• TOP
  • 特集記事
  • 【2025年最新】コード生成AIおすすめ10選! スペック・機能を一覧で紹介

【2025年最新】コード生成AIおすすめ10選! スペック・機能を一覧で紹介

【2025年最新】コード生成AIおすすめ10選! スペック・機能を一覧で紹介

最終更新日:2025-02-25

AIアシスタントを使って、コード生成を効率化したいと考えている方へ。コード生成のほか、コード補完やデバッグなどを支援するコード生成AIについて、スペックや機能を一覧にして紹介します。

目次

コード生成AIとは

コード生成AIとは、AIを活用して、プログラミングコードを自動生成するツールです。開発者の指示により文脈に基づいたコードを作成するため、開発プロセスを効率化できます。

多くのツールは、コード生成や補完ができる「コード生成支援機能」を搭載。また、バグやエラーのパターンをインプットし、構文エラーやタイプミスを指摘したり自動修正したりする「開発支援機能」を備えていれば、ヒューマンエラーの防止も期待できます。

ChatGPTやClaudeとの違い

ChatGPTやClaudeでもコード生成は可能です。しかし、専門的なコード生成AIに比べると精度や効率が劣る傾向にあります。

一方でコード生成AIは、プログラミング言語の構文やコーディングパターンの学習に特化しているため、精度の高いコードが生成できます。加えて、コード補完やレビュー生成、リファクタリングなど、ソフトウェア開発に関わるタスク全体をカバーしているツールも多数。

 

コード生成AIでできること(機能)

コード生成AIに搭載されている主な機能は以下の通りです。コード生成の支援を目的とした機能群と、開発支援を目的とした機能群に大別できます。

コード生成支援機能 コードの補完 開発者がコードを書く際に、入力中のコードの補完を AIがリアルタイムで提案。コード開発にかかるタイプ量を削減する
コードの生成 自然言語のプロンプトからコードを生成する機能。コーディングの負担を軽減する
関数の提案 開発者が必要とする関数をAIが提案し、コーディングの効率化を図る
API生成 必要なAPIを自動的に生成する
開発支援機能 エラーチェック 構文エラーを発見する
バグ検出 コードのバグを早期に発見する
コードレビュー支援 コードの説明やレビューを提供し、コードの品質向上を支援する
テストコード生成 テストコードを自動生成し、テストの効率を向上させる
デバッグ支援 バグを特定して修正する
リファクタリング支援 コードのリファクタリングを支援し、コードの品質向上を図る
脆弱性検出 コードの脆弱性を検出し、修正案を提供することで、セキュリティリスクを低減する
バージョン管理連携 バージョン管理システムと連携。コードの変更履歴を管理してエラー対応をスムーズに

 

コード生成AIのタイプと選び方

本記事では、開発支援機能の充実度によって、コード生成AIを2タイプに分けて紹介します。それぞれの特徴や選び方について解説していきます。

1.開発支援に強みを持つタイプ

コード生成・補完だけでなく、デバッグ、コードレビューの生成など多面的な開発支援機能を提供するタイプ。テストコードの作成、バグ検出などの豊富な機能で、フロントエンド/バックエンドを問わず、プロジェクトのスムーズな進行をサポートします。

開発プロセス全般を支援する機能があるため、大規模なプロジェクトを抱える企業や、複数のチームを持つ企業に最適。AIによるコード解説や推奨コードの提示によって、開発工数を削減できます。

たとえば、「GitHub Copilot」は、コード補完やAIチャットなど多様な機能を搭載。AIチャット機能により対話形式でサポートを受けられるので、コードの生成・編集やデバッグ、レポート作成などがスムーズに。更に、AIによる複雑なコードの解説や、コードの意図の説明を受けられるため、若手エンジニアの育成にも役立ちます。

また「Amazon Q Developer」では、コードの生成・補完に加え、リファクタリング、テスト実装などあらゆる開発タスクに対応。そのほか、マージリクエストに対するコメントの自動提供、問題がありそうなコードパターンへのフラグ付け、デプロイリスクの評価など、コードへのフィードバックをすばやく得ることができます。

2.コード生成に特化したタイプ

開発支援機能よりも、コード生成機能に重きを置いたタイプ。自然言語を用いた迅速なコード生成が強みであるため、プロトタイピングやPoC(概念実証)を重視するスタートアップにおける開発チームでの利用に適しています。デバッグやリファクタリングなどの機能は、開発の補助ツールとして利用されることもあります。

たとえば「Replit Agent」は、自然言語のプロンプトを理解し、ゼロからのアプリケーション構築が可能。Webアプリケーションのプロトタイピングにおいて、特に強みを発揮します。加えて、24年12月に提供を開始した「Replit Assistant」と連携すれば、コードの改善、エラー修正、特定機能の構築といったタスクも効率的に行えます。

 

コード生成AIのスペック比較表

コード生成AIの主なスペックは以下の通りです。

サービス名 対応言語数 対応IDE数 AIモデル 月額料金 無料プラン
GitHub Copilot 14以上 6 Claude 3.5 Sonnet
Gemini 1.5 Pro
o1-preview
o1-mini
10ドル〜
Amazon Q Developer 18以上 3 Amazon Bedrock 19ドル~
IBM Watsonx Code Assistant 7以上 2 IBM Granite 約2ドル~
Visual Studio IntelliCode 5以上 2 - 無料
Tabnine 25以上 14 Claude 3.5 Sonnet
GPT-4o
Command R
Codestral
39ドル
Replit Agent 80以上 1 - 25ドル~
Codeium 70以上 40
以上
- 15ドル~
CodePal 80以上 - - 9ドル~
Cursor - - Claude 3.5 sonnet
Claude 3.5 haiku
Claude 3 opus
GPT-4o mini
GPT-4o
o1
o1 mini
o3 mini
deepseek v3
deepseek r1
20ドル~
Sourcegraph Cody 25以上 15 Claude 3.5 Sonnet
Claude 3.5 Haiku
GPT-4o
o1-preview
o3-mini
Gemini 2.0 Pro
Gemini 2.0 Flashなど
19ドル~

※◯…対応あり、-…情報なし

 

おすすめのコード生成AI(開発支援に強み)

開発支援に強みを持つおすすめのコード生成AIと、各ツールの搭載機能表を下記にて紹介します。なお、コード補完・コード生成・エラーチェック・バグ検出・レビュー支援・デバッグ支援といった基本機能は、すべてのツールに搭載されていることとします。

GitHub Copilot(GitHub, Inc.)

GitHub Copilot公式Webサイト

(出所:GitHub Copilot公式Webサイト)

コード補完やデバッグ支援、ドキュメント生成まで幅広くサポートするツール。大規模言語モデルを利用したコード補完の精度の高さが特徴で、コードの文脈を読み取って最適な提案を行う。また、自然言語の指示によるコード生成にも対応。

  • 料金:月額39ドル/名(エンタープライズプランの場合)
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携

サービス詳細へ

Amazon Q Developer(Amazon Web Services, Inc.)

Amazon Q Developer公式Webサイト

(出所:Amazon Q Developer公式Webサイト)

AWSが開発したAIモデルを利用する、AWS環境に最適化したツール。AWSのベストプラクティスに基づいたコードが生成できる。テスト、レビュー、リファクタリングなど、ソフトウェア開発のライフサイクル全体をサポートする。

  • 料金:月額19ドル/名
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
-

サービス詳細へ

IBM Watsonx Code Assistant(日本アイ・ビー・エム株式会社)

Visual Studio IntelliCode公式Webサイト

(出所:IBM Watsonx Code Assistant公式Webサイト)

デコード専用モデル「IBM Granite」を基盤モデルとするコード生成AIツール。自然言語のプロンプトを使用して、高精度のコードを提供する点が特徴。コード説明の時間を90%、旧式Javaコードの変換を80%、コード文書化にかかる時間を59%、それぞれ削減した実績を持つ。

  • 料金:月額3,000ドル~
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携

サービス詳細へ

Visual Studio IntelliCode(Microsoft Corp)

Visual Studio IntelliCode公式Webサイト

(出所:Visual Studio IntelliCode公式Webサイト)

Microsoftが提供するIDE(統合開発環境)の「Visual Studio」に搭載されている拡張機能。変数名、関数、記述しているコードの種類など、コードのコンテキストを理解し、最適な補完候補を提案する。プライベートコードはローカルで処理されるので、安全性が高い点も魅力。

  • 料金:無料 ※Visual Studioの料金は別途
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携

サービス詳細へ

Tabnine(Tabnine)

Tabnine公式Webサイト

(出所:Tabnine公式Webサイト)

多様な言語、IDEに対応する汎用性の高いコード補完ツール。AIがプロジェクトに合わせて文脈を理解し、適切なコード提案を行う。データの保存や共有はせず、許諾されたライセンスコードのみを使用してIPリスクを軽減するので、安全性も高い。

  • 料金:月額39ドル/名
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
-

サービス詳細へ

 

おすすめのコード生成AI(コード生成に特化)

コード生成に強みを持つおすすめのコード生成AIと、各ツールの搭載機能表を下記にて紹介します。なお、コード補完・コード生成・エラーチェック・バグ検出・レビュー支援・デバッグ支援といった基本機能は、すべてのツールに搭載されていることとします。

Replit Agent(Replit, Inc.)

Replit Agent公式Webサイト

(出所:Replit Agent公式Webサイト)

iOS・Androidアプリの開発にも対応する、ソフトウェア作成エージェント。チャット機能をベースにした設計のため、コーディングの知識がなくてもソフトウェアを作成できる。アプリ開発、デバッグ、デプロイのすべてを一つのプラットフォームで完結するシンプルな構造が特徴だ。

  • 料金:月額40ドル/名(Teamsプランの場合)
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
-

サービス詳細へ

Codeium(Codeium)

Codeium公式Webサイト

(出所:Codeium公式Webサイト)

70以上のプログラミング言語に対応し、40以上のIDEと互換性のあるプログラミング支援ツール。コードの自動補完、既存のコードをベースとしたコード生成など、高度なプログラミング支援機能を提供する。チャットを使用し、エディタ内で直接AIに質問ができるので、別ウィンドウでの検索の手間が省ける。

  • 料金:月額35ドル/名(最大200ユーザーのプラン)
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
- -

サービス詳細へ

CodePal(CodePal)

CodePal公式Webサイト

(出所:CodePal公式Webサイト)

初心者から経験豊富な開発者まで、幅広い層に寄り添うプログラミングプラットフォーム。自然言語による指示をもとに80を超えるプログラミング言語でコード生成を行う「Code Generator」や、デバッグ機能に特化した「Code Fixer」など、開発者の負担を削減するAIツールを、目的別に多数搭載している。

  • 料金:月額9ドル/名(スタンダードプランの場合)※企業向けは要問い合わせ
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
-

サービス詳細へ

Cursor(Anysphere)

Cursor公式Webサイト

(出所:Cursor公式Webサイト)

MicrosoftのVisual Studio Code(VSCode)をフォークして開発されたAI搭載のコードエディター。自然言語でAIへのコード生成・修正を指示でき、特にゼロからのコード生成に優れている。日本語での指示にも対応。VSCodeユーザーは、新しく操作方法を学習することなく移行できるというメリットも。

  • 料金:月額40ドル/名(ビジネスプランの場合)
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
- -

サービス詳細へ

Sourcegraph Cody(Sourcegraph)

Sourcegraph Cody公式Webサイト

(出所:Sourcegraph Cody公式Webサイト)

既存コードの再構築や横展開に強みを持つソースコード検索ツール。高度な検索機能を活用し、AIコーディングアシスタント「Cody」がコード全体を正確に把握。文脈を考慮した適切なコード提案や自動補完を行う。生成AIの選択、自作コマンドの登録といったカスタマイズ性を備えているのも特徴だ。

  • 料金:月額59ドル/名(エンタープライズプランの場合)
テストコード生成 リファクタリング 脆弱性検出 バージョン管理連携
- -

サービス詳細へ

 

まとめ

コード生成AIは、開発の効率化や品質向上に役立つツールとして注目を集めています。主な機能としては「コードの補完」「コードの生成」「バグ検出」「コードレビュー支援」「リファクタリング支援」などがあるため、重視する項目を備えているかを確かめましょう。

またコード生成AIは、コード生成だけでなく開発支援機能を多角的に備える「開発支援に強みを持つタイプ」と、コード生成機能に重きを置いた「コード生成に特化したタイプ」とに大別できます。

加えて、「対応言語数」、「対応IDE」、「AIモデル」、「料金」などのスペックで比較すれば、ニーズに合ったサービスを絞り込むことができます。本記事を参考に、自社の課題や開発規模に合ったコード生成AIの導入を検討してみてください。

記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE


CLOSE
ログイン

<重要なお知らせ> サイトリニューアルに伴い、初回ログインにはパスワードの再設定が必要です。

会員パスワード変更

アスピックご利用のメールアドレスを入力ください。
パスワード再発行手続きのメールをお送りします。

再設定依頼メール送信完了

パスワード再設定依頼の自動メールを送信しました。
メール文のURLより、パスワード再登録のお手続きをお願いします。

メールが届かない場合

ご入力いただいたメールアドレスに誤りがあった場合がございます。
お手数おかけしますが、再度ご入力をお試しください。

ご回答ありがとうございました。

ご登録いただいているメールアドレスにダウンロードURLをお送りしています。ご確認ください。

CLOSE
登録完了

ご登録いただき、ありがとうございました。
資料ダウンロードを選んだ方は、送信されたメールのURLをクリックして資料をダウンロードしてください。

CLOSE
更新完了

登録内容を変更しました。

CLOSE
アンケートにご回答ください。

サービスの導入検討状況を教えて下さい。

本資料に含まれる企業(社)よりご案内を差し上げる場合があります。

  • 資料請求後に、当該資料に含まれる「サービス提供会社」や弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
  • ご案内のため、アスピックにご登録いただいた会員情報を弊社より「サービス提携会社」に対して電子データにて提供いたします。
  • 利用規約プライバシーポリシーに同意の上、ダウンロードいただきます。
CLOSE
ご回答ありがとうございました。

ご登録いただいているメールアドレスにダウンロードURLをお送りしています。
ご確認ください。