テレニシ株式会社
IT点呼キーパーは、運送業の点呼業務におけるあらゆる点呼を簡単で正確に実施できる総合クラウド点呼システムです。(IT点呼・対面点呼・電話点呼・スマホを使用した点呼)
従来対面・手書きで行っていた点呼業務を、遠隔・システム上での実施・管理を可能にし、業務効率化を実現します。
導入実績700社以上。※2020年9月時点
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IT点呼キーパーは、IT点呼・対面点呼・電話点呼・スマホを使用した点呼を簡単で正確に実施できる総合クラウド点呼システムです。従来対面・手書きで行っていた点呼業務を、遠隔・システム上での実施・管理を可能にし、業務効率化を実現します。
例えば、営業所と車庫間が離れていても、ドライバーと運行管理者同士がWebで顔を見ながら点呼を行うIT点呼が可能です。そのほか対面点呼や電話点呼など、従来の点呼もシステム上で点呼記録管理を一元化。業務効率化・人的負担軽減・虚偽報告防止などさまざまなメリットがあり、安心安全な運行管理を実現します。
導入実績は700社・2,600拠点以上。※2020年9月時点
PC・スマホからテレビ電話のように点呼を実施できます。アルコールチェックの結果はシステムを通じて点呼執行者に通知が届き、システム上に点呼記録が自動で保管・管理されます。
※写真はパソコンを使用して点呼を行った場合
対面点呼、電話点呼、IT点呼、スマホによる遠隔地IT点呼など、あらゆる点呼方法に対応しています。
また、出勤情報・点呼情報・測定情報などの自動保存機能、点呼結果一覧の自動出力機能や出勤予定管理機能を備えています。
主な点呼機能
誰でも使いやすく快適なサービスを提供するため、マニュアル不要の操作環境を開発。想定設計年齢は70歳です。また、2016年から5年連続で国土交通省の認定機器に選ばれており、確かな品質基準を持つ点呼システムです。
点呼記録簿は1年間の保管が義務付けられていますが、IT点呼キーパーではシステム上で2年間の保管が可能です。システムで管理することで、他拠点の記録も閲覧でき、監査の際も点呼記録簿を探すことなく即座に確認・対応することができます。
こだわりを重ねて迷わずに使えるデザインを実現。点呼簿に合わせたカスタマイズにも対応
お話を伺った方:テレニシ株式会社 システム開発課 細川様、町田様
―IT点呼キーパーは、どのようなシステムですか?
IT点呼キーパーはIT点呼・対面点呼・電話点呼・スマホ点呼などすべての点呼を一元管理できる総合クラウド点呼システムです。
2011年に事業用自動車の運転手の酒気の有無を確認するアルコール検知器の使用が義務化されたことを受けて、弊社ではアルコール測定の結果を管理するアプリケーションを開発してきました。最初は呼気にアルコールが含まれているかを確認できるだけでしたが、点呼そのものをIT化したい、デジタル化したいというご要望を多くいただき、現在のIT点呼キーパーの開発に至りました。提供開始は2013年4月になります。
―開発にあたってこだわった点を教えてください。
まず、直感的にマニュアルが無くてもわかるという点を重視しました。当時はまだ現場のドライバーがPCに不慣れなこともあり、容易に利用できるシステムがありませんでしたので、現場で使いやすくて点呼も正確に取れるシステムというのをコンセプトに開発しました。
運送業界にとって点呼は安全を守るために重要なポイントですから、年輩のトラックドライバーの方でも使えるということが特に大切です。また、点呼システムは毎日の配送や運行で使うものなので、安定的な運用と品質の維持・向上にも力を入れながらサービスを提供しています。
―操作性に関して具体的にどのようにこだわりましたか?
利用者に年輩の方が多いということで、画面上のボタンを大きくした上で、次の操作が自然にわかるようなデザインにしています。画面一覧にボタンが並んでいてわからないという状況は避けたかったので、一画面に1ボタンとして、それを押すだけで画面が切り替わるようにしました。また、PCでの利用時にキーボードを使用しなくても、免許証をかざすだけでドライバーの情報がすぐ登録できるようになっています。これは最初に作ったプロトタイプでもまだ使いづらいというお声がありましたので、開発チームが現場まで行き、ご要望を取り入れて改良した結果です。
―どのようなお客様にご利用いただいていますか?
現状は、全国の中小企業の貨物運送事業者様と旅客運送事業者様など、700社様にご導入いただいています。とはいえ、トラック・バス・タクシーなどに限らず、点呼を行う必要のあるすべての方にご利用いただけます。例えば、建設業であっても安全意識の高い企業様は機械を操作する前にアルコールチェックを行っていますし、自社の商品を配送しているようなお客様も、安全管理やコンプライアンスの観点から導入を検討される場合があります。
―どういった目的での導入が多いですか?
いずれのお客様も、基本的には点呼業務が大変なので、システムを使うことで管理や負担を減らしたいというケースが多いです。通常の点呼は手書きで記録を取らなくてはなりませんが、システムであればPCで取った記録が自動的にクラウド上に保存されますので、後はそれを印刷するだけという処理ができます。
あとは、単に点呼の種類のひとつとして「IT点呼」が実行できるというのが大きいですね。システムを使わない場合は対面での作業になるわけですが、IT点呼が認められている製品であれば遠方と繋いで点呼できます。
例えば、24時間拠点である東京のA社A拠点にIT点呼を活用し点呼業務を集約することで、B拠点のドライバーの夜間・早朝の点呼業務をA拠点の運行管理者が行うことができます。結果、B拠点の運行管理者は夜間・早朝に点呼の為だけに出勤する必要がなく、営業所の管理者の業務負担を軽減し、さらには人員を削減できるというメリットも期待できます。
―その他にも期待できる導入効果はありますか?
点呼の質を均一化できるという点も大きいと思います。複数の営業所にまたがっていると、ドライバーの人数と運行管理者の人数にばらつきが生じますが、IT点呼を利用すればそうしたばらつきに左右されずに点呼を行えます。また、確認すべきものを必須項目に指定し、確認しないとそもそも記録が残らないという形にすれば、仕組みとしても漏れなく記録・管理ができるようになります。
―IT点呼キーパーが選ばれる理由は何でしょうか?
IT点呼キーパーサービスは、クラウドサービスですから、PC、ウェブカメラ、インターネットの回線があれば簡単に使えて専用の設備が要りません。またアルコールチェッカーも据置型、携帯型からお客様の運用形態に応じて選ぶことができます。
そして何よりも、操作が簡単で使いやすいという点をご評価いただいていますね。Webベースですので格式張っている感じがなく、最近のWebサービスのようなデザインで見やすいと言っていただけています。
―導入時にサポートなども受けられるのでしょうか?
そうですね。現場の方はマニュアルを読む時間も無くしたいとおっしゃられるので、基本的には直感的に操作できるようにしてありますが、もしわからないという場合にも、営業が一度訪問して使い方を説明することで、すぐに使い方がわかるようになります。弊社ではお問い合わせをいただいた際に、専門用語を使わずにわかりやすくお伝えしたり、なるべく横文字を使ったりしないように心掛けていますので、お気軽にご連絡いただければと思います。運送業者様や運行管理者の業務を軽減することが目的ですから、お客様が最大限に機能を活かしてご利用いただけるようにサポートしています。
―使いやすいとはいえ、サポート体制も整っているということですね。
その通りです。対応の際にはお客様からご許可をいただいてリモートでPCを遠隔操作してサポートすることもできますので、トラブルが起こってもすぐに解決できます。訪問での問題解決となると現場に行くまで時間が掛かりますが、IT点呼キーパーはWebサービスですので、リモートで解決できることが多いです。実際にすぐに利用できるようになったと喜んでいただけるお客様もいます。カメラが映らないといった周辺機器のトラブルに関しても対応させていただくことがあります。
―代表的な導入事例があれば教えてください。
ある企業様では、紙で管理していた点呼簿をデジタル化し、システムで行った点呼の結果をそのままデータ出力できるようになったことで、業務効率化・省力化が進んだとのことです。また、点呼簿はお客様によってフォーマットにこだわりがあるケースが多いですが、IT点呼キーパーはそれにあわせて柔軟なカスタマイズができますので、ご希望の点呼簿にあわせた形で提供しています。運送業とはいえ運搬物は様々で、点呼の際にドライバーに何を確認するかも変わりますから、点呼の項目もそれにあわせる必要があるわけです。そのあたりの柔軟さを評価してくださるお客様も多いです。
あとは運行管理者の事務負担が軽減したことで、その余力をドライバーとのコミュニケーションにあてて意思疎通がスムーズになったというお話も聞きますね。ドライバーを送り出す際に気持ちよく送り出せることでモチベーション管理が楽になりますし、離れた場所のドライバーとコミュニケーションが取れることでコンディションも確認しやすくなったそうです。そういったソフト面での導入効果も、より安全な運行・運転をする上では重要ですね。
―今後、力を入れていきたいことを教えてください。
トラック輸送は、電気、ガス、水道といった公共サービスのように、消費生活や生産活動にとって欠くことのできない社会的なインフラとなっています。しかしながらトラック運送業界では、取引先顧客からの短納期の要請、長距離運転等の業務の特性から、ドライバーの長時間労働が常態化しており、生活の質の低下を招くことによる体調不良などが重大交通事故の遠因にもなっています。
それら個々の状況では解決できない問題に対し、業界の問題を構造的に捉えることで、今後も点呼業務をベースとしながらも様々な切り口からITを活用した解決策を提供していくことで、お客様の安全運行を守り運送業界の発展に貢献したいと考えています。
会社名 | テレニシ株式会社 |
代表者名 | 辻野 秀信 |
資本金 | 30,000,000円 |
所在地 | 〒540-6014 大阪府大阪市中央区城見1-2-27 クリスタルタワー14F |
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