000円、初期費用30万円(スタンダードプランの場合) ※その他、オプション費用あり

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PATPOST(オリックス株式会社)

PATPOST公式Webサイト

(出所:PATPOST公式Webサイト)

オリックスが提供するオンライン文書管理ストレージサービス。月額980円/IDの低コストで使用でき、改正電子帳簿保存法にも対応。高精度AI-OCRで契約書はもちろん、見積書、発注書、請求書、領収書などのあらゆる文書を全ページテキスト化することが可能。「取引先」「取引年月日」「取引金額」などの項目抽出を自動で行うので、入力の手間もなし。キーワード検索で目的の帳票・書類を簡単に探し出すことができる。
そのほか、キャビネット共有機能を使用すれば、自社のファイルを簡単に税理士や社内外のユーザーと連携することも可能。帳票のスムーズなやり取りを実現する。

  • 料金:月額980円/ID(3IDから契約可能)

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楽々Document Plus(住友電工情報システム株式会社)

楽々Document Plus公式Webサイト

(出所:楽々Document Plus公式Webサイト)

契約書以外にも、一般のオフィス文書・ISO文書の管理、ペーパーレス化、電帳法への対応など、幅広い用途に利用できる文書管理システム。作成日や契約先といった属性情報を付与したり、複数のファイルを関連付けて管理したり、承認フローを変更したりと、自社で自由にルールやワークフローを設計・構築できる、使い勝手の良さが魅力。
ファイルアクセス管理や印刷・ダウンロードなどの持ち出し制御など、情報漏えい対策も万全。出張先や自宅など場所・端末を選ばず利用できるため、テレワークの推進にもつながる。導入実績は900社以上。様々な業種・用途で利用されている。

  • 料金:月額90,000円(100ユーザー)※100ユーザー~の提供

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<保管系>

WAN-Sign(株式会社NXワンビシアーカイブズ)

WAN-Sign公式Webサイト

(出所:WAN-Sign公式Webサイト)

金融・医療・製薬業など約4,000社で導入されている、機密書類の管理に強みを持つ電子契約サービス。特徴はNXグループという物流(倉庫)サービスのノウハウを活かして「書面契約」まで一元管理できるところ。紙の契約書のスキャン代行や、原本書類の保管といったサービスを提供。スキャン・電子化した書面契約書は、電子契約システム上で検索をかけたり、更新したりと、一括管理・運用できるようになる。
「どうしても書面で残しておきたい」、もしくは「これまでに締結・保管した膨大な量の契約書も有効活用していきたい」と考えている場合に有用。

  • 料金:月額10,000円/5,000件(電子データ管理料)+100円/件(認印版で電子契約)+300円/件(実印版で締結)

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クラウドサインSCAN(弁護士ドットコム株式会社)

クラウドサインSCAN公式Webサイト

(出所:クラウドサインSCAN公式Webサイト)

利用実績250万社以上を誇る電子契約サービス「クラウドサイン」の、スキャンに特化したオプションサービス。紙の書類の電子化に必要なスキャンはもちろん、契約日などの書類情報の入力、データのインポートまですべて代行してくれる。スキャン後の契約書は倉庫に預けることもできる。持ち出しのできない書類については、「出張スキャン」「定期的スキャン」で対応する。
その後、更新日や終了日が近づいたら管理者に自動でメールが送られる「アラート機能」が搭載されるので、管理の効率化にも役立つ。契約書だけでなく、発注書・請求書・納品書・検収書・請求書・領収書などの保管・管理が可能。

  • 料金:月額28,000円(Corporateプランの場合)

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<プロセス管理系>

ContractS CLM(ContractS株式会社)

ContractS CLM公式Webサイト

(出所:ContractS CLM公式Webサイト)

契約書の作成から承認・締結・管理まで、契約業務を一元管理できるクラウド型契約管理システム。契約ごとに自社に最適なワークフローを設定すれば、業務全体の生産性向上が見込める。まず事前にテンプレートを登録しておけば、フォームを埋めていくだけで誰でもミスなく契約書を作成でき、次に「誰の承認を得れば良いか」承認フローを複数選んで設定するだけなので手間もかからない。
締結段階でも、相手の要望に合わせて「メール、URL、紙」といった締結方法から選択することができる。「検索機能」「通知機能(更新期限・契約の失効など)」がついているため、管理も適切に行える。

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freeeサイン(freeeサイン株式会社)

freeeサイン公式Webサイト

(出所:freeeサイン公式Webサイト)

契約書の作成・承認・締結から管理まで、あらゆる契約業務にワンストップで対応できるクラウドサービス。よく使う契約書をテンプレート登録しておけば、必要項目を入力するだけですばやく新規作成が可能に。また、効率的なワークフローを契約書ごとに設定して、作成依頼からレビュー・承認までをクラウド上で完結できるため、テレワークにも適している。そして、締結した契約書はクラウド上で安全に保管。必要な契約書はすぐに検索でき、更新期限が近づいたらアラートで通知する。過去の契約書もPDF化すれば一元管理できるように。
見やすいUIで導入後のサポートも充実しているため、専任の法務・システム担当がいない場合も安心して利用可能。

  • 料金:月額29,800円/10アカウント(Standardプランの場合)

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マネーフォワード クラウド契約(株式会社マネーフォワード)

マネーフォワード クラウド契約公式Webサイト

(出所:マネーフォワード クラウド契約公式Webサイト)

マネーフォワード社提供の導入実績15万社以上を誇る電子契約・契約管理サービス。契約書の作成・申請・締結・保存・管理まで契約業務を完結できる。ワークフロー機能を標準搭載し、追加料金なしで証跡保管が可能。承認者や申請履歴などの契約経緯を記録を通して、リアルタイムで証跡を可視化できる。契約書のバージョン管理もできるため、不正防止にも役立つ。「複数人のうち誰か1名承認」など、契約ごとに承認ルートを柔軟にカスタマイズできるため、審査内容にあわせて契約プロセスをスマートにできるのもポイントだ。
紙の契約書や他社電子契約サービスから受領した電子契約データなど、あらゆる契約書の一元管理が可能。電子契約データは締結完了時に自動取込みできるため、手動での保管作業の手間も削減できる。

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おすすめのクラウド契約書作成ツール(電子契約)

電子契約機能をメインに、前述した契約書の作成支援、プロセス管理・保管・文書管理まで、様々な機能に対応したシステム・サービスがあります。

詳しくは「電子契約システム比較15選!図解とタイプ分けで選び方を解説」をご覧ください。

 

まとめ

契約書業務は、「作成」「締結」「管理」の3つのフェーズに分けられます。クラウドサービスの導入によって、契約書業務を電子化することで、契約書の作成から管理まで、一連の契約書業務を効率化することができます。

たとえば「作成」では、契約書をミスなくスムーズに作成するためのアシストを受けられます。「締結」では、押印や郵送の手間・コストを省いて契約を締結することができます。そして、契約期間中の契約書の「管理」に関しても、検索・更新期限通知などの機能を利用して適切に行うことができます。そのほか、「締結までのプロセス管理」「書面契約書の保管」など、便利機能が多数そろっています。

ツール・サービスは様々ですが、強みとなる機能は異なります。電子化する場合には、自社の契約書業務に合わせて「どこから、どこまでを電子化するか」「どこにフォーカスするか」しっかり検討したうえで、適切なサービスの導入を決めてください。

クラウド契約書作成ツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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契約書作成ツールの更に詳しい選び方は、こちらの選び方ガイドをご覧ください。

契約書レビュー・管理システムの選び方ガイド

 

インタビューやサービス詳細はこちら

LegalForce(リーガルフォース)|インタビュー掲載

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契約書に潜むリスクの洗い出しやレビュー品質のばらつきを解消するAI契約審査プラットフォームです。条文例検索やひな形活用などで業務効率化も実現します。...

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LAWGUE(ローグ)

FRAIM株式会社

AIを活用したクラウド ドキュメント ワークスペース。「欠落条項検索機能」「自動補正機能」など特許技術の優れた編集機能により、契約書だけでなく様々な文書の作成・...

LegalForce キャビネ|インタビュー掲載

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LegalForceキャビネは、締結後の適切な契約管理をサポートする「AI契約管理システム」 です。​...

MyQuick 契約書管理

インフォコム株式会社

ユーザー数無制限の契約書管理システム。電子契約サービスと連携してシームレスな契約管理が行えます。電子帳簿保存法にも対応しており、多彩な通知アラート設定で確実に業...

PATPOST

オリックス株式会社

月額980円/ID(税抜)で使えるオンライン文書管理ストレージサービス。ビジネス書類をパッと保存、パッと検索、パッと制度対応!(※3IDから契約可能、契約期間1...

楽々Document Plus

住友電工情報システム株式会社

契約書やISO文書管理、電帳法対応など、様々な用途で活用できる文書管理システム。作成~保管・活用~廃棄までを一括で管理し、業務効率化とDX推進を強力にサポートし...

WAN-Sign

株式会社NXワンビシアーカイブズ

4,000社の機密書類の管理実績を誇るNXグループのNXワンビシアーカイブズが提供する、電子契約と書類契約を一元管理するサービスです。電子証明書(実印)とメール...

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