サービス概要

Symantec Ghost Solution Suite（Ghost）は、マスターとなるPCやサーバーと同じ設定やアプリケーションなどの構成を展開するクローニングツールです。
1台から複数のPCやサーバーを一括でクローニングすることが可能。手作業で各種設定やソフトインストールを何度も行う手間を大幅に削減でき、導入時のキッティングや端末設定の変更にかかる負担軽減が可能です。

＜こんな方におすすめ＞

• 初期設定が複雑・面倒に感じている方
• キッティングの作業ミスや漏れを防ぎたい方
• 長時間作業による人的コストを軽減したい方

＜利用シーン＞
①PCやサーバーの新規購入時のキッティング
企業でのPCの新規購入やOSやアプリケーションの導入、インターネットカフェやビジネスホテルなどの開業時など、同じ初期設定を行ったPCを大量に作りたい場合によく利用されています。

②システム検証時の一括設定＆一括復元
システム検証を行う場合や学校のパソコン室、市区町村の図書館など公共の場などで、利用者が多数になる際に頻繁に設定を変える必要がある状況でも利用できます。毎回の設定の手間を省き、一括設定・一括復元を可能にします。

③PCのユーザー一括変更やアプリケーション更新ソフトの配布社内PC端末情報の収集
PC導入時以外にも長期的に利用が可能。ユーザーの一括移行やアプリ更新などのソフトウェア一括配布、社内ネットワーク上のPCのハードウェア情報やソフトウェア情報の収集などの際にも活用できます。

④PC廃棄時のデータ消去
廃棄時のデータ消去にも便利。付属のGdisk（米国国防総省（DoD）準拠のツール）を使用することで、PC廃棄時に企業の内部情報や個人情報を完全に削除することが可能です。

主なポイント

• 3種類のクローニング方法から選択可能

クローニング方法は以下の3種類から選択可能。お客様の環境に合わせて利用できます。

①起動ディスクを利用したクローニング
Ghost Standard Tool をインストールし、Boot Disk Creatorで起動ディスクを作成。起動ディスクでPCを起動し、イメージの作成・リストアを行います。
マスターイメージはCDやDVD、PC、サーバー、HDDに保存することができます。

②PXEサーバーを利用したクローニング
GSS Consoleをインストールし、PXE（※）機能を設定。各PCをPXEブート、GSS Consoleに接続し、コンソールからイメージ作成と配信を実行します。

※PXE（Preboot eXecution Environment）とは、ネットワークブートの一種。ストレージをもたないクライアントコンピュータや、ストレージに別のOSが導入されているクライアントコンピュータがサーバー上のOSイメージを使用して起動可能。

③エージェントを利用したクローニング
GSS Consoleをインストールし環境を構築。コンソールより、イメージ作成と配信を実行します。
日本企業ユーザーのほとんどは①を利用しており、①と②はGhostエージェントのインストールが不要。学校の教室PCなど、頻繁にクローニングが必要となる環境では③が多く利用されています。

• 社内PCなどの簡易的な資産管理にも活用可能

Ghostの管理コンソールで、社内PCの一元管理を行うことができます。
ソフトウェア・ハードウェアイベントリ収集機能で、ネットワーク上のPCを一括チェック。コンピューターの仕様やCPU、メモリサイズ、ディスクの空き容量や、OSのセキュリティ更新プログラムが正常にインストールされているかなどの情報を収集、管理することができ、簡易的な資産管理に活用可能です。

料金

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