CIERTO(シエルト)|インタビュー掲載

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

画像や動画、制作データ、グラフィックスデータなど販促活動で活用するあらゆるデジタル資産の一元管理を実現します。CIERTOの導入により多様化する販促媒体制作フローのデジタル化、スピーディーな多メディア展開、企業ブランディング強化を実現します。

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サービス概要

CIERTO(シエルト)は画像や動画、制作データ、グラフィックスデータなど販促活動で活用するあらゆるデジタル資産の一元管理を実現します。CIERTOの導入により多様化する販促媒体制作フローのデジタル化、スピーディーな多メディア展開、企業ブランディング強化を実現します。

「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2019」の「ASP・SaaS部門」で「総合グランプリ」を受賞。

 

主なポイント

  • 専用アプリケーション不要!クリエイティブデータの見える化

コンテンツ制作環境でよく使われるAdobe Illustrator、PhotoshopやInDesign等のデータがCIERTOに保存されると、自動的にプレビューが生成されるため、専用アプリケーションを持たない端末からでもこれらデータの閲覧・確認が可能です。画像や動画のフォーマット・サイズ変換やトリミングもWebブラウザ上で簡単に行えるためデータの再利用を促進します。

  • 利用目的に合わせた柔軟なメタデータ管理

CIERTOで管理された写真、イラスト、動画、PDFやオフィスデータなどあらゆるコンテンツに対し、自由自在にメタデータを付与することができるため、商品写真、人物写真や著作権データなど管理目的に合わせた柔軟なデータベース管理が可能となります。検索性向上はもちろん、コンテンツの不正利用や誤使用を防ぎ、データ管理を徹底することでコンプライアンス強化を支援します。

  • 定型業務を自動化するオートメーション

データ入稿や校正依頼時のメール通知、使用期限切れ素材のフォルダ移動、大量の画像の一
括補正、InDesignファイルの書き出しなど様々な定型業務の自動化が可能です。自社の運用に合わせて柔軟に条件を組み合わせて自動化の設定を行うことで、日常業務における大幅な業務削減と生産性向上を支援します。

  • テレワーク/コンテンツ制作の働き方改革

CIERTOは一般的なオンラインストレージとは異なりデータ保管・共有だけでなく、画像や動画の変換、制作データの校正や承認、チャットでのリアルタイムコミュニケーション、ゲストへのタスクの依頼など豊富なワークフロー機能を搭載しています。全ての操作はWebブラウザ上で行えるため、テレワークや在宅勤務など環境に依存することなくコンテンツ制作を行うことが可能です。

 

事業者インタビュー

お客様の“理想の制作フローに合わせて使えるシステム

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン 製品企画開発部 部長 小菅 暁史様、取締役営業本部長 吉川 美幸様

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
製品企画開発部 部長 小菅 暁史様、取締役営業本部長 吉川 美幸様

―CIERTOはどのようなソフトなのでしょうか?

CIERTOはコンテンツ制作分野に特化して20年以上取り組んできた当社が開発した、企業のデジタルアセットを一元的に管理するソフトです。

当社は1994年の創業以来、世界最大規模のデジタルアセット管理ソフトの米国Xinet社と業務提携を行うなど、コンテンツ制作の生産性を高めるITソリューションを提供してきました。その後、デジタルアセット管理システムの実績やノウハウを活かして、2016年にCIERTOを自社開発してリリースしました。現在は、デジタルアセット管理システムでは400社以上、CIERTOとしては160社以上の導入実績を有しています。

―CIERTOはどのようなお客様の導入が多いのでしょうか?

CIERTOは、販促コンテンツの制作工程に無駄が多く、業務を改善したいと考える企業様によく導入いただきます。販促コンテンツの制作過程において、社内では、マーケティング部門、営業部門、企画部門など複数の部門、社外では、広告代理店、印刷会社、制作プロダクションやカメラマンなど多数の関係者が登場します。その中で、素材選定、制作、校正確認などの制作フローを進めなければならず、コンテンツの共有や確認作業だけでも膨大な手間が発生してしまっています。その際、CIERTOはコンテンツの一元管理や制作フローのデジタル化により、制作過程の効率性を高める手段として導入いただいています。

ここ最近加速しているテレワークの取り組みにおいても、CIERTOを活用することでインターネットさえあれば作業環境に依存せずにコンテンツの制作や管理、配信業務を行えるので、働き方改革を実現する仕組みとしての導入・検討も増えています。

―CIERTOの強みを教えていただけないでしょうか?

一つ目は、専用アプリケーションのライセンスがなくてもコンテンツ制作を進められる点です。通常、コンテンツ制作過程において、販促担当者は、コンテンツを編集しないのに、制作に利用する素材や制作物を確認する必要があるために、Adobe Illustorator、PhotoshopやInDesignなどの専用アプリケーションを購入して閲覧する必要があります。購入を避けるために、制作会社に依頼して、都度PDFに変換して送付してもらう、というケースもありますが、その手間は結果的に費用として上乗せされてしまいます。

CIERTOを利用すると、アプリケーションがなくても、プレビューで自動的に表示されることに加えて、CIERTO上で画像のフォーマットやサイズの変更なども行えますので、制作の確認作業のためだけにライセンスを購入する必要はありません。

二つ目は、お客様の理想の制作フローに合わせてシステム設定を行う点です。お客様ごとに、この段階では誰に承認してほしい、承認したらこの人にメールで通知してほしい、この段階になったらこの人も閲覧できるようにしてほしい、などの制作フローがあります。これら制作フローに合わせた使い方ができないと、システムを導入したけれど結局使われない、となりがちです。

CIERTOでは担当のコンサルタントがアサインされ、最初に、お客様がどのような制作業務の実現を望まれているのか、どのような使われ方をすると運用がスムーズになるのかをヒアリングします。その上で、制作フローに応じたシステム設定、ユーザーの権限設定、検索方法の設定などをコンサルタントが行います。設定後は、システムを使いこなすためのテンプレート活用のご案内や使い方のトレーニングまで行いますので、お客様がスムーズに制作業務を行えるようになります。

三つ目は、業務効率を向上できる自動化機能を豊富に搭載している点です。日常業務の中で、データの入稿や校正依頼時の関係者への連絡や、使用期限に合わせたデータの公開/非公開管理など、定型作業に対して意外と多くの時間が使われています。メール通知やデータ統制の自動化や、制作工程における大量画像の一括補正、InDesignファイルからのPDF書き出しなど、CIERTOに搭載されている様々なRPA機能を活用して定型業務を自動化することで、本来時間をかけるべきクリエイティブ業務に集中できるようになります。

―CIERTOの導入事例を教えていただけないでしょうか?

ある設備機器の製造会社様では、加盟店に対して、販促活動で使うコンテンツの受け渡しが課題になっていました。それまでは加盟店にとって、コンテンツの検索・取得が複雑で、コンテンツによっては本部との都度の受け渡しが発生するなど、本部にとっても加盟店にとっても手間がかかる状況でした。さらに、検索を諦めた加盟店が過去の古い素材をそのまま使ってしまうという、ブランドイメージ低下の懸念もある状況でした。

CIERTO導入後は、検索機能やプレビュー表示などにより検索性が向上したことで、加盟店は必要なコンテンツをすぐに取得できるようになりました。コンテンツの受け渡しの手間も大幅に削減できたことで、年間300万円の経費削減につなげることができました。

また、ある通販カタログやECサイトの会社様では、複数のECサイト運営やカタログ出版をしている中、商品情報や画像の更新管理が課題となっていました。それまでは、同じ商品が複数の媒体に掲載されている場合に、キャッチコピーや価格などの掲載情報の更新が発生すると、媒体ごとに商品情報や画像を差し替えなければならず、商品点数や掲載媒体が多いほど手間になっていました。それに、掲載先が多いと、修正漏れによる新旧情報の混在も懸念されていました。

そこでCIERTOを導入して、マスターの商品情報や画像を更新すると、ECサイトやカタログ上の情報が連動して自動的に更新される仕組みを実現したことにより、差替え作業や校正を行う必要がなくなりました。

今後はどのようなことに力を入れていくのでしょうか?

今後5G回線が普及してくると、販促コンテンツとしては、商品紹介やプロモーションの訴求効果が高い動画や3D映像などがより増えてくることが予想されます。それに伴い、新たに動画や3Dコンテンツの制作作業の増加とデータ管理のニーズが高まるため、CIERTOではプレビュー可能なフォーマットを増やしてくことや制作作業を支援する機能強化を進めていくことを考えております。

また、コンテンツデータのさらなる大型化も予想されますので、外部ストレージと連携させて、利用頻度の低いデータは、入出力が少し遅くなるけれど保管コストが安価なオブジェクトストレージに保管できるようにしておく、といったデータ管理コストを削減するような機能開発も進めたいと考えます。

その他、コンテンツの取り出しをさらに便利にするという点で、AIを用いた検索タグの自動付与や、類似画像の自動検出といったAIの活用も進めていきます。

このように、20年以上の経験で蓄積したノウハウをベースに、顧客ニーズをくみ取りながら、スピーディーに機能強化を続けていきたいと考えます。

 

料金

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会社概要

会社名 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
代表者名 三村 博明
資本金 3,500万円
所在地 〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1

 

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