EXPOLINE(エキスポライン)|インタビュー掲載

株式会社スプラシア

オンラインイベントを企画からトータルでサポート。イベントの事前作業から当日の視聴・体験、事後フォローまで、ワンストップで管理できるクラウド型イベントマネジメントサービスです。

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サービス概要

EXPOLINE(エキスポライン)は、イベントの事前作業から当日の視聴・体験、事後フォローまで、オンラインイベント全体をワンストップで管理できる、クラウド型のイベントマネジメントサービスです。オフラインイベントと連携するハイブリッドイベントにも対応可能。

セミオーダー型の柔軟なカスタマイズ性により、独自のオンラインイベントサイトをスピーディーに構築できます。
イベント毎の課題に合わせたデザインはもちろん、動画配信や、事前登録情報をもとに、ユーザーごとに自動で表示コンテンツを出し分けることも可能です。

また、データの集約や一元管理にも長けているため、申込フォームから取得したリード情報をはじめ、動画の視聴や資料ダウンロードなどの行動ログ、アンケート回答データまですべて管理画面から確認できます。

EXPOLINEで実現できること

 

主なポイント

  • イベントノウハウを活かしたシステム開発体制

ディレクター全員が、リアルイベントの主導経験またはサポート経験の保有者。そのため、ITサービスの提供だけではなく、企画からのトータルサポートや、リアルイベントと組み合わせたハイブリッドイベントへの対応も可能です。

イベントで使う専門用語や、業界内のステークホルダーなどを踏まえた上でスムーズに業務を推進し、通常のWeb制作会社では解消しきれない、オンラインイベント特有の課題にも柔軟に対応します。

  • SaaS利用型、自社制作型の良いとこ取りをした、セミオーダー型の柔軟性

プラットフォームを利用したセミオーダー型により、安定感のあるオリジナリティの高いオンラインイベントサイトをスピーディーに構築できます。

単体のウェビナーサービスとは違い、スタンプラリーや商談予約、展示コーナーの設置など、イベントに求められる様々な機能を搭載することも可能。

また、事前登録情報をもとに、自動的にユーザーごとにコンテンツを出し分ける機能を備えているため、それぞれのユーザーに最適化された情報伝達も可能。エンゲージメント向上も期待できます。

  • 必要なデータをシンプルに活用

ユーザーの事前登録情報やアンケート回答データ、各種行動履歴データまですべてを専用の管理画面から検索・閲覧・ダウンロード可能です。シンプルで使いやすい管理機能が充実しており、必要なデータに即アクセスできます。

連携性にも優れていることもポイント。既存の基幹システムや導入済みのMAツールといった社内システムのリード情報を有効活用したり、ワークショップツールやWeb会議ツールなどの外部サービスと連動したり、用途に合わせた柔軟な運用に対応できます。

  • コンテンツはイベント終了後も活用可能

作り上げたオリジナルのイベントサイトをオウンドメディアとして活用したり、ライブ配信動画を自動でアーカイブ化して公開・運用したりすることも可能です。利用期間に応じて、月額制で運用・保守にも対応しています。

オンラインイベントを「リアルイベントの代替」としてではなく、顧客とのタッチポイントを長期化・最大化できる手段として、活用いただけるようサポートします。

 

インタビュー

イベント開催の効率化にとどまらず、イベント体験価値の追求や勝ちパターンの創出など成果実現へ包括的に支援

株式会社スプラシア 代表取締役 中島 優太様

株式会社スプラシア 代表取締役 中島 優太様

―EXPOLINEは、どのようなプラットフォームでしょうか?

オンラインイベント開催のためのプラットフォーム機能に加えて、集客やコンテンツ制作・配信、事務局運営など、イベント成功に必要なことを包括的に提供するサービスです。

弊社はエンジニアを抱えるIT企業ですが、親会社はイベント業界最大手の株式会社博展です。実際、社員の半数が元博展のメンバーですので、イベント関係の知見は豊富にあります。ノウハウを活かしてお客様のオンラインイベントをサポートできる体制になっています。イベントは同じ企画のものが2つとないものですから、お客様のイメージに100%応えられるように、プラットフォームの自由度やカスタマイズ性の高さにこだわってご支援させていただいています。UIだけでなく、機能もイベントごとにカスタマイズ可能で、それらを様々に組み合わせながらプラットフォームを提供しています。

―プラットフォームの提供に限らず、包括的に支援していただけるのでしょうか?

はい。他の一般的なサービスの場合、基本的にプラットフォームの提供のみで、それ以外の部分が疎かになりがちです。しかし、そもそもオンラインイベントはプラットフォームだけでは成立しません。コンテンツ制作や集客も必要ですし、講演者が大量にいる大規模イベントでは事務局運営も重要ですよね。弊社はそうした点も、お客様とスムーズにコミュニケーションを取りながらフォローできます。サポートできる領域が非常に広いのが特長です。

たとえば、集客という観点では、連携先のメディアパートナー様の協力を得ながら、企画段階から対応が可能です。また、弊社は都内に大きなスタジオを持っておりますので、講演内容のシナリオだけ持ってきていただければコンテンツ制作もできます。つまり集客からイベント運営まで、ワンストップでお客様に価値提供できるというのが強みです。

―マッチしやすいお客様を教えてください。

お問い合わせいただくお客様のほとんどはBtoBの企業様で、中でもIT、製造、商社、医療や製薬が多いですね。これまで見込み顧客を獲得して育成、受注していく際、リアルイベントなどを組み合わせて対処していたものの、コロナの影響でリアルイベントを開催できなくなったというお客様とマッチしやすいですね。

利用シーンにおいては、1Dayでのウェビナーに限らず、カンファレンス・展示会・学会や社内イベント、表彰式などでも弊社のプラットフォームはマッチします。イベントの特性は業種や会社様によって異なりますので、SaaS型のテンプレートの仕組みで補完できない部分があります。それに対して弊社はセミオーダーでお客様ごとに合う仕組みを提供できるため、非常に使い勝手がいいと思いますね。最近はイベント準備の工程は外注されるケースの方が多いですから、ご支援できることはたくさんあります。

―新型コロナ禍によるオフラインイベントへの切り替えが大きいのですね。

そうですね。2020年はオフラインイベントの手段が絶たれたことで、藁にもすがる思いでオンラインに流れてきたというお客様が多い印象です。そのため開催すること自体が目的化してしまって、とりあえず手早く対応できるプラットフォームを導入した企業様もいらっしゃった印象ですが、2021年は2年目ということで明確な価値を求めているお客様が増えています。

具体的には、新規リード獲得や既存のお客様との顧客接点を作って新しい商材の販売に繋げたいといった狙いです。また、比較的小規模で複数回イベントを開催するマイクロイベントの手法や、開催期間を長くしつつ、コンテンツの更新頻度を上げて顧客接点の機会を増やしていく手法など、オンラインイベントの開催手法も多様化しつつあります。

弊社はそうしたお客様の狙いやご要望を丁寧にヒアリングして、具体的な手法に落とし込んでいくコンサルティングも得意としています。

―顧客獲得や育成のコンサルティングまでできるというのは助かりますよね。

そのように言っていただけることは多いです。SaaS型のサービスは通常、システム設定を担当者自身でしなくてはなりません。その点、EXPOLINEは「企画に集中して、作業面はできるだけ丸投げしたい」というお客様にも重宝いただいていますね。弊社ではイベントディレクターがお客様ごとに付きますので、基本はこのディレクターと会話していればイベントが全部仕上がるというイメージです。EXPOLINEの管理画面も我々が準備して提供できますので、お客様は面倒な設定に時間を取られず、企画や運営に集中できるというわけです。

実際、他社のプラットフォームからEXPOLINEにリプレイスするお客様が増えてきていますね。先程申し上げた通り、昨年とりあえずオンラインイベントを開催して様々な気付きを得て、やりたいことが具体化したり、課題が明確化した結果、カスタマイズ性が高いEXPOLINEを選ぶというお客様が幸いにも増えています。

―カスタマイズの流れを教えてください。

お客様にヒアリングして要件定義を行い、あるべきUIを作ってから、EXPOLINEを連携していく流れになります。もちろん実際に公開を開始した後、走りながら改善を加えていくこともあります。

たとえば、ある製造業者様の場合は、自社の商品が街の中でどう使われているかを示したいと言うご要望がありましたので、都市を表現したデザインを作らせていただき、商品をその都市の所々にマッピングし、マウスオーバーすると商品詳細や動画が見られるという体験を作りました。

いくつかプレゼン動画もありましたが、投票機能でどのプレゼンが良かったかを順位付けできるようにしたり、スタンプラリーを使ってより多くのプレゼンを聞いて回ってもらえる仕様にしたりと、お客様に合わせて機能を追加しました。こうしたユーザー体験をどんどん作っていき、その裏側でお客様のログを取って、営業担当様がそこにアクセスしてアプローチしていくという流れです。

―イベント参加者の体験を大切にしているのですね。

そうですね。ユーザーの方々の7〜8割は情報収集に来ていますので、温度感は低めで、離脱もオフラインに比べて簡単だという前提に立ち、情報にアクセスしやすいストーリー設計や、長く滞在していただける仕掛けや、何度も来てもらえる情報更新などを常に考えています。それが主催者にとっての顧客接点の拡大につながりますし、誰がいつ何をしていたかのログが取れればマーケティングデータとして貴重なものになります。

―代表的な導入事例を教えてください。

IT企業様の事例になりますが、昨年オンラインイベントの経験がない中で初めてチャレンジし、会期中に様々な課題に気付いたものの、プラットフォームの仕様上、会期中に修正(PDCA)が回せなかったということで、EXPOLINEにリプレイスいただきました。EXPOLINE導入後はイベント会期の2ヶ月間の間に230回ほどの修正に対応させていただき、リピートの参加者も増えてきて「オンラインイベントでの勝ちパターンがわかった」と仰っていただけました。現在は更に改善したものを公開しているという状況です。このお客様は、プラットフォームのみならず、コンテンツ制作や集客でもお手伝いをさせていただいております。

―料金体系や利用期間はどのようになっているのでしょうか?

料金体系としては、初期費用として企画・要件定義・UIデザイン・体験機能の選択などがかかります。これが70万円からご案内しております。この環境を2ヶ月以上維持する場合には別途、月額費用が掛かります。基本的には、都度見積もりを出させていただく形になります。

他社サービスの場合は最低利用期間1年が多いので、稟議が通りづらいと悩まれるお客様が多いのですが、弊社は短期間のイベントに対応できますので、必要な期間だけで契約を終わらせることができます。とはいえ基本的に一度で終わりにはならず、来年も続けられるケースがほとんどです。その年の環境を保管させていただいて、2年目は改善点を取り入れた上で再度リリースするという流れが多いですね。

―今後、どのようなことに注力していきたいですか?

引き続きセミスクラッチの手法を活用して自由度の高いプラットフォームを提供していきたいです。また、最近はオフラインイベントが徐々に復調しはじめていて、展示会に出展される企業様や小規模でプライベートショーを行うお客様も増えています。ただし、会場に来場されるお客様は少ないのが現状で、そのためオンライン側も合わせて準備するという“ハイブリッドイベント化”の傾向があります。この点、弊社はオフラインイベントのためのレジストレーションの仕組みも持っています。プラットフォーム上で参加したいセッションなどの事前予約もできますし、現場での受付対応も可能ですから、こうしたハイブリッドイベントでもご活用いただけるということを今後はアピールしていきたいですね。

その他、サービスの価値を高めるという点では、様々なオンラインイベントにも活用できる他ジャンルのツールベンダー様がたくさんいらっしゃいますので、アライアンスを強化して顧客価値を高めていければと思います。最近ではリモートオフィスのoViceと連携しましたが、この先もコミュニケーションツールや、動画配信ツール、デジタルギフトなどの会社様との関係強化にも努めていく予定です。

 

料金

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会社概要

会社名 株式会社スプラシア
代表者名 中島 優太
資本金 9,975万円
所在地 〒104-0045 東京都中央区築地1-13-14 NBF東銀座スクエア8階

 

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