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サブスク決済システムおすすめ12選。機能や料金、選び方を紹介

サブスク決済システムおすすめ12選。機能や料金、選び方を紹介

最終更新日:2025-01-27

サブスクリプションサービスの決済をスムーズに行いたい方へ。顧客の継続課金の自動化、複数決済の対応などを実現するサブスク決済システムについてメリットや機能、タイプと選び方、料金・手数料と合わせて、おすすめのサブスク決済システムを紹介します。

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目次

サブスク決済システムとは?

サブスクリプション決済システム(以下「サブスク決済システム」)とは、サブスクリプション型のビジネスモデルにおいて、顧客からの定期的な料金回収を自動化するシステムです。

特定のサービスや商品ではなく、サービスや商品を利用できる期間に料金が発生することから、「定額制」「継続課金」などとも表現されるサブスクリプション。市場拡大が続くサブスクリプション型ビジネスは、今後も新規参入企業が増加し、更なる発展が期待されている分野です。

大きな特徴は、従来の一回限りの都度払いとは異なり、顧客が一定期間の利用権に対して料金を支払う料金形態。定期的な料金徴収を効率化し、顧客管理や事業運営を円滑化するのが、サブスク決済システムです。

具体的に、以下のようなシーンで活用されています。

サブスクリプション決済システムの主な利用シーン

サブスク決済システムは、継続的なサービス提供と、定期的な料金回収が発生する以下のようなビジネスモデルに有効です。

デジタルコンテンツ配信 動画配信、音楽配信、電子書籍配信など
ソフトウェアサービス SaaS、オンラインゲームなど
リアルサービス フィットネスジム、オンラインサロン、学習塾など
定期購入 化粧品、健康食品など

サブスク決済システムにより、セキュアな環境で、ニーズに合わせた柔軟な決済システムを構築できます。

サブスク決済システムをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。

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サブスク決済システムのメリット

サブスク決済システムを活用することで、大きく2つのメリットが生じます。

業務効率化

サブスク決済システムの導入により、請求書発行、入金確認、消込、督促といった請求業務の自動化が可能。定期的な業務を効率化すると同時に、人的ミスを削減します。

顧客情報の一元管理によって契約状況や請求履歴の追跡が容易になるため、顧客対応も効率的に。API連携を利用すれば、既存システムとの連携も、サブスクリプション型ビジネスの新規事業参入も、コストを抑えて実現できます。

売上強化

サブスク決済システムでは、「オンライン決済」「口座振替」など多様な支払い方法に加え、「従量課金」「段階的価格設定」など、顧客ニーズに応じた多様なサービスを提供しています。自動化により入金確認や支払いミスを減らし、スムーズな取引をサポート。トラブルの少ない、利便性の高いサービスを提供することで、顧客満足度が向上します。

顧客データや契約情報、支払い履歴といったデータは追跡・分析が可能。データをもとにサービスの改善や施策立案を行えば、更なる売上アップが期待できます。

 

サブスク決済システムの機能

サブスク決済システムにおいて、特に重要なのは次の5機能です。

自動継続課金機能 サブスクリプションビジネスにおいて必須の機能。
API連携 既存システムとの連携により業務を効率化。
多様な決済手段への対応 顧客の利便性向上、売上増加に貢献。
顧客管理機能 顧客理解を深め、サービス改善やマーケティングに活かす。
セキュリティ対策 顧客の大切な情報を扱うため、強固なセキュリティ対策が必須。

上記を中心に必要な機能を洗い出してから吟味することで、最適なサービスが選定できます。具体的な機能には次のようなものがあります。

サブスク決済システムの主な機能一覧

サービスによって違いはありますが、サブスク決済システムは主に「契約・課金・請求管理」「顧客管理」「外部システム連携」「売上分析・レポート」に関わる以下の機能を搭載しています。

契約・課金・請求管理

料金プラン管理 提供するサービスの料金プランを設定・管理。料金、契約期間、課金周期など、ニーズに合わせて柔軟に設定できます。
課金計算処理 定期課金、従量課金、日割り計算など、様々な課金方法に対応。
請求書発行 顧客への請求書を自動発行します。
自動継続課金 顧客の解約手続きがない限り、自動で継続課金を行います。
複数請求先まとめ請求 複数の請求先をまとめて請求します。
請求確定前調整金 請求確定前に、料金の調整を行います。
非請求対応 請求対象外となる項目を設定できます。
売上修正 誤った請求を修正できます。
再請求 万一引き落としが失敗した際、適切なタイミングで再請求します。

上記に加えて、カード情報の最新性を確認して決済エラーを防ぐ「クレジットカード洗替機能」を搭載したサービスもあります。

顧客管理

顧客情報管理 顧客の基本情報(氏名、住所、連絡先など)や契約情報などを一元管理。
契約情報管理 顧客の契約内容(料金プラン、契約期間、支払い方法など)を管理。
支払い履歴管理 顧客の支払い履歴(日付、金額、支払い方法など)を管理。
会員ステータス管理 顧客の会員ステータス(有効、休止、解約など)を管理。

外部システム連携

API連携 既存のシステム(CRM、会計システムなど)と連携し、業務を効率化。
決済代行会社との連携 各種決済代行会社と連携し、クレジットカード決済、コンビニ決済などを実現。
販売管理システムとの連携 販売管理システムと連携し、受注情報や顧客情報などを共有します。
会計システムとの連携 会計システムと連携し、売上データや入金データなどを自動反映します。
プロビジョニング連携 サーバーなどサービス提供に必要なシステムと連携し、サービスの提供開始や停止を自動化。

売上分析・レポート

売上分析 売上データを集計・分析し、売上状況を把握します。
解約率分析 解約率を分析し、顧客の解約理由を把握します。
顧客分析 顧客属性や行動履歴などを分析し、顧客理解を深めます。
レポート作成 売上レポート、解約率レポート、顧客分析レポートなど、様々なレポートを作成。

 

サブスク決済システムのタイプと選び方

サブスク決済システムは、強みのある機能や用途によって、以下の表のような3タイプ6種類に分けられます。利用目的を明確にすることが、適切なサービス選定につながります。

タイプ 特徴
(1)サブスク管理・決済システム一体タイプ 1-1)管理機能が充実 複雑なサブスク管理にも対応
1-2)与信管理にも対応 100%の回収を保証
1-3)小規模利用しやすい 手軽な利用を実現
1-4)会員管理に強み 会費制のビジネスを効率化
(2)エンタープライズレベルでの利用に特化したタイプ プラットフォームとして活用可能
(3)決済サービスに特化したタイプ 決済代行会社が提供

(1)サブスク管理・決済システム一体タイプ

独自の決済プラットフォームを持ち、サブスクや定期課金の管理と決済の両方に対応したタイプ。強みを持つ機能によって、更に4種類に分類されます。

1-1)サブスク管理機能が充実したタイプ

複数の料金体系に対応するなど充実の機能で、複雑なサブスク管理に対応。日割り、秒割、クーポンなど、柔軟な料金設定も可能です。

「Stripe Billing」の場合、従量課金はもちろん段階制の課金や、定額制+超過料金のセットなど、柔軟な料金体系を設定可能。拡張機能としてクーポンや無料トライアル、日割り・秒割り計算といったサービスもそろえているため、理想の料金設定が実現します。40 以上の決済手段と130 種類以上の通貨に対応しており、グローバル展開を考えている企業にもおすすめです。

1-2)与信管理にも対応するタイプ

代金の回収機能やシステムに強みを持ち、未払いを防止。回収の確実性を重視した請求業務を望む場合に向いています。

代表例である「Paid」は、企業間の決済・請求に特化した代行サービス。請求書発行から入金確認、督促、消し込み、代金の回収まで、請求にまつわるあらゆる業務を代行してくれるため、データ送信だけで請求業務が完了します。万一未入金があった場合は、代金を100%保証。後払いに伴う未回収リスクを回避しつつ、安心して新規取引先の開拓に集中できます。

1-3)小規模からでも利用しやすいタイプ

決済を主軸にしたシステムのうち、サブスク管理機能を追加料金なしで活用できるサービスが該当。実店舗からECサイトまで、小規模から利用できます。

たとえば「Square サブスクリプション」は、世界で400万店以上の加盟店を持つ事業者向けテクノロジープラットフォーム「Square」のサブスクリプション管理機能。QRコードや共有リンクを使って簡単に決済ができ、請求方法や請求間隔も柔軟に指定できます。初期費用、月額固定費不要で決済手数料のみがかかる料金システムで、スモールスタートにも向いています。

1-4)会員管理に強みを持つタイプ

スポーツジムやスクールなど、会費制のビジネスに特化。申込や契約ステータスの管理など、手続きの管理も含めて効率化できます。

「会費ペイ」は、会費制ビジネスに必要な機能をワンシステムに備えた会員管理・決済システム。入会申込から毎月の集金、催促、支払い方法登録、会員管理データベース登録まで、5つの自動化を実現します。利用規約同意設定やLINE連携、QR会員証など、充実の機能を初期費用・月額費用不要で利用可能です。

(2)エンタープライズレベルでの利用に特化したタイプ

多様な課金プラン管理ができ、社内システムとの連携に強みを持つプラットフォームタイプ。複雑な課金ニーズに対応させたい、大規模でも安定して処理したい場合に適しています。中には、要件定義から支援してくれるサービスも。

複雑な料金プランでもスピーディーに実現できるのが「サブスクONE」です。SalesforceなどのSFAから各決済代行会社、サブスクサービスなどとのプロビジョニングまで、API/ファイルを介してスムーズに連携。エンタープライズ~ミッドサイズでの運用実績を持つほか、大規模な顧客数・契約数でも安定した課金計算・請求決算処理が行えます。

(3)決済サービスに特化したタイプ

決済代行会社提供によるシンプルなサービス。自社の請求サイクルに合わせて課金方式を選択できます。課金サイクルをサブスクに対応させたい、カードの有効性をチェックして定期的な引き落としを効率化したい、というニーズに応えます。

たとえば「SBペイメントサービス」であれば、「都度課金」「継続課金(簡易)」「継続課金(定期・従量)」から選択。月額利用料や月額定額購入は「継続課金(簡易)」、一定期間の無料や割引などのキャンペーンには「継続課金(定期・従量)」など、シーンに応じてセレクトできます。

 

サブスク決済システムの料金や手数料

多くのサブスク決済システムはシステム利用料がかからず、決済手数料のみで利用できます。ただし、複雑な要件や大規模な案件に対応するサービスは、月額30〜50万円程度必要な場合もあるため、詳細は各社へ見積もりを依頼しましょう。

ここでは、今回の記事で紹介するサービスのうち、利用料や手数料を明記しているものをまとめました。

サービス名 システム利用料 手数料 備考
Stripe Billing 無料 0.7%(Billing 取引額のうち) 料金体系は従量課金ベース
サブスクペイ 要問い合わせ 2.65%~ 「Standard」プランは各決済サービスの決済利用料に準じる。
「Professional」プランではクレジットカード決済利用料が発生
Paid 無料 保証料として請求金額の0.5〜3.5%+事務手数料125円/件 保証料率は請求金額によって決定
Square サブスクリプション 無料 3.6%
fincode 無料 3.6% デジタルコンテンツは9.0%(PayPay)
会費ペイ 3.5% 100円/件 別途、口座登録・変更時は500円の口座登録手数料
サブスクONE 月額29万8,000円〜+カスタマイズ保守サポート費(スタンダードプランの場合) 各決済代行サービスに直接支払い 初期費用あり、30,000件以上は従量料金あり。エンタープライズプランも提供
GMOイプシロン 月額2,980円〜 3.6% 決済サービス基本利用料、7種類のセットオプションを含むビギナープランの場合

ここからは、タイプ別におすすめのサブスク決済システムを紹介します。

 

おすすめのサブスク決済システム(サブスク管理機能が充実)

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Stripe Billing(ストライプジャパン株式会社)

Stripe Billing公式Webサイト

(出所:Stripe Billing公式Webサイト)

世界的に利用されている米国発のオンライン決済サービス「Stripe」のサブスク管理機能。シンプルな継続請求から複雑な料金体系の請求・商談・契約まで、簡単かつ柔軟に行える。既存のシステムとの統合はもちろん、構築済みの APIを利用してのサービス開始や、システムのカスタマイズも容易。機械学習を活用して請求書の支払い成功率を上げる「Smart Retries」と回収ワークフローの自動化により、売上の獲得率を向上させ、解約率を低減させる。
新規事業向けに、ノーコードで作成できる決済用の URL リンクを使ったサブスクサービスも提供している。構築済みのカスタマーポータルを通して、顧客自身によるサブスク管理も可能。

  • 料金:手数料0.7%

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サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)

サブスクペイ公式Webサイト

(出所:サブスクペイ公式Webサイト)

20年以上続く決済代行会社が運営し、14,000社以上に導入されている顧客管理・自動課金システム。クレカ、口座振替、コンビニ決済などのほか、債権保証つきの掛け払い決済やBtoB向けのSalesforce決済にも対応している。顧客情報から決済情報、利用状況まで、データを一元化して利活用可能。豊富な継続課金機能と高度な分析機能を備え、作業負担を軽減しつつ、売上アップのためのアクションにつなげられる。
サブスクの決済処理に特化した「Standard」プランに加え、多機能な顧客管理データベースを利用できる「Professional」、決済から領収書発行までを自動化する「インボイス」もそろう。

  • 料金:決済手数料2.65%〜 ※月額費用、初期費用は要問い合わせ

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おすすめのサブスク決済システム(与信管理にも対応)

Paid(株式会社ラクーンフィナンシャル)

Paid公式Webサイト

(出所:Paid公式Webサイト)

BtoB後払い、企業間決済に特化した代行サービス。データを送信するだけで、請求業務を一貫して代行・自動化する。取引先の情報と請求プランを登録するだけの簡単設定で、手間なく代行依頼が完了。支払い遅延や未回収の場合でも代金が100%支払われるため、低リスクで運用できる。口座振替・請求書払い(銀行振り込み)に対応。
中小企業や個人事業主といった与信の判断が難しい相手にも、プロがスピーディーに審査を実施。反社・コンプライアンスチェックや、不正利用の自動検知によって、取引や社内管理業務の強化にも寄与する。

  • 料金:保証料請求金額の0.5〜3.5%+事務手数料125円/件

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おすすめのサブスク決済システム(小規模利用しやすい)

Square サブスクリプション(Square株式会社)

Squareサブスクリプション 公式Webサイト

(出所:Square公式Webサイト)

業界最大級の事業者向けテクノロジープラットフォーム「Square」のサブスクリプション管理機能。初期費用、月額固定費不要で手軽に始められ、サブスク期間や請求方法、決済処理のタイミングなどを柔軟に設定できる。自動決済の期間は毎週、毎月、隔週、毎四半期、半年ごと、毎年から決定。継続的なキャッシュフローを確保することで、資金繰りの見通しをたてられるようになる。
プランの一時停止や再開はワンクリックで完了。無料トライアルを設定できるオプションを用意している。

  • 料金:決済手数料3.6%

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fincode(GMOインターネットグループ株式会社)

fincode公式Webサイト

(出所:fincode公式Webサイト)

GMOグループが運営するサブスクリプション用決済サービス。直感的でシンプルなデザインの管理画面が特徴で、誰でも簡単に操作が可能。GMOグループの組織力を活かし、オンライン決済に必要な機能を網羅的に搭載している点も強み。APIでの連携に加えて、わかりやすいリファレンスと豊富なサンプルコードによって、開発環境のサポートも行う。
プラットフォーム型のビジネスモデルにも対応しており、テナント管理や決済・生産を最適な形で実現できる。決済手段や機能などは順次アップデート予定。

  • 料金:決済手数料3.6%

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おすすめのサブスク決済システム(会員管理に強み)

会費ペイ(株式会社メタップスペイメント)

会費ペイ公式Webサイト

(出所:会費ペイ公式Webサイト)

フィットネス、スクールなど、会費制サービスの運営に特化した会員管理・決済システム。入会申込・会員管理・毎月の集金など、会費制ビジネスに必要な機能をワンシステムで提供する。入会申込フォームに登録した内容は、会員管理システム、請求管理システムに自動反映。請求管理システムは決済システムと自動連携しているため、決済管理と会員管理を一元化できる。
AIによるメール文案作成機能、売上サマリー、未収金の自動催促など、豊富な機能も魅力。LINEや会計freee、入退館用の鍵を発行する「Akerun入退室管理システム」などとの連携にも対応している。

  • 料金:決済手数料3.5%+決済利用料100円/件

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おすすめのサブスク決済システム(エンタープライズレベルでの利用に特化)

サブスクONE(株式会社サジェスタム)

サブスクONE公式Webサイト

(出所:サブスクONE公式Webサイト)

エンタープライズ~ミッドサイズでの実績が豊富なサブスクリプション課金・債権管理SaaS。従量課金、変則的な請求サイクル、契約ごとの相対料金設定など、複雑な料金プランやオプション、割引・キャンペーンに柔軟に対応。周辺システムとの連携、債権管理業務のシステム化、各機能のカスタマイズなど、多様なサポートでサブスク型ビジネスを加速させる。
料金マスタなどの初期設定が完了した状態で利用スタートできるため、導入・リプレイスがスムーズ。テストやデータ移行、システム切替、要件定義などのサポートも請け負っている。処理数の大きさとカスタマイズの度合いに応じて異なる2種類の料金プランを提供。

  • 料金:月額49万8,000円〜+カスタマイズ保守サポート費(エンドユーザー数50,000件以上のエンタープライズプランの場合) ※初期費用あり、10万件以上は従量料金あり

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おすすめのサブスク決済システム(決済サービスに特化)

ペイジェント サブスク決済(株式会社ペイジェント)

ペイジェント サブスク決済公式Webサイト

(出所:ペイジェント サブスク決済公式Webサイト)

NTTデータと三菱UFJニコスの合弁会社が提供するサブスク向け決済サービス。メールアドレスをもとにカード情報と顧客情報を取得・登録するため、継続的な決済の仕組みを簡単に構築できる。URL付きメールは管理画面から一斉送信可能。ほか、カード情報お預かり機能、カードの洗替処理機能などの機能でスムーズな決済を実現する。
専任担当による導入までの電話コンサル、テクニカルサポートによるメールサポート、導入後はWebサイトと電話でのクライアントサポートがあり、初めての導入でも安心。HPを用意せず、クレジットカード決済で会費徴収をしたい場合に向いている。

  • 料金:要問い合わせ

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SBペイメントサービス(SBペイメントサービス株式会社)

SBペイメントサービス公式Webサイト

(出所:SBペイメントサービス公式Webサイト)

BtoC、BtoB、CtoC、サブスクリプションに対応したオンライン決済プラットフォーム。幅広い支払いオプションと40種類以上のブランドの決済手段を用意し、ユーザーの決済体験を向上させる。
サービスに応じて、金額やスケジュールを設定する「課金方式」を選択可能。商品購入時に都度決済を行う都度課金、定額・従量の設定ができる継続課金から目的に応じて選べる。クレジットカードの最新情報を確認・更新して、決済エラーを未然に防ぐクレジットカード洗替サービスも提供している。
サービス利用には、初期費用と月額費用に加えて手数料が必要。

  • 料金:要問い合わせ

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通信・デジタルコンテンツ向け決済(ソニーペイメントサービス株式会社)

ソニーペイメントサービス_公式Webサイト

(出所:通信・デジタルコンテンツ向け決済公式Webサイト)

通信・デジタルコンテンツ販売事業者に向けた決済サービス。クレカ、口座振替、オンラインID決済などに対応しており、大量の注文でも安定かつスピーディーに決済処理を行う。ソニーペイメントサービスのオンラインID決済を導入すれば、各オンラインID決済事業者とのシステム接続の一本化が実現する。
決済代行サービスのパイオニアとして豊富な実績とノウハウを持ち、独自の認証アシストサービスや3Dセキュアといったセキュリティで重要な情報を保護。更なる情報漏えいリスク低減のためのカード情報お預かりサービスや、クレジットカード洗替サービスによる有効チェックをオプションで用意している。

  • 料金:要問い合わせ

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ゼウス(株式会社ゼウス)

ゼウス公式Webサイト

(出所:ゼウス公式Webサイト)

導入14,000サイト、提携パートナー400社以上の決済サービスが提供するサブスク決済サービス。継続課金システムは売上管理画面の登録作業だけで完結する手軽さで、個人事業主や中小企業でも導入しやすく、スモールスタートに適している。ほか、API連携、バッチ処理、クレジットカード決済端末機を使った登録など、フレキシブルな使い方が可能。
顧客情報は運営会社がセキュアな環境で保管。システム不正利用のリアルタイム監視、第三者機関による定期的な脆弱性スキャンなどの堅牢なセキュリティが強み。クレカ、QRコードなど複数の決済方法に対応した決済端末の販売・リースも行っている。

  • 料金:要問い合わせ

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GMOイプシロン(GMOインターネットグループ株式会社)

イプシロン公式Webサイト

(出所:GMOイプシロン公式Webサイト)

GMOグループのクレジットカード決済代行会社による定期購入・会費徴収(サブスク)向け決済サービス。クレカ決済を用いた定期課金サービスを推奨しており、課金の周期は毎月、2カ月に1度、3カ月に1度、半年に1度、1年に1度から選択する。自由に設定したい場合はカスタマーサポートに問い合わせが必要。ほか、口座振替にも対応している。
クレカ決済をメインとし、豊富なセットオプションを備えた3つの料金プランを用意するほか、ノウハウや売上アップのための情報を「売上向上ノート」として配信。REST APIとモバイルSDKの開発ベースによってサブスク決済を行いたい場合は、前述の「fincode」を参照。

  • 料金:月額2,980円〜、決済手数料3.6%(ビギナープランの場合)

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まとめ

サブスクリプション型のビジネスモデルにおいて、顧客からの定期的な料金回収を自動化するサブスクリプション決済システム。利用によって定期的な料金徴収を効率化し、顧客管理や事業運営を円滑化するサブスク決済システムによって、「業務効率化」「売上強化」といったメリットが生じます。継続的なサービス提供と定期的な料金回収が発生する、フィットネス、学習塾など会費制ビジネスやデジタルコンテンツ配信、商品の定期購入といったシーンで特に有用です。

サブスク決済システムは、主な機能として「契約・課金・請求管理」「顧客管理」「外部システム連携」「売上分析・レポート」を搭載しています。中でも重要なのは、以下の5機能です。

  • 自動継続課金機能:サブスクリプションビジネスにおいて必須の機能。
  • API連携:既存システムとの連携により業務を効率化する。
  • 多様な決済手段への対応:顧客の利便性向上、売上増加に貢献。
  • 顧客管理機能:顧客理解を深め、サービス改善やマーケティングに活かす。
  • セキュリティ対策:顧客の大切な情報を扱うため、強固なセキュリティ対策が必須。

サブスク決済システムは、強みのある機能や用途によって、以下の3タイプ6種類に分けられます。利用目的を明確にすることが、適切なサービス選定につながります。

(1)サブスク管理・決済システム一体タイプ
1-1)管理機能が充実
1-2)与信管理にも対応
1-3)小規模利用しやすい
1-4)会員管理に強み
(2)エンタープライズレベルでの利用に特化したタイプ
(3)決済サービスに特化したタイプ

サブスク決済システムの多くは、利用料ではなく決済手数料によって運営を行なっています。中には利用料がかかるサービスもありますが、ほとんどの場合は各社に見積もりを作成してもらう必要があります。

用途や利用目的、必要な機能を明確にしてから吟味することで、必要なサービスが絞り込めます。サブスク決済システムの導入によってユーザーに快適な購買体験をもたらし、請求管理や顧客管理を効率化してみてはいかがでしょうか。

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