反社チェックヒートマップ|インタビュー掲載

リスクモンスター株式会社

対象企業のリスクの所在とリスクの高さをヒートマップで見える化する、反社チェックツール。500万社を超える日本最大級の企業データベースと独自の審査ノウハウに強みを持つ。

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サービス概要

反社チェックヒートマップは、取引先企業の検索と同時に「反社チェック」「コンプライアンスチェック」「与信判断指標」の3つの視点からトータルで情報を提供する反社チェックツールです。リスクの所在とリスクの高さを5段階・5色のヒートマップ形式で表示。リスクと色の濃さが比例しているため、ひと目で情報を把握できます。

日本最大級となる約500万社超の企業データベースと、独自の審査ノウハウ、インターネットの活用によるスピードと低コストさも特徴。同社が提供する与信管理サービス「e-与信ナビ」によって、与信判断とコンプライアンスチェックも行えます。「e-与信ナビ」は、上場企業およびその関連企業で約40%の導入実績があります。

反社チェックヒートマップは、取引先企業の検索と同時に「反社チェック」「コンプライアンスチェック」「与信判断指標」の3つの視点からトータルで情報を提供する反社チェックツール イメージ

 

主なポイント

  • ヒートマップ表示で情報を見える化

対象企業の基礎情報(商号/代表者名/役員名など)と、同社独自のコンプライアンス関連情報データベースを照合し、反社会的勢力関連のリスクを含めたコンプライアンスリスクの所在をヒートマップ形式で表示します。
ヒートマップは、縦(反社警戒/事件事故/訴訟問題/行政処分)・横(商号/代表者/役員/グループ)の16マスで構成。各マスは情報の重要性と該当件数をもとに5段階・5色で表示され、リスクが高まるにつれて色が濃くなる仕組みです。
たとえば、「役員名×反社警戒」のエリアが濃い赤になっている場合、役員に反社会勢力に属する人物が含まれていることを示唆。「商号×訴訟問題」が濃い赤の場合は、何らかの訴訟問題を抱えていることを示唆しています。
色のついたマスをクリックして、詳細情報を閲覧することも可能です。

ヒートマップ表示で情報を見える化 イメージ

  • 新聞記事検索で網羅的にチェック

反社チェックヒートマップの同社独自のコンプライアンス関連情報データベースのチェックだけでなく、過去10年分の約50紙の新聞媒体から、事件・事故をはじめとしたコンプライアンスに関連情報も併せてチェックできます。
同社が独自に設定した約120ワードでキーワード検索を活用することで、反社関連の記事をピックアップできるように調整されています。ヒットした記事については、見出しだけでなく本文の詳細までチェック可能です。

基礎情報(商号+所在地+代表者名+役員名)×約120語の反社関連ワード(暴力団、総会屋、詐欺、逮捕、起訴、実刑など)

新聞記事検索で網羅的にチェック イメージ

  • 反社チェックと与信判断を一元化

反社チェックとコンプライアンスチェックは情報領域として重なる部分も多いため、総合的なアプローチが有効です。上場企業700社以上の導入実績を持つ与信管理サービス「e-与信ナビ」で、対象企業の与信判断と反社チェックを一元化できるのも、リスクモンスターの強み。
企業情報を検索・特定するだけで与信判断から反社チェック、コンプライアンスチェックまで、広範なリスクマネジメントをワンストップで実現します。

反社チェックと与信判断を一元化 イメージ

 

インタビュー

膨大な企業データと独自のデータベースで
網羅的な反社チェックを実現

リスクモンスター株式会社 営業本部 法人サービス営業第一部 インサイドセールス課 第三チーム チーム長 逢坂興昌さん

リスクモンスター株式会社 営業本部 法人サービス営業第一部 インサイドセールス課 第三チーム チーム長 逢坂興昌さん

―反社チェックヒートマップとはどのようなサービスですか?

反社チェックヒートマップは、取引先の反社チェックができるサービスです。弊社は2000年の創業時から現在に至るまで、与信判断ツール「e-与信ナビ」を提供しています。その中で、複数のお客様から「反社チェックも同時に行いたい」という声をいただく機会がありました。

そうした要望を受け、2010年に新聞記事のキーワード検索を使った反社チェックサービス「Newsモンスター」をリリース。会員企業様からの反社チェックレベルの更なる精度向上の声を受けて、2021年に新サービスの「反社チェックヒートマップ」を提供開始しました。

―反社チェックヒートマップの強みを教えてください。

日本最大級となる500万社を超える企業データベースです。約20年の与信管理業務で蓄積されたデータで、常に最新の状態を保つための更新も行っています。ここまで多くの企業情報を持っている反社チェックツールのベンダーはほかにないと思います。

当社は、新聞記事や行政処分、訴訟の履歴、警察関連の情報を集約した、独自の反社データベースも所有しています。企業データベースと反社データベースを連携させることで、網羅的な幅広い視点から企業をチェックすることができます。

―反社チェックにおいては、保持している情報の幅広さが重要になるのでしょうか?

はい。「もれなくスクリーニングをかけられるか否か」が、反社チェックにおいて非常に重要なポイントになります。なぜなら、チェックが必要なのは企業名だけでなく、代表者、役員、グループ会社と広範囲に及ぶためです。人力で検索しようとすると、かなりの手間がかかるうえ、なかなか的確な情報にリーチできません。

しかし、反社チェックヒートマップなら、網羅性の高い反社チェックが実施できるうえ、与信管理も一元化できます。企業名を入力して検索するだけで2つのチェック結果を一度に提供するため、状況確認の手間を省けます。

また、既存の取引先の見直しの際には、Excelデータを共有いただければ、チェック業務の代行も可能です。反社チェック作業の効率化を実現するため、いかにして工数を減らすかにこだわりました。

―ヒートマップという手法を取ったのも、そのような意識からでしょうか?

その通りです。視覚的に結果を把握できるため、効率的に判断を下せるようになります。検索結果の危険度を色でランクづけし、リスクや重要度が高いほど赤くなるという仕組みです。赤いマスをクリックすれば詳細な内容もチェックできます。実際に、わかりやすく判断がしやすいとの声を多数いただいています。

―ターゲットとしている業態や規模感、利用場面について教えてください。

業態や規模は様々です。ただ、反社とのつながりを気にされるのは「上場企業とその関連会社」、そして「上場を目指している会社」が多いですね。

取引開始時のチェックのほかに、既存の取引先の見直しにも多く利用されています。取引中の企業が事件を起こして問題になるケースもありますので、健全な経営のためには提携先や仕入れ先の定期的なチェックが必要です。

最近はMAも非常に活発なので、買収先の役員のチェックにも活用されています。

―サービスを上手く活用していただくために取り組んでいることがあれば教えてください。

反社チェックやコンプライアンスチェックの必要性を把握できていない企業が、まだまだ多いように感じます。そのため、お客様フォローやセミナーによる啓蒙活動に注力しています。

最近は、反社やコンプライアンス違反を犯している企業との癒着が発覚すると、メディアやSNSで拡散され、企業の評判は大きく下落。最悪の場合倒産に至ることも考えられるでしょう。与信管理でも、資金回収不備などの情報があると、管理不備というレッテルを貼られてしまいます。

そうしたトラブルを未然に防ぐため、契約中のお客様はもちろん、これから検討するお客様にも反社との取引による被害を実際の事例で紹介しております。

―代表的な事例を教えてください。

イメージされるのは、「ツールを使ってみたら取引先に反社を見つけた」という事例かと思います。ただ、実際にはそういった例は少なく、導入効果としては主に2つのパターンあります。

1つ目が、反社チェック体制の整備です。たとえば、上場を目指す企業で多いのが、社外監査で反社チェック体制に指摘を受けてしまうこと。そこで、ツールの導入と合わせてイチからサポートし、チェック体制やチェック範囲、新規から既存の見直しまでの運用体制を固めます。

2つ目が、与信管理と反社チェックの一元化による業務効率化です。その事例が、カーシェアリングサービスやレンタカーサービスを提供しているタイムズモビリティ様です。反社チェックは新聞記事の検索で対応されていましたが、対象の企業数が膨大で時間がかかるため、作業の効率化を検討されていました。

反社チェックヒートマップを導入いただいた結果、運用がシンプルになり、新聞記事での検索も不要に。更に、与信審査と同時に一気通貫で行えることで、大きな効率化につながったそうです。

―今後、注力していきたいことがあれば教えてください。

社内のシステムへの入力や結果の出力という作業の自動化を進めたいです。そのため、会社登録をするだけで、反社チェックと与信管理が自動的で完了するようなシステムづくりを目指しています。

たとえば、SFAやCRMなどの顧客システムや基幹システムとのAPI連携も有効な手段だと思っています。それらのツールと連携ができれば顧客情報・商談管理と連動するため、「営業担当が見積もり作成時の稟議申請を上げるときに自動的にチェックが終わっている」といった流れができます。反社チェックをしているというよりも、「申請のついでに完了している」という世界観が理想ですね。

こちらのインタビューは2023年8月に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。

 

料金

  • お問い合わせください。

 

会社概要

会社名 リスクモンスター株式会社
代表者名 藤本 太一
資本金 11億8,816万8,391円(2023年3月末現在)
所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル

 

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