サービス概要

PRTG Network Monitorは、英国のNetwork Computing Awardsにて4年連続受賞（2014～2017年）したのをはじめ、ヨーロッパで数々のアワードの受賞実績を持つ、世界が認めたハイパフォーマンスのネットワーク監視ソフトです。インストール実績は全世界で50万以上。

日本語に完全対応しており、高機能ながら操作に迷わない完成されたユーザーインターフェイスが特長。
エージェントレスで導入・設定が簡単。インストール後わずか5分で、監視対象と項目を自動検出して素早く監視をスタートします。必要なのはWindows環境のみで、データベースやWebサーバーの用意は不要。直感的な操作が可能で専門知識がなくても監視でき、維持管理の手間もかかりません。

また、物理環境だけでなく、仮想環境やクラウドも用意された標準センサーによって一元監視が可能。ネットワーク機器、Windows、Linux、仮想環境、クラウド、データベースなど、多彩なネットワークを監視することができます。

主なポイント

• 機能をすべて標準搭載し、追加コスト・アドオンは不要

LAN、WAN、サーバー、Webサイト、アプリケーションなど、すべてのインフラを監視できます。ネットワーク監視、サーバー監視、アプリケーション監視に必要な監視テクノロジーを、すべて「センサー」という形で250種類以上も実装。他の製品では追加オプションになりがちな「フロー監視」も標準センサーのひとつです。可用性を高める「クラスタ構成」も標準機能で、アドオン・オプションは一切ありません。また、マルチベンダー対応なので設定時間も大幅に短縮できます。

• ネットワークの状態が一目でわかる

監視項目の状態を色で表示し、ネットワークの状態を直感的に把握できます。死活監視、状態監視、性能監視、経路監視を網羅する多彩なセンサーで監視を行い、異常があれば画面表示とともにメール、警告灯鳴動、SNMPトラップ、syslog、Teamsなど、様々な通知手段で担当者へ知らせます。スマホなどによるモバイル機器での監視も可能です。

インタビュー

複雑化するネットワーク監視を「属人化」から「標準化」へと導きたい

ジュピターテクノロジー株式会社　営業グループ　細井 義則様

―まずは、海外製品である「PRTG」を、日本で広めようと考えた経緯について教えていただけますか？

そもそもPRTGはドイツのPaessler社が20年前に開発したネットワーク監視ソフトです。今では世界170カ国に展開され50万以上のダウンロード実績を持つグローバルなソフトに成長しましたが、日本語に翻訳したり、サポート体制を整えたり、日本市場においては弊社と二人三脚で開拓していったという自負があるソフトです。

―PRTGを見つけた当時、他のネットワーク監視ソフトに比べてどのような魅力があったのでしょうか？

ネットワーク監視ソフトは今でこそ充実していますが、当時の日本にはオープンソース、もしくはその機能性を少し高めた程度のものしか存在していませんでした。多くは専門知識・スキルがあっても使いこなすのは難しく、それらと比較した時、PRTGは当時から群を抜いてわかりやすいソフトだったようです。

もともと「監視を簡単に」というコンセプトに基づいて開発されたと聞いていますが、その点では時代とともに監視対象が複雑化する中、都度改善を繰り返しながら「一元管理」という独自性を貫いているような気がします。

―現在もアピールできるPRTGの特長を教えてください。

大きくは3つあります。一口にネットワーク監視と言っても、監視対象はサーバー、ルーター、スイッチといった機器から、外部から侵入を防ぐファイアウォールの類まで様々で、その監視方法も多岐にわたります。市場にあるソフトの中には機能を絞ったものも多く、網羅的に監視しようとするとオプションを追加購入しなければいけませんが、PRTGはその必要がありません。それらすべての監視をオールインワンでできるのが1つ目の特長です。

そして2つ目は、準備においてもオールインワンで完了できること。導入に当たって専用のデータベースやメールサーバーといったミドルウェアを調達する必要がなく、Windowsを1台ご用意いただければ基本的には大丈夫です。インストーラーを実行して画面の指示に従うだけで設定も完了できます。

3つ目は、マルチベンダー環境であってもPRTGだけで一元管理できるところ。最近では、複数のベンダーでシステムを構築しているお客様も多く、管理業務が煩雑になりがちです。その点、PRTGであれば複数のベンダーの監視もPRTGの管理画面だけで完結できます。対象機器を自動検出できますし、対象項目もGUIで簡単に追加できます。業務負担の観点からも喜ばれていますね。

―どのようなお客様の導入が多いですか？

ネットワークを持つすべての企業は対象になります。実績としても、20人規模の企業から海外拠点を持つ大手企業まで、更に官公庁や教育機関など規模や業態を問わず様々です。監視の重要性はわかっているものの、「人材や予算が不足している」「できるだけ低コストかつ簡単に監視できるソフトを探している」、そんな企業から選ばれていると感じています。

―特にどのような点を評価されているのでしょうか？

まずは、オープンソースから乗り換えたお客様からは、「圧倒的にわかりやすくなった」というお声をいただいております。監視ソフトは一般的に操作が難しく、「画面のどこの何をチェックすればいいのか」「通知がきたらどうすればいいのか」属人的になりがちです。

しかし、PRTGは画面も通知もわかりやすく、ダッシュボードの一覧表示を見れば「今どのような状況なのか」「何をどうすればいいのか」をすぐに把握することができます。対象機器だけでなく、センサーごとに状況の変化や推移を詳しく調べることも可能です。一番評価されているのは、「それらを誰が見ても認識できる」という点であり、このわかりやすいUIデザインこそ、PRTGの「監視を簡単に」というコンセプトを体現していると感じます。

―PRTGであれば、専門的な知識や技術は必要としないのでしょうか？

ある程度のITスキルがあれば、そこまでの専門的な知識や技術は不要です。実際、お客様の中には、他の業務と兼任で情報システム担当をしている方もいらっしゃいます。もちろん、弊社によるサポート体制も充実していますので、わからないことがあれば、初歩的な質問からでも構いませんのでお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

―導入後のサポート体制も充実しているのですね。

はい。弊社は長年PRTGを日本に展開してきた経緯から、独自に蓄えたナレッジが豊富にあります。それらを資料として提供するほか、PRTG専門のWebサイトを開設して、「こういう時にはどうしたらいいか」手軽に自己解決できるように支援しています。

内容に関しても、基本的なお問い合わせだけでなく、「こんなふうに使いたい」「こうなると助かる」といったより発展的なお問い合わせにも対応しています。たとえば、「トラフィック量だけでなくトラフィックの中身まで分析したい」「ダッシュボードのポータル画面を自分なりにカスタマイズして、より業務を効率化したい」といった場合です。こういったご要望にもカスタマーサクセスの一貫として真摯にお応えするようにしています。

―今後の展開やビジョンなどがあれば教えてください。

IoT、クラウド、コンテナなど、新しい技術も次々と広まっている中、監視業務の重要性も高まっています。PRTGに関しても、監視領域を広げていくためのロードマップがメーカー側からも出ています。弊社もそれに合わせて2021年から、より多くのお客様をサポートしてくため、PRTGの販売普及だけでなく、ネットワーク環境の構築までをお引き受けする「構築パック」というサービスの提供をスタートしています。引き続きメーカーと二人三脚で、多くの日本企業のネットワーク監視を「属人化」から「標準化」へと導いていきたいです。

料金

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