株式会社メドレー
オンライン診療システム導入実績No.1のメドレーが開発・提供する、患者とつながるまったく新しいクラウド電子カルテです。日医標準「ORCA」を内包しているため、レセプトの別途操作が不要。オンライン診療機能や患者アプリとの連携で、患者の通院をサポートすることが可能です。
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オンライン診療システム導入実績No.1*のメドレーが開発・提供する、予約〜受付〜診察〜会計業務まで医療機関と患者がスムーズにつながる仕組みを実現したクラウド電子カルテです。臨床医とデザイナーの目線で徹底的にこだわった使いやすいUIも強み。レセプトソフト「ORCA」を内包。
*出典:「2020年 医療ITのシームレス化・クラウド化と医療ビッグデータビジネスの将来展望 No.1医療IT・医療情報プラットフォーム編」(富士経済、 2020年1月7日)
オンライン診療導入実績No.1*のオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」をオプション追加することで、電子カルテ上から患者のアプリと連携して利用できます。
日医標準レセプトソフト「ORCA」を内包しているので、他のレセプトソフトの準備や操作の必要はありません。これにより事務スタッフの受付・会計作業が大幅に削減されます。
来院患者の受付管理から診療録、会計業務、レセプト作成など診療業務を効率化する機能を搭載しています。外部の検査会社からの検査データ取り込みにも対応。
機密性の高い医療情報を取り扱うクラウドサービス事業者として、安全管理に関する3省3ガイドラインに準拠。ISMSクラウドセキュリティ認証を取得。
オンライン診療とも連携可能、予約受付から会計業務までを効率化して患者様とのシームレスなつながりを実現
株式会社メドレー 執行役員 CLINICS事業部長 田中 大介様
―CLINICSカルテはどのようなサービスでしょうか?
CLINICSカルテは、日医標準レセプトソフト「ORCA」を内包したフルクラウド型の電子カルテです。
既にご好評いただいているオンライン診療システムと連携することで、患者様のアプリ上のデータと電子カルテの情報を結び付け、よりスムーズで“つながり”を感じられる診療業務を実現します。
弊社は「ジョブメドレー」という求人メディアを先行して手掛けてきましたが、2016年2月からオンライン診療(遠隔診療)のサービスをスタートしていました。元々、「医療・ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもとに、医療機関の業務を効率化するお手伝いをしたいという思いがあったわけですが、ちょうど2015年の夏に遠隔診療の解禁という規制緩和があり、まずはそこから着手しようと考えたのがきっかけです。
しかし、オンライン診療は診療全体の中ではあくまでも周縁的な位置づけで、診療そのものやレセプトデータの取り扱いといった業務のコアではありません。オンライン診療システム自体は順調に成長していったものの、ITやシステムの力を使って医療機関の方々が気持ちよく働けて、患者様にも便益をもたらすという理想を実現するには、そうしたコアな部分に取り組まなくてはならないとずっと考えていました。そこで電子カルテに取り組みはじめて、2018年4月に提供を開始しました。
―レセプトも含めて全てクラウドにされた経緯を教えてください。
この業界では電子カルテの95%近くがオンプレミスです。レセプトとの付き合い方を考えたとき、ORCA連動型のような、いわゆるオンプレミスのレセプトコンピュータと連動してカルテの部分だけクラウド化するという形もあるわけですが、それでは所有のコストやリスクが残り、クラウドの恩恵を受けにくいんです。それならレセプトまで内包したフルクラウドのアーキテクチャにしていきましょう、と。CLINICSカルテを使うにあたっては院内サーバやレセプトコンピュータを設ける必要はなく、基本的にはインターネットさえつながれば使うことのできるパブリッククラウドの形式で提供しています。
また、オンライン診療ともしっかり連携できるという点は外せないポイントでした。オンライン診療システムはアプリで提供しておりますが、例えば、アプリ上のAさんとカルテ上のAさんが紐づく形になっているので、システム的に閉じていません。そうすると仮にオンライン診療でなくても、我々のCLINICSのアカウントを使っている人が対面での予約を取ることになったとき、アプリ経由で予約や問診データを送ることができ、カルテ上の患者様のデータとつなげることができます。医療機関と患者様がきちんと“つながる”世界観を実現できるフルクラウドの電子カルテという面を大切にしています。
―患者様がアプリを持っているという点は大きいですよね。
そうですね。我々の強みは医療機関向けの診療にまつわるシステムを扱うだけでなく、ジョブメドレーをはじめとする求人メディアなどで何十万人ものBtoCのユーザー様を抱えていて、彼らが使いやすいようなインターネットサービスを考えてきました。ユーザーの目線で考えた使いやすさと、診療におけるコアな業務システムの両面に理解のあるエンジニア、ディレクター、医師がいます。そうしたBtoBとBtoC両方に配慮して開発されたのがCLINICSカルテの強みになっていると思います。
―CLINICSカルテの強みについて、もう少し教えてください。
お客様の声を聞く中で感じるのが、サポートやアップデートなどを通じた”つながりの強さ“です。CLINICSカルテの開発やデザインをしているメンバーと、実際にご利用いただく医療事務や先生方とが同じ方向を目指してカルテを改善していければと考え、気軽にご要望などを受けられる体制を整えています。
例えば、利用画面の左下にチャットのマークがありますので、電話やメールをせずとも利用者様はいつでも質問が可能です。我々としては応対ログをもとに社内で共有し、さらに知見を深めながらシステムの改善に役立てることができます。そうしたサポートも含めて利用者様と距離の近い体制を整え、CLINICSカルテの頻繁なアップデートにつなげている点は、オンプレミスの電子カルテを使っていた先生方から「新鮮だ」と言っていただけています。
―主なユーザーはどのような医療機関でしょうか?
無床の診療所が中心になります。多くの診療科でご利用いただいている中でも、内科や精神科は多い傾向です。リリース当初は対応していなかった、労災・自賠責にも対応できるようになったので、整形外科も含めて無床の診療所であれば幅広く対象となります。
―代表的な導入事例を教えていただけないでしょうか?
ある内科のクリニック様は、CLINICSカルテやWeb予約システム、Web問診システム、自動精算機など、ITシステムやクラウドサービスを導入されました。このクリニック様は我々のカルテを中心としてすべてのクラウドサービスを連携し、スタッフの働き方や業務プロセスを徹底的に効率化しています。
例えば、CLINICSカルテのラベル機能を活用して、患者様がどういう状態かというステータスを院内でスムーズに共有することで、患者様の待ち時間を極限まで減らし、その空いた時間を患者様と向き合う時間に充てていらっしゃいます。そのため患者様の満足度も非常に高く、口コミサイトでは「患者と向き合ってくれる」といったレビューが多く見られます。先生やスタッフの方が上手に運用していただいているのも大きいですが、満足度の向上と効率化の両方を満たしている例ですね。
―そういう成功事例があるとありがたいですよね。
本当にそうですね。そうした事例を今後ユーザー会などで共有していくことも考えています。また、このクリニックの先生は別の医院の先生に自発的にCLINICSカルテの使い方などを共有していただいており、とてもありがたいです。こういう熱量の高いユーザー様がいらっしゃるというのは、我々としても嬉しいですね。
―導入によってスタッフ側への効果も期待できますか?
そういった側面もあると思います。旧来のシステムだと、やはり若い方には分かりづらいようです。新型コロナの脅威がある現在ですと、お金のやり取りには感染リスクが伴いますし、会計の帳尻を合わせるためのレジ締め、紙の問診を書き写すといった作業には労力・ストレスが発生します。
しかし、カルテを中心に様々なツールとうまく連携するやり方にすれば、問診も予約もWebで行えて、クラウド型のカルテで患者様のステータスをラベル管理でき、支払いは精算機で行えます。そうなると、ひとつひとつの業務にかかるアナログ作業が無くなりますので、負担が軽減されます。スタッフの方も余裕が生まれ、活き活きと働けることにつながると思います。
―今後、さらに力を入れていきたいことは何でしょうか?
医院のなかで閉じているのではなくて、世の中の患者様とよりつながることができ、医療機関と患者様の距離が近くなるようなシステムを作っていきたいです。そうした理想を目指しながら、業務効率化に役立つ、私たちにしか提供できないシステムをご提供できればと考えています。また、システムの開発側に留まるのではなく、システムやアプリを媒介として、医院経営や医院のあり方なども広めていくお手伝いができればと思っています。
会社名 | 株式会社メドレー |
代表者名 | 瀧口 浩平 |
資本金 | 66億9,500万円(2021年12月) |
所在地 | 〒106-6113 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー13階 |
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