最終更新日:2024-10-17
ビジネスシーンで利用できる大容量ファイル送信サービスを紹介します。使える無料版から、セキュリティ対策に優れた有料サービスまで、選び方・比較表も併せてご紹介しています。
大容量ファイル送信サービスとは、メールでは添付できないような大容量のファイルを相手先へ安全に送るためのクラウドサービスのことです。
たとえば、以下のようなファイルが大容量ファイルに当たる考えられます。
メールに大容量ファイルを添付すると、送受信に時間がかかります。特に受信側のメールサーバーに負担がかかり、それ以外のメールの受信ができなくなることも。そのため、メールで大容量ファイルを送る場合には、ファイルを小分けにして圧縮して、一通ずつメール添付するのが一般的です。
メール添付で送っても失礼に当たらないビジネスマナーとしては「5MB程度」が限界とも言われていますが、当然容量が大きいものになると、小分けにするだけで手間がかかります。セキュリティの観点からパスワードをかけようとすると、手間は更に増えてしまいます。
大容量ファイルを送信する方法としては、メール以外にも「Line」や「Slack」などのチャットツールや「GoogleDrive」などのオンラインストレージが考えられます。ただし、本来の用途とは異なる利用法ため注意が必要です。
たとえば、チャットツールの場合、手軽に共有できて便利な一方、その後の検索性に乏しく、バージョン管理や送信後のアクセス管理にも課題があること。また、オンラインストレージの場合、随時共有状態に置くため双方向でやりとりできるという利点はあるものの、その分、セキュリティをしっかり行わなければならないなど、様々な課題がつきまといます。
大容量ファイル送信サービスなら、専用のWebサイト上にファイルをアップロードして、そのURLをメールなどで送るだけ。サーバーに負担をかけることなく、サービスによっては数GBもの大容量ファイルでも受け渡しできるようになります。しかも、発行したURLは一定期間を過ぎると無効化できるため、セキュリティ面でも安心です。
本記事では、大容量ファイル送信サービスについて、「どんなサービスがあるのか」「無料版と有料版ではどんな違いがあるのか」など紹介していきます。記事後半にはおすすめのサービスも紹介していますので、今すぐツール選定に移りたいという方はそちらをご覧ください。
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大容量ファイル送信サービスの中には、無料で利用できるものもあります。中には、容量300MBから300GBまで対応したものもあります。企業向けの有料プランを用意しているサービスもあるため、「無料で試してみてから」という使い方もおすすめです。
サービス名 | 最大容量 | データ保管期間 | サービスの特徴 |
---|---|---|---|
tenpu | 1ファイル1GBまで | 24時間 | ブラウザ型。広告表示なし |
firestorage | 20ファイル2GBまで | 最大7日間 | デスクトップアプリあり |
データ便 | 2GB | 最大7日間 | ダウンロード申請などセキュリティ機能が豊富 |
sDrop | 300MB(登録すれば1GB) | 最大3日間 | 無料でもパスワード設定可能 |
GigaFile便 | 300GB | 最大100日間 | 他社より大容量かつ、複数ファイルをまとめて送信可能 |
Connneポスト | 5GB | 期限なし | マイドライブに常時保存可能。広告表示なし |
無料でもこれだけ大容量のファイルを送信できるのに、どうしてわざわざお金を支払って有料版を利用しなければならないの?と不思議に思われた方もいらっしゃるでしょう。
無料版と有料版では、以下のような点が異なります。機能面でも何らかの制限を受ける場合が大半です。
中でも、最も懸念されるのは「セキュリティ対策」です。無料版はサービスによって異なるとは言え、有料版に比べてセキュリティ面で以下のような不安が残ります。
大容量ファイル送信サービスでは、データはクラウド(遠隔地のデータセンター)に保管されることになるため、クラウド事業者やデータセンターがサイバー攻撃を受けた場合は情報漏えいのリスクがあります。有料版のように堅牢なセキュリティ対策をとっていれば問題ありませんが、脆弱な無料版の場合は、そのリスクが高まってしまいます。
たとえば、宛先間違いによる誤送信を防ぐための「宛先制限」や「上長承認」、更に間違えて送ってしまってもすぐに取り消したり、削除したりする機能。その他、「誰が・いつ・何を・誰に送ったのか」ログを取得できると抑制にもつながりますし、何か起こった時の原因追及も容易です。しかし、無料版の多くはそれらの機能を搭載していません。
企業が有料版の大容量ファイル送信サービスを導入するメリットとしては以下の4点が挙げられます。
法人向け大容量ファイル送信サービスならデータを送る際、小分けにする必要がなく、フォルダごとにパスワードをかける必要もありません。何百GBのファイルでも、データの容量にかかわらず送信できるのも強みです。中には、TB(テラバイト)単位の容量のファイルをスピーディーに送受信できるサービスも。
サービスの多くが「宛先を間違えた」「送るファイルを間違えた」などヒューマンエラーを防ぐための機能を搭載しています。たとえば、事前に決めたリストにしか送れない「宛先制限」、間違えて送ったファイルをダウンロードできないようにする「URL無効化」、上長のダブルチェックで誤送信を防止する「上長承認」などの機能があるので、安心して運用できます。
特に有料版の大容量ファイル送信サービスは、データを盗聴されることのないように通信を暗号化したり、ウイルスチェックしたり、暗号化して保存したりと、多くが高いレベルでセキュリティ対策を講じています。また、企業が有料サービスを導入することで、シャドーIT(従業員が隠れて技術的に脆弱で機能も不十分な無料サービスを利用すること)の防止にも役立ちます。
近年では「無料のファイル送信サービスの利用を禁止する」というセキュリティポリシーを設ける企業も増えつつあります。コンプライアンレベルの高い取引先を持っている場合は、無料版の利用は控えて、できるだけ有料の大容量ファイル送信サービスを検討しておく必要があるでしょう。
単にファイルを受け渡すだけでなく、同一のURL上で渡したファイルを確認・編集して返してもらうことができるサービスや、クラウド上に保管していつでもアップロード・ダウンロードできるサービスも。たとえば、大容量のファイルを何度もやりとりすることの多い出版社や印刷会社、広告会社などは、このような機能を持ったサービスがおすすめです。
なお、ファイルを常時共有できる状態におきたい場合は、ファイル送信サービスではなく、ストレージサービスがおすすめです。こちらの「法人向けオンラインストレージ比較15選!料金・容量の比較表付」を参照ください。
続いては、自社に合った大容量ファイル送信サービスの選び方について紹介していきます。参考までに、主要9サービスについて比較表も作成しておきましたので、サービスを比較検討する際の参考にしてください。
自社に合ったサービスを選ぶうえで重要なのは、「容量・速度」と「セキュリティ・安全対策」の2点です。以下、それぞれのポイントを細かく解説していますので参考にしてください。
Office関連ファイルくらいなら数GB程度あればスムーズに送信できますが、大量の高画質画像や長尺の動画などを送る場合にはそれなりの容量が必要です。たとえば、「SECURE DELIVER」は一度に最大100GB、「DIRECT!EXTREME」なら2TBまでアップロード可能。映像・音楽・出版・印刷・広告制作など、大容量のコンテンツを取り扱うことの多い企業におすすめです。
遠距離通信や海外へのファイル送信が多い場合、できるだけ環境の影響を受けにくい、スピードの出やすいサービスを選びましょう。たとえば、「DIRECT! EXTREME」は独自のプロトコル機能によって、中国・ASEAN地区へのスピーディーなデータ送信が可能。その他ほかネット回線が整備されていない海外エリアへの送信に強みを持つ「グローバルセキュアデータ転送サービス」のようなサービスもあります。
業務上、どうしてもヒューマンエラーによる情報漏えいのリスクが避けられない場合は、「OKURN」のようにヒューマンエラーを未然に防ぐための機能がしっかり備わったサービスが最適。「宛先制限」「URL無効化」「ファイルの自動削除」「上長承認」「ダウンロードの期間や回数制限設定」といった機能で誤送信を防止します。
厳しいコンプライアンスが求められる場合は、情報漏えいなどが起こった際に備えて、「誰が・いつ・何を・誰に送ったのか」を記録できる、ログ管理機能が備わったものがおすすめです。たとえば、「Bizストレージ ファイルシェア」は従業員のアクセスログだけでなく、システム管理者(特権ID)の操作ログを取得することもできます。
機密情報の種類によっては、様々な法律・ガイドラインにより「国内データセンター」「冗長化対策」「ウイルスチェック」といった厳しい取り扱いが求められる場合があります。ハイレベルのセキュリティ対策を希望する場合には、「PCI DSS」や「FISC」などの厳格な基準に対応し、多数の金融業界の顧客を持つ「クリプト便」のようなサービスが最適です。
また、「Kozutumi」は、東京海上日動の提供する「サイバーリスク保険」を自動付帯。情報漏えいなど、万一のトラブルに備えることが可能です。
できるだけ、自社に合ったプランを展開しているサービスを選ぶようにしましょう。たとえば、「利用するのはこの部署のこの人たち」と定まっている場合は、「5人以下なら月額3,000円」など利用人数に応じた定額制プランがある「オフィス宅ふぁいる便」のようなサービスがおすすめです。
一方、時期によって使用するデータ容量にばらつきがある場合には、ユーザー数無制限で「100GBまでなら月額25,000円」など、ディスク容量に応じた定額制プランを選べる「Smooth File」のようなサービスがおすすめです。従業員全員にIDを割り振れるので、シャドーIT対策としても有効です。
(出所:tenpu公式Webサイト)
無料で最大1GBまで送信できるファイル送信サービス。無料でありながら広告表示がなく、機能開発から運用サポートまで国内対応しているのもポイント。デザインが見やすく、直感的に操作できるシンプルなUIも特徴だ。また、サーバーがファイアウォールで保護されており、外部からはアクセスできないように管理されているのも心強い。
企業向けの「tenpu Business」なら、データ暗号化、パスワード保護、ログ管理、送信後のファイル削除設定など、より強固なセキュリティ対策も用意されている。
(出所:firestorage公式Webサイト)
最大2GBまで送信できる無料オンラインストレージ。無料プランでもウイルスチェック、不正アクセス対策、パスワード設定機能、国内データセンターで24時間265日監視といったセキュリティ対策あり。デスクトップアプリ「firetools」を利用すれば、Webブラウザを開かなくてもファイル送信ができる。また、送信できるファイル数が無制限な点も強み。
専用の回線を新しく提供してもらえる法人プランを利用すれば、回線が混み合うことがないため、よりスムーズな大容量データの送信が可能に。
(出所:データ便公式Webサイト)
一度に送れるデータ容量は500MBまでと他社より少量だが、高性能ファイアウォールやSSL暗号化通信による通信保護、ファイルの暗号化によるデータ保護など、セキュリティに強みのあるファイル送信サービス。
受信者がダウンロード申請を行って、送信者が許可することでファイルのダウンロードが可能になる「セキュリティ便」も設定可能。その他、受信者がファイルをダウンロードしたら通知メールが届くように設定したり、アドレス帳に100件までメールアドレスを登録したりすることも可能。
(出所:sDrop公式Webサイト)
通常は300MBまで、メールアドレスを登録すれば1GBまでパスワード設定付きで送れるファイル送信サービス。広告表示なし、操作もブラウザにドラッグ&ドロップするのみと、シンプルで使い勝手がいいのもポイント。複数ファイルはまとめて1つに自動圧縮されるため手間もかからない。預けた際には「URL・パスワード・ファイルリスト」を記した通知メールが到達する。
URLでダウンロードできる回数を5回までに制限し、それを超えるとファイルは自動で削除するなど、安全性にも配慮されている。加えて、アップロードから72時間が経過した場合には、データが自動削除されるので安心だ。
(出所:GigaFile便公式Webサイト)
無料でありながら、1ファイル300GBまで(ファイル数無制限)アップロードできる大容量ファイル送信サービス。データの保管期限は3日間、14日間、30日間など、複数から選択でき、最大で100日間の保管に対応。フォルダごとドラッグするだけでアップロードが完了。複数のファイルも「まとめる」ボタンで一括送信できる。
無料でありながら、パスワード設定も可能。加えて、受信側がファイルをダウンロードしたかを確認するための受け取り確認機能(ダウンロード通知)も搭載している。認定ファイル申請を著作権保持者が行うことで、第三者からの通報による著作権侵害通報とファイル削除を回避できる機能もある。
(出所:Conneポスト公式Webサイト)
メールアドレスを登録するだけで、無料で5GBの個別のオンラインストレージ(マイドライブ)を付与。ドライブにはあらゆる種類のファイルを格納でき、チームで常時共有可能。共有したファイルはPCに限らず、スマホでも受け取り可能。ダウンロード状況も確認できるのも嬉しいポイント。無料ながらも広告表示がないため、画面もシンプルで見やすい。
また、一度送信したファイルを修正・更新できる点も強み。マイドライブ内に保管されたファイルを修正・更新するだけで、送信先に自動で修正・更新通知メールが送られる。頻繁に更新が必要なファイルがある場合は特におすすめ。
大容量のファイルを頻繁に送受信する場合におすすめのサービスです。大きいファイルサイズに対応したものや、データ送信の速度が速いものなど、大容量ファイルを効率よく受け渡すことのできるサービスがそろっています。
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(出所:DIRECT! EXTREME公式Webサイト)
2TBのファイルでも超高速で送信できる大容量対応のファイル送信サービス。大容量データを扱うことの多い音楽・出版・印刷・映像・ゲームなどの業界で多く導入されている。アップロードとダウンロードを同時進行させる独自のプロトコル機能によって、超高速データ送信を実現した。
中でも、中国・ASEAN地区への大容量データ送信に強みを持ち、従来の約20~50倍のスピードを誇る。送受信にかかる業務を自動化できるのも特徴で、たとえば、タイマー送信機能を利用すれば時差を考慮した送信も可能に。
(出所:SECURE DELIVER公式Webサイト)
一度に最大100GBを送信可能な法人向けのクラウド型ファイル送信サービス。大手企業を中心に、2,000サイトで導入実績あり。ファイルは7日間で自動削除されるため、サーバー内でディスク容量を調整したり、不要ファイルを削除したりする手間がかからないのもポイント。
価格は通数別に月額料金が設定されており、超過した分には従量制で課金される。ID数無制限のため利用頻度が低い社員にもユーザIDを配布することが可能。シャドーITを含めた内部統制管理の強化も期待できる。加えて、事後・事前承認機能や監査機能など、ヒューマンエラーを防止する機能が充実。
(出所:オフィス宅ふぁいる便公式Webサイト)
一度に10GBまでの大容量のファイル送受信ができるファイル送信サービス。ユーザー数に応じた月額定額制で、5ユーザーまでなら月額3,000円と安価に使えるのが魅力だ。動画やCADデータなど大容量のコンテンツを取り扱う、中小規模の制作会社・設計事務所などにおすすめ。
セキュリティ対策も充実しており、宛先制限、上長承認、URL無効化などヒューマンエラー対策のほかに、不正ログイン検知や特定のファイルが送信された場合には上長に通知する機能などが多数そろう。万が一に備えて送信ファイルをすべて保管しておくアーカイブ機能もあり。
(出所:AD FILE公式Webサイト)
1ユーザーあたり100GBのストレージ容量、1回の送信ファイル容量は20GBまで対応しているファイル送信サービス。1ユーザーあたり月額1,078円という低価格で、大容量のファイルを送信できる。
また、ダウンロード画面に自社の広告やコメントなどを自由に表示するなど、コミュニケーションツールとしても活用できるのが大きな特徴。ダウンロード画面の背景に自社の商品などの好きな画像を設定できるほか、ダウンロードボタンの上下左右に広告バナーを設置したり、ダウンロード画面にコメントを表示させたりすることができる。
ウイルススキャンやファイルの自動削除といったセキュリティ対策機能も。
(出所:グローバルセキュアデータ転送サービス公式Webサイト)
海外エリアへの送信に強みを持つファイル送信サービス。データを並列転送するため回線を効率よく利用でき、途中でエラーが発生した場合でも一からり直すのではなく、既に送ったデータを送り途中から自動でリトライするため、通常より送信時間を短縮できる。
データは暗号化ではなく、復元困難なレベルまで細かくピース化に加えて、秘密分散技術による無意味化、複数クラウドへの分散化など、複数のセキュリティ対策が施される。パスワード設定などは不要なので、暗号・解凍の作業やパスワードの連絡などの手間がかからない。
個人情報や機密情報を取り扱うことが多く、「ヒューマンエラーやサイバー攻撃・災害などに備えておきたい」という場合におすすめのサービス。外部からの不正アクセスに備えるだけでなく、データの不正持ち出しや誤送信を防ぐための機能が充実しているのが特徴です。
“大容量ファイル送信サービス”の 一括資料ダウンロードする(無料)
(出所:Bizストレージ ファイルシェア公式Webサイト)
2002年のサービス提供以来、20年以上にわたって多くの導入実績を持つファイル送信サービス。特別なソフト・アプリを使わずに、Webブラウザだけで一度に合計2GBまで送信できる。同サービスのIDを持たない取引先などともやりとりが可能だ。
送信先制限、上長承認、ログ管理などのセキュリティ機能に加えて、OCNバックボーンに直結した通信設備・国内の自社データセンター利用など、運用環境もきちんと整備されている。送信機能だけでなく、共有機能も搭載されているので「取引先と頻繁にデータをやりとりする」「プロジェクトメンバーで共有したい」という場合におすすめだ。
(出所:OKURN公式Webサイト)
情報漏えい対策が充実した、利用者数20万人超の企業間ファイル共有・転送サービス。宛先間違いを防ぐための「宛先制限」、意図しない誤送信をした際にダウンロードを阻止する「URL無効化」など、ヒューマンエラー防止のための管理機能や、ログ管理・全件バックアップなど内部統制機能が充実している。そのため、機密情報などのやりとりが多い組織におすすめだ。
料金はID・データ容量に応じた定額制のため、想定外の超過料金の心配はなし。自社の送信数・通信量に合わせたプランを選べば、コストを抑えた定額運用も可能に。
(出所:クリプト便公式Webサイト)
契約企業の約半数が金融関連事業者という、機密情報の受け渡しに特化した法人向けファイル転送・共有サービス。国内最高クラスの運用・設備セキュリティによる「不正防止」、事前承認等による「誤送信防止」、ログ監査機能による「監査対策」など、ミス防止や内部統制に役立つ機能が充実している。
その他、オプションの「オートパイロット」を利用すれば、クリプト便の送受信APIを使った自動送受信環境の構築も可能。たとえば、システムが出力した帳票をデータのままクリプト便に保存して、それぞれの宛先へ自動配信することができる。
(出所:Smooth File 6公式Webサイト)
国内1,000社以上の導入実績を誇るファイル送信サービス。上長承認、アップロードファイルの暗号化、操作ログの取得、デバイスの制限などのセキュリティ機能が一通りそろう。また、「送ったファイルを編集して返してもらう」という場合でも、1つのURLで送受信ができる、再度URLを発行したり、ID・パスワードでログインしたりする必要がないなど、使い勝手の良さも特徴だ。
iOS・Androidにも対応しており、ユーザー間転送機能も備えているため、外出時でもタイムロスなくファイルを受け渡せる。料金は月額制で、ユーザー数は無制限。
(出所:Kozutumi公式Webサイト)
タイムスタンプ機能を備えた、特許取得済みのファイル転送サービス。タイムスタンプの付与によって、「ファイルがその日時に存在していたこと」「その日時以降に改ざんされていないこと」を証明できる。通常のファイル送信サービスよりも、ファイルの信頼性を向上させられるため、重要書類の送受信に適している。すべての送受信ファイルに自動でウイルススキャンを実施。誤ったファイルを送信してしまった場合には、相手がダウンロードする直前まで送信を中止。加えて、「サイバーセキュリティ保険」の自動付帯で、万一のトラブルにも備えられる。
管理者は一般ユーザーの全送受信を監査でき、不適切なファイルの送信が発覚した場合は、強制的に送信を中止できるなど、管理機能にも強みを持つ。
大容量ファイル送信サービスについてご紹介しました。以下、よくある質問・回答をまとめてありますので、参考にしてください。
Q:大容量ファイルって、具体的にどんなファイルのこと?
A:大容量ファイルとはメールに添付できないようなサイズのファイルのことです。比較的にサイズが大きくなりやすい画像や写真、図面、CAD、動画、顧客情報、デザインデータなどが該当します。
Q:大容量ファイルは、どうしてメールで送ってはいけないの?
A:受信側のサーバーに負担をかけることになるためです。送信する側もファイルを圧縮・パスワードをかけるなどの作業を行う必要があり、作業効率も低下します。また、5MBを超えるとビジネスマナーとしても失礼に当たる可能性があります。
Q:大容量ファイルを相手に送る方法には、どんなものがあるの?
A:大容量ファイルを送る方法として、メール以外では、ファイル送信サービスやクラウドストレージサービスが挙げられます。オンライン上の特定の場所にファイルを格納し、リンクを共有することで、ファイルを共有できます。
Q:大容量のファイルを無料で送る方法はありますか?
A:tenpu、firestorage、データ便、sDrop、GigaFile便、Connneポストなど、無料でも利用できるファイル送信サービスがあります。容量の上限もGigaFile便など容量が大きいものでは300GBまで送信可能です。
Q:有料の大容量ファイル送信サービスは、無料のサービスとどう違うの?
A:有料版の場合、無料版と比較した際に最も大きな違いは「セキュリティ対策」です。有料版には宛先間違いによる誤送信を防ぐための機能や、「誰が・いつ・何を・誰に送ったのか」を追跡するためのログ管理機能などが搭載されています。
Q:大容量ファイルを送信できるおすすめのサービスは?
A:何を重視するかによっても異なります。たとえば、容量・速度重視なら、2TBまで送信可能で、従来の約20~50倍の速度が見込める「DIRECT! EXTREME」。セキュリティ重視であれば宛先制限やURL無効化といった機能を搭載した「OKURN」などが挙げられます。
法人向けのファイル転送サービスをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
“大容量ファイル送信サービス”の 一括資料ダウンロードする(無料)
日本ワムネット株式会社
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