株式会社ハレックス
保持する気象データは1kmメッシュと細かく、最短1日48回更新の高い鮮度の気象データを用いてお客様の業務課題を解決する気象システムです。
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「HalexDream!」(ハレックスドリーム)は、気象データを1kmメッシュの細かさで管理しており、最短1日48回更新の高い鮮度の気象データを用いてお客様の業務課題を解決する気象システムです。
気象データには3つの提供方式があるので、各種システムへの組み込みを容易に行えます。
「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」において「総務大臣賞」を受賞しています。
気象データは1kmメッシュと細かい単位で提供します。また、標高データを用いて気象庁のデータを補正することで、平地以外の予報の精度を高めています。
気象データは最短1日48回データを更新します。予報と実際の観測値のズレを抑えるために、実況情報を用いて実測補正処理を行うことにより、予報の精度と鮮度を高めます。
お客様のニーズやシステムに合わせて、XMLやCSV等のファイル形式による提供、JSON形式によるAPI連携、広範囲情報の一括提供の3つの方式で気象データを提供します。
事業者インタビュー
―「HalexDream!」とはどのようなシステムなのでしょうか?
「HalexDream!」とは、どのようなお客様でも簡単に気象データを利用できるように、システムへの導入ハードルを可能な限り引き下げた気象システムです。
気象庁が公開する気象情報は誰でも利用できますが、データの仕様や公開形式が複雑なため、システムの導入がハードルになっていました。「HalexDream!」では、データの仕様を読み解くことで簡単にシステムに取り込める扱いやすい気象システムとなっております。
ハレックスでは、お客様の課題に対して、どの情報をどのように使ったら解決できるのか、この「HalexDream!」の強みと気象予報の知見を活かして活用ノウハウも提供しています。
―「HalexDream!」の特長を教えていただけないでしょうか?
一つ目は、単に気象データを提供するだけでなく、お客様のニーズや課題に対するソリューションとして提供できる点です。例えば、ある鉄道会社においては、異常気象が最近ますます増加する中で事故を回避するために、土砂崩れの恐れがある場所を把握したいというニーズと、視界が悪くなるほどの強い雨を予測したいというニーズがありました。
土砂崩れは一定時間の雨量が指標になりますので、そのために沿線付近の積算雨量を予想する仕組みを、強い雨の予測に関しては、徐行運転に備えられるよう、雨の降り方を予測できる仕組みを構築しました。このケースでは、気象データを提供するだけでなく、土砂崩れの危険度や視界の悪化具合によりアラートが通知される等の機能も含めてシステム構築まで行いました。
二つ目は、業務システムと連携しやすい点です。「HalexDream!」ではお客様のシステムにデータを取り込みやすいように、「XMLやCSV等のファイル形式での提供」、「JSON形式でAPI連携によるデータ提供」、「広範囲のデータを一括で、ファイル形式で提供」という3つの提供方式から選ぶことができます。
―気象データにおいて技術力はどのように活かされているのでしょうか?
気象予報の精度面では、標高データを利用した標高補正処理が挙げられます。例えば、雪か雨かは気温次第となり、山沿いでは雪だけれど、平地では雨ということがあります。気象庁でも標高差を考慮してデータが作成されていますが、「HalexDream!」では、国土地理院が作成している1kmメッシュの標高データを用いて、気象庁のデータを補正して予報しています。
また、情報の鮮度の面では、最新の予報をなるべく早く、高頻度で提供できるようにしています。高頻度で出したい場合は30分に1回、そうでなくとも1時間に1回、常に新しい情報を取り込んで情報の鮮度を高めるようにしています。それに、朝に夜の予報を出したとしてもズレは生じますので、なるべくズレが生じないように、実際に観測している実況情報を取り込んで予報の実測補正処理を行うことで、情報の鮮度や精度を高めます。
―気象情報はどのように利用されるのでしょうか?
全産業のうち、85%の産業で気象は影響すると言われているように、あらゆる産業に影響します。その中でも、鉄道会社、建設会社、農業、製造業、小売業、ITサービスなど幅広い企業で利用いただいています。
先ほどご紹介した鉄道会社の防災事例以外では、当社が過去の気象データを保有しているという特長を活かした次のような事例があります。
例えば、ある農業に関する事例では、過去の気象データと今年の気象データを比較して、今年の作物の出荷時期を予想しています。作物の生育は、気温や降水量等の気象条件が大きく影響しますので、過去データから今年は昨年とほぼ同じような天候だから、昨年と同じ時期に出荷できそうとわかります。
また、小売業では商品の販売予測にも利用されています。小売店においては過去の気象データと販売データを突き合わせることで、こういう気温や天気の時に通常よりもこれが売れたとわかります。もちろん、気温や天気以外の要因もありますが、分析を繰り返していくと気温や天気が影響した場面がわかります。
その他、工事現場においてはこのような条件の時に熱中症になりやすい、のように事故の未然防止にも役立ちます。
―気象情報は安心・安全だけでなく、売上を高める手段としても使われているのですね。
ユニークな取り組みとしては、気象データから今日の洋服のコーディネートをレコメンドするサービスがあります。特に女性にとっては、天気や気温に合わせてコーディネートを考えるのは毎朝の悩みになっていますので、そのユーザーの好みをAIで加味しながら、気象情報に合わせて服装がレコメンドされるようになっています。
―今後はどのようなことに力を入れていくのでしょうか?
現在、気象データの提供は国内のみですが、世界各国においても気象データを提供できるように準備を進めています。それらデータは国内と同様に1kmメッシュで提供されますので、海外の代表的な都市の天気だけでなく、知りたい地点の天気を任意でピンポイントで知ることができます。
海外の気象データを提供するためには、温度に摂氏と華氏の違いがあるように、国や地域によって気象データの仕様が異なります。「HalexDream!」では、異なる仕様を日本に馴染みのある仕様に変換することで、日本の気象データと同じ感覚で利用できるようにしています。
気象データはAPI経由で提供されますので、既に「HalexDream!」のAPIをご利用のお客様は、開発のハードルが低く、海外のデータをすぐに利用できるようになります。
海外の気象データの提供は、お客様が海外の気象データも利用したいというニーズを受けてのものなので、引き続きお客様のニーズや課題に応える取り組みをしていきたいと考えます。
会社名 | 株式会社ハレックス |
代表者名 | 藤岡 浩之 |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田2-20-4 NMF高輪ビル3階 |
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