最終更新日:2024-09-03
Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE WORKSなど導入実績が豊富なビジネスチャットや、無料で使えるツールなど、おすすめのサービスをタイプ別に紹介。ビジネスチャットのメリットや比較のポイントもわかりやすく解説します。
ビジネスチャットとは、Web上でリアルタイムにやりとりができるコミュニケーションツールです。
「部署」「プロジェクト」など特定のメンバーをグループ化して、チャットで高頻度のやりとりができます。ファイル共有など業務効率化に役立つ機能を多く備えており、ビジネス用途に特化しているのが特徴です。現在では社内だけでなく、取引先や外注先など社外とのやりとりでも広く活用されるようになっています。
ビジネスチャットの主なメリットには、以下のようなものが挙げられます。
メールもビジネスチャットもコミュニケーションのためのツールですが、目的や形式が異なります。メールは定型・フォーマルで情報をまとめて記録するのに向いているのに対して、ビジネスチャットは短文・カジュアルでリアルタイムでの情報伝達に向いています。
また、同じチャットシステムでもLINEがプライベートのコミュニケーション向けに作られたのに対して、ビジネスチャットは業務向けに特化している点で異なります。たとえば、タスク管理やシステム連携機能、細かなアクセス権限などの機能が搭載されているのが特徴です。
本記事ではビジネスチャットツールの比較ポイントや賢い選び方を、わかりやすく紹介していきます。記事後半にはおすすめのビジネスチャットツールも紹介しています。「今すぐツール選定に移りたい」という方はこちらをご覧ください。
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ビジネスチャットは、以下のような機能を備えています。
主な機能 | できること |
---|---|
メッセージ送信 | アカウントごとにメッセージを発信できる。ダイレクトメールも可能 |
チャネル作成 | 部署やプロジェクトなど細かくグルーピング。部署→課などの階層も可能 |
スレッド作成 | 一つのチャットに会話を紐づけて、一元的に管理できる |
スタンプ | 忙しい時は「了解」「感謝」などスタンプで簡易的にアクション |
既読・未読管理 | 送信したメッセージの開封状況を個別に確認できる |
ファイル共有 | テキスト以外の画像データもドラッグ&ドロップで簡単共有可能 |
音声・ビデオ通話 | 音声・ビデオでリアルタイム会話。画面共有なども可能。 |
外部システム連携 | メールやカレンダーなど他システムと連携して周辺業務を効率化 |
タスク管理 | タスクを作成したり、割り当てたり、進捗管理できる |
外部ゲスト招待 | 取引先や顧客などの社外の人も招待できる |
セキュリティ | チャネルごとにメンバーを制限したり、除外したりアクセス制御できる |
そのほか、ツールによっては議事録作成やアンケート作成など様々な機能を搭載しているものもあります。
ビジネスチャットは「何を重視するか」によって、以下のような4つのタイプに分けられます。まず、自社ではどのタイプのチャットツールが適していそうかを考えて、ある程度絞り込んでから、一つずつ検討していくとスムーズです。
「様々な年代の人が使う」「人の入れ替わりが多い」「取引先や業務委託先など社外との連絡も頻繁にある」といった場合は、何十万社もの導入実績のある「Slack」「Chatwork」「Microsoft Teams」「LINE WORKS」などがおすすめです。市場シェアが高いものであれば利用経験のあるユーザーも多く、導入ハードルを下げられます。
コストパフォーマンスを重視したい場合におすすめのタイプ。100~300円台/IDで利用でき、規模を問わず対応できるものがそろっています。安価ではあるものの、チャット以外のビデオ会議やファイル共有機能なども標準搭載。暗号化をはじめとするセキュリティ対策も施され、安心して利用できます。
ビジネスチャットを起点に、業務ごとにバラバラに利用していたツールを統一させたい場合には、グループウェア型がおすすめです。チャットのほかにも、Web会議、ワークフロー、スケジュール管理、掲示板、社内SNS、安否確認などの機能を搭載。なかには経費精算・勤怠管理まで対応できるものも。一つのシステムで多機能がそろうため、運用・管理の効率化にもつながります。
ビジネスチャットを活用して、社内のコミュニケーションをより円滑にすることも可能に。スムーズかつ、効果的なコミュニケーションによるエンゲージメントの向上や、社内ノウハウの蓄積・共有、業務効率の改善なども期待できます。
「この案件ってどうなっている?」「この作業が完了したのでチェックお願いします」など、タスクに紐づいてコミュニケーションを取りたい場合は、タスク管理型がおすすめです。案件や作業などタスクを切り分け、それぞれにチャネルを立てて情報を共有できるため、ヌケモレを防げます。
自社で重視するビジネスチャットのタイプが何となくつかめたら、具体的なツールを比較・検討していきましょう。比較のポイントとしては、「コスト」「サービス連携」「セキュリティ」の3つが挙げられます。
なお、チャット、音声・ビデオ通話、検索機能、ファイル共有(送受信)、画面共有、スマホアプリ対応など、基本的な機能はどのサービスもほぼ変わりありません。UIや使い勝手の部分で多少の違いはありますが、慣れればどのツールでも問題ないでしょう。
ビジネスチャットの多くは、ユーザーID数に応じた月額料金体系をとっています。チャットツールを検討する際には、どれくらいの利用者数を想定しているのか考えてみましょう。「従業員に限定するのか」「社外の取引先・外注先も対象にするのか」「アルバイトや派遣社員なども含むのか」「委託先にもIDを発行するのか」など、線引きが重要です。
自社にとって必要な機能とコストバランスを考えながら比較するとよいでしょう。たとえば、「TAGS」は月額180円/ID、「OfficeMessenger」は月額5,000円(50IDまで)で利用可能です。
なかには無料プランを提供するサービスも。「LINE WORKS」なら30IDまで、「Lark」は50IDまで、「Chatwork」や「elgana」なら100IDまで無料利用することが可能。はじめてビジネスチャットを導入する場合には、このようなしっかり使える無料プランから試してみるのも一手です。
ビジネスチャットは、外部のツールと連携することで更に便利に。たとえば、ファイル共有サービスと連携させ、新たなファイルがアップロードされたら自動通知が送られるように設定すれば、ファイル共有サービスを頻繁に確認する手間が省け、見落としも防げます。よく利用するツールがあれば、ビジネスチャットと連携できるか確認しておきましょう。
ちなみに、「Lark」や「Google Workspace」のようなグループウェア型のサービスは、ビジネスチャットのほかに、大容量ストレージやビデオ会議、メールなど多機能を備えているため、外部連携せずに一つのシステムで業務を完結させることが可能に。チームでの作業効率の向上を目指す場合には、このように必要機能がパッケージ化されたタイプが便利です。
ビジネスチャットは情報のやりとりが盛んに行われることから、「IPアドレス制限」「端末認証」「ログ保存」「暗号化」「権限管理」など厳格なセキュリティが求められます。また、クラウドサービスの場合、データをどこのデータセンターに保管しているかも重要に。チャットツールを選ぶ際には、まず自社・取引先のセキュリティポリシーを確認し、基準を満たしているかどうかを把握しておきましょう。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Slack | 導入実績世界150カ国75万社。外部システム連携に強み | 月額925円~/ID |
Chatwork | 国産品。日本人にあわせたUI。導入実績43万社以上 | 月額700円~/ID |
Microsoft Teams | Microsoft 365を契約していれば追加コストなしで導入可能 | 月額500円~/ID |
LINE WORKS | LINEのビジネス版。スマホでの利用に最適。導入実績43万社超 | 月額450円~/ID |
(出所:Slack公式Webサイト)
導入実績世界150カ国以上、アクティブユーザー数は1,000万人を超える、全世界で圧倒的シェアを誇るSaaS型のビジネスチャットツール。業務に必要な人と情報をすべて Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)に集約し、働き方を変革させることを目的としたサービス作りをしている。
チャット形式のコミュニケーションが可能で、途中から参加しても過去のやりとりが閲覧でき、情報共有の手間が省ける。データやシステムの壁を超えて、2,600もの外部アプリケーションとAPI連携できるところも魅力。社外の利用者とも連携しやすく、企業間のコミュニケーションハブとしての役割も果たす。
(出所:Chatwork公式Webサイト)
導入企業は 43万1,000社を突破。純国産の業務用チャットツールとしては、国内で圧倒的な利用者数を誇る。特徴は各チャットグループでタスクを作成できるところ。「誰が・何を・いつまでにするべきか」をタスク管理機能で把握できるので、自身のTODOや相手への依頼内容を管理しやすい。割り振られたタスクは「完了」ボタンを押すと相手やグループに通知され、互いに進捗状況を確認できる。
クライアントとの定期連絡や、委託先にアウトソーシングする際の進捗管理など、社外とのやりとりが多い企業におすすめ。UIがシンプルで、直感的に使いやすい点にも定評がある。
(出所:Microsoft Teams公式Webサイト)
Microsoft 365のライセンスに含まれるビジネスチャットツール。 Microsoft 365を契約していれば追加コストなしで導入できる。WordやExcel をはじめとしたMicrosoft製品との連携や、共有フォルダ内のファイルの直接編集・共同編集が可能。メールやカレンダーなど、Microsoft製品・アプリ以外との豊富な連携も魅力だ。
チャットツールとしての機能もさることながら、ビデオ会議は無料で100人まで、有料プランでは300人まで参加可能。ホワイトボードの使用や会議の自動文字起こし、翻訳など、複数でのコミュニケーションに役立つ多様なツールを備える。大企業を中心に導入が進んでおり、約40言語に対応。海外展開や外国人の社員が多いなど、国内外で頻繁にコミュニケーションをとる必要がある企業にも適している。
(出所:LINE WORKS公式Webサイト)
おなじみのチャットツール「LINE」のビジネス版。プライベートでのLINEと近い感覚で利用できるため、導入に際してのセットアップや研修が不要なのが最大のメリット。PCによる利用にも対応しているが、スマホによる利用が多い小売やサービス、物流、建設業などの環境に適している。
トーク(チャット)やメールをはじめ、アドレス帳、社内周知ができる掲示板、メンバーの予定も把握できるカレンダー、資料やファイルを保存・閲覧できるDrive、社内外のユーザーに実施できるアンケートなど、業務で活用できる充実した機能を備える。勤怠管理BotやFAQ Botなどとの連携により、出張の申請や勤怠管理、日報の作成など申請業務も可能に。無料プランでも30人まで、ほとんどの機能を使える点も人気の理由だ。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
TAGS | 3段階暗号化をはじめ、安価ながらも高セキュリティに特徴あり | 月額180円/ID |
OfficeMessenger | 定数ごとの月額料金プランだから人数を気にせず利用可能 | 月額5,000円/ 50IDまで |
elgana | NTTグループ公式ビジネスチャット。オフィス以外での利用実績も豊富 | 月額300円~/ID |
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(出所:TAGS公式Webサイト)
チャット機能+ボット連携で、必要な情報をスピーディーに取得できるビジネスチャットツール。万全のセキュリティが最大の特徴で、SSL通信、サーバーのデータベースの暗号化はもちろん、クライアント端末のキャッシュも暗号化。3段階の暗号化により、情報漏えいの防止を強化する。
スケジュールやメールなど、外部サービスとチャットボットで連携し、いつ・どこでもスマホから必要な情報へスムーズにアクセスできる。そのほか、オンラインストレージや勤怠管理システムとの連携実績も。利用中のシステムと連携するために、オリジナルのチャットボットの制作にも対応している。
(出所:OfficeMessenger公式Webサイト)
シーンにあわせて柔軟に使い分けができる法人向けのビジネスチャットツール。社内告知や上長への報告は「メッセージ」、素早く手軽にコミュニケーションをとりたい場合は「チャット」と、ツール内での使い分けがスムーズ。ビデオ会議(オプション)やファイル共有機能も搭載され、UIもシンプルで使いやすい。ファイルのダウンロード制限や転送ファイルのログ確認など、法人向けのセキュリティ機能も充実している。50IDまで月額5,000円で使い放題のため、コストパフォーマンスにも優れている。
(出所:elgana公式Webサイト)
200万ID以上の導入実績がある、NTTグループ公式のビジネスチャット。グループごとに既読表示の有無を設定でき、アンケート機能やピン止め機能・クリップ機能など便利な機能も豊富。誰でも使いやすいUIに強みがあり、医療、介護、教育、建築業界など、一般的にITに不慣れなイメージのある業界でも広く活用されている。
導入支援サポート、有人サポートヘルプデスク、登録・設定代行サービスといったサポート体制も手厚い。ID上限数のないフリープランがあるため、初めてビジネスチャットを導入する企業にもおすすめ。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Lark | 勤怠・承認申請・精算など豊富なアプリを自由に利用可能 | 月額1,420円~/ID |
Google Chat | メール、カレンダー、ビデオ会議、チャット、ファイルサーバーなどを集約 | 月額680円/ID |
NI Collabo 360 | ワークフロー、経費精算、スケジュール管理など36もの機能を搭載 | 月額360円/ID(税込) |
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(出所:Lark公式Webサイト)
チャットをはじめ、ビデオ会議、カレンダー、オンラインドキュメントなども備えるコミュニケーションツール。チャットは直感的で操作しやすいUIながら、アカウントやメッセージのピン留め、アンケート、自動翻訳、チャットボットを活用したリマインダー送信など、便利な機能が多数搭載されている。
チャット画面からすぐにビデオ会議を開始したり、カレンダーを表示してワンクリックで会議室を予約したりといったことも可能に。ワークフロー機能を使って様々な申請・承認にも対応している。各所で行われていた社内外のコミュニケーションを一元管理することで、業務効率化を実現する。
(出所:Google Chat公式Webサイト)
Google Workspaceに含まれるWebチャットツール。1on1の「ダイレクトチャット」のほか、複数人を選んで立ち上げる「グループチャット」、プロジェクトメンバーを都度追加・除外ができる「チャットルーム」などを備え、用途にあわせてカスタマイズできる。そのほか、Google ドライブでのアクティビティに関する通知を受け取ったり、Google Meetと連携して会議のスケジュールを設定したり、業務効率化に役立つ機能も充実。
なお、NTTコミュニケーションズの提供するGoogle Workspaceなら、豊富なオプションサービスと、導入から運用まで手厚いサポート体制を一元提供可能だ。
(出所:NI Collabo 360公式Webサイト)
サービス名称の通り、1IDあたり月額360円(税込)で、36もの豊富な機能を利用できるグループウェア。チャットのほか、ワークフロー、経費精算・支払管理機能、スケジュール管理・日程調整、プロジェクト管理、掲示板、社内SNS、安否確認などを備える。
ビジネスチャット機能にあたる「UP!」というコミュニケーション機能を利用すれば、1対1だけでなく、部署間やグループ内での情報共有が可能に。WordやExcel、PDF、画像ファイルなども添付できる。
同社のSFAと連携すれば、従業員だけでなく顧客にまつわる情報を簡単に共有できるため、顧客対応力の強化にも役立つ。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Talknote | コミュニケーションをデータとして蓄積し、コンディション分析などにも利用可能 | 要問い合わせ |
WowTalk | チャット・通話のほか、掲示板やタスク管理にも対応。22カ国語に翻訳可能 | 月額300円~/ID |
(出所:Talknote公式Webサイト)
様々な情報を資産として蓄積し、組織のパフォーマンスを最大化する情報共有プラットフォーム。飲食や医療・福祉、製造、教育といった幅広い業界で導入されている。
蓄積したデータを解析し、従業員の業務過多や心理面などをフォローする「HR機能」が特徴。組織のコンディションを可視化する「組織スコア」や、仕事への関心・積極性の変化を把握する「アクションリズム解析」、アクセス時間の増減をもとにメンタルヘルス不調や離職リスクを防ぐ「オーバーワーク検知」などを活用し、働く環境の整備・改善につなげられる。そのほか、タスク管理や、効率的なナレッジ共有に役立つノート機能など、ビジネスチャットとしての機能も充実。
(出所:WowTalk公式Webサイト)
あらゆるコミュニケーション課題を解決する、国産の社員向けビジネスチャットツール。トーク、無料通話、掲示板、タスク管理などをはじめ、22カ国語に対応した「翻訳機能」や、最大200名まで利用可能な「グループ通話機能」を搭載。更に、災害・緊急時のBCP対策として従業員安否をスピーディーに確認する「安否確認機能」、組織の活性化や社員のモチベーションアップにつながる「サンクスレター機能」など、豊富な機能を備える。
管理者は全社員のIDとパスワード発行、一括管理ができるほか、必要に応じて各種機能の有効範囲を個人単位で設定することも可能。シンプルな操作性で、ITリテラシーを問わずにすぐ利用できるため、導入から運用定着にかかる負荷も軽減する。
サービス名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
kannri | 無限に増やせる階層に強み。施工管理を中心に幅広い領域で利用されている。 | 月額1,000円~/ID |
TeamHack | リモートワークの共同作業におすすめ。レビュー機能や時間計測、達成度表示機能など。 | 月額1,200円~/ID |
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(出所:kannri公式Webサイト)
コミュニケーション機能に長けたタスク管理ツール。シンプルな操作性ながら、細かな管理が可能で、チームやチャネルの階層を無限に加えられるのが特長。案件が樹形図のようにツリー状の場合でも、一つひとつのタスクについて情報を共有・コミュニケーションをとれるため安心。建物や工事の施工管理、商品の製造管理、クリエイティブの進捗管理など幅広いシーンで活用されている。
そのほかにも、未完了タスクを上位表示させたり、階層ごとにスケジュールを設定して未完了のものを自動でアラート通知したり、ヌケモレ防止機能が充実しているのも心強い。
(出所:TeamHack公式Webサイト)
情報共有に優れたタスク管理ツール。複数人で共同作業を進める場合にはおすすめ。タスクごと、ドキュメントごとにチャット機能を備えているため、無駄なメンションを減らし、かつ見逃しのリスクも防げる。作業が終わった場合の確認依頼を1クリックで行える「1クリックレビュー機能」を搭載しているため、作業を細かく切り分けた場合でも確認漏れや依頼負担を最小限に押さえられるのもポイント。
タスク管理機能も豊富に備えており、タスクごとに作業時間の計測を1クリックで行える「時間計測機能」やタスク進捗を割合で可視化する「達成度表示機能」など便利。
仕事を円滑に進める上で欠かせない機能を備える、ビジネスチャットについて紹介しました。ビジネスチャットツールを選ぶ際は、チャット機能だけでなく、それ以外の周辺機能も重要に。自社の業務や環境に適しているかを確認するようにしましょう。
以下、要点(よくある質問)をまとめましたので、参考にしてください。
「Slack」「Chatwork」「Microsoft Teams」「LINE WORKS」の4つで、日本におけるビジネスチャット市場の90%近くを占めます。
おすすめのビジネスチャットツールは、業種や従業員数、利用シーンなどによって変わります。以下、具体例を記載しておきましたので、自社に近しいケースを参考にしてみてください。
ケース | おすすめのビジネス チャットツール例 |
特徴 |
---|---|---|
コスト重視でスモールスタートしたい | TAGS | 月額180円/IDで安価に導入できる |
従業員のITリテラシーに課題がある | LINE WORKS | UIがLINEと同じで使いやすい |
店舗や現場で利用したい | elgana | UI/UXがわかりやすくスマホで利用しやすい |
従業員の多くがチャットになじみがない | Chatwork | 機能がシンプルで、インターフェースがわかりやすい |
従業員数が1,000名以上で、Microsoft 365 を導入している大企業 | Microsoft Teams | 導入コスト・工数を削減できる |
エンジニアの開発環境を整えたいIT企業 | Slack | 多くの外部アプリと連携でき、カスタマイズに優れている |
コミュニケーションツールをひとまとめにしたい | Lark | 豊富な機能を備えたグループウェア |
海外とのやりとりにも対応したい | WowTalk | 22カ国語の翻訳に対応 |
多くのビジネスチャットツールでは、無料プランを提供しているのでお試しでの利用も可能に。無料プランのなかでも大人数かつ、豊富な機能を使えるツールには、以下のものがあります。
サービス名 | ID数 | 機能 |
---|---|---|
LINE WORKS | 30IDまで | 音声/ビデオ通話/画面共有(4人まで、最大60分)、トーク、掲示板、カレンダー、タスク、アンケート、アドレス帳、管理者機能(制限あり) |
Lark | 50IDまで | 自動翻訳、ドキュメントアプリ、音声通話・ビデオ会議時間 60 分/回 まで、共有ストレージ 100 GBまで、オンラインカスタマーサポート |
Chatwork | 100IDまで | ストレージ(5GB)、ビデオ/音声通話(1対1)、メッセージの検索(最大200件まで表示)、ユーザー管理(制限あり) |
elgana | 100IDまで | データ保存(5GB)、ログエクスポート(6カ月)、ボイスチャット(40分間)、FAQ・サポートボット |
ビジネスチャットをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
“ビジネスチャットツール”の 一括資料ダウンロードする(無料)
株式会社JIRAN JAPAN
月額5,000円で50ユーザーまで使い放題。コストパフォーマンスに優れた法人向けのビジネスチャットツール。「メッセージ」と「チャット」を場面によって使い分け、コ...
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