株式会社サイダス
必要な機能を選んで柔軟にカスタマイズできるタレントマネジメントシステム。業界や規模を問わず、導入実績多数。人材情報の見える化はもちろん、評価や労務、キャリア開発まで一気通貫で対応可能です。
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CYDAS(サイダス)は、社員データの一元化をベースとして、評価、労務、キャリア開発まで、一気通貫の戦略人事を実現するタレントマネジメントシステムです。
目的や課題に応じて多様な機能を柔軟にカスタマイズできるので、100人から10000人以上の企業まで、企業規模を問わず利用することができます。
導入前の段階で、丁寧なカウンセリングをもとに最適なプランと見積りを提示。長期的な計画を見据えてコンサルティングを行い、データ整備やテスト稼働の上で本稼働となります。
導入後のサポートも充実しており、ユーザー全員で利用できるサポートサイトも用意。社員からの問い合わせも受け付けているため、人事部門への負担増加も抑制できます。
<CYDAS、 IT導入補助金2022「IT導入支援事業者」に認定>
補助対象となる中小企業・小規模事業者は、導入にかかる費用の50%、最大450万円まで補助交付金が受けられます。詳細はお問い合わせください。
基本情報はもちろん、業界特有の情報まで一元管理。直感的なUIで社員一人ひとりが利用できるシステムだからこそ、個々のキャリア希望・ライフステージなどの「動的データ」も常に最新の状態に保たれます。
データの不足部分を検索できる機能も搭載。必須項目を入れていない社員に対してシステム上でアラートを出すことで、人事の工数を削減しながら、必要なデータを集められます。
相互にデータ連携できる外部アプリも豊富で、システムの管理業務はよりシンプルに。効率的に、最新の人材データベースを保てます。
半期・四半期のサイクルにも対応。会社や部署ごとに異なる複雑な評価ルート・承認ルート・評価項目もシステム上で実現できます。だからこそ、紙やExcelで実施している現状の制度を、そのままシステム上で再現可能。
その柔軟性の高さによって、20名~2万名の企業様まで、業種・企業規模問わず豊富な導入実績があります。目標管理だけでなく、360度評価やバリュー評価、コンピテンシー評価といった多様な評価制度にも対応。組織のフェーズが変わり評価制度を刷新したい時にも、システムのデータはそのままに移行することができます。
産前休暇申請や住所変更、退職手続きといった各種人事申請は、テンプレートを選んで利用するだけ。申請された情報は、社員データとしてシステム上に蓄積されます。必要な申請がされていない社員に対して、管理画面からリクエストを送ることも可能です。
給与明細もシステム上で発行可能。社員はマイページから簡単に確認することができます。
人事の経験だけに頼った異動計画や育成計画から脱却し、一人ひとりのスキルや経験はもちろん、社員の「やりたい」気持ちを引き出してキャリア開発を促進。成果につなげる戦略人事を可能にします。
ハイパフォーマーの抽出や傾向分析など、高度な人材情報分析が可能。更に、部署の適正人数や有資格者の割合、メンバーの相性を加味しながら配置をシミュレーションすることもできます。
社員同士の交流をサポートするフィード機能や1on1をサポートする機能で、組織内のコミュニケーションを活性化。社員みんなが使える掲示板機能は、発令情報の掲示はもちろん、社内報としても活用できます。
チームメンバーの活躍に対して「活躍レポート」を送り合えるサンクスカード機能は、エンゲージメントの向上にもつながります。
スキルや経験だけではなく、「想い」を汲み取ることのできるシステムを目指して
株式会社サイダス 執行役員 宮田 奈穂美様
―まずは、CYDAS開発の歴史について教えていただけますか?
CYDASとして提供するようになったのは2019年ですが、構想・開発の歴史を遡ると、2011年の弊社の創業時までさかのぼります。
当時、タレントマネジメント(次世代の経営者を育成する)という考え方は欧米では主流でしたが、日本ではまだ浸透していませんでした。日本製のツールもほとんど存在せず、一部の大手では海外のツールを導入していましたが、日本に馴染んでいるとは言い難い状態でした。そもそも人材に関しては、新卒一括採用という考え方に現れる通り、日本と海外とでは文化が全然違います。
そこで、弊社代表(松田)が「日本文化に合ったタレントマネジメントシステムを作りたい」と思い立って作ったのがCYDASの前身である「CYDAS HR」です。コンセプトも「経営者育成」という欧米のものから、「社員全員の才能を上手に活用してチームの才能を引き出す」とローカライズしました。ちなみに、このコンセプトは『才能を引き出す=サイダス』というように、弊社CYDASの由来となり、今も脈々と受け継がれています。
―その後、CYDAS HR からCYDASに変わっていったのには、どのような背景があるのでしょうか?
CYDAS HRは当初「みんなの才能を引き出す」というコンセプトのもと、人材の一元管理や評価、育成など経営者側に便利なシステムとして利用されてきました。しかし、終身雇用が崩壊して人材が流動的になったり、働き方や評価の価値観が変わって個人の裁量が大きく関わってきたり、社会が大きく変化するにつれて、一方的に人材を「管理」するだけでは、社員のやりがいを作り出すのは難しくなってきました。
そこで新たに考えられたのが、ボトムアップで社員の「働きがい」をつくり出すことです。従来の社員の配置や育成、目標管理などを最適化する「会社主体のタレントマネジメントシステム」としての側面がある一方、社員もシステムを通じて自分自身の成長を考えるための情報やアドバイスを得たり、「やりたい」「やってみたい」などキャリアに対する意志や想いを示したりできる、「社員の成長を考える・社員のためのプラットフォーム」として活用してもらうことにしたのです。
掲げたミッションは、『明日が楽しみになる世界をつくる』です。2019年頃から開発をスタートさせて、その後、大分銀行様をはじめとした私達の取り組みに共感していただける企業様に実際に利用してもらう中で、「どうしたら働きがいを作り出せるのか」求められていることに真摯に耳を傾け、機能開発してきました。その結果が、現在のCYDASへとつながっています。
―CYDASはこの分野では、フロントランナーであり、パイオニアとしての立ち位置なのですね。
はい。弊社は他に海外製品しか存在しない時代からスタートして、「こんなことができたら嬉しい」と言う企業様と二人三脚で機能開発・実装を行ってきました。このような開発体制・歴史はCYDASならではのものだと思います。社員を写真付きで一覧表示させたり、一人ひとりのプロフィール情報が見えるようにしたり、今でこそ他のタレントマネジメントシステムで当たり前のように搭載されていますが、もとを正せばこういった機能も弊社が先駆けてアプローチしてきたものです。
―現状、他のシステムと比べた場合、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
お客様のご要望に答え続けた結果、タレントマネジメントシステムとしての標準機能はもとより、多種多様な機能が搭載されるようになりました。ユニークなものとしては退職後の人材を再度リクルートしやすくする「Thanks OB OG」や、日々の取り組みを可視化してくれる「Today’s asahi」などの機能があります。これらは当初、企業様のご要望を受けてカスタマイズ開発した機能ですが、その後、標準機能として実装されるようになりました。CYDASにはそういったものが本当にたくさんあります。
中には、他社であれば「ここまではできないよね」というくらい先鋭化した機能もあります。たとえば、最適な人材配置をするための仕組みの部分です。以前は、企業の人事といえば、人材に合わせてポジションを考える「最適配置」が一般的でしたが、現在ではジョブ型雇用に代表されるように、「どういった人がそのポジションに付くのが望ましいか」を考える「適所適材」が主流になりつつあります。
店舗や役職などポジションによって求められる人材は変わってきますが、CYDASはこの「人材要件」について、スキルやコンピテンシー評価、エンゲージメント評価、360度評価、適性検査といった様々な観点から条件付けをして「ここの店長には、どんな人材がマッチしやすいか」を具体的に定義できます。更に今いる人材の中では「誰が一番合っているか」などロジカルに適合率まで出すことができます。ここまでできるのは、おそらくCYDASぐらいだと思います。
―どういったお客様でのご利用が多いですか? 導入理由も合わせて教えてください。
20人規模から数千・数万人規模まで規模を問わずご利用いただいています。業種も幅広いですが、やはり多いのは銀行様ですね。口コミで評価いただいている部分もありますが、それ以外でも銀行様は定期的な人事異動が多く、その点で、前述したように「適所適材の配置を考えやすい」というのをご評価いただくケースが多いです。
その他では、全国に事業所や店舗を展開する企業様でも導入が多いです。規模が大きくなると人材の把握が難しくなってきますが、点在する人材データを一元管理して見える化することで、「いい人がいたら抜擢したい」「人材交流をしたい」という思惑で導入される企業様が多いです。一方、数十人規模の企業様の場合、そこまでは求めてなくて「紙やExcelでの管理から脱却したい」という理由が多いです。CYDASはタレントマネジメント以外にも色んな機能を備えていますので、「人事システムや目標管理システムとしても使える」と評価してもらうこともあります。
―多くの機能があると、それを使いこなすためのサポートやカスタマーサクセスが重要になってきますが、具体的意どういったことに力を入れていますか?
まず機能が多くなっても、できるだけ操作に迷うようなことが無いようにUIやUXにこだわっています。また導入後、何か困ったことがあった時には、システムの画面上からFAQを見たり、サポートセンターに随時質問をできるような仕組みをとっています。
その他にも、導入コンサルタントと一緒に1、2週間ごとに定例会を開き、「どんなことをやりたいのか」ということを話し合う体制をとっています。そこでユーザーの要望を整理して、社内の企画・開発の部門と調整し、できるだけ個々の要望に沿う形で機能開発しています。クラウドサービスとしては珍しいかもしれませんが、このようにユーザーの声を一つひとつ実現していくことで、サービスにも新たな標準機能が追加されて、更により良いものになるというのがCYDASの考え方です。
―代表的な導入事例があれば教えてください。
代表的な導入事例としては、やはりファーストクライアントとして開発に大きく関わった大分銀行様の事例が挙げられます。大分銀行様は従来窓口業務に多く人員を割いていましたが、デジタル化やネット決済の一般化により来店客数が減少したことを受け、人員構成を大きく見直す必要が出てきました。改めて従業員一人ひとりのスキルや経験、キャリアに対する思いを汲み取り、従業員に向き合ったキャリア開発を目指そうということから、タレントマネジメントシステムの導入を検討されていました。
しかし、当時は従業員の過去の経歴やスキルを取り扱う従来通りのタレントマネジメントシステムはあっても、キャリアへの要望といった個々の意志まで確認することができるシステムはありませんでした。そこで、当時開発段階にあったCYDASのことを伝えて、大分銀行様の要望を聞きながらシステムを作り上げていきました。今ではスキルや経験だけでなく、従業員一人ひとりの自分自身のキャリア設計や身につけたいスキルなど「働きがい」を汲んだ人事が行えるようになり、ミスマッチが起きにくくなったと聞いています。
―今後の目指すべき方向性や注力していきたいことがあれば教えてください。
「つながり」のある世界観を追求することです。たとえば、一つには「自律型キャリア形成」があります。社員のキャリア形成に焦点を当てながら働きがいを創出していくため、現在はメニューごとに点在している成長に関わる機能を一箇所に集中させて、個々の「キャリアディベロップメントジャーニー」という機能群を作り上げることを考えています。これにより、一人ひとりが自分自身のキャリアプランとしっかり向き合えるようにしていきたいです。
もう一つは、「グローバル対応」です。グローバルに事業を展開する企業様での導入が増えているため、今後は日本国内の人材データだけでなく、海外の方々のデータも一緒に扱えるようなシステムにしていきたいと考えています。各国様々な個人情報の取り扱いを定めた法律があるため、色々とハードルは高いですが、利用範囲を限定するなどして何とか対応していきたいです。
今後も様々な切り口から取り組んで、企業で働くすべての人にとって、『明日が楽しみになる世界』を実現させていきたいですね。
会社名 | 株式会社サイダス |
代表者名 | 松田 晋 |
資本金 | 5億9,583万6,000円 |
所在地 | 〒105-0014 東京都港区芝2-1-33 |
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