サービス概要

eCA-DRIVERは、連結決算業務で求められる多彩な機能を搭載し、あらゆる企業のニーズに対応する連結会計システムです。国内外の子会社からのデータ収集、連結修正仕訳と連結財務諸表の作成、予算・月次連結等の管理連結まで、幅広い業務範囲に対応し、連結決算業務の効率化・高度化を支援します。

初めて連結会計システムを利用する方でも直感的に操作できるメニュー設計で、タスクを上から順番に実施するだけで業務が完了します。収集されたデータをもとに連結修正仕訳が自動で生成され、最新の会計基準に準拠した制度連結をスピーディーに行えます。日本基準・IFRSなど、複数の会計基準の連結処理を並行して行うことが可能です。
監査法人や事業会社出身の会計専門家（TKC全国会の税理士・公認会計士）と、TKCの専任担当者によるサポート体制も充実し、導入・運用もスムーズです。

また、eCA-DRIVERは、総務省との共同設置による特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoT クラウドコンソーシアム（ASPIC）がクラウドサービス情報開示認定機関を務める「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定サービスです。

主なポイント

• 企業の体制・運用に合わせたデータ収集が可能

Web入力をはじめ、会計システムとのデータ連携やExcelによるデータ収集に対応し、データ入力を省力化します。日本語と英語、中国語でのWeb入力が可能で、国内子会社はもちろん、海外子会社からのデータ収集もスムーズです。Web入力時には、関係会社間の取引データを自動で照合でき、高精度かつ迅速な検証を実現します。

会計システムとのデータ連携では、CSV、TXT、XML、Excelファイルからの取り込みが可能です。事前に取り込みルールを設定することで、個別財務諸表や取引高明細などのデータを、毎回同じファイルレイアウトで一括して取り込むことができます。

収集データの整合性チェックも可能です。入力ミスや漏れによるトラブルや業務遅延の心配もありません。内部統制対応も万全で「いつ、誰が、何をしたのか」履歴が残り安心です。

• 連結修正仕訳の自動生成で転記の手間を削減

収集されたデータから連結修正仕訳や連結キャッシュ・フロー仕訳を自動で生成し、連結精算表や連結キャッシュ・フロー計算書精算表に転記。単純合算から連結精算表や連結キャッシュ・フロー計算書、セグメント情報の作成まで、ボタンひとつで一括処理が可能です。作業工数を大幅に軽減し、転記する手間や入力ミスの低減を支援します。
一括処理後に突合差額が発生した場合は、連結精算表からドリルダウンで連結修正仕訳や仕訳帳を明細レベルで調査できるため、差額の原因特定を容易にし、修正負担を大幅に削減します。

また、前期データや予算データとの増減分析を行える検証画面も用意しているので、連結決算業務の正確性を高められます。人員の限られた経理部でも効率的な連結処理が可能です。

• 決算開示システムへのAPI連携で工数を削減

プロネクサス社、宝印刷社の提供する決算開示システムへAPI連携が可能です。連結財務諸表等の財務情報が連携でき、データ転記にかかる工数を削減、連結決算の早期化に貢献します。

• 幅広い帳表出力に対応し、検証・レポート出力をバックアップ

監査に必要な帳表や、連結財務諸表に基づいて作成された分析資料等の出力に対応し、データ検証と分析を支援します。
「連結精算表」や「連結CF計算書精算表」をはじめ、「比較BS科目増減表」や「為替レート変動による影響表」など、分析に活用できる標準帳表を300種類以上用意。多面的に分析することで、グループの経営状況を把握するとともに、課題の明確化や問題点の特定に役立ちます。

分析機能として、「連結精算表2期比較分析」「セグメント階層別連結業績」「連結業績の時系列推移分析」を搭載。収益性の高いセグメントに注力した収益向上の戦略や、業績の傾向・景気変動の影響を考慮した中長期的な経営計画などの策定、実行に役立てられます。

マネジメントレポート設計ツールでは、独自の管理帳表をExcelで作成することも可能。管理用レポートの作成工数を大幅に削減でき、業務効率の向上につながります。

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