株式会社レコモット
会社支給や個人所有のスマートフォンなどから社内のグループウェアや各種クラウドサービスへ安全にアクセスするためのリモートアクセスサービスです。端末にデータが残らないので情報漏えいリスクがありません。
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moconavi(モコナビ)は、端末にデータを残すことなく、セキュアかつ快適にスマートデバイスの業務利用を実現するサービスです。700社26万ユーザー以上の導入実績。スマホやタブレットから社内グループウェアやCRMへ安全に接続することができるため、快適にテレワークを行えます。最短3営業日で導入が可能です。
端末にデータを保存しない仕組みのため、会社支給の端末はもちろんのこと、個人所有の端末を利用する場合でも安全です。万一の紛失や盗難時でも情報漏えいの心配はありません。
また、認証方式は多要素認証、AD認証、SAML認証、生体認証などに対応して安全性を高めています。
SAMLやADダイレクト認証、デバイス認証に対応したmoconaviの launcher機能を活用してすべてのアプリケーションにセキュアシングルサインオンが可能です。
グループウェア、クラウドストレージ、CRMやIP電話などの主要サービスと連携させることで、スマートフォンから利用できるようになります。
スマートフォンには専用アプリをインストールするだけ。トライアルフェーズで、クラウドシステムや社内システムとの接続を確認してから導入できるので、スムーズに本稼働できます。
端末にデータを残さずに多様な業務ツールと連携、高セキュアなテレワーク化を容易に実現
株式会社レコモット 取締役 谷口 裕志様
―moconaviはどのようなサービスですか?
moconaviは、お手持ちのスマートデバイスから社内のさまざまなシステムへの安全なアクセスを可能にするリモートアクセスサービスです。端末にデータを残さない仕組みなので、紛失に伴う情報漏洩リスクなどを解消できます。
弊社の設立は2005年11月で、当時はモバイル端末向けシステムの開発が中心でした。今はスマホが主流ですが、ガラパゴス携帯の全盛期からモバイル端末関連製品の開発・販売に取り組んでまいりましたので、技術や市場に関するノウハウの蓄積には自信があります。moconaviの提供開始は2007年6月からで、最初はガラパゴス携帯向けでしたが、大きく花開いたのはスマホの時代になってからです。現在ではクラウド型MAM(モバイルアプリケーション管理)の市場シェアでNo.1のご評価をいただいています。
―moconaviのコンセプトを教えてください。
メールや電話帳、予定表、CRMなど、社内で使われるシステムをひとつのアプリにまとめるというのがmoconaviの基本コンセプトです。その大元には「端末にデータを残さない」という発想があります。というのも、個人情報を含めた機密情報が端末に残ることを懸念されている企業様は非常に多くいらっしゃいます。特にセキュリティを重視している業界や大企業様ですと、モバイル端末の利用にあたって厳しいセキュリティポリシーが定められていますから、個人情報の入っている端末を紛失すると大変な問題になります。
社内でセキュリティ事故登録をしたり、紛失をした社員に必要な処分を課したり、事故の規模によっては然るべき場所に報告や公開をしなくてはなりません。そのため、テレワーク環境を整備したくても、情報の取り扱いに悩まれているお客様は少なくありません。そうしたお客様の悩みに真正直に応えたのがmoconaviです。
また、各アプリを端末に入れていると、アプリごとのセキュリティポリシーが異なってしまう点を気にされるお客様もいますので、さまざまな業務アプリを統一したセキュリティポリシーに準拠して管理できるという点も大きいです。
―どのような仕組みでさまざまな業務ツールを集約、表示しているのでしょうか?
まず、moconaviのアプリを立ち上げると、顔認証や指紋認証など、端末にあわせた認証方式がありますが、それに従ってシングルサインオンで利用することができます。そこからセキュアブラウザ方式やAPI方式などで、さまざまなアプリからデータを引いてきて表示する形になっています。
―リモートアクセスツールでよく使われる画像転送方式ではないのですね。
画像転送方式ではありません。開発視点でいえば画像転送方式の方が手軽に開発できることがありますが、ネットワークの負荷がかかり、操作感や利便性が損なわれるというデメリットがあります。そこを改良するために、弊社ではAPI連携した独自UIでメールやチャットなどを利用できるのが大きな特長です。自分たちで作り込んでいますので通信効率も良く、サクサク動きます。
―主要なアプリには対応しているのですね。
そうです。ただ、独自UIがないものでも、Webアプリであれば基本的にはセキュアブラウザ方式で表示できます。
さらに、社内システムのデータであっても、中継サーバーを設置することができれば、そこを経由して表示させることもできます。まとめますと、「セキュアブラウザ方式で表示する」、「API連携の独自UIで表示する」、「お客様のところに中継サーバーを入れて表示する」、という3種類の表示方式があります。まれに古いアプリなどで対応できないことが判明するアプリもありますが、基本的にはmoconaviの中で完結できるようになっていますので、そうした対応範囲の広さはご好評いただいています。
―moconaviはどのようなお客様により向いているのでしょうか?
やはりセキュリティを重視されているお客様が中心になります。今般の新型コロナ禍で緊急事態宣言が出た際に見切り発車でテレワーク化をしたもののうまくいかず、改善したいというお客様もいらっしゃいます。こうしたお客様のなかには、他社様の製品を導入したものの、動作が重いことを気にされている方もいます。moconaviは動作が軽いですし、通信効率が良く、対応できるアプリの範囲も広いので、そのあたりも大きなポイントです。
―テレワークと言うとBYOD(Bring Your Own Device)もセットで語られることが多いですよね。
そうです。テレワーク化の手段として、社給端末を配るケースもあれば、BYODで対応するというケースもあります。また、正社員は社給端末で、派遣・契約社員様はBYODというように、使い分けされているケースもあります。
BYODならmoconaviだけでいいですが、社給端末の場合はMDM(モバイルデバイス管理)にmoconaviを組み合わせるという形でご検討いただくこともあります。会社支給端末の場合だとMDMだけではセキュリティ要件を満たせず、moconaviも併せて使うことで、セキュアに運用されているケースも多くあります。
いずれにせよ、テレワークの必要性がきっかけになり、BYODか会社支給端末かというところで検討範囲を具体化したうえで、セキュリティにどこまでこだわるかを決めるという流れを辿るお客様が多いです。いざ問題が生じたときに「端末に個人情報が残っていません」と明言できるようにしたいお客様にはmoconaviがマッチすると思います。
―デスクトップで利用したいというニーズはないのでしょうか?
最近ではデスクトップで利用したいというニーズも増えています。ファイルサーバーを閲覧するだけであれば、PC版のアプリも出していますので対応できますが、デスクトップ作業でコンテンツを制作したいという話になった場合は、リモートデスクトップサービスである「moconavi RDS by splashtop」という製品を提供させていただいています。
また、個人の携帯端末でも会社用の番号で通話できるようにしたいというニーズもありまして、こちらに対応する「moconavi 050」というサービスも提供しています。これは実際にプライベートの080・090番号を使って仕事をするのではなく、050の番号を一人一人に割り振ったうえで、そこに掛けていただくとプライベートの端末に転送されるという仕組みです。転送の際には名刺管理アプリなどにある情報を引っ張ってきて、発信者の名前を通知します。プライベートの電話か取引先の電話かを確認したうえで出られるわけです。このようにして、モバイルワークに限らずテレワーク全体をカバーできるようなラインナップを展開しています。
―サービスの導入や活用のポイントはありますか?
まずはトライアルから始めてみることをご提案しています。弊社のエンジニアがサポートして、使いたいアプリがすべてつながるかどうかを検証したうえで、ご契約いただく流れです。そのため導入時点で支障が発生することが少なく、スムーズに利用できています。
とはいえ、moconaviの正しい使い方や機能の全てを伝えきれているわけではないので、導入後1~2ヶ月の時点で、カスタマーサクセスがオンボーディングに入ります。利用状況などを鑑みて、お客様がまだ活かしきれていない機能や使い方を紹介させていただきます。具体的には、就業規則に則ってmoconaviの利用時間を制限するといった機能など、管理者向けの詳細な機能を提案すること多いです。また、継続的なカスタマーサクセスも行っていまして、必要に応じて、定期的にご利用状況や使い方をお伺いしてアドバイスさせていただきます。
―導入事例を教えてください。
清水建設様の例では、建設現場の生産性向上を図る国土交通省の取り組み「i-Construction」推進のために社用携帯端末を支給してリモートアクセスツールを導入したものの、使い勝手が悪く、管理しづらいという課題がありました。また、固定電話を内線に対応した携帯端末に変更したいという要望もありました。
そこで弊社のmoconaviに乗り換えたところ、社内システムやSaaSなど、さまざまなシステムに接続できて管理がしやすくなり、固定電話も取れるようになったため、時間短縮につながったそうです。また、これまでのツールでは、利用者数が増えるとサーバーを増設しなくてはならないなど、構築費用の懸念がありました。しかし、moconaviはそういった必要がなく拡張性が高いので、その点でもご評価いただきました。
また、和歌山県庁様の例ですと、情報セキュリティ強化を目的に全職員のPC 約4,000台にシンクライアントシステムを導入したものの、外出先では一部を除いてアクセスできないという問題がありました。moconaviを導入してからは社外からも高セキュアなアクセスが可能になり、業務効率もが上がって、働き方改革に大きく貢献できたとのことです。
―今後、力を入れていきたい点は何でしょうか?
まず、モバイルワークからテレワークに向けてmoconaviの機能を拡張していきたいです。デスクトップサービスの提供を拡充させたり、電話のニーズにももっと応えられるようにしたりと、機能を充実させられればと考えています。
また、moconaviが連携できるアプリをさらに増やしていきたいです。例えば、最近ユーザ数を伸ばしているWeb会議ツールやチャットツールとのシームレスな連携を進めていくことを検討しています。開発要望は多数ありますので、それをできるだけ早く効率的に実装して、機能を拡充していきたいです。
会社名 | 株式会社レコモット |
代表者名 | 東郷 剛 |
資本金 | 69,650,000円 |
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-3-8 丸増麹町ビル8F |
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