最終更新日:2024-10-23
求人の応募数増加や自社にマッチした人材の見きわめ、内定辞退の防止などに課題を感じており、採用業務全般を効率化したいとお考えの採用担当の方へ。採用DXに役立つおすすめのツールを課題別に、参考事例を交えながらご紹介します。
採用DXとは、企業の採用活動に新たな技術や外部サービスを積極的に取り入れて、データの収集・管理を効率化し、採用業務の負担軽減だけでなく、より効果的な採用を行おうという概念を指します。
採用担当者は、自社の採用計画に基づいて、以下のように幅広い業務を行わなければなりません。従来のようにアナログ的に行うと多大な業務負担がかかってしまいます。
加えて、近年では、労働力不足により応募者も集めづらくなっており、せっかく内定を出しても内定辞退や早期離職をされてしまうことも少なくありません。採用業務だけでなく、安定した人材の確保、定着が見込めず悩む企業も多いでしょう。
採用DXツール(サービス)を利用すれば、それらの採用活動における様々な課題を解決可能。日々の採用業務の効率化はもちろん、より多くの人材に応募してもらえる動線も無理なく確保していけます。また、応募者のミスマッチを防ぎ、採用後に長く働いてもらえるような環境を作ることも可能です。
本記事では、採用DXについて、具体的にどのようなツール・サービスがあって、どんな使い方をするのか、わかりやすく紹介していきます。
記事後半にはタイプ別におすすめのツール・サービスの詳解も行っていますので、「今すぐツールの選定に移りたい」という方はそちらをご覧ください。
採用DXツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
採用業務は、大きく分けると以下5つの工程に分けられます。
この章では、各ステップで発生する具体的な課題を挙げていきます。
続いて、前章で挙げた課題を解決に導くことのできる採用DXツールを紹介します。導入効果のわかる参考事例も合わせて紹介していくので、自社の採用業務について当てはめて、もし導入するとしたらどんな採用DXツールがいいか考えてみましょう。
既存の採用手法では「なかなか応募が集まらない」「自社の魅力を効果的に発信する方法がわからない」という場合は、新たな採用手法にチャレンジしてみることをおすすめします。最近はそれらに特化したDX支援サービスもあるため、ノウハウがなくても安心して利用できます。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
MyRefer | リファラル専門の採用サービス。制度設計から情報発信ページの作成までトータル支援。候補者からの問い合わせにも代行して対応してくれる。 | 要問い合わせ |
エアリク | 採用に特化したSNS運用代行サービス。企業の公式SNSアカウントを使ってキャッチーな画像・動画・テキストの作成や投稿代行、更に分析・運用改善まで。 | 月額10万円~ |
【参考事例(MyRefer)】
紹介会社に斡旋を依頼するも、ミスマッチが続き採用に苦戦していたドラッグストア運営企業様。MyReferを活用してリファラル採用を進めたところ、従業員の友人・知人からリファラル採用に至り、入社が決定。社内の実態を十分に把握している状態で応募にいたるため、通常に比べてミスマッチが少ないという利点も。(出所:同社HP)
【参考事例(エアリク)】
人材採用を目的にSNSアカウントを作成したものの、ノウハウ不足で苦戦していた運送会社様。エアリクを利用開始後、SNSを通じた応募が増え、わずか2カ月で2名の採用が決定。量的な拡充だけでなく、仕事内容に興味を持ってくれている応募者が増えるなど、質的な拡充も導入効果も実感。(出所:同社HP)
応募者は集まっているものの、「応募者数一人ひとりの管理が煩雑」、「応募者との面接スケジュール調整に時間がかかる」といった場合は、応募者の受付・連絡・情報管理に強みを持つ、採用管理ツールの導入がおすすめです。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
ジョブカン採用管理 | 安価に利用できる採用管理システム。応募から選考を一元管理可能。月の応募者数に応じた料金設定のため、採用規模に合わせて無駄なく使える。 | 月額8,500円〜 |
HRMOS採用 | ビズリーチが手掛ける採用管理システム。求人媒体連携、日程調整、レポートの自動作成。採用の効率化から分析・改善までこれ一つで可能に。 | 要問い合わせ |
RPM | 400種類以上の求人媒体と連携可能。エリアや職種に応じて多種多様な求人媒体を利用しなければならないアルバイト・パート採用に便利。 | 要問い合わせ |
タレントパレット | 採用にまつわるあらゆるフローの管理をワンストップで実現。独自の適正検査によって入社後のミスマッチ防止にも貢献する。 | 要問い合わせ |
らくるーと | 新卒採用向けのコミュニケーション重視の採用管理ツール。募集・日時調整・内定連絡・情報配信をLINEのトーク画面上で完結可能。 | 要問い合わせ |
SmartHR | 活躍できる人材要件の洗い出しから、採用・育成までをシームレスに管理。採用時のデータはそのまま従業員データとして移行・活用できる。 | 要問い合わせ |
【参考事例(ジョブカン採用管理)】
これまで応募者の進捗管理や連絡に様々なツールを使っており、管理のフローが複雑になっていたEC事業者様。クラウド上で面接調整や候補者管理ができる点に惹かれてジョブカン採用管理を導入したところ、採用にかかるコストを約70%削減。ジョブカン労務HR・給与計算など、シリーズ製品も合わせて導入することで社労士委託から内製への切り替えにも成功。(出所:同社HP)
母集団は形成できるものの、「送られてくるエントリーシートに日々目を通すのが大変」といった場合は、スクリーニングをサポートしてくれるサービスを検討しましょう。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
PRaiO | AIが過去の傾向を学習して、エントリーシートを自動で読み取り。「読むべきエントリーシートの優先度」をスコアリングして教えてくれるため、大幅に手間を削減できる。 | 要問い合わせ |
【参考事例(PRaiO)】
膨大な量のエントリーシートを一つひとつ読み込まなければならなかった、ある大手メーカー様。PRaiO導入により、書類選考にかける時間を約40%削減。その分、エントリーシートの受付期間を延長して更により良い人材を求めたり、セミナーを実施して応募者とのコミュニケーションを図ったりすることができました。(出所:同社HP)
「人物評価をするための客観的な根拠が欲しい」「自社にマッチした人材を見極めたい」といった場合は、応募者の適性検査ができるツールがおすすめです。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
grow360 | AIが応募者の挙動・時間などから応募者の気質・価値観を評価。自分を偽ったり、よく見せようとしたりするのを防止でき、信頼性の高い結果が得られる。 | 4,000円/名 |
ミキワメ | マッチング機能つきの適性検査。在籍中の従業員の診断結果をもとに、応募者が自社にふさわしい人物か、マッチング度をS~Eの14段階で表示してくれる。 | 500円/名 |
キミスカ | 適性検査付きのダイレクトリクルーティングツール。適性検査の結果も踏まえつつ、自社にマッチしていそうな人材にスカウトを送れる。 | 要問い合わせ |
【参考事例(ミキワメ)】
入社後3カ月~半年で人材が離職してしまう状況に悩んでいた、とあるシステム開発会社様。改善策の一環として「ミキワメ」を導入。候補者の性格と、自社とのマッチング度がより正確に把握できるようになり、早期離職率が7%改善しました。(出所:同社HP)
「Web面接を効率的に行いたい」、「採用担当者同士で応募者評価の共有をスムーズに行いたい」という場合は、人材採用に特化したWeb面接ツールの導入がおすすめです。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
harutaka | オンライン採用を加速するWeb面接ツール。評価者は録画データをもとに任意のタイミングで評価可能。その他、応募者が自己PR動画を撮影して送る「エントリー動画」にも対応。 | 要問い合わせ |
SOKUMEN | 送付したURLをクリックするだけですぐに面接に臨めるWeb面接ツール。データ通信量を最小限に抑えた設計になっており、途中で通信が切れてしまうリスクも防げる。 | 月額19,800円 |
【参考事例(harutaka)】
全国を対象に対面で採用活動を行っており、出張に工数がかかっていた、とあるジュエリー会社様。harutakaの導入により、会場費や出張費などの金銭的なコストダウンはもちろん、泊まりがけの出張や面接会場の準備などにかかっていた時間を300時間以上削減。確保できた時間を、内定者のフォローやインターンシップの開催にあてられるようになりました。(出所:同社HP)
「内定者との連絡や書類のやり取りが煩雑になっている」、「内定辞退・早期離職の対策を行いたい」という場合は内定者フォローツールを活用してみましょう。
名称 | 特徴 | 料金 |
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miryo+ | 内定候補者の言動・反応速度から、志望度合いの変化や辞退のリスクを推測。企業が内定辞退を防ぐために取るべきアクションを画面上で指示してくれる。 | 要問い合わせ |
エアリーフレッシャーズクラウド | 内定者フォローに長けた社内SNS。内定者は先輩社員の働きぶりや社内の活動などを事前に学べる。個別の連絡機能や既読・未読確認やリマインド機能も搭載。 | 175,000円 |
【参考事例(エアリーフレッシャーズクラウド)】
内定承諾後の学生の辞退を防ぐ対策を効果的に行いたいと考えていた内装工事会社様。エアリーフレッシャーズクラウドを導入して、ツール内で内定者に毎日日記を付けてもらうよう促したところ、内定者同士で自然とコミュニケーションが生まれ、内定辞退の抑止につながりました。人事担当者との関係性構築にも役立っているのもポイントです。(出所:同社HP)
「求人媒体の費用対効果を可視化できていない」「採用を強化すべきエリアや職種がわからない」と悩んでいる場合は、採用状況を分析できるツールの導入を検討してみてください。
名称 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
見える化クラウド | 採用における費用対効果を様々な角度から分析できるDXツール。求人媒体ごとの広告費、応募数、採用数、更にエリア別、職種別での応募率、採用率も可視化できる。 | 月額48,000円 |
(出所:MyRefer公式Webサイト)
リファラル経由での採用増加を後押しするDXツール。専任のパートナーが導入企業につき、独自のリファラル採用制度を設計する。また、従業員のリファラル採用の活性化を促すため、全社員に情報発信するための専用ページの作成を支援。リファラル経由で入社した社員インタビューなど、自社の魅力を改めて周知できるようなコンテンツの企画・発信もサポートしてくれる。更に、社員の自発的な行動を後押しするプログラムも提供。一例として、紹介してくれた社員にはギフト券をプレゼントするといったキャンペーンを打ち出せる。
運用開始後は、社内のリファラル活動状況を分析し、定例ミーティングを実施。現状の課題を踏まえ、解決策を提示しながら成果が上がるように動いてくれる。
その他、リファラル候補者の問い合わせ対応は、同社のスタッフが代行してくれるのも嬉しいポイント。
(出所:エアリク公式Webサイト)
人材採用を目的としたSNSでの発信・運用をサポートするDXツール。導入企業側が行うのは「画像と簡単なコメントを送る」だけ。同社専属のチームが、画像の加工からキャプションの作成、ハッシュタグの選定をしてSNSの投稿を代行する。運用後は、フォロワー数、アクセス数、リーチ数などの数値データを分析。データをもとに改善策を打ち出してくれるため、成果が現れやすいのがポイントだ。企業規模や知名度などに左右されず、自社の雰囲気に合った応募者の母集団形成が期待できる。
Instagram、TikTok、X(Twitter)、YouTubeを活用することで、エントリー数が2年間で新卒6倍、中途20倍以上に増加した実績あり。
(出所:ジョブカン採用管理公式Webサイト)
応募者の管理から採用決定までに発生する業務を一気通貫でサポートするDXツール。応募者のプロフィールや履歴書などの添付ファイル、選考状況や評価をツール内にすべて集約可能。また、「Google」、「Office365」などの外部カレンダーと連携することで面接担当者の予定も可視化でき、日程調整を簡単に行える。面接の日程が決まったら、メールやSlackで自動通知する機能もあり、面接官の予定忘れの防止に役立つ。応募者の選考進捗状況はダッシュボードで可視化でき、次に取るべきアクションが一目でわかる仕様に。総応募者数や選考通過率も集計可能で、現状の採用施策の見直しを行うためのデータとして活用できる。
その他、リファラル対象者に向けた求人ページを専用のURLで公開できる機能も便利だ。
(出所:HRMOS採用公式Webサイト)
グッドデザイン賞を受賞した直感的なUIで、採用業務の効率化をサポートするDXツール。求人媒体経由の応募者や、エージェントから推薦された候補者の情報を集約し、クラウド上で一元管理。また、応募者と面接官の日程調整がしやすく、担当面接官や会議室の予定はすべて専用カレンダーに集約。空き時間を見つけたらその枠をドラッグ&ドロップ操作でピックアップすると、応募者に候補日時を展開できる仕組みになっている。その他、応募→面接→内定といった選考ステップごとの通過率や選考辞退率を見れるので、自社の採用プロセスの課題を分析しやすいのもポイントだ。
専任の担当者が初期設定や導入後の運用定着を支援するため、初めてツールを利用する企業も安心だ。
(出所:RPM公式Webサイト)
400種類以上の求人媒体と連携でき、求人案件情報や応募者の進捗ステータス管理、面接スケジュールの調整などが行える採用DXツール。大きく分けて「募集案件管理」、「面接スケジュール管理」の機能があり、募集案件管理では連携した求人媒体の情報から、募集中の案件や案件の応募者数・面接設定者数・採用数をリアルタイムで把握可能。面接管理では、応募が来たら自動的に日程調整のメールを配信する機能や、応募者からアクションがなかったら自動でリマインドする機能が便利。オプションで、Web面接の予約が入ったら「Zoom」や「SOKUMEN」と連携して、URLとパスワードを応募者へ発行する機能も付けられる。
その他、応募者一一人に費やしたリードタイムも測定・分析可能。時間がかかりすぎていた業務を可視化することで改善にもつなげやすい。
(出所:タレントパレット公式Webサイト)
採用候補者のエントリー受付からマイページの作成、書類選考・適正検査・Web面接の実施、評価管理など、採用にまつわるフローをワンストップで管理できるツール。候補者とのやり取りはシステム上のチャットで実施。返信があった際は通知される仕様のため、対応の漏れや遅れを防ぎ、こまめなコミュニケーションで信頼関係を構築。内定防止にもつなげられる。エージェントとのやり取りも同様にチャットで行えるため、スムーズな情報共有が可能だ。
独自の適正検査に強み。面接時は、その結果を参照しつつ実際の人物との乖離や社員との相性などをチェックできるため、採用管理の効率化だけでなく入社後のミスマッチも防止にも貢献する。
(出所:らくるーと公式Webサイト)
応募者とのコミュニケーションを重視できる新卒採用向け採用管理ツール。募集から内定連絡までLINE上で完結可能。見たいタイミングで手軽に確認できるため、開封・返信を促進し、選考の歩留り防止や選考移行率改善をサポートする。複数のナビサイトでのやり取りもシステム内で一元化。誤送信や対応漏れ、コミュニケーションロスを防ぎながら、管理負荷を軽減できるのもうれしい。日程調整もトーク画面で日時を選ぶだけで完了。リモート面談用にURLを自動発行したり、リマインド通知を送ったり、手間のかかる説明会や面接の日程調整もスムーズだ。
応募者ごとにリッチメニューを表示切替したり、会社紹介・イベント開催などの情報配信にも対応。定期的なメッセージ配信で接点を強化することで、自社への帰属意識を醸成できるため、内定辞退率の改善にも有効だ。
(出所:SmartHRタレントマネジメント公式Webサイト)
候補者情報の一元管理から入社後の手続き、育成までをシームレスに行えるシステム。採用活動全体を包括的に管理できる点に強み。従業員データを活用して、評価やエンゲージメントなどから社内で活躍できる人材像を明確化。実績にもとづいた採用要件の設定により、入社後のギャップを防ぐ。応募者の情報や書類選考結果、選考進捗などは一括管理され、採用担当者の負担軽減も見込める。
配置シミュレーションや学習管理、従業員サーベイ、分析レポートなどタレントマネジメント機能が充実。採用時のデータをそのまま人事評価やスキル管理、人員配置などに活用することで、より戦略的な人材マネジメントが可能に。
(出所:PRaiO公式Webサイト)
HR領域に特化したAIを搭載した書類選考効率化ツール。AIが過去の情報をもとに、導入企業のエントリーシートの傾向を学習。学習後は、応募者からのエントリーシートを最短5分で読み取り、優先度や文章の特徴などをスコアリングする。また、エントリーシートに過去のものから剽窃した内容があると、その部分を赤字で示してくれるためスクリーニングに役立つ。導入事例の中には、エントリーシートの選考にかける時間を約40%削減できたケースがある。
一通りの選考が終わったら、採用業務に長年携わっているマイナビ担当者が、次回の採用に向けてより効果的な人材確保を行うためのアドバイスをしてくれる。
(出所:grow360公式Webサイト)
360度評価にAIを活用し、応募者のパーソナリティを可視化する採用DXツール。本ツールは「IAT(気質診断)」、「自己評価」、「他者評価」の3つのテストを行うことができる。IATは国際機関でも採用されている手法で、スマホ画面で簡単なクイズを出題し、指の動きの速さや正確性で人の気質や価値観を測定。その後、自己評価と自分以外の複数名に回答してもらう他者評価を経て、総合評価を行う。不適切な回答や極端な評価はAIが補正するため、信頼性の高い結果を取得できるのも強み。
応募者が多い新卒採用などの場面での一次スクリーニングに活用するのがおすすめ。採用業務の工数削減と、優秀な人材の選別に役立つ。
(出所:ミキワメ公式Webサイト)
自社の社風を分析することで、よりマッチした候補者を見極められる採用DXツール。導入後は、在籍中の従業員に心理統計学に基づいた適性検査を受けてもらい、結果をもとに導入企業の求める人物像の基準作りをサポート。部署ごとの採用基準の作成も依頼できる。基準が固まったら、応募者にも同じ適性検査を受けてもらい、マッチング度を「S~E」の14段階で表示。性格の特性や各部署との相性も表示され、自社にふさわしい人物かを客観的なデータで判断できる。適性検査は虚偽の回答を抑制する設計になっているため、一人ひとりに正直に回答してもらいやすい。
応募者一人あたり500円と手頃な価格で利用できるのも嬉しいポイント。
(出所:キミスカ公式Webサイト)
新卒採用に特化した、適性検査付きのダイレクトリクルーティングツール。学生側にはあらかじめ独自の適性検査を受けてもらい、ツールに登録してもらう仕組み。企業側は、経歴や適性検査の結果をみて、自社が欲しい人材にスカウトを送れる。適性検査の結果に沿って学生を検索することもできる。また、スカウトを送った人材と似たポテンシャルの学生が自動でレコメンドされるため、人材を検索する手間が省けるのも便利。
オプションで、自社で活躍している社員に適性検査を受けてもらい、モデル人材として基準に置くことも可能。モデル人材と一致度の高い学生にアプローチすることで、より自社にマッチした人材確保の可能性を広げられる。
(出所:harutaka公式Webサイト)
Web面接機能を通して、時間や場所にとらわれない採用体験を提供するDXツール。応募者側はアプリのインストール不要で、送られてきたURLをクリックするだけで面接に臨める。人事担当者にとって便利な点は、同ツールを使って選考評価まで完結できること。リアルタイムで面接に同席できなかった場合でも、録画データを視聴して評価の入力が行えるため、選考のリードタイム短縮につながる。また、本ツールは応募者自身が自己PR動画を撮影し、企業に送付する選考形式「エントリー動画」にも対応。文面では読み取れない雰囲気や人柄を把握するのに役立つ。
その他、実施しているWeb面接の接続状況を第三者が確認できる機能もあり、通信トラブルの早期発見、スムーズな進行につなげられる。
(出所:SOKUMEN公式Webサイト)
Web面接の実施に特化したシンプルなDXツール。導入企業側はカレンダーから日時を選び、面接者の名前とメールアドレスを入力するだけで、URL付きのメールを送付できる仕組み。応募者はそのURLをクリックするだけで面接に臨めるため、アプリのダウンロードや登録を促す必要がない。また、通信データ量を抑える設計になっており、途中で通信が切れてしまうリスクを防げる。面接画面は英語・ポルトガル語に翻訳できるので、外国人労働者を雇用したい場合にもおすすめ。
そのほか、オプションで雇用契約・派遣登録をオンライン上で行うことができる電子契約機能を搭載可能。紙の書類を用意することなく、ツール内で面接から雇用契約まで完結する動線を整えられる。
(出所:miryo+公式Webサイト)
選考辞退、内定辞退に役立つ採用DXツール。本特徴的なのが、候補者の志望度を選考中の言動で判定する「反応速度検知機能」。候補者がこちらの連絡に反応する速度を計測し、志望度合いの変化や辞退のリスクを推測。推測データから、今起こすべきアクションをアラートする設計になっており、選考辞退、内定辞退を防止する。
他にも、あらかじめ応募者に自社の志望度を入力してもらい、自社の採用意欲を縦軸、候補者の志望度を横軸にして表示する「候補者マトリクス機能」を搭載。採用担当者同士で、どの人材に積極的にアプローチすべきか認識を合わせやすくなる。また、ツール内には「面接時に聞くべきポイント」を集約。ポイントをもとに面接を進めれば、候補者とより深くコミュニケーションができ、マッチした人材を採用できる可能性が広がる。
(出所:エアリーフレッシャーズクラウド公式Webサイト)
内定者と人事担当者間のコミュニケーションを円滑化し、内定辞退防止につなげるDXツール。社内SNSのような感覚で利用でき、先輩社員の働きぶりや社内の活動を、内定者に自由に発信できる。内定者に確実に届けたい業務連絡に関しては「おしらせ機能」を使うと便利。業務連絡や添付ファイルを一括送信できるだけでなく、内定者側の既読、未読を確認できる機能があるため、未開封者にはリマインドを送ってフォローにつなげることができる。
更に、ツール内では内定者の書類の授受・管理も可能。Word、PDFなど様々な書式に対応しており、届いたファイルに不備があれば差し戻しもできる。
その他、ツール内でビジネスマナー・Excelを学べるeラーニングを無償で提供。内定者には最低限のスキルと心構えを持ってもらったうえで入社してもらう体制を整えられる。
(出所:見える化クラウド公式Webサイト)
採用した人材の費用対効果を様々な角度から分析できるDXツール。ダッシュボードには、かけた広告費に対する応募数、採用数のデータを一覧で表示。広告費を見直しが行いやすくなる。また、エリア別、職種別での応募率、採用率も把握でき、今後採用を強化すべきエリアや職種も一目瞭然に。更に求人応募者の不採用・辞退の理由もパーセンテージで可視化できるため、採用条件の調整や選考フローを見直すための検討材料になる。
導入の際は、同社が要望に合わせてデータの加工方法や活用方法を提案。既に他社のツールを使っている場合、CSVまたはExcel形式でデータを引き継ぐことができる。
昨今は、採用市場が「買い手市場」から「売り手市場」に変化しており、人材確保が困難になっている企業が増えています。また、せっかくリソースを割いて応募者に内定を出しても、ミスマッチから内定辞退や早期離職に至るケースもあり、人材が定着せず悩む企業も多いでしょう。
そういった企業が抱える課題を、採用DXを推進することで解決に導けます。応募者の受付管理の効率化はもちろん、自社にマッチする応募者の集客や選定も、DXツールにより最適化可能です。更に、採用した応募者をフォローすることで、内定辞退や早期離職のリスクを抑えられるツールや、採用状況を分析・改善していくことで採用率や採用の質を向上できるツールなどもあります。
本記事では、人材採用業務の各ステップで発生しがちな課題をまとめ、それらを解決できる採用DXツールをピックアップしました。ぜひ参考にして、自社で特に悩んでいる問題にアプローチできるツールを選んでみてください。
採用DXツールをお探しの方は、こちらからサービス紹介資料をダウンロードいただけます。
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