最終更新日:2024-08-09
営業部門における生産性向上や業務改善を図りたい方へ。SFAツールの機能やCRMやMAとの違い、メリット、選び方、比較ポイントをおすすめのサービスとともにご紹介。比較表付きの選び方ガイドもダウンロードできます。
SFAツールとは、案件管理や顧客管理などの営業活動を効率化・自動化することのできるツールです。「Sales Force Automation」の略称で、日本語では「営業支援ツール」と呼ばれています。代表的なツールとしては「Sales force(Sales Cloud)」が挙げられます。
本記事ではSFA(営業支援)ツールの機能・メリットなどの概要にはじまり、選び方・比較ポイントなどをわかりやすく説明していきます。
記事後半には上記のようなタイプ別のおすすめツールも紹介しています。今すぐツールの選定に移りたいという方は、そちらをご覧ください。
SFAツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
まずは、SFA(営業支援)ツールとは「そもそも何なのか」「何のために存在するのか」という点からお話していきます。
従来の営業では、顧客情報や商談記録、売上見込みなど、営業に関わる情報を顧客管理システム、メールやExcelなど複数のツールで記録・管理するのが一般的です。しかし、この場合、情報を一つずつ入力・転記する必要があります。営業活動や進捗を確認・管理するだけで時間がかかってしまうという課題が挙げられていました。
SFAツールなら、顧客情報や商談記録、売上見込みなどを一元的に管理可能。一度入力した情報が他にも自動で反映されるため入力の手間も省けます。管理者はもちろん、個々の営業にも「今何がどうなっているか」がわかりやすく可視化されるため、早期に最適な対策が立てられるようになります。
SFA混同しやすいツールにCRMとMAがあります。SFAとの違いとそれぞれの利用目的を解説します。
SFAと混同しやすいツールにCRM(Customer Relationship Management)があります。いずれも顧客情報を一元管理できるものの、「誰を主軸に管理するか」が大きく異なります。SFAが「営業」を軸にデータを把握・管理するのに対して、CRMは「顧客」を軸にしていします。同じ営業部門でも、アウトサイドセールスではSFA、インサイドセールスではCRMなど使い分けされています。
CRMについての詳細は、「CRMツール比較14選!タイプ分けして紹介(図解・機能一覧付)」をご覧ください。
もう一つ混同されやすいものに、「マーケティングの自動化」を目的としたMA(Marketing Automation)があります。MAはマーケティング部門で、見込み顧客の発掘、見込み顧客への的確な情報発信、見込み度合いの把握といった目的で利用されています。
MA(マーケティングオートメーション)についての詳細は「MAツール比較12選!シンプル・多機能・伴走型などタイプ分け」をご覧ください。
SFAツールの料金形態は1ユーザーごとの従量課金制が基本です。単価はツールやプランによっても異なりますが、平均すると1ライセンス月額5,000円程度から利用可能です。
「案件管理だけ」「営業管理だけ」など機能がシンプルなツールなら1,000円、2,000円、高機能・汎用的なSFAなら1ユーザーあたり月額10,000円前後のコストが発生します。以下、主だったSFAツールの代表的な料金プランをいくつか取り上げてみました。
なお、無料のSFAツールもありますが、利用できる機能に制限があったり、利用ユーザー数や登録できる顧客数などの上限が設けられたりすることが大半です。
SFAツールを導入すると、以下のことができるようになります。ツールによって違いはありますが、主な機能と導入するメリットをご紹介します。
顧客情報の管理 | 取引先情報等をデータベース化して必要に応じて検索できる。外部システムと連携して自動で取り込んで更新できるものも。 情報更新作業の効率化・精度向上が見込める。 |
---|---|
商談情報の管理 | 顧客とのやりとりを電話・メール・チャットなどから自動で取り込んで一元管理できる機能。 情報共有の効率化、抜けもれの防止といったメリットがある。 |
案件情報の管理 | カンバン方式などで、案件ごとにフェーズや見込み金額をわかりやすく表示する機能。 案件管理の負荷軽減、タスクの見落とし防止などに役立つ。 |
営業の行動管理 | GPS情報を利用して営業の行動を把握し、顧客接点データを集積する機能。 営業行動の可視化で、社員教育や進捗管理の効率化、ノウハウの蓄積といった効果が見込める。 |
予実管理 | 蓄積したデータを利用して、実績と見込の可視化や分析を行う機能。 予実管理表や会議用の資料の作成作業が不要に。より正確な予実管理ができるようになるメリットも。 |
その他 | 名刺管理・タスク管理・日報や週報の自動作成など、日々の雑務を効率化するための機能。 細かなタスクを効率化・自動化することで、営業活動にフォーカスできる。 |
SFAツールによって対応する機能の有無や程度は異なります。以下、主なSFAツールについて上記で紹介した機能の有無をまとめておきました。
より詳細な比較を行いたい方は、こちらの「SFA/CRMツールの選び方ガイド」をダウンロードしてください。主要16ツールを対象に計27項目で調査した比較表が付いています。ダウンロードしてサービス選びにお役立てください。
SFA/CRMツールの選び方ガイド
SFAツールは、海外製のものから無料のものまで種類が豊富です。以下のように特徴別にいくつかのタイプに分けられます。
なお、記事後半に「迷った場合の実績豊富なSFAツール」を紹介しています。網羅的に機能をそろえたい場合には、そちらをご参照ください。
シンプルな操作で直感的に案件管理が行えるタイプ。たとえば、「カンバン方式」に対応したツールでは、横軸が「ヒアリング」「提案」「受注」などのフェーズごとに分かれており、案件が「今どの段階にあるのか」が瞬時に把握できます。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Mazrica Sales | AIが蓄積したデータを学習することで、案件ごとに成約確率・契約日・契約金額まで予測可能。 | 月額27,500円/5ID~ |
ネクストSFA | 案件管理、メール配信、フォーム生成機能まで対応。営業体制に合わせたカスタマイズ性に強み。 | 月額50,000円/10ID〜 |
GENIEE SFA/CRM | 入力項目や機能を厳選することで組織への定着を促進。ストレスなく最新の案件情報が集約可能。 | 月額29,800円/10ID〜 |
「とりあえず案件管理だけしっかり行いたい」という場合はもちろん、「案件管理を中心に営業体制を見直したい」という場合にもおすすめ。ほとんどがドラッグ&ドロップで操作でき、項目追加・編集・並べ替えなどの操作も難しくないので、自社の営業体制・フローを反映させやすいのもポイントです。
営業活動の前後の業務までまとめて効率化できるタイプ。案件化した商談だけでなく、見込み顧客の獲得を目指すマーケティングや、受注後の顧客満足度の向上を目指すカスタマーサクセスなど、関連部門と連携しやすい点が特徴です。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
ホットプロファイル | 名刺交換、メール配信、Web訪問履歴の分析機能搭載。見込み顧客の獲得から育成・発掘・アポ獲得、商談・クロージングまで一本化。 | 要問い合わせ |
Sansan | 名刺をスキャンするだけで顧客情報を自動でデータ化。顧客管理データベースを簡単に構築でき、取引リスクまで自動で検知可能。 | 要問い合わせ |
Sales Hub | 営業プロセスに必要な機能を集約した営業支援CRM。見積もり作成、レポート、分析機能などを搭載。 | 月額54,000円/5ID〜 |
Knowledge Suite | 手入力の他、名刺スキャン、Webフォームから自動取り込み、インポートによる取り込みで顧客登録。 | 月額50,000円/5GB (ID数無制限)〜 |
外回りやフィールドセールスの現場での活用が期待できるタイプ。スマホ・タブレット端末から情報を更新できるので、現場訪問が中心のルート営業やメンテナンス・保守業務など、報告業務が多い場合におすすめです。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
cyzen | GPSに裏付けされた顧客への訪問履歴やメンテナンスの作業記録など、外回りに最適な機能を多数搭載。 | 月額1,000円/ID〜 |
Report@(レポルタ) | スマホの位置情報を活用して、営業の活動状況の確認、営業日報の簡単作成が可能。外回り営業の隙間時間を有効活用。 | 月額1,200円/ID〜(ベーシック) |
UPWARD | 直感的に使える営業現場向けのモバイルアプリ。滞在先や活動時間を自動検知し、ワンタップで報告。 | 月額7,800円/ID(STANDARD) |
最後に、上記のタイプに当てはまらない場合におすすめの、実績豊富なSFAツールをご紹介します。いずれも多機能であるが故に、目的が明確化していないと運用が複雑になりがちです。導入の際にはサポートをうまく利用することをおすすめします。
システム名 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Sales Cloud | 中堅・中小企業から大企業まで、15万社以上の導入実績のあるCRM・SFAプラットフォーム。 | 月額9,000円/ID〜 |
eセールスマネージャーRemix CLOUD | ⼀度の⼊⼒で必要な情報をすべて⾃動反映。導入・稼働・定着までの各ステップでサポートを徹底。 | 月額11,000円/ID〜 |
Zoho CRM | 営業プロセスの自動化やレポート機能などSFAツールに必要な機能を網羅し、低コストで利用可能。 | 月額1,680円/ID〜 |
Sales Force Assistant | 経営改善ノウハウをシステム化した営業支援システム(SFA/CRM)。 | 月額3,500円~ |
自社に合ったSFAツールのタイプがわかったら、以下のポイントを比較しながら導入するサービスを検討するといいでしょう。
まず、会社全体から見た営業部門の立ち位置や、業務内容との相性を確認しましょう。いくつか具体例を挙げて解説します。
案件管理の効率化だけでは物足りなくなるフェーズです。「顧客満足度向上」に重点を置いて取り組みたい場合には、「The Model」を提唱している「Sales Cloud」のような高機能なSFAツールが選択肢に。アドオン機能も豊富で、あらゆるデータを集約して顧客の全体像を把握できるため、よりパーソナライズされた最適なアクションへとつなげやすくなります。
「これから組織体制を整えたい」、「営業活動の情報共有ができれば良い」という場合には、導入コストを抑えたツールや操作性の高いツールが最適です。多機能なSFAを導入してもすべての機能を有効活用できずに持て余してしまう恐れがあります。
外回りが多い業務には、スマホやタブレット端末があれば出先からでも入力や書類作成ができるSFAツールが適しています。中には、音声入力やタップだけで報告書の作成が完了するものも。
データの最新性を継続的に保てるかどうかが、SFAツールの導入効果を最大限に発揮する鍵になります。従来何の管理も行っていなかった企業がSFAツールを導入する場合、顧客情報や案件情報、ステータス、タスク、ToDoなどを都度入力しなければならず、「むしろ手間が増えた」という事態になりがち。このような事態を避けるためには、入力の手間を省いて営業を支援してくれる機能を備えたSFAツールを選ぶ事が大切です。
たとえば、「Mazrica Sales」はGmailやGoogleカレンダーと連携して、メールの内容や案件のアポなどのスケジュールをツール内に自動で取り込んだり、Mazrica Salesの企業データベースと連携して取引先情報を自動で取り込んだりすることができます。また、「ネクストSFA」はWebサイト上にWebフォームを生成設置でき、そこに登録された顧客の情報を、自動でツールに取り込むことができます。
そのほか、入力作業に限らず、あいさつメールの作成・送信、営業担当者の割り振り、日報作成など、様々なルーティンワークを自動化できるとより便利です。たとえば、「Zoho CRM」のワークフロー機能を利用すれば、顧客からの問い合わせがあった際に、「どの担当者を割り当てるのか」「どんな対応をとるのか」などの工程を、AIを用いて自動化することもできます。
自社ですでに導入しているツールがある場合、SFAツールとの連携可否を確認する必要があります。たとえば、名刺管理ソフトから顧客情報を取り込んだり、逆にMAツールに顧客情報を流したり、会計ソフトに売上や請求情報を取り込ませたり、といったものがあります。ツール導入後にスムーズに社内浸透させるためにも、標準搭載している機能やAPI連携の可否を、確認しておくと安心です。
たとえば、「eセールスマネージャーRemix CLOUD」は各種APIを取りそろえており、Web会議ツール「Zoom」やチャットツール「Slack」、データ・ナレッジ共有ツール「Box」「Dropbox」、名刺管理システム「Sansan」、経費精算システム「楽楽精算」、CTI「BIZTEL」など多種多様なソリューションとの豊富な連携実績があります。
そのほか、入力作業に限らず、あいさつメールの作成・送信、営業担当者の割り振り、日報作成など、様々なルーティンワークを自動化できるとより便利です。たとえば、「Zoho CRM」のワークフロー機能を利用すれば、顧客からの問い合わせがあった際に、「どの担当者を割り当てるのか」「どんな対応をとるのか」などの工程を、AIを用いて自動化することもできます。
自社ですでに導入しているツールがある場合、SFAツールとの連携可否を確認する必要があります。たとえば、名刺管理ソフトから顧客情報を取り込んだり、逆にMAツールに顧客情報を流したり、会計ソフトに売上や請求情報を取り込ませたり、といったものがあります。ツール導入後にスムーズに社内浸透させるためにも、標準搭載している機能やAPI連携の可否を、確認しておくと安心です。
たとえば、「eセールスマネージャーRemix CLOUD」は各種APIを取りそろえており、Web会議ツール「Zoom」やチャットツール「Slack」、データ・ナレッジ共有ツール「Box」「Dropbox」、名刺管理システム「Sansan」、経費精算システム「楽楽精算」、CTI「BIZTEL」など多種多様なソリューションとの豊富な連携実績があります。
(出所:Mazrica Sales公式Webサイト)
直感的に操作できるUI/UXと豊富な機能が特徴のセールス・マーケティングプラットフォーム。契約継続率98%、DAU55%。案件管理以外にも、リード創出から企業情報の自動収集、顧客管理まで対応。
カンバン形式で行う案件管理に定評あり。更新頻度に応じて色分けやアラートも出せるので進捗状況を把握しやすく、対応もれ・遅れの心配もない。
AIが成約確率や契約日・契約金額まで予測できるため、適切なタイミングで納期やアップセルの提案が可能。失注した場合でも、「予算が下りず検討見送りになった」「繁忙期なので3カ月後に連絡してほしい」など、受注できなかった理由を案件ごとに蓄積することで「ネクストアクション」の明確化にも役立つ。
(出所:ネクストSFA公式Webサイト)
MA・CRM機能も兼ね備え、リード獲得から顧客管理まで一貫して活用できる国産のSFAツール。案件管理画面では、フェーズごとの案件数や金額を一目で把握可能。案件の確度、確度ごとの金額や件数の集計もドラッグ&ドロップだけで変更できるため、管理業務の効率化にも有用だ。
また、項目追加・編集・並べ替えなどの変更もノーコードで対応可能。営業体制や管理項目を反映しやすく、コストを抑えてツールを導入したい場合も安心。
自分だけが確認できる「マイページ」、チームメンバーで共有できる「シェアボード」の2種類があり、表示したい数字やグラフも自由に設定可能。営業戦略やKPIなどの周知・徹底も期待できる。
(出所:GENIEE SFA/CRM公式Webサイト)
「使いやすい」「作りやすい」「入力しやすい」を掲げる、国産営業管理ツール。多くの項目がプルダウン形式で選択でき、記述入力が少ないためITに苦手意識がある従業員でも使いこなせる。たとえば、案件管理であれば、会社名・商談金額など商談概要をカードにして、「発掘」「ヒアリング」「一次提案」「商談」「二次提案」といったフェーズごとに分類し、進捗に応じてドラック&ドロップで変更できる。
どのフェーズの案件が溜まっているのか一目でわかるので、進めるべき課題やタスクの判断もスムーズに行え、営業活動の効率化も図れる。更に、同社のMAツール「GENIEE MA」と連携すれば見込み客獲得にもつなげやすい。
スタンダードプランは月額29,800円/10ID~と低価格で導入できるため、「シンプルな操作でまずはしっかり案件管理をしたい」という企業におすすめだ。
(出所:ホットプロファイル公式Webサイト)
名刺管理と営業管理に強みを持つSFAツール。一つのツールに名刺管理、チャット、SFA、MAを集約しているため利便性が高いうえに、名刺管理機能との連動で入力作業の削減や現場のツール浸透も見込める。また、営業担当者が出先からでも入力しやすいように、入力項目を必要最低限に絞るなど高いカスタマイズ性を備えているのも魅力だ。
オンライン名刺交換機能も標準搭載する名刺管理機能では、99%の精度で名刺情報をデータ化し、自動名寄せにも対応。商談・案件管理機能では、営業プロセスを定義することで、新人でもトップセールスと同じプロセスを定着させられる。リード管理機能では、タグやリードソースなどの複合条件を組み合わせて、営業リストの作成やメール配信ターゲットの抽出が可能だ。
同シリーズのホットアプローチのデータベースを組み合わせれば、新規開拓をより強化できる。
(出所:Sansan公式Webサイト)
顧客情報管理のためのデータベース機能に強みを持つ営業DXサービス。最大の特徴は、名刺をスキャンするだけで顧客情報を99.9%の精度でデータ化できる点。顧客データの入力工数を大幅に削減でき、転記ミスも防げる。構築したデータベースは組織全体で共有して、「どの取引先の、どのキーパーソンと、どのようなやりとりがあったのか」といった接点履歴も蓄積可能。100万件以上の企業情報も標準搭載しており、「データが古くて使い物にならない」「担当者が変わっていた」などのズレも防げるのに加えて、新規顧客の獲得や既存顧客の最新情報把握に役立つ。最適なタイミングで、適切にアプローチすることで、顧客との関係性を強化。受注確度の向上や売上拡大が期待できる。
(出所:Sales Hub公式Webサイト)
少人数のスタートアップから中小企業、大企業まで世界120カ国以上19万社以上が利用するCRMベースの営業支援ソフトウェア。効果的な営業メールをテンプレート化・共有できるEメールテンプレート機能、担当者の空き時間が確認できるカレンダーから顧客が都合の良い時間を指定できるミーティング設定機能、競合他社の情報やコールの台本などのコンテンツを社内で共有して教育コストを削減する営業管理プレイブックなど、包括的に営業を支援する機能がそろう。
マーケティングソフトウェア「Marketing Hub」、オペレーション支援ソフトウェア「Operations Hub」、カスタマーサービスソフトウェア「Service Hub」なども提供しており、それらを組み合わせることで更なる業務効率化が期待できる。
(出所:Knowledge Suite公式Webサイト)
オンライン商談ツールやアカウント一括管理ツールなどを提供しているナレッジスイートのSFAツール。グループウェア、SFA/CRM、問い合わせ管理、集計・分析ツールなどがオールインワンになっている。
組織、役職、グループなどによって情報の公開範囲を制御できる「動的可視化」機能が特徴。状況に応じて徐々に機能を追加できるので、まずは利用ハードルを下げて早期の運用定着化を促進するといった使い方もできる。
定額+従量課金型の料金体系で、データ容量を超過した分だけ追加で支払うスタイルを採用しており、ユーザー数無制限で利用できるため、無駄なく利用できる。連携APIやセキュリティ強化といった有料オプションも用意されている。
(出所:cyzen公式Webサイト)
フィールドセールスやフィールドワーカーの業務効率化と生産性向上を目的として開発された営業活動管理アプリ。フィールドメンテナンス、インフラ、保守、配送、物流業界などでの導入実績を多数持つ。
音声入力にも対応済みで、出先からでもわずか10秒で写真付き報告書を作成できる手軽さが特徴だ。スマホベースで顧客マップを作成できたりメンバーの位置情報が確認できたりと必要な情報を正確に収集できるため、営業プロセスの可視化もスムーズ。
訪問先への訪問ログが自動で残るオートワークログ、電車移動にかかった費用を自動で取得・計算する交通費自動計算機能、保守対象の機器番号などをバーコードでから読み取って報告書の項目に追加できるバーコード読み取り機能、走行状況やドライブデータをスマホで集計できる安全走行支援機能など、現場営業での業務効率化に特化した機能も充実。
(出所:Report@公式Webサイト)
位置情報を活用したスマホベースの訪問業務サポートアプリ。位置情報をもとにした報告書作成や顧客管理に加え、勤怠記録、予定管理までスマホ1台で完結。1,500社以上の導入実績があり、各種営業、運送業、保守点検、警備業、設備工事業などで利用されている。
「誰が」「どこで」「何をしているのか」を地図上でリアルタイムに確認できるのはもちろん、営業の業務状況や報告内容を即座に確認することもできる。
シンプルでわかりやすいUIが特徴で、ワンタップで報告できるのに加え、アプリ起動中は自動で位置情報を送信するため難しい操作は不要。位置情報と報告の業務管理機能のみのエントリープランなら、一人あたり月額500円で利用できるコストパフォーマンスの良さも魅力だ。
(出所:UPWARD公式Webサイト)
外回りするフィールドセールス向けのモバイルSFAツール。スマホの位置情報から、営業の滞在先を自動検知し、活動時間と合わせてシステムに自動記録。「どこの誰をいつ訪問したか」顧客接点データを蓄積して共有することで、再現性の高い営業体制の構築を実現できる。
営業担当者も現在地から近い顧客を自動抽出可能。「取引の有無」「訪問頻度」といった営業活動履歴を地図と連携して正確に可視化できるのでアプローチの効率化に役立つ。また、移動手段ごとの最短訪問ルートの作成も可能。そのほか、地図情報だけでなく、モバイルアプリから発信した電話の活動記録を、CRMに自動で記録することも。
(出所:Sales Cloud公式Webサイト)
CRMを世界的に牽引するセールスフォースのCRM・SFAプラットフォーム。オンボーディング、トレーニング、コーチングの機能を活用し、営業チームの能力開発とサポートを行う。
活動履歴、顧客管理、見込み客管理、商談管理、売上予測における多彩な機能を通して、組織が保有する情報を集約できるので、営業活動における生産性の向上だけでなく、経営判断をサポートする情報としても有効活用できる。また、見込み顧客の獲得から商談成立まで、ソーシャルメディアを含むあらゆるチャネルでキャンペーンを管理、トラッキングできる点も特徴だ。ワークフロー機能では、マウス操作だけで営業プロセスの自動化を実現。ほかにも、一定条件を満たした場合のアラートメールの自動送信や、案件が進捗した場合にタスクを自動的に割り当てるなど、様々なプロセスを自動化できる。
(出所:eセールスマネージャーRemix Cloud公式Webサイト)
中小企業から大手企業まで185業種以上、5,500社以上での導入実績を持つCRM/SFAツール。案件管理、商談管理、予実管理、日報管理などの顧客管理および営業管理に必要な基本機能に加えて、案件シナリオや地図機能、人脈管理などの機能も備えている。タイムライン機能では、営業担当者が活動報告を完了すると、上司や社内関係者のタイムラインに自動で通知されるので、別途報告する手間が不要に。業務効率化や社内コミュニケーションの活性化も期待できる。
導入前の検討段階から導入後まで、提案・運用・活用のアドバイスなどのサポートが充実している点も心強い。Zoomをはじめとする、Slack、box、Dropbox、Sansanなどの外部ツールとの連携にも対応。
(出所:Zoho CRM公式Webサイト)
世界180カ国25万社に、企業経営に必要な様々なアプリケーションサービスをクラウドサービスとして提供するZOHO。そのうち、営業・マーケティング向けにSFAとCRMが一体となったパッケージシステム。
初期費用なしで月額1,680円からの低価格にもかかわらず、顧客の一元管理や商談管理、見込み顧客管理といった基本機能に加えて、担当者の割り当て機能、タスクの管理機能といった業務効率化に役立つ機能も充実。更に、上位プランなら、オンライン会議ツールやコミュニケーションツールなどの外部サービスとの連携、SNSからの見込み顧客自動作成、定期レポートの作成といった機能も利用可能に。
海外製品ではあるものの、導入時には認定サポート企業が課題の洗い出しも含めてサポートするため安心。
(出所:Sales Force Assistant公式Webサイト)
AI秘書が現場の営業担当者をアシストする営業支援システム(SFA/CRM)。日本企業特有の営業スタイルを考慮し、「案件営業向け」「ルート営業向け」「案件・ルート併用向け」「案件・リピート商材向け」「会計事務所向け」など全部で7タイプのシリーズ製品を用意しているので、自社に最適なタイプを選べる。シリーズ導入企業9,000社超。
専属のAI秘書が、営業担当者の目標達成意欲を刺激しながら、スケジュールのリマインドや放置・遅延案件のフォロー、参考事例のピックアップ、ボトルネックのリサーチなどを24時間365日アシスト。「ゲーミフィケーション」の要素を取り入れており、目標達成に向けて楽しみながら取り組める。
同社の経営改革型グループウェア「NI Collabo 360」との連携も可能で、「ミーティングアレンジ」機能を活用すれば、社内・社外におけるミーティングの日程調整もスムーズに対応できて便利。
SFAツールは、案件管理や顧客管理などを効率化・自動化できるツールです。取引先へのアプローチ状況や、商談フェーズ、見込み受注金額などを一元化管理。進捗を共有することでヌケモレを防ぎ、「今目標に向かってどういう状況にあるのか」を把握することで、組織として効率よく営業活動を行うことができます。
SFAツールは以下のようなタイプに分けられます。
自社のニーズに合ったタイプを選んだら、「営業体制や業務との相性」「営業支援機能の充実度」「データの連携性・APIへの対応」「料金・価格」といったポイントに沿って、比較検討するとスムーズです。
SFAツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
SFAツールのさらに詳しい選び方はこちらの選び方ガイドをご覧ください。
SFA/CRMツールの選び方ガイド
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リード創出から企業情報の自動収集、案件管理、成約確率予測、顧客管理まで、営業活動を幅広く支援するクラウド型のSFA/CRM(営業支援)ツール。契約継続率98%、...
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