株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー
請求書支払に関する業務フローを一元管理する、大手企業向けの支払依頼システムです。複雑な承認ルートの設定や、グループ会社の請求管理などが可能です。支払依頼業務を効率化します。
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WiMS/SaaS支払依頼システムは、担当者が受領した請求書を経理部門に支払を依頼するまでに発生する社内の申請・承認フローを含めた業務プロセスを電子化するシステムです。大手企業・成長企業を中心に豊富な実績を誇る「WiMS/Saa
大規模組織での運用に適したワークフロー基盤を標準装備しているのが特長で、申請内容による分岐や、所属、役職など、様々な条件で承認ルートを設定できます。従業員数や拠点の数が多くても、たとえば金額や特定の条件によりワークフローを分岐・多段階承認に設定するなど、社内規程に合わせた柔軟な運用が可能です。規程とシステムを一致させることで、内部監査コストの削減や統制強化にもつながります。
また、グループ会社をまたいだ取引の入力にも対応。1つの会社がグループ会社全体の支払を代行する場合や、1つの支払に対して複数の会社が費用負担する場合なども、会計システムとの連携時に仕訳を分解することができます。
更に、システム内に蓄積されたデータはCSV出力することで、手間なく様々な会計システムや債務管理システムと連携可能。債務情報を一元管理するとともに、支払業務の効率化・省人化も実現します。
振込はもちろん、口座引落や小切手、源泉預り金が発生する支払、支払先のマスタに存在しない一度だけの支払など、多様な支払いに対応しています。また、手形や期日支払などの期日設定を自動で行うことも可能です。取引先が多い場合でも、支払パターンを条件に応じて柔軟に調整することができます。
画面に表示するテキストをマスタ設定で英語にすることができます。また、外貨にも対応しており、海外で発生した支払いも簡単にレート換算可能。出張での業務にもスムーズにフィットし、事業のグローバル化にも貢献します。
会計システムや債務管理システムとの連携のほか、ERPの調査・選定から導入に至るまでのサポートにも対応しています。WiMS/SaaSの豊富な実績をもとに、現行業務の分析からシステムの選択・導入・運用まで、効果的な提案が可能。デジタル化戦略をトータルサポートします。
購買申請や会計処理など支払依頼周辺の業務も含めて、業務フローの見直しと業務効率化を支援
―WiMS/SaaS支払依頼システムは、どのようなサービスですか?
請求書支払いに関する一連の社内業務を効率化することのできる支払依頼システムです。大手企業・成長企業を中心に豊富な実績を誇る「WiMS/SaaSシリーズ」の一つとして提供しています。
弊社では1995年の設立以来、人事と会計を中心としたERPの導入コンサルティングサービスを行ってきました。支払管理の領域は、経理向けのみの機能となっていることが多く、各購買担当者が使用するにはワークフロー機能などに不足が見受けられました。そこで2007年に販売開始したのが、前身となる支払依頼システムの「Bofi:」シリーズです。
現在は「WiMS/SaaS」シリーズに統合され、インボイスや電子帳簿保存法などの法令対応はもちろん、源泉預かり、スポット支払、支払分割、外貨、支払サイト計算など、様々な支払依頼業務に対応したシステムとなっています。
―開発・提供で特にこだわっている点がありましたら教えてください。
まず何より、人事・経理・総務のフロントシステムとして、各担当者の幅広い業務をカバーできるようにすることを意識しています。そのために重要なのが、継続的な機能強化です。
たとえば、支払依頼に加えて、社員経費精算、請求書発行の依頼、振替伝票入力まで、多くの業務を部門ごとに入力できるようになっています。また、勘定科目を意識しなくても明細入力できるようになっており、入力担当者は摘要を選択するだけで自動的に仕訳を作成可能です。支払サイトや支払方法もマスタから自動設定しますので、入力負荷や入力ミスの軽減につながります。
―他には、どんな特長がありますか?
私たちはERPの導入コンサルティングサービスも行っていますので、必要に応じて支払依頼業務だけでなく、連携先の様々な会計システムの特徴も考慮した上で、支払業務全般の最適化を支援させていただくことができるのも大きなポイントだと思います。
また、WiMS/SaaSは様々なシリーズ製品を提供しており、単体だけでなく、必要に応じて組み合わせて利用できることも特長です。たとえば、支払依頼システムも他の稟議申請システムと合わせてご利用いただくことで、購入申請と支払依頼を同じワークフローの中で行うことが可能になります。
その他、日常的に利用される多くのシステムやアプリケーションとの連携実績も豊富です。スケジューラーなどのオフィスツールをはじめ、シングルサインオンや電子証跡に代表されるICT統制や運用管理ツール、ユーザービリティを高めるクラウドAPIや次世代デバイスなど多くのツールとシームレスにデジタル連携できることも、多くのお客さまから高い評価をいただいているポイントです。
―導入されるお客さまは、どのような企業が多いですか?
大手企業やその関連企業を含むグループにて導入いただくことが多いですね。主な導入目的は、未払金の支払依頼業務です。毎月のサイクルごとの定額支払や、年額前払いの毎月の費用化など、様々な支払依頼業務でご利用いただいています。各部門の担当者が請求書を受け取って、経理に支払を依頼するまでのワークフロー全般の管理において活用されているようです。
―規模の大きなお客さまから特に選ばれている理由は、どのようなところにあると思いますか?
多種多様な承認ルートを柔軟に設定できるところがポイントかと思います。やはり大企業になるほど、社内規定も複雑になり、それに合わせた承認ルートを選べるかどうかが重要になります。その点、当システムでは所属長の承認だけでなく、プロジェクトごとの承認ルートにしたり、様々な条件で分岐させたり、多段階承認にしたりと、実態にあわせた運用が可能です。グループ会社をまたいだ取引入力ができることも、複数の会社を包括的に管理したい場合にフィットしやすいところですね。
それ以外にも、高水準の堅牢性とセキュリティを備えた国内データセンターを採用している点も、大企業から選ばれる理由になっているかと思います。万が一のリスクに備えて、バックアップデータを複数のサイトで保管し、エンタープライズレベルで求められるセキュリティと事業継続性を追求しています。
―特に成果が出た事例など、代表的な導入事例があれば教えてください。
未払金関連の業務を、承認フローの見直しなども含めて対応したお客さまの事例です。
そのお客様は、支払依頼に関してはWiMS/SaaS支払依頼システムを導入していただいたのですが、買掛金関連の業務に関してはご自身が構築された購買管理システムで行っていました。ある時、そのシステムの承認フロー設定に問題があるということで、ご相談を受けました。
通常であれば購買管理システムの入れ替えが必要で、多大なコストがかかってしまうところでしたが、私たちがご提案したのは、購買管理システムを残しながら、買掛金の支払予定データをWiMS/SaaS支払依頼システムに連携するというプランです。
それにより、承認フローは未払/買掛金ともに決裁規程通りのフローを実現でき、お客さまのお悩みも解決。購買管理システムの入れ替えをせずに、承認フローの最適化を実現することができ、費用対効果の高さをご評価いただきました。
―カスタマーサクセスやサポートで力を入れていることがあったら教えてください。
より良いご提案をするために、お客さまへの理解を深めることです。たとえば、導入前には丁寧にヒアリングを行い、現行の運用体制や課題、システム導入の目的や社内規定について深く理解するように心がけます。その上で、お客さまの業務を分析しながら課題を整理し、きめ細やかなコンサルテーションで運用の最適化をご提案しています。
運用を開始した後も、チームでお客さまに向き合います。日々のお問い合わせ対応や運用改善のご提案などを行いながら、業務変革や法改正などの際には最適なご提案ができるよう心がけています。できるだけ長く担当させていただくことで信頼関係を構築し、お客さまに安心してご利用いただけるようフォローを行っています。
―今後は、特にどのようなことに注力していきたいとお考えですか?
これまで以上に業務負荷を軽減できるシステムを目指します。
受取請求書の電子化は日々進み続けており、現在はPDF受領や電子請求書システム、EDIなどが多くを占めるようになっていると思います。それらの電子データを取り込むことで、より入力負担の少ない支払依頼システムにできると考えています。更にデジタルインボイスや全銀EDIへの対応も含めて、経理業務の更なるデジタル化に貢献していきたいです。
そうやって業務の負荷やミスを削減すれば、これまで以上に、無駄のない働き方が実現できるようになるはず。支払依頼に限らず、WiMS/SaaSシリーズ全体で機能強化を続けていくことで、社会の新しい働き方を支えていきたいです。そのためにも、目の前のお客さま一人ひとりが抱えている業務や課題を理解し、より良いサービスに反映していきたいと考えています。
会社名 | 株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー |
代表者名 | 中山 桂智 |
資本金 | 8,000万円 |
所在地 | 〒102-0081 東京都千代田区四番町6 東急番町ビル 8階 |
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