チャットボットを「カスタマーサポート向け」「社内問い合わせ向け」「マーケティング向け」などでタイプ分け。価格・サポート体制などを加えて、タイプごとにおすすめのチャットボットツールを紹介します。
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チャットボットとは、チャット(会話)をロボット化することで、あたかも人と話しているかのように自動で会話する技術のことを言います。専門的な知識がなくても、誰でも簡単にチャットボットを作成できるチャットボットツールの登場により、近年ではどこでも見かけるポピュラーな存在になりました。
カスタマーサポートやヘルプデスクでは、メール・電話などで寄せられていたよくある質問をチャットボットで自動回答することで、担当者の負担を軽減できます。また、Webサイトなどでは、会員登録などの入力フォームにチャットボットを導入することでユーザーの入力負荷を軽減。CVR向上などが期待できます。
料金は用途やAI・生成AIなどの利用範囲によって異なります。よくある質問をチャットボットに置き換えて、自動回答するだけであれば月額1万円以下から利用可能です。一方、幅広い領域で高精度に対応したいなら月額10万円。マーケティング支援の場合は、CVに応じた成果報酬型のサービスも珍しくありません。
コスト重視の方は、本記事後半に安価に利用できるツールも紹介していますので、そちら参考にしてください。そのほか、別途「無料で使えるチャットボット10選」をご覧ください。
チャットボットツールによって強みとする部分は異なり、「実現したいこと(用途)」によって以下のようにタイプ分けできます。
なお、記事後半にはタイプ別に詳細なサービス紹介も行っています。「すぐにツール選定に移りたい」という方は、以下のリンクをご参照ください。
選ぶうえで「何を重視すべきかわからない」「優先順位をつけられない」という方は、記事を読み進めてください。チャットボットツールの種類・タイプや自社に合った選び方、比較ポイントなどをわかりやすくご紹介していきます。
チャットボットをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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チャットボットは、会話を成立させる仕組みによって、大きくは以下の3種類に分けられます。
一般的には「複雑な対応を求めるならAI型」「定型化された対応ならシナリオ型」「手間をかけずに運用するなら一問一答型(既存のFAQを利用できるため)」と言われていますが、中には複数に対応可能なハイブリッド型も存在します。
AI型やシナリオ型のチャットボットについては、以下の記事でより詳しく紹介していますので、理解を深めたい方はご参照ください。
ここからは、自社に合った具体的なチャットボットツールの選び方、そして各ツールの特徴をわかりやすくご紹介していきます。
冒頭でもご紹介しましたが、重要なのは「チャットボットを利用して、何を実現したいか」です。考えられる目的としては、以下の3つが挙げられます。
それぞれについて「どういったケースが当てはまるのか」「どういった機能があると便利なのか」を具体的なツールを交えながら紹介していきます。自社で導入するとしたらどこに当てはまるのか考えてみましょう。
自社のサービスについて寄せられる顧客の問い合わせを、チャットボットを用いてより効率的に対応したい場合におすすめのタイプです。このタイプは、各々の特徴・強みとするところによって、更に以下の3つに分けられます。
コストを抑えつつ、自動回答を行いたい場合におすすめのタイプです。月額1万円前後と安価な価格帯のチャットボットが揃っています。ただし、その分、手厚いサポートなどは期待できないため注意が必要。自身である程度、チャットボットの初期設定からWebサイトへの組み込みまで進められる場合に限られます。
主なサービス名 | 特徴 | 標準価格 |
---|---|---|
チャットプラス | 導入実績2万社以上。状況に応じた6種の料金プランから選べる。シナリオ型なら安価 | 月額9,800円 |
PecoChat | ファイルをアップロードするだけで、自動回答してくれるAIを作成できる | 月額9,800円 |
FirstContact | シナリオ型なら月額2,980円、AI型なら月額15,000円、生成AIなら月額60,000円 | 月額15,000円 |
上記とは逆に、使いこなすための導入・運用支援を望む場合におすすめのタイプです。多くは専門のカスタマーサクセスチームが付いて、手厚い伴走支援を提供。たとえば、チャットボットに読み込ませるためのQ&A集やシナリオ設定、AIによるQ&Aや文書の学習などの初期設定作業などについて支援を受けられます。
主なサービス名 | 特徴 | 標準価格 |
---|---|---|
PKSHA Chatbot | 個社ごとの支援の他、導入企業向けに定期的なセミナーやトレーニングも開催。更なる活用が望める | 要問い合わせ |
MOBI BOT | エキスパートが導入後もシナリオの離脱率や正答率をチェックして定着支援 | 要問い合わせ |
Tebot | Q&Aやシナリオ作成、各種テンプレートやボットデザインの設定まで対応してくれる | 月額45,000円 |
VOC.AI AIエージェント | AIで代替したい業務のヒアリングに基づいて初期設定を実施。導入後のメンテナンスもサポート | 月額20万円~ |
チャットボット以外にも、顧客向けにFAQサイトを利用したい場合におすすめのタイプです。別途用意しようとすると、「運用管理の手間が2倍かかる」「データの活用が進まない」など様々な問題がありますが、共通のプラットフォームであれば効率的に作成・運用可能。チャットボットとFAQ双方で問い合わせ対応を効率化できます。
主なサービス名 | 特徴 | 標準価格 |
---|---|---|
Zendesk | 月額8,000円という安価で、AIチャットボットに加えて、FAQシステムを利用可能 | 月額約8,000円/ID |
DECA カスタマー サポート |
問い合わせ履歴などを読み込ませるだけでFAQを自動生成可能 | 要問い合わせ |
karakuri | チャットボットとFAQのデータを一元管理。補完させることで自動回答を推進できる | 要問い合わせ |
人事や経理部門、情報システム部門に寄せられる、社内問い合わせに自動対応したい場合におすすめのタイプです。上記の顧客向けの中にも対応できるのもありますが、社内向けに特化したタイプの場合、社内規定やマニュアルなどをアップロードするだけでチャットボットが自動回答してくれる、使いやすさが魅力です。
主なサービス名 | 特徴 | 標準価格 |
---|---|---|
OfficeBot | 生成AIを利用した検索機能(RAG)を搭載。高度な問い合わせ対応と情報管理を実現 | 要問い合わせ |
PEP | 社内Q&Aや資料探しを自動化するAIアシスタントとして利用可能 | 要問い合わせ |
社内問い合わせ さくらさん |
SlackやTeamsと連携可能。日常利用するビジネスチャットツール上で質問回答できる | 要問い合わせ |
社内問い合わせ対応に特化したツールを詳しく知りたい方は、「社内向けチャットボットおすすめ12選」をご覧ください。
Webサイトを訪問した顧客の申込率や問い合わせ数などを増やしたい場合におすすめのタイプです。「初回訪問者にはこのメッセージを表示」「閲覧時間が5分を超えたらこちらから声掛け」など訪問者の状況に合わせたオンライン接客や、購入・申し込みフォームの最適化など、Webマーケティングに強みを持つツールが揃っています。
主なサービス名 | 特徴 | 標準価格 |
---|---|---|
sinclo | サイト訪問者の訪問回数や滞在時間、閲覧ページなど、属性・状況に合わせた最適なWeb接客を自動で実行 | 月額9,440円 |
GENIEE CHAT | 購入・申し込みフォームに設置して、一問一答で入力を補助。離脱防止・CVRアップにおすすめ | 要問い合わせ |
Web接客に特化したツールについて、詳しく知りたい方は「Web接客ツール比較16選」をご覧ください。
ある程度、自社に合ったチャットボットのタイプが把握できたら、続いては個々のツールを具体的に比較検討していく番です。ポイントとしては以下の6つが挙げられます。
①チャットボットの 種類 |
AI型・シナリオ型・一問一答型、ハイブリッド型のどれを選択するか |
---|---|
②チャットボットの 運用負担 |
シナリオ作成・チューニングを自社で行うか、ベンダーに依頼するか |
③チャットボットの 設置場所・方法 |
FAQ、Webサイト、申込みフォーム、他ツール上など、どこに設置するか |
④チャットボットの 補完機能の有無 |
いざと言う時、スムーズに有人オペレーターに切り替えられるか |
⑤フォロー体制の有無 | 初期設定や回答精度向上のために人的サポートを提供してくれるか |
⑥生成AI活用の有無 | AIの学習データでもあるFAQコンテンツを自分で用意するか自動生成するか |
以下、一つずつ詳細に説明していきます。ただし、すべてを考慮する必要はありません。自社の要件に照らし合わせ、優先順位をつけて確認するようにしましょう。
既にご紹介したように、チャットボットはその仕組みによって「AI型」「シナリオ型」「一問一答型」の3種類に分類できます。それぞれできること、向いている業務が異なりますので、自社の導入目的にはどの種類が合いそうか、しっかり確認するようにしましょう。
たとえば「チャットプラス」なら、AI型・シナリオ型・一問一答型に加えて、複数の種類を組み合わせて利用できるハイブリッド型や、必要に応じて有人チャットも選択可能。簡単な自動応答から数百名のコンタクトセンターでの運用まで、様々な業種・規模で活用できます。
チャットボットは回答精度を上げるため、導入後の運用も重要です。AI型なら学習データの準備・チューニング、シナリオ型なら会話の作成というように、運用の仕方はチャットボットの仕組みやツールによって異なります。「どれくらい運用負担がかかりそうか」事前に手順や手間を調べておきましょう。
AI型のチャットボットの場合、教材となるデータを揃えたり、回答精度を上げるために丸付け(チューニング)したりする作業が必要です。ただし、近年は学習済みAIを備えており、導入時にさほどの労力がかからないものが増えています。
また、チューニングに関しても、無数の会話データのうち、AIが「これとこれはチェックした方がいい」と選んでくれる「MOBI BOT」のようなツールもあります。専門知識不要で手軽に利用したい場合は、そういったツールを検討しましょう。
どのツールも、ドラッグ&ドロップで会話をつなげて簡単にシナリオを作成できるので、操作性に関しては心配はいらないでしょう。ただし、会話そのものに対するノウハウは必要です。どういう流れで進めていけばいいかわからない場合は、シナリオ作成・構築を支援してくれるチャットボットベンダーを選びましょう。
中には、導入後もKPIの設定やKPI達成に向けた効率的な運用方法・改善の提案まで行ってくれるサービスもあります。社内に専用担当者がいない場合でも安心して利用できます。
チャットボットによっては、Web上に表示する一般的な方式に加えて、FAQページや問い合わせフォームに埋め込む方式や、SNSなどのスマホアプリ内に埋め込む方式など、様々な設置場所・方法が存在します。導入目的によって、最適なタイミング・場所は異なってくるため、自社に合ったものを検討していきましょう。
たとえば、「OfficeBot」ならSlack、LINEだけでなく、Microsoft365やTeamsなど様々なツールに連携可能。使い慣れたツールをそのまま使いつつ、チャットボットをハブにして様々なシーンで業務自動化を加速することができます。
たとえば、顧客対応を行う場合、状況によってチャットボットから有人対応に切り替える必要もあります。その場合は電話やメールなどではなく、同一のインターフェースでオペレーターへつなげられる有人チャット機能を備えていると便利です。
その他、Webサイトでマーケティング利用するのであれば、たとえば、「sinclo」のように訪問客のデータを収集・分析して、それに合ったおすすめ商品を出し分けできるWeb接客機能などがあると便利です。状況に応じて補完してくれる機能を持ったものを選ぶとよいでしょう。
チャットボット導入には、AI型の場合はQ&Aなどのデータ登録が、シナリオ型であれば質問回答の分岐設定などの初期設定が必要です。面倒な場合は、Q&Aの登録やシナリオ作成などの初期設定をサポートしてくれるチャットボットを選びましょう。
一般的に、チャットボットは導入しただけでは成果が上がりません。AI型の場合には回答精度の向上のための継続的なチューニング、シナリオ型の場合はシナリオの見直し、一問一答型の場合は回答できていない質問へのヒットを、それぞれ調整していく必要があります。自社にノウハウがない場合は、フォロー体制の充実度をチェックしておきましょう。
近年では、ChatGPTなど生成AIを活用したチャットボットも増えています。生成AIを活用すると、以下のようなことができるようになります(ツールによって異なる)。
生成AIと連携可能なチャットボットとしては以下のようなものがあります。「生成AIを利用するなら、どこまで対応させたいか」確認しておきましょう。
サービス名 | 生成AIの利用範囲 |
---|---|
チャットプラス | 質問に自動回答、有人対応の回答支援 |
PecoChat | 質問に自動回答 |
Zendesk | FAQコンテンツの作成支援、質問に自動回答 問い合わせ傾向の分析と自己学習、有人対応の回答支援 |
DECA カスタマーサポート | FAQコンテンツの作成支援 |
karakuri | FAQコンテンツの作成支援、質問に自動回答 |
OfficeBot | 質問に自動回答 |
社内問い合わせさくらこ | FAQコンテンツの作成支援、問い合わせ傾向の分析と自己学習 |
前項では「カスタマーサポート」「社内問い合わせ対応」「マーケティング」など用途に分けて、おすすめのタイプ・ツールを紹介してきましたが、中には複数の用途で利用できるものもあります。
回答方式の違い(詳細は後述します)や、問い合わせ対応・コンバージョン促進などに役立つ機能の充実度にも違いがありますので、「しっかり比較検討したい」という方は、こちらの比較表を確認してみてください。
<おすすめ10サービスの機能比較表>
サービス紹介資料は、こちらからダウンロードいただけます。
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また、「チャットボットの選び方ガイド」では、機能をより詳細に比較できるようにしています(主要13サービスを対象に計31項目で調査)。機能要件の解説とともに、比較表が掲載されていますので、「徹底的に比較検討したい」「稟議を通すために有効な資料が欲しい」といった際にお役立てください。
チャットボットの選び方ガイド(比較表付き)
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(出所:チャットプラス公式Webサイト)
最小月額1,500円からスタートできるチャットボット。目的やフローにあわせて選べる6つの料金プランが特徴。「コストを抑えてまずは自分でシナリオを作成したい」という場合には、月額9,800円で使えるビジネスライトプランがおすすめ。その後、対応量や求める精度に応じてAI型・生成AI型、有人・無人・ハイブリッド型チャットなど各種、拡張利用していける。
導入件数2万件以上の実績で培われた、誰でも使いやすいインターフェースもポイント。LINEやSlack、Teamsなどのコミュニケーションツールをはじめ、多様な外部システムとの連携にも対応できるのも心強い。
(出所:PecoChat公式Webサイト)
複雑な設定や専門知識不要で運用できる、カスタマーサポートに特化したAIチャットボット。ExcelやWord、PDFなど様々な形式のデータをアップロードするだけでAIが学習し、最短1分でチャットボットの作成が完了。チャットボットを導入したいWebサイトへコードを埋め込むだけで利用を開始できる手軽さが魅力。料金は月額9,800円~、初期費用や月の縛りもなく、必要な期間だけ自由に利用できる。
ChatGPTを基盤とした高度な自然言語処理による安定した回答精度にも強み。従来の機械学習モデルのような長時間の学習不要で、スピーディーに正確な結果を提供する。必要に応じて、有人オペレーターに切り替えられるほか、50ヶ国語以上の言語に対応し、グローバルな顧客対応・サポートも可能だ。
(出所:FirstContact公式Webサイト)
シナリオ型なら月額2,980円、AI型なら月額15,000円、生成AI型でも月額60,000円と、安価な価格体系が魅力のチャットボット。シナリオ型では自らシナリオを作成しなければならないが、Excelフォーマットで作成できるためExcelを使い慣れた人にとっては安心。なお、作成したチャットボットは自社のWebサイトはもとより、LINE、Facebook、Chatwork、Slack等にも設置可能。顧客・サービスの特性に合わせて設置できる。生成AIではchatGPTと連携することで、社内にある既存のマニュアルや社内規定、FAQなどを読み込ませて自動で回答させることもできる。
「まずは最小限のスモールスタート」で、その後、問い合わせが増えたり、運用に難しさを感じたら、AIや生成AIへと切り替えるなど、柔軟な対応を望む場合におすすめ。
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(出所:PKSHA Chatbot公式Webサイト)
ビッグデータを活用した辞書データと自社開発AIエンジンに強みを持つAIチャットボット。会話の土台がある状態で運用を開始できるため、少ない学習データで高い精度の日本語回答を実現できる。わかりやすいユーザーインターフェースのため、専門的な知識がなくてもWeb管理画面から簡単に分析・改善を行えるのも特徴。
また、他ツール連携にも特徴があり、TeamsやSlackなど通常業務で利用しているビジネスチャット上からも利用可能。更にOffice365やRPA等と連携すれば「会議室の予約」や「在籍証明書発行」なども自動化可能。
(出所:MOBI BOT公式Webサイト)
問い合わせ対応の効率化だけでなく、顧客満足度の維持向上も期待できるチャットボットツール。シナリオは管理画面からGUIの直感的な操作で簡単作成でき、テキスト以外にも画像・イメージマップ・動画・PDFなどを活用可能。シナリオ型だけでなく、国内外の有数のAIと連携することで対話型、一問一答型など用途・状況に合ったものを選択できるのもポイント。
外部システムとの連携にも優れており、CRMシステムと連携することでチャットボット上から顧客の本人確認、更に顧客情報の受付・変更などの手続きまで自動化可能。また有人対応とのスムーズな連携にも強みを持ち、エスカレーション対応に限らず、プリヒアリングや担当者への振り分けなど一次受付にも活用できる。
(出所:Tebot公式Webサイト)
コストパフォーマンスに優れた高性能AIチャットボット。初期費用0円、月額定額45,000円で利用でき、共通アカウントを利用する形態のためユーザー数にもしばりなし。業界最安水準の料金設定ながらも、シナリオ登録、Q&A対話登録、フォーム挿入、画像添付などの機能を標準搭載。シナリオ登録の分岐数・Q&A登録数も無制限なので、追加費用の心配もなく利用できる。
手間のかかるQ&A登録は、企業独自のQ&Aデータを登録するだけ。不明な場合は、シナリオ作成も含めて専属スタッフが無料でサポート。更に、各種テンプレートの用意やボットデザインの設定まで伴走してくれる。専門知識や技術は必要ないので、運用負荷がかからないのも魅力だ。
(出所:VOC.AI AIエージェント公式Webサイト)
メールやLINEも含め、ワンシステムで顧客対応を自動化できるカスタマーサポートツール。「AI社員」をコンセプトで、高精度な顧客意図の理解力に強みを持つ。問い合わせの意図やAIの性格などを個別設定することで、自然なコミュニケーションを実現。WebサイトやPDF、過去のメールをソースとしてシステムにアップロードするだけで知識をインプットできるので、手間なく準備を完了できる。初期設定はもちろんメンテナンスサポート付きで導入後も安心だ。
Salesforceなど顧客対応システム連携とマルチエージェント機能で、領収書発行や配送状況確認、返金・交換対応など、複雑なプロセスの返信対応も自動化できる。実際に、70%の顧客応答をAIのみで処理して業務効率を大幅改善した事例もある。
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(出所:Zendesk公式Webサイト)
世界10万社の導入実績を誇るカスタマーサポートツール。海外の大手レビューサイトでベストソフトウェアに選出されている。月額約8,000円/IDの標準料金内で、問い合わせ管理やFAQ、CTI等も利用できるため、チャットボットだけでなく問い合わせ対応の仕組みを一緒に揃えたい場合にはおすすめ。
「ページの滞在時間」「画面静止」などを条件としてチャットを自動で立ち上げ。数十億件にもおよぶ実際のカスタマーサービスデータでトレーニングされた独自AIを活用し、問い合わせに対して自然な流れで自動返信。内容に応じて、目的・言語・印象のラベルを貼ることで、優先順位付けやルーティングを効率化することもできる。また、質問に答えられないときには有人対応のチャットに切り替えて利用できるので安心。
作成した会話は日本語、中国語、韓国語、ロシア語など17言語に対応。マルチチャネルにも対応しており、Webサイト・Email・Slack・SNSなど様々なチャネルと連携して利用できる。
(出所:DECA カスタマーサポート公式Webサイト)
自社データ×ChatGPTで顧客対応を自動化するカスタマーサポートツール。最大の特徴は、チャットボットを作るために必須のFAQデータを、過去の問い合わせ履歴などの自社データを取り込ませるだけで自動生成できるところ。取り込むデータ形式もExcel/Wordはもちろん、メール、PDF、画像など多様な種類に対応可能。導入後も継続してデータを読み込ませられるため、チューニングの負担もかからない。
生成したFAQはよくある質問ページに利用するほか、AIチャットボットに学習させれば顧客と会話形式で自動回答が可能。Webサイトに限らず、LINEやInstagramなどマルチチャネルでbotを設置できるのもポイント。オプションで、「有人チャット」や「ビデオ通話」といった有人対応への切り替えも可能だ。
(出所:karakuri公式Webサイト)
カスタマーサポート領域に特化した独自AIを持つサービス。Chatbotの他にもFAQ、有人チャット、Web接客などの広範な機能を備える。FAQページはチャットボットに登録したQ&Aデータを使って自動生成可能。一方を修正すれば、もう一方にも自動反映されるためデータの二重管理が不要に。また、FAQでは対応できない質問があると、AIが判別して関連性が高いQ&Aを表示させるなど、相互に補完することで高精度の回答が期待できる。
「非技術者でも利用できるように」というコンセプトのもと開発されたため、管理画面がシンプルでわかりやすいのも特徴。導入後もAIの学習など細かなチューニングが必要だが、初心者でもスムーズな改善・運用が期待できる。
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(出所:OfficeBot公式Webサイト)
検索アルゴリズムと対話プロンプト技術を駆使し、社内の情報資産を有効活用しながら求める回答にたどり着けるRAGチャットボット。標準のChatGPTでは一般の情報をソースとして回答するところ、RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)によって拡張したChatGPTにより、企業内部に保有する知識に基づいて回答できるように。実践的なベストプラクティスをRAGに反映することで、高度な問い合わせにも対応可能だ。また、検索エンジンに「Azure AI Search」を採用することで、より精度の高い情報検索も実現する。
企業をはじめ、自治体や官公庁などでの導入実績も多数。社内の各部署への問い合わせ削減から、規定・ルールの周知、成功事例の共有や知識力の向上など、幅広い場面で役立つ。
(出所:PEP公式Webサイト)
「あの書類どこ?」「申請ってどうやるの?」など社内の繁雑な業務上の問い合わせ応対を自動化できる社内チャットボット作成ツール。シナリオ型のチャットはドラッグ&ドロップで直感的に簡単に作成可能。一問一答型、有人チャット連携型にも対応している。プログラミングなどの専門知識は不要で、導入・運用に手間はかからない。
たとえば、社内のポータルサイト上にあるものの、ほとんど利用されていないQ&Aを管理画面でチャットボット化して、現在使用しているチャットツールや社内ポータル、グループウェアなどのインターフェースに設置するだけでも問い合わせ工数を削減することができる。その他、CRM、勤怠管理、経費精算ツールとのAPI連携も可能だ。
(出所:社内問い合わせさくらさん公式Webサイト)
生成AIを搭載した社内向けAIチャットボット。既存マニュアルをAIが自動学習し、生成AIでFAQコンテンツを自動生成。FAQに限らず、「◯◯についてまとめて」など指示することで、新たな文書を生成することも可能。Word/Excelはもちろん、PDF、動画、画像など様々な形式に対応できるため、埋もれているナレッジの活用にもつながる。
また、「各部署でどういった傾向で質問をされているか」など問い合わせ状況もAIが分析可能。「この問い合わせが多いのに、回答に対する評価が低い」など改善すべき課題を自動で発見してくれるため、定期的なチェックや洗い出しも不要。管理者は手間をかけずに回答精度を向上できる。
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(出所:sinclo公式Webサイト)
CVR改善・問い合わせ改善に活用できるチャットボット。料金は月額定額制で、設置するサイト数が増えても変わらない。サイト訪問者に対して、訪問回数や滞在時間、閲覧ページなど、状況に合わせた最適なアクションを実行できる。
メールの署名をコピペするだけでAIが自動で解析し、必要な項目に振り分けてくれる「一括ヒアリング(署名整形)」機能のほか、サイト訪問者が対象のページから離脱しようとする際に、画面上にキャンペーン情報や有人チャットへの案内を出して再度視覚的にアプローチできる「離脱防止」機能もオプションで選択可能。また、サイト訪問者が閲覧しているページの画面共有や、カタログや個別の提案書などのサイトには載っていない資料の共有(特許取得)など、CVRの改善に貢献する機能が揃う。
(出所:GENIEE CHAT公式Webサイト)
マーケティング支援に特化したチャットボット。特に入力アシスト機能や入力補助機能を利用した購入・申込フォームの最適化に強みを持つ。ユーザーは対話形式で質問に答えていくだけで必要事項が入力できるため、フォーム入力中の離脱率の低減に効果的。
また、チャット内にユーザーの属性データに応じておすすめ商品・サービスなどを表示可能。無理にページ遷移させる必要がないため、アップセルやクロスセルによるLTVアップも期待できる。通販業界・美容業界・不動産業界・人材業界など、4,500社もの多商材/多業界の導入実績を誇る。
導入も簡単でタグを設置するだけで実装完了。専属のカスタマーサポートが、企業ごとの最適なシナリオ構築や変更、CVR改善案を提案してくれるのも心強い。
チャットボットは導入しさえすれば効果を発揮するものではありません。導入後も「こういう質問には、こういう風に回答すると良い」など、会話、それ以外にも、問い合わせ対応の業務フローの最適化が必要です。
そのためにも、本記事を参考にしながら、運用負担の少ない自社に合ったチャットボットツールを選んでみてください。
チャットボットをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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また、選び方ガイドはこちらからダウンロードいただけます。
チャットボットの選び方ガイド(比較表付き)
チャットプラス株式会社
月額1,500円から利用できる、生成AI対応のチャットボット/チャットサポートシステム。20,000社以上が導入し、カスタマーサポートや社内ヘルプデスク、マーケ...
株式会社PKSHA Communication
高精度なアルゴリズムと高い拡張性を備え、テクニカル知識不要でメンテナンス可能なAIチャットボット。有人チャットや外部データベースと連携し、Webチャンネルで高度...
株式会社アノテテ
業界最安水準の料金で必要な機能をすべて備えた高性能AI搭載型チャットボット。Q&A登録数やシナリオ分岐の制限なし。簡単に操作できる管理画面と見やすいシンプルなU...
VOC.AI Inc.
カスタマーサポートのチームメンバーとして人間のように対応できるAIエージェント。顧客意図の理解力が強み。複雑なタスクを含め返信~対応の自動化/効率化を実現します...
株式会社ギブリー
自社データ×ChatGPTで顧客対応を自動化するカスタマーサポートツール。FAQ自動生成機能やAIチャットボットを搭載。業務効率化と顧客満足度向上を支援します。...
株式会社エフ・コード
誰でも簡単にノーコードで作成・運用できるチャットボット型のWeb接客ツール。料金はサイト設置数無制限の完全定額制。豊富な機能でCVRの改善やカスタマーサポートの...
<重要なお知らせ> サイトリニューアルに伴い、初回ログインにはパスワードの再設定が必要です。
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