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VMS(ビデオマネジメントシステム)比較9選。導入目的別の選び方

VMS(ビデオマネジメントシステム)比較9選。導入目的別の選び方

最終更新日:2024-12-23

VMSについてより詳しく理解し、企業にとって有用であれば今後導入を検討したいと考えている管理部門担当者の方へ。VMSの機能や導入目的、比較する際のポイントについて、おすすめのシステムと併せて紹介します。

目次

VMS(ビデオマネジメントシステム)とは

VMS(ビデオマネジメントシステム)は、監視・防犯カメラで撮影された映像の録画、管理、閲覧を行うためのソフトウェアです。厳密には「映像の録画」「システム管理」「映像の閲覧」をそれぞれ行うための3つのソフトウェアで構成されています。撮影した映像をほかのセンサーやシステム、アプリケーションと連携させられるなど、拡張性や運用性に優れていることから、大規模な監視システムが必要な場合に多く採用されています。

顔認証や異常検知といった機能を持つVMSは、トラブル発生時の原因追及という従来の用途に加えて、不審者の侵入検知や盗難防止といった犯罪の抑止・証拠記録、従業員の行動分析や顧客の動線分析、高齢者の見守りなど、様々な目的で導入が進んでいます。

類似製品との違い

VMSにはいくつかの類似製品やサービスがあります。それぞれの違いは以下のとおりです。

クラウド監視カメラ 映像をクラウドサーバー上で管理・保存できるカメラ。設置が簡単で、スマホアプリなどからも録画映像にアクセス可能。主に、小規模な監視システムの構築に利用される
NVR(ネットワークビデオレコーダー) ネットワークカメラからの映像を記録・管理する録画機器。録画した映像は、ネットワーク経由で確認・保存できる。中小規模の監視カメラシステムに用いられることが多い
DVR(デジタルビデオレコーダー) アナログカメラからの映像を録画する機器。低コストで導入できるが、拡張性が低く、できることも限定的
CMS(中央管理システム) 複数のVMSやNVR、DVRなどを統合管理するためのシステム。複数拠点/ネットワークにまたがる大規模システムを管理するために用いられる

小規模な環境での利用には、DVRやクラウド監視カメラが、小〜中規模利用にはNVRがそれぞれ適しています。主に、ある程度の規模がある拠点を複数のカメラで監視したい場合にVMSが選択肢となります。そして、それらの拠点を複数管理しないといけない場合にはCMSがおすすめです。

大規模かつ高度な監視システムが必要でない場合には、「クラウド監視カメラ比較11選。主な機能と選び方」もご参照ください。

 

VMSでできること(機能)

VMSの主な機能として、以下が挙げられます。

動画閲覧機能 複数のカメラからのライブ映像や録画映像などをPCやスマホから閲覧する機能
録画機能 ネットワークカメラからの映像を録画する機能。常時録画のほかに、動きや特定の対象が検知されたときのみ録画を行うシステムも
スクリーンショット機能 ライブ映像・録画映像を、ワンクリックで撮影する機能。情報の共有・提供などを効率化できる
検索機能 録画映像につけたタグや日時をもとに、録画映像の検索・管理・再生をする機能。動きのある部分だけを検索・再生できるシステムも
アラート通知 特定の動きの検知など、設定したイベントが発生した際にメールやプッシュ通知で管理者に知らせる機能
管理機能 録画データの保存期間や保存先、閲覧権限などを設定する機能
履歴閲覧機能 実行された操作を確認できる機能。システム乱用や不正アクセスの防止に役立つ
外部システム連携 センサーやアプリ、他システムと連携する機能。センサーやアラームと連携して監視業務を効率化する、といった使い方ができる
AI連携 AIと連携することで高度な機能を実現。たとえば、指定した領域への侵入検知や、転倒検知、置き去り・持ち去り検知など

 

VMSの主な導入目的

VMSの導入目的は主に以下の2つです。具体的にどのようなシーンで利用されているのか、導入事例を紹介します。

高度な監視業務を効率的に行いたい

VMSの導入目的として大きな割合を占めるのが、監視業務の効率化や高度化です。外部システムやAIとの連携によって、従来のクラウド監視カメラよりも高度な監視を可能にします。加えて、「特定のイベントを検知した時のみ録画を行う」「日時やタグをもとに検索を行う」など、監視映像の管理を効率化する機能も充実しているのが特徴です。

【導入例】

  • 店舗やオフィス、マンションなどで高度な監視を行い、事件・トラブルの発生を防ぐ
  • 河川やダム・道路などを監視し、防災施策に活用する
  • 工場などでの生産ラインへの異物混入を防ぐ
  • オフィス内を監視し、不審者の侵入防止、情報漏えいや不正アクセスなどを防ぐ
  • 交通機関や公園など公共の場に設置し、警備体制の強化や地域の治安維持に貢献する

監視に加えて、マーケティングや業務改善にも活用したい

映像データをもとに顧客や従業員の行動分析を行えば、マーケティング施策や業務改善に活用することもできます。監視業務以外にも映像データを活用したい場合は、人物や車両の検出、動線分析、異常行動の検知といった検知・分析機能に加えて、AIとの連携機能を備えたシステムがおすすめです。

【導入例】

  • 顧客の店内での行動パターンを把握し、商品配置やディスプレイの改善に活用する
  • 従業員の行動を検知・分析し、作業効率改善や業務プロセスのボトルネック発見に活かす
  • 徘徊検知や転倒検知などにより、介護施設での見守り業務を最適化する
  • 銀行ATMでの不審者の監視や不正行為の早期発見で、信頼性やセキュリティの向上に努める

 

VMSのタイプと選び方

VMSを選ぶ際には、まず導入目的を明確にしたうえで、それらの要件を満たせる機能を持つシステムを探すことが重要です。導入目的別に、必要となる機能や最適なシステムの選び方について解説します。

  • 監視業務を効率的・効果的に行いたい
    →1.監視に特化したタイプ
  • 監視業務に加えて、業務改善やマーケティングにも活用したい
    →2.AI画像解析まで対応したタイプ

1.監視に特化したタイプ

主に、特定の施設の防犯や不正防止、トラブル発生の防止やリスク回避といった目的で導入を検討している場合におすすめのタイプです。対応カメラ台数や、連携できるセキュリティシステム、アラート通知機能の有無などが選定ポイントとなります。

たとえば「Nx Witness」は、監視オペレーションの強化に強みを持っています。既存カメラをはじめ、手持ちのIoTデバイス、サードパーティアプリなどと簡単に統合でき、より強力なセキュリティソリューションを実現します。また、監視ネットワークは無制限に拡張可能です。

また、「Security Center Omnicast」のように、柔軟な構造設計とと効率的なストリーミングを採用することで、録画ストレージ及びネットワーク負荷を軽減できるシステムも。更に、ビデオ機能に加えて、アクセスコントロールシステムやナンバープレート自動認識システムなど、様々な機能を手軽に拡張・統合できます。

2.AI映像解析まで対応したタイプ

監視業務に加えて、「店舗業務を改善したい」「顧客体験の向上を図りたい」といった目的がある場合には、こちらのタイプがおすすめ。AI画像解析機能を活用することで、映像をマーケティングや業務改善に活かすためのリサーチ・分析業務を効率化できます。

たとえば「SK VMS」は、独自のSDK/APIを活用することでAI画像解析との連携が可能。暴力や転倒など、様々な異常行動を検知できることから、従業員の安全確保や作業ミス防止、事故発生時の迅速な対応など幅広く役立ちます。また、AI以外にも外部システムとの連携機能が充実しており、業務システムとのデータ連携によって情報の一元管理を実現。業務効率の改善まで期待できます。

「Eagle Eye Cloud VMS」もAIと映像分析機能により、人物や車両の検出、動線分析などが可能。更に、VMSが分析したスマートデータを活用すれば、傾向やパターンなどが把握できるため、業務の可視化や迅速な意思決定、組織や生産ラインのパフォーマンス向上が見込めます。

 

VMSの比較のポイント

前述の2タイプに加えて、VMSを比較検討する際に留意したい3つのポイントについて解説します。

1.監視できる施設や拠点の規模

接続できるカメラの数はシステムやプランによって異なります。小規模なものであれば1〜10台ほどですが、中には、数千台のカメラを接続できる大規模向けシステムも。監視対象となる施設の広さや、どれほど死角をなくしたいかによって必要な台数が変わるため、まずはその点を明確にしておきましょう。

たとえば「Milestone XProtect」は、ニーズに合わせた5つの製品を用意。最大8台のカメラを接続できる小規模向けプランから、カメラ接続数や録画サーバ数が無制限の大規模向けプランまでがそろい、幅広い環境に対応できます。

また、複数拠点を効率的に一元管理したい場合は、「VIGI Cloud VMS」のようなクラウド型のシステムがおすすめです。拠点やデバイスの追加・拡張は無制限かつ、追加費用が不要。ローカルフロントエンドでの導入・VPN・メンテナンスも必要ないため、手間やコストを削減できます。また、各拠点のメンバーごとに権限を割り当てられるため、必要なリソースのみにアクセスできるよう制限することで、管理者の負担を軽減します。

2.接続できるデバイスの種類

接続できるカメラやデバイスの種類もシステムによって異なります。既存のカメラやデバイスを使いたい場合は、対応機種が豊富なシステムを選びましょう。

たとえば「SK VMS」は、1062メーカー・21690デバイスに対応。通常のネットワークカメラだけでなく、マルチセンサーカメラや双方向音声対応デバイス、I/Oモジュールなども登録できるため、様々な用途に使えます。

一方、「VIGI Cloud VMS」のように、接続できるカメラやデバイスが限られているものの、導入の手軽さに強みを持つシステムも。VIGIアプリをインストールするだけで、同じLAN上にあるデバイスを自動認識し、システムに一括追加できます。そのため、システム管理にかかる手間とコストの削減を実現します。

3.セキュリティ機能の充実度

VMSには様々な映像データが保管されるため、セキュリティリスクは高まります。そのため、録画・保存した映像の盗難や改ざん、システムへの不正アクセスを防ぐためのセキュリティ機能も、重要な比較ポイントです。

たとえば「Milestone XProtect®」は、社内外問わず様々なセキュリティ脅威に対し、最高レベルのサイバーセキュリティ保護を実現。 ビデオ資産の暗号化とパスワード保護によりネットワークの安全性を確保し、更に厳格なアクセス制御を導入することでセキュリティを強化しています。

 

おすすめのVMS(監視に特化)

セキュリティ対策のための監視業務に強みを持つVMSを紹介します。

Milestone XProtect(Milestone Systems)

Milestone XProtect公式Webサイト

(出所:Milestone XProtect公式Webサイト)

1台のカメラからハイスペックなセキュリティシステムまで幅広く対応するVMS。複数のカメラやセンサーなどを管理しやすい単一インターフェースでつなぐことで、強固なセキュリティ環境を構築する。
10,000種類以上のカメラやセンサー、アプリケーションとの連携に対応しており、企業に最適なセキュリティシステムの設計が可能。複数カメラにおける動体検知、画像データ、各種アラームなどが一元管理できるため、災害やインシデントが生じた際にも、スマートマップにて発生場所や状況を迅速に把握可能だ。
また、小規模な単一サイトから複数サイトの重要なインフラストラクチャまで、様々なニーズに応える5つのプランが用意されている。

  • 料金:要問い合わせ

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Security Center Omnicast(Genetec Inc.)

Security Center Omnicast公式Webサイト

(出所:Security Center Omnicast公式Webサイト)

イベント発生時の画像を分かりやすく表示することで、迅速な対応と的確な判断を可能にするVMS。フレキシブルなアーキテクチャと効率的なストリーミング技術を採用することで、ITインフラに過度な負担をかけることなく、高解像度ビデオへの対応やカメラ増設を実現する。自社運用とクラウド保存を組み合わせたハイブリット記録も可能だ。
また、アクセスコントロールや侵入検知システムなど、ほかのセキュリティシステムとの統合に対応。単一インターフェースで様々なセキュリティ情報を一元管理することで、セキュリティレベルの向上が期待できる。
その他、ビデオと侵入パネルを統合させた侵入監視、入退室した個人を追跡するローカライゼーション・サービス、より広範囲を保護できるドローン監視といった機能を標準搭載。

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VMSソリューション(パナソニックEWネットワークス株式会社)

VMSソリューション公式Webサイト

(出所:VMSソリューション公式Webサイト)

様々なIoTデバイスとの連携に対応しており、拡張性の高さに強みを持つVMSソリューション。マルチベンダーのカメラに対応するため、既存カメラのリプレイスは不要。最小限のコストで導入できる。
火災報知機など各種警報システムと映像管理システムを連携させることで、監視業務の効率化を実現。更に、カメラ100台以上の大規模録画にも対応しているため、河川やダム、道路といった大規模監視にも適している。また、長期保存に最適なLTO(磁気)テープと組み合わせることで、省スペース低コストでの長期保存ができるようになるため、録画映像の長期保存ニーズにも応えられる。

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VisualStage Pro powered by Arcules(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)

VMSソリューション公式Webサイト

(出所:VisualStage Pro powered by Arcules公式Webサイト)

マルチベンダーのカメラやIoTセンサーに対応し、ネット環境さえあればどこからでもカメラの映像を閲覧できるVMS。6,000種以上のネットワークカメラはもちろん、IoTデバイスや映像解析ソフトウェアなどとの連携に対応しており、管理を一元化することでメンテナンスの手間を軽減させる。デバイスのステータスやアラーム、映像解析などのウィジェットを集約できるダッシュボードは、ユーザーごとのカスタマイズが可能だ。
また、高精度のAIオブジェクト検出と迅速なクラウド処理によるフォレンジックサーチに対応。「人物」「車両」「色」といった手がかりをもとに検索ができるので、ビデオ証拠の収集にかかる時間の短縮に役立つ。

  • 料金:月額1,200円~/台(VisualStage Pro powered by Arcules Pure Cloudプランの場合)

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VIGI Cloud VMS(ティーピーリンクジャパン株式会社)

VIGI Cloud VMS公式Webサイト

(出所:VIGI Cloud VMS公式Webサイト)

多拠点デバイスの一元管理・リモート管理を可能にするクラウド型映像監視システム。リモート監視、イベント監視、メンテナンスといった基本機能に加えて、マップ監視やデザインツール、マルチユーザー権限管理といった機能も標準で搭載している。
VIGI Cloud VMSの対応製品を購入・利用を前提に、無償かつ無制限で組織・拠点・ユーザー・映像・アラームなどを追加・拡張できるのが特徴。各拠点のメンバーごとにアクセス・閲覧権限を付与できるため、拡張のたびに制限を設ける手間も解消される。更に、専用アプリをインストールしておけば、同じLAN上にあるデバイスを自動認識し、一括で追加できる。

  • 料金:無料(Essentialプランの場合) ※VIGI Cloud VMSの対応製品の購入が必要

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おすすめのVMS(AI画像解析まで対応)

マーケティングや業務改善にも活用できるVMSを紹介します。
※料金はすべて要問い合わせ

SK VMS(株式会社システム・ケイ)

SK VMS公式Webサイト

(出所:SK VMS公式Webサイト)

ネットワークカメラなどのライブ映像を検出・設定・録画・検索・共有するためのソフトウェアプラットフォーム。数台の小規模監視カメラシステムから、数千単位の大規模カメラシステムまで拡張できるうえ、耐障害性が高いシステム構築が可能だ。993メーカー18,996機種のカメラとの連携に対応しているため、既存カメラのリプレイスは不要(2024年4月時点)。最大10,000台の統合管理を実現する。
また、独自SDK/APIを活用することでAI・画像解析・業務システムと連動でき、侵入検知や徘徊検知、ラインクロス検知、店頭検知などが可能に。ライブ・録画再生画面に顔認証や車両ナンバーなどの解析結果を表示するだけでなく、管理者メール通知やポップアップ表示、サウンド再生など、検知後のイベントアクション設定もできる。

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Eagle Eye Cloud VMS(Eagle Eye Networks, Inc.)

Eagle Eye Cloud VMS公式Webサイト

(出所:Eagle Eye Cloud VMS公式Webサイト)

人工知能 (AI) と分析機能を備えたサイバーセキュアなクラウドベースの映像管理システム。主要メーカー6,000機種以上のIP、アナログ、360度カメラに対応しており、イーグルアイブリッジ/CMVRを設置すれば、既存カメラを使った運用を始められる。
企業運営の傾向を学習するAIが置き去り検知、カウント分析、ラインクロス検出、侵入者検知といった高度な分析を実施。これらの機能はVMSに接続された個々のカメラに追加できることから、見守りから犯罪防止まで幅広いシーンで活用できる。また、高度な分析機能を活かした業務のスマート化にも強みを持ち、従業員のパフォーマンス向上やコンプライアンス遵守に寄与する。

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Nx Witness(Network Optix, Inc.)

Nx Witness公式Webサイト

(出所:Nx Witness公式Webサイト)

既存カメラやIoT デバイス、サードパーティ アプリケーションとのシームレスな統合により、強力なセキュリティ ソリューションを実現するVMS。広範な独自SDK/APIを活用することで、既存の監視カメラシステムとAIによる映像解析システムを統合したシステムを構築。新システムを導入することなく動体検知や侵入検知、異常検知といった機能が活用できる。
柔軟性と拡張性の高さに優れていることから、セキュリティ対策をはじめ、製造ラインのスマート化や、小売店やホテルでの顧客体験改善、医療施設での患者モニタリングなど、様々なシーン・用途で活用されている。

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FIREDIPPER(日本テクノ・ラボ株式会社)

FIREDIPPER公式Webサイト

(出所:FIREDIPPER公式Webサイト)

空港や発電所、高速道路、火山など、ミッションクリティカルなインフラ系映像監視に特化した国産VMS。マルチベンダーカメラ対応で、既存の防犯カメラシステムと連携させられる。
AI映像解析機能が標準で搭載されており、カメラのライブ映像や録画映像からの人物・物体の検出、高速道路における逆走車両や異常停止車両の検知などを実現。ローカルHDDやLTO、クラウドによる1年以上の長期録画・保存も対応している。また、火災報知器や赤外線センサーなどの外部システムとの連携も可能。
更に、映像サーバーは冗長化構成が可能で、目的に応じたカメラ映像の配信・録画を24時間365日体制で運用できることから、成田国際空港の統合監視セキュリティシステムとしても採用されている。

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まとめ

VMSは、監視カメラや防犯カメラで撮影された映像の録画、管理、閲覧を行うためのソフトウェアです。拡張性や運用性に優れ、顔認証や異常検知といったAI分析機能が搭載されていることから、大規模な監視カメラシステムが必要な場合に多く採用されています。

通常、VMSは大きく以下の2つのタイプに分類されます。

  1. 監視に特化したタイプ
  2. AI映像解析まで対応したタイプ

特定の施設における不正やトラブル防止、リスク回避といった目的で導入する場合は前者がおすすめです。一方、監視業務に加え、店舗業務の改善や顧客体験の向上を図りたい場合には、後者を選ぶことでマーケティングにも役立てられます。

また、VMSを比較する際は、以下の点に留意すると、自社に最適なサービスを絞り込みやすくなります。

  1. 監視できる施設や拠点の規模
  2. 接続できるデバイスの種類
  3. セキュリティ機能の充実度

複数の監視カメラや防犯カメラの映像を一元管理し、高度なセキュリティシステムを構築するためにも、この記事を参考にVMSの導入を検討してみてください。

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