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無料で使えるVPNサービスおすすめ12選。利用条件や選び方は?

無料で使えるVPNサービスおすすめ12選。利用条件や選び方は?

最終更新日:2025-02-25

プライバシー保護やセキュリティ向上の観点、もしくは国内からアクセスできないオンラインサービス利用のために、VPNサービスの導入を検討されている方へ。無料でVPNサービスを使える条件や、選び方のポイント、おすすめのサービスを紹介します。

目次

VPNサービスとは?

VPN(Virtual Private Network)サービスとは、インターネット上に仮想の暗号化された通信経路を構築し、外部からの攻撃や情報漏えいなどを防いで安全なインターネット接続を提供するサービスです。

VPNサービスのメリット

VPNサービスを利用するメリットには、次のようなものがあります。

  • 通信内容を暗号化することで、個人情報や通信内容の漏えいを防げる
  • IPアドレスの匿名化により、Webサイトやオンラインサービス上でプライバシーを保護できる
  • 地理的な制限(ジオブロック)を回避し、海外のサービスやコンテンツにアクセスできる
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ対策として機能する
  • IP電話(インターネット回線を用いた音声通話)の通信セキュリティを向上できる

VPNサービスの主な機能

サービスによって提供される機能に違いはありますが、一般的に次のような機能を備えています。

  • 世界各国に配置されたサーバーへの接続
  • ユーザーのIPアドレス秘匿
  • 通信データの暗号化
  • VPN接続が切断された際のデータ漏えい防止(キルスイッチ)

 

無料で使えるVPNサービスのタイプ

無料で使えるVPNサービスは、以下の3つのタイプに分類されます。

1.完全無料

機能や期間などの制限がなく、継続的に無料で使えるサービス。商用で該当するものはありません。
個人用としては、筑波大学の学術実験プロジェクト「VPN Gate」が挙げられます。4,300台以上の世界各国のサーバーに接続でき、接続先の多さが強みである一方、機能はシンプルです。広告ブロックや高速ストリーミング、アンチフィッシングなどの機能は含まれないため、ある程度の機能を求める場合は、後述する「一定期間無料」や「機能制限あり」のサービスが選択肢となります。

2.機能制限あり

使用できる機能が限られる代わりに、期間の制限なく無料で利用できるサービス。主な機能制限としては、接続できるサーバー拠点数やデータ通信量、接続可能なデバイス数などが挙げられます。また多くの場合、高速サーバーへの接続が制限されるため、快適な速度を求める場合は有料プランの検討が必要です。

たとえば「Proton VPN」は、5カ国にある拠点からランダムで選ばれたサーバーへの自動接続、また接続デバイスは1台という制限内で、無料利用できます。通信量の制限や広告表示はありません。

3.一定期間無料

期間限定で、無料で利用できるタイプです。多くは1週間から2カ月程度の試用期間が提供されています。本記事で紹介する「セカイVPN」と「アバスト セキュアライン VPN」は、いずれも約2カ月間無料で利用できます。

 

無料で使えるVPNサービスの選び方

無料で使えるVPNサービスは、多くの場合が上記の「機能制限あり」のタイプに当てはまります。更に、その中でも以下の3つのタイプに分けられます。

1.機能制限あり×通信量制限なし

データ通信量を気にせずに継続的に利用できるタイプ。ただし、拠点数が限られるため、接続したい拠点(地域)が選べなかったり、通信速度が遅かったりすることも。

たとえば「Hotspot Shield」は、無料プランでも通信量に制限がかからないのが強み。有料プランだと動画ストリーミングモードやゲームモードに対応するなど、無料プランより安定した通信が期待できます。

2.機能制限あり×通信量制限あり

毎月の利用可能なデータ通信量に上限があるタイプ。大容量の通信を必要としないユーザー向きです。

たとえば「Windscribe」は、毎月最大10GBまでの通信が無料。大容量ファイルのダウンロードや動画視聴を頻繁に行わず、通常のWebサイト閲覧やメール利用程度であれば、十分に活用できます。

3.機能制限あり×ブラウザ特化

Webサイト閲覧時のみVPNを利用したい場合に最適なタイプです。

たとえば「Operaブラウザ」では、ブラウザ自体にVPN機能が組み込まれており、起動するだけで自動的にVPNサービスが利用できます。加えて、より快適なブラウジング環境を実現するための広告ブロック機能も搭載。

 

無料で使えるVPNサービスの一覧表

無料で使える条件と対応環境(WindowsやMac向けのデスクトップアプリ、ブラウザの拡張アドオン、iOS/Android OS向けのスマホアプリが提供されているか)を一覧表にまとめました。希望に当てはまるものを探す際に参照してみてください。

サービス名 無料の条件 Win/Mac/ブラウザ/スマホへの対応
VPN Gate 完全無料 △(Win/Mac/スマホ)
Proton VPN 拠点制限、接続デバイス1台まで など
hide.me VPN 拠点制限、接続デバイス1台まで など
Hotspot Shield 拠点制限、接続デバイス1台まで など
Privado VPN 拠点制限、通信量10GBまで 
など
Windscribe 拠点制限、通信量10GBまで 
など
TunnelBear 拠点制限、通信量2GBまで 
など
Avira Phantom VPN 拠点制限、通信量500MBまで など
Operaブラウザ 拠点制限、サーバー数制限 △(ブラウザ/スマホ)
Aloha Browser 高度なファイル管理機能がない など
セカイVPN 2カ月間まで
アバスト セキュアライン VPN 60日間まで △(Win/Mac/スマホ)

 

おすすめの無料VPNサービス(完全無料)

おすすめの無料VPNサービスのうち、完全無料のものを紹介します。

VPN Gate(筑波大学)

VPN Gate公式Webサイト

(出所:VPN Gate公式Webサイト)

筑波大学の学術実験プロジェクトによる、完全無料のVPNサービス。ユーザー登録不要で手軽に、世界中の有志ボランティアが提供するサーバーを利用できる。外国政府の検閲用ファイアウォールを回避して、海外のWebサービスやコンテンツへのアクセスが可能だ。
ただし、接続の速度や安定性、ログ記録のポリシーはサーバーによって異なるため、個別に確認が必要。一時的にIPアドレスを隠して個人の特定を避けたい、海外のWebコンテンツを閲覧したい、公共Wi-Fiの使用に手軽にセキュリティレベルを上げたいといった場合に向いている。

  • 料金:無料

サービス詳細へ

 

おすすめの無料VPNサービス(機能制限あり×通信量制限なし)

おすすめの無料VPNサービスのうち、機能制限があり、通信量に制限がないものを紹介します。

Proton VPN(Proton AG)

Proton VPN公式Webサイト

(出所:Proton VPN公式Webサイト)

スイスを拠点とする企業が運営する、プライバシー保護重視のVPNサービス。オンラインアクティビティのログを一切保存せず、個人が特定できるメタデータも保存しないという姿勢が徹底されている。
無料プランでも、速度制限や通信量の制限はなし。広告も表示されないが、使用デバイスは1台に制限され、サーバーは5カ国の拠点うちいずれかにランダムで自動接続される仕様になっている。日本語未対応だが、インターフェースはシンプルで操作しやすく、ChromeやFirefoxといったWebブラウザ向けの拡張機能も提供している。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額4.99ユーロ〜

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hide.me VPN(eVenture Ltd.)

hide.me VPN公式Webサイト

(出所:hide.me VPN公式Webサイト)

高速接続を実現するVPNサービス。無料プランは通信量無制限で8つのサーバー拠点を利用できるが、同時接続は1デバイスまで。加えて、通信スピードも制限される。
個人データを一切記録しないため、ユーザーのデータは監視もフィルタリングもされない。そのため、有料ユーザーと同レベルのセキュリティと匿名性を確保できる。また、定期的な外部機関の監査によって、ノーログポリシーが厳格に実施されていることを証明。複雑な操作が必要ないシンプル設計のため、数分で端末への導入ができ、初心者でも扱いやすい。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額2.69ドル〜

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Hotspot Shield(AnchorFree, Inc)

Hotspot Shield公式Webサイト

(出所:Hotspot Shield公式Webサイト)

世界中で6億人のユーザーが利用するVPNサービス。無料プランでも通信量に制限はなく、800以上の高速VPNサーバーを利用できる。ただしNetflixやYouTubeなどのストリーミングモード、Fortniteなどのオンラインゲームモードはサポートしていないため、メール送信などの軽い用途向き。また、接続デバイス数は1台に限られる。
オンラインアクティビティのログを残さないことに加えて、軍事機関や金融機関レベルのデータの暗号化を採用しているなど、安全性の高さが魅力。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額799円

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おすすめの無料VPNサービス(機能制限あり×通信量制限あり)

おすすめの無料VPNサービスのうち、機能にも通信量にも制限があるものを紹介します。

PrivadoVPN(Privado Networks AG)

PrivadoVPN公式Webサイト

(出所:PrivadoVPN公式Webサイト)

スイスの強力な消費者プライバシー法によって保護されているVPNサービス。安全性と秘匿性に強みを持つ。Windows、Mac、iPhone、Androidに対応した専用アプリを提供している。
無料プランでも、通信量は毎月10GBまでと大容量。49カ国・66都市のサーバーを利用できるので、通信の安定性も高い。なお、接続デバイスは1台まで、広告ブロッカーは搭載されていない。IPマスキングやファイル転送、ポイントツーポイント暗号化(決済時におけるカード所有者のデータ保護)などは有料プランと同様の品質と、十分な機能性を備えている。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額1.11ドル〜

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Windscribe(Windscribe Limited.)

Windscribe公式Webサイト

(出所:Windscribe公式Webサイト)

全世界69以上の国・地域で利用されているVPNサービス。インターネットアクティビティの暗号化、広告のブロック、エンターテインメントコンテンツのブロック解除といった機能を備える。PC、モバイル、ブラウザ、TVと幅広く対応しているほか、Windows、Mac、Linux向けにアプリを提供している。
無料プランは毎月2GBまでの通信量制限があるが、確認メールを送ることで10GB追加される。更に、会員ページからアクセスして、X (旧 Twitter) に投稿すれば、5 GB の追加データを入手できる。サーバー拠点はカナダ、米国、スイスなど10カ国にあり、安定した接続を実現。接続デバイス数に制限なく利用可能だ。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額5.75ドル〜

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TunnelBear(TunnelBear LLC.)

TunnelBear公式Webサイト

(出所:TunnelBear公式Webサイト)

国際標準の暗号化方式であるAES-256を採用しているVPNサービス。すべてのデバイスに対応するアプリを提供しているほか、ノーログ接続、キルスイッチ機能などを備えている。
無料版の通信量は2GBまで、接続デバイスは1台のみ。有料版では同時接続数が増えるほか、通信制限も解除される。日本語には対応していないが、マップ画面で接続したいサーバーを選ぶだけのシンプルな操作画面のため、初心者でも使いやすい。独立したセキュリティ監査を毎年実施しており、監査のレポートも詳細に公開するなど、透明性の高さが特徴。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額3.33ドル〜

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Avira Phantom VPN(Avira Operations GmbH)

Avira Phantom VPN公式Webサイト

(出所:Avira Phantom VPN公式Webサイト)

35年以上のオンラインセキュリティ分野での実績に基づいたVPNサービス。Windows、Mac、Android、iOSといった主要なOSすべてに対応しており、デバイス数は無制限に登録可能。無料版の通信量は500MBまでだが、ユーザー登録を行うと毎月1GBまで利用できる。
サーバーがP2Pファイル共有(サーバーを介さずにPC同士で直接ファイルを共有する仕組み)に対応している点が特徴。ただし、キルスイッチ機能は搭載されていないため、予期せぬVPN切断には注意が必要。Webサイトのブロックを任意に解除することもでき、よく使うサイトをお気に入り登録しておけば、スムーズにブラウジングを行える。

  • 料金:無料 ※有料プランは月額569円〜

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おすすめの無料VPNサービス(機能制限あり×ブラウザ特化)

おすすめの無料VPNサービスのうち、機能制限があり、ブラウザに特化したものを紹介します。

Operaブラウザ(Opera)

Operaブラウザ公式Webサイト

(出所:Operaブラウザ公式Webサイト)

AndroidおよびPC向けのWebブラウザ「Opera」に組み込まれている、無料のVPNサービス。3つの地域に設置された100台以上の高速サーバーに接続できる。
通信量の制限はなく、Operaブラウザを使用するだけでノーログでのVPN接続を利用できる。ログインやブラウザ拡張機能の追加も不要だ。ブラウザにVPNのオン/オフスイッチがあるので、VPNを使用しないときもそのまま利用できる。加えて、広告ブロックやほかのデバイスとのブラウザ同期機能もあるなど、利便性が高い。有料プランの「Opera VPN Pro」はより高度なセキュリティが付与され、接続デバイスを6台まで登録可能。

  • 料金:無料 ※有料版は月額4ドル

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Aloha Browser(Aloha Mobile Ltd)

Aloha Browser公式Webサイト

(出所:Aloha Browser公式Webサイト)

使いやすさと安全性を両立したプライベートブラウザ。無料かつ無制限のVPN機能がデフォルトで組み込まれている。通信量の制限なく、80以上のサーバー拠点から接続先を選択でき、スムーズなWebブラウジングを実現。
ブラウザアプリを起動すると自動的にVPNに接続されるので、接続忘れのリスクを削減。ワンタップでオン・オフでき、初心者でも使いやすい。仮想通貨ウォレットやWeb3に対応しており、電子取引にも活用できる。また、予期せずVPN接続が切断された際は、即座にアクセスを遮断する「キルスイッチ」を搭載。IPアドレスや個人情報の漏えいを防ぐのに役立つ。

  • 料金:無料 ※有料プランあり

サービス詳細へ

 

おすすめの無料VPNサービス(一定期間無料)

おすすめの無料VPNサービスのうち、一定期間無料で利用できるものを紹介します。

セカイ VPN(株式会社インターリンク)

セカイ VPN公式Webサイト

(出所:セカイ VPN公式Webサイト)

10カ国に設置されたサーバーを利用できる、IP共用型のVPNサービス。機能制限や通信量制限なし、最大3デバイスまで同時接続できる無料体験期間を提供する。最大2カ月間、機能をフル活用できる。
日本のサーバーも利用できるため、海外から日本国内限定のサービスを利用したい場合にも便利。データの暗号化により、無料Wi-Fi利用時のセキュリティを強化できるが、ノーログポリシーは明示されていない。無料オプションのブラウザ拡張機能「セカイブラウザ」はGoogle ChromeとMicrosoft Edgeで利用可能だが、接続先は日本のサーバーに限定される。

  • 料金:無料(最大2カ月の無料体験期間を提供)※有料プランは月額1,000円

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アバスト セキュアライン VPN(Gen Digital Inc.)

アバスト セキュアライン VPN公式Webサイト

(出所:アバスト セキュアライン VPN公式Webサイト)

36カ国・地域から最適なサーバーを自動検出し、ワンクリックで接続するIP共用型のVPNサービス。機能制限・通信量制限なし、接続デバイス最大10台までという、60日間の無料体験期間を提供する。
サーバーの処理速度やパフォーマンスに注力しているため、オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードなどにも適している。また、AndroidTVデバイスに対応している点も特徴の一つで、セキュリティを担保しながらコンテンツ視聴が可能だ。加えて、DNSリーク対策やノーログポリシーも備えていて安心。

  • 料金:無料(60日の無料体験期間を提供)※有料プランは年額2,480円〜

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まとめ

VPNサービスは、インターネット通信の暗号化やIPアドレスの匿名化よってプライバシーとセキュリティ保護を向上させる便利なツールです。インターネット利用時の情報漏えいのリスクを軽減するだけでなく、世界各国のサーバー拠点と接続することで、地理的な制限を回避して様々なコンテンツにアクセスすることもできます。

無料で利用できるVPNサービスには次の3つのタイプがあります。

  • 完全無料
  • 一定期間無料
  • 機能制限ありで永続的に無料

更にほとんどのサービスが機能制限を設けており、その中でも大きく以下の3つに分けられるので、それぞれの特徴を理解してニーズと合致するものを選択することが重要です。

  • 機能制限あり×通信量制限なし
  • 機能制限あり×通信量制限あり
  • 機能制限あり×ブラウザ特化

無料で使えるVPNサービスを活用すれば、コストをかけずにインターネット接続の安全性や利便性を高められます。また、公共のWi-Fiなどもセキュアな環境で利用できるように。まずは、オンラインショッピングやブラウザ閲覧での利用など、身近なところからVPNサービスを導入してみてください。

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